富士電機(Fuji Electric) — 取扱品種・見積依頼
配線用遮断器やインバーターを製造するメーカーは数多くありますが、その中身を動かす半導体まで 自社で作っているメーカーは、実はそう多くありません。富士電機はなぜ、その数少ない1社なのでしょうか。 富士電機株式会社は配電制御機器・インバーター・UPSの大手メーカーです。 BW形配線用遮断器(MCCB)・EW形漏電遮断器、SC・SW形電磁接触器・開閉器、FRENICシリーズインバーター、 UPS(無停電電源装置)など電気設備・制御設備に欠かせない製品を幅広く製造しています。
富士電機株式会社は配電制御機器・インバーター・UPSの大手メーカーです。BW形配線用遮断器(MCCB)・EW形漏電遮断器、SC・SW形電磁接触器・開閉器、FRENICシリーズインバーター、 UPS(無停電電源装置)など電気設備・制御設備に欠かせない製品を幅広く製造しています。
富士電機の強みと主要製品の特長
低圧遮断器・電磁接触器・インバーター・UPSを自社ブランドで一貫展開
当ページで扱うBW/EW形配線用遮断器、SC/SW形電磁接触器、FRENICシリーズインバーター、UPSは、 いずれも富士電機が自社ブランドで開発・製造する製品群であり、電気設備の主要機器を 系列を問わず組み合わせて選定できる(各製品公式ページより)。
2013年以降、データセンター向け大容量UPSへも展開
公式サイトの沿革によれば、2013年以降「データセンター向け大容量無停電電源装置」の提供が 明記されている。当ページで扱うUX100・GX100シリーズは主にサーバーラック向けの小型帯だが、 上位機種としてより大容量帯までカバーする体制を持つ(公式サイト沿革より)。
パワー半導体を自社開発・生産する体制
1975年に世界に先駆けてパワートランジスタの製造を開始して以来、自社開発の半導体を 搭載したインバーターを供給してきた(公式サイト沿革より)。インバーターの性能を左右する 中核部品を外部調達に頼らない点は、配電制御機器メーカーとしては珍しい体制である。
2002年、SF6ガス不使用の環境配慮型スイッチギヤを製品化
地球温暖化係数の高いSF6ガスを使用しない環境配慮型C-GIS(キュービクル式ガス絶縁開閉装置)を 2002年に製品化した(公式サイト沿革より)。低圧の配線用遮断器・電磁接触器とは電圧クラスが 異なる製品だが、開閉装置全般での環境対応に早くから取り組んできたことがうかがえる。
選定ポイント
- 富士電機は1923年、古河電気工業とドイツ・シーメンス社の資本・技術提携による合弁会社「富士電機製造株式会社」として設立された。創業当初から遮断器・変圧器・発電機を手掛けてきた。
- 1975年に世界に先駆けてパワートランジスタの製造を開始し、自社開発の半導体を搭載したインバータを供給してきた。パワー半導体を自社生産する数少ない配電制御機器メーカーである。
- エネルギー・インダストリー・半導体・食品流通(自動販売機)の4事業を展開する総合電機メーカーであり、配電制御機器(MCCB・電磁接触器等)はインダストリー事業の一部に位置づけられる。
- 資本金475億8,606万円、連結売上高1兆2,276億円、従業員26,955名(いずれも2026年3月期時点、公式サイト会社概要より)。配電制御機器の一メーカーという枠には収まらない規模を持つ。
- 経営理念は「豊かさへの貢献」「創造への挑戦」「自然との調和」の三本柱で構成される(公式サイト経営理念ページより)。2002年にSF6ガスを使用しない環境配慮型C-GIS(ガス絶縁開閉装置)を製品化した経緯は、この理念を早くから体現した動きの一つといえる。
- 配電制御機器メーカーという枠を超え、1945〜1973年の高度成長期には初代東海道新幹線用の駆動装置を手掛けた実績を持つ(公式沿革より)。重電技術の蓄積の幅広さがうかがえる一例である。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 配線用遮断器(BW・EW形) | BW50AAG-3P050・BW100EAG-3P100E 他 | 分電盤・制御盤の電路保護 | 配線用遮断器 | 詳細を見る → |
| 電磁接触器・開閉器(SC・SW形) | SC-05・SC-4-0 他 | モーター始動・停止制御 | 電磁接触器・開閉器 | 詳細を見る → |
| FRENICシリーズ(インバーター) | FRN0.4G2S-2J・FRN0.1C2S-2J 他 | モーターの速度制御・省エネ運転 | インバーター | 詳細を見る → |
| UPS(富士電機) | UX100(PET102J1CA)・PET501J1CA 他 | サーバー・重要設備の停電対策 | 無停電電源装置 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 富士電機(Fuji Electric) |
|---|---|
| 略称 | 富士電機 |
| 主力品種カテゴリ | 配線用遮断器、電磁接触器・開閉器、インバーター、無停電電源装置 |
参考資料・出典
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よくある質問
富士電機は、なぜ配電制御機器メーカーなのに半導体まで自社で作っているのですか?
富士電機は1975年に世界に先駆けてパワートランジスタの製造を開始し、以来自社開発の半導体を 搭載したインバーターを供給してきました。配電制御機器メーカーの中でパワー半導体を自社生産する 例は多くなく、これがFRENICシリーズインバーターなど自社製品の性能・供給安定性を支える 背景の一つです。1923年に古河電気工業とドイツ・シーメンス社の資本・技術提携により 「富士電機製造株式会社」として設立された歴史も、幅広い電気機器分野を手掛ける技術基盤に つながっています。
見積フォームへ進む →富士電機の技術は身近な乗り物にも使われているのですか?
公式サイトの沿革によれば、1945〜1973年の高度成長期に初代東海道新幹線用の駆動装置を 手掛けた実績があります。配電制御機器メーカーという枠にとどまらず、重電技術を幅広く 蓄積してきた背景がうかがえます。
見積フォームへ進む →富士電機のインバータ FRN0.4C2S-2J(FRENIC-Mini C2、0.4kW 三相200V)は今後も買えますか?
代理店の回答では、FRN0.4C2S-2J は2027年6月末で受注終了の予定で、後継は FRENIC-Mini(C3)シリーズの FRN0.4C3S-2J(0.4kW 三相200V)です。 お問い合わせ時点の概算納期は約3か月でした。C2 と C3 では取付ピッチなどの寸法が異なるため、既設盤に載せ替える場合は 両機種の外形図で取付穴・奥行きを確認してから発注してください。
見積フォームへ進む →富士電機の安全ブレーカ形漏電遮断器 FG32R/30-30MA の後継品はありますか?
FG32R シリーズ(安全ブレーカ形漏電遮断器)は生産終了しており、富士電機には同形の代替品がありません。 生産終了当時の資料では他メーカー(三菱電機)の安全ブレーカへの置き換えが紹介されていましたが、三菱電機の該当品もラストオーダーを終えています。 現在は在庫品が残っていれば手配でき、無ければ盤の取付寸法に合う現行の漏電遮断器を別途選定する形になります。 盤内の写真と既設品の銘板をお送りいただければ、取付可否を含めて候補を確認します。
見積フォームへ進む →配線用遮断器の定格電流はどう選びますか?
定格電流は電路の最大電流(負荷電流)の1.25倍以上を選定するのが基本です。モーター負荷の場合は始動電流(定格電流の4〜8倍程度)に耐えるモーター専用品を選定してください。
見積フォームへ進む →電磁接触器と電磁開閉器の違いは何ですか?
電磁接触器(SC形)は主回路の開閉のみを行う部品で、過電流保護は別途サーマルリレーが必要です。 電磁開閉器(SW形)は電磁接触器とサーマルリレーを一体化した製品で、 省スペース設計と配線工数の削減に有効です。 用途・設置スペースに応じて選択してください。
見積フォームへ進む →インバーター設置時にノイズ対策は必要ですか?
インバーターは高周波ノイズを発生するため、センサー・制御配線への誘導障害防止のために ACリアクトル・EMCフィルターの追加と出力ケーブルのシールド処理を推奨します。
見積フォームへ進む →UPSのバッテリー交換はどのくらいの頻度で必要ですか?
UPSのバッテリー寿命は一般的に3〜5年(使用環境・温度により変動)です。定期的なバッテリーテストを実施し、異常検知時や寿命に達した場合は早めの交換を推奨します。
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