スマートホームの電材は、配線・照明負荷・通信機器・利用者の操作をセットで確認します。 「2線式だから既設スイッチと交換するだけ」「同じ通信規格だから全部連携できる」とは限りません。
導入前に決める操作の範囲
最初に「壁で点灯する」「部屋をまとめて消灯する」「外出先から操作する」など、必要な操作を列挙します。外出先操作を使わない部屋にまでクラウド連携を必須にすると、機器構成や引き渡しが複雑になります。
| 使いたい操作 | 確認する構成 | 完成時の確認 |
|---|---|---|
| 壁でのON/OFF | スイッチと接続負荷 | 通常操作の反応、表示状態 |
| 複数箇所から操作 | 親器・子器・リモコン | 各操作箇所が対象回路に対応しているか |
| スマートフォン操作 | アダプタ、ネットワーク、アプリ | 利用者の端末・権限で操作できるか |
| シーン・機器連携 | 対応機種、必要なハブ、対応機能 | 指定した場面で対象機器だけ動くか |
2線式でも照明の適合確認は必要
PanasonicのリンクプラスWTY2201・WTY2202のページには、接続灯数表、対象負荷、電子子器などの条件が示されています。同じ「LED」でも器具・電球の種類や接続条件で上限・下限が変わります。全製品に「最低10W」「必ず2灯」といった一つの条件を当てはめません。Panasonic リンクプラス 埋込スイッチON/OFF(2線式)。
同資料は換気扇や電磁接触器などとの組み合わせにも制限を設けています。照明用スイッチを、消費電力が小さいという理由だけで別の負荷へ流用しないでください。ちらつき等が発生したら、配線と適合を施工者・メーカーに確認し、未指定のコンデンサなどを現場判断で追加しません。
発注前の照合表
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 既設配線 | 電源方式、配線図、スイッチ箇所数、ボックスの奥行き |
| 接続する照明 | メーカー・完全型番、起動方式、台数、調光の必要性 |
| スイッチ構成 | 親器・子器・プレート・必要付属品、メーカー適合回答 |
| 通信 | ハブ・アダプタ型番、通信方式、設置位置、ネットワーク条件 |
| 利用者 | アプリの利用者、管理者、引き継ぎ・機種変更の手順 |
金属製ボックスや壁、設置距離は電波環境に影響し得ますが、材質だけで通信不能とは断定できません。予定位置で動作を確認します。通信規格への対応と、特定メーカー間で希望機能を使えることも分けて確認してください。
引き渡し時に試すこと
通常の壁操作、シーン操作、停電復帰後の状態、ネットワークが使えないときの操作を、製品の仕様に沿って確認します。ネットワーク停止の試験は他の設備への影響を調整し、利用者のアカウントで最終確認してください。
引き渡すリストには「部屋・回路名/機器型番/必要なアプリ/管理者/手動操作の方法/問い合わせ先」を残します。施工者の個人アカウントだけに設定が残らないようにします。型番・数量・希望到着日が分かるものから、見積を依頼することができます。取扱可否・価格・納期・支払条件は回答で確認してください。
関連するスマートスイッチ・配線仕様・パナソニック・リンクプラス・スマートホーム・電材・工務店・仕入れの品種・型番をお探しですか?
電材サーチでは、メーカー横断で目的の型番を素早く見つけ、そのまま見積もりを依頼できます。