産業用ロボットの世界的メーカーとして知られる安川電機ですが、創業から間もない頃は事業をひとつに絞り込む決断を迫られた過去があります。 その決断が、後のロボット事業の礎にどうつながったのでしょうか。 株式会社安川電機は1915年創業、北九州市に本社を置く産業用電気機器の総合メーカーです。 インバーター・サーボドライブ・産業用ロボットを三本柱とし、世界トップクラスのシェアを誇ります。 FA(ファクトリーオートメーション)分野において高精度・高信頼性の製品を供給し、自動車・半導体・食品・物流など幅広い産業を支えています。 モーションコントロール技術とロボティクス技術を融合させたソリューションで、スマートファクトリーの実現に貢献しています。
安川電機の主力製品は汎用インバータ(現行はGA700・GA500、旧世代がA1000・V1000)、SIGMAシリーズサーボドライブ、MOTOMANシリーズ産業用ロボットです。 当サービスでは豊富な品種のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様のご依頼には迅速な見積対応をしています。
安川電機の強みと主要製品の特長
「メカトロニクス」の名付け親でありながら、商標を自ら手放した
1969年、技術者・森徹郎氏が「メカニズム」と「エレクトロニクス」を組み合わせた造語「メカトロニクス」の商標登録を出願し、1972年に登録された。 しかし同社は言葉の普及を優先して自ら商標を返上し、この造語は現在では業界の垣根を越えた世界共通語として定着している。
世界初のDCサーボモータは「止まりの良さ」から名付けられた
1958年、導体を直接モータの回転子上に配置する独自構造を持つ世界初の直流(DC)サーボモータ「ミナーシャモータ」を開発。従来モータの100倍の応答性能を実現した。 名称は「ミニマムな回転の慣性(イナーシャ)」に由来する。
汎用インバータで世界初のベクトル制御を実用化
1974年完成の小形汎用トランジスタインバータ「VS-616T」に続き、1970年代に世界で初めてベクトル制御を採用した「VS-626TV」を実用化。 製鋼設備の主軸ドライブを直流方式から交流方式へ切り替える転機となった。
北九州に本社を置く上場メーカー、資本金306億円
本社は福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号。資本金306億円、連結従業員数12,483名、連結売上収益5,421億円(2026年2月期、2026年5月27日時点の公表値)。
選定ポイント
- 1915年創業。1932年に事業領域を「電動機とその制御装置」に絞り込んだことで黒字化し、モータ・モーションコントロールを祖業とする専業体制を確立した。
- 1977年、日本初の全電気式産業用ロボット「MOTOMAN-L10」を出荷。2021年にはMOTOMANシリーズの累積出荷台数が50万台に達しており、モータ制御技術をロボットへ展開してきた歴史が長い。
- サーボモータ・インバータ・産業用ロボットを事業の柱とし、生産拠点は12カ国28拠点、約30カ国で事業展開するグローバルメーカー(2025年2月期時点)。
- 創業者・安川敬一郎の五男である安川第五郎が1915年に合資会社安川電機製作所を創立した当初の事業は、北九州における炭坑用電気品の受注製造だった。戦後も食糧増産のための農業用ポンプ電動機や、炭鉱向け電機品の増産に注力した時期があり、祖業の裾野はモータ応用製品全般に広がっていた。
- 現行の主力サーボブランド「Σ(シグマ)シリーズ」は1992年に発売を開始したブランド。1970年代後半にDCサーボからACサーボへ方針転換したのちに確立された製品群で、選定時は世代ごとの型式(SGD7S等)とエンコーダ分解能の対応関係を確認するとよい。
- 安川電機のインバーター・サーボドライブは電設・制御の現場で広く使われる定番品である。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| A1000インバーター | CIMR-AA4A0088AA・CIMR-AA2A0008FAA 他 | ポンプ・ファン・コンベヤ・クレーン・押出機など一般産業用機械の速度制御に使用します。 | インバーター | 詳細を見る → |
| V1000インバーター | CIMR-VA2A0010BA・CIMR-VA4A0023FA 他 | 工作機械・搬送装置・包装機械・空調機器など小〜中容量の速度制御用途に使用します。 | インバーター | 詳細を見る → |
| SIGMAサーボ | SGMJV-04ADA21・SGD7S-2R8A00A 他 | 半導体製造装置・工作機械・電子部品実装機・ロボット関節駆動など高精度位置決め用途に使用します。 | サーボドライブ | 詳細を見る → |
| MOTOMANロボット | GP8・GP25 他 | 自動車部品溶接・電子部品組立・食品搬送・パレタイジング・塗装・検査など産業用自動化ラインに使用します。 | 産業用ロボット | 詳細を見る → |
| MPコントローラー | MP3300・MP3200 他 | 電子部品実装機・半導体製造装置・液晶製造装置・印刷機械など多軸同期制御が必要な専用機に使用します。 | サーボドライブ | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 株式会社安川電機(Yaskawa Electric) |
|---|---|
| 略称 | 安川電機 |
| 主力品種カテゴリ | インバーター、サーボドライブ、産業用ロボット |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
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FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
安川電機はなぜモーターの会社から産業用ロボットのメーカーへと発展したのですか?
1915年の創業後、1932年に事業領域を「電動機とその制御装置」に絞り込んだことで黒字化し、モータ・モーションコントロールを祖業とする専業体制を確立しました。この技術を土台に1977年、日本初の全電気式産業用ロボット「MOTOMAN-L10」を出荷し、2021年にはMOTOMANシリーズの累積出荷台数が50万台に達しています。
見積フォームへ進む →安川電機製品の見積・購入方法を教えてください。
安川電機製品の見積・購入については松本電業株式会社の見積フォームへお問い合わせください。 型番・数量・納期をお知らせいただければお見積りに対応いたします。法人・施工業者様を中心にご対応しています。
見積フォームへ進む →安川電機のインバーターとサーボドライブの修理・メンテナンスには対応していますか?
修理・メンテナンスについては松本電業株式会社の見積フォームへご相談ください。 症状・型番をお知らせいただければ、対応方法・代替品についてご案内いたします。
見積フォームへ進む →安川電機製品の選定サポートは受けられますか?
用途・仕様・設置環境などをお聞きした上で最適な機種選定をサポートいたします。インバーター・サーボ・ロボット全般に対応しています。
見積フォームへ進む →安川電機と三菱電機・富士電機のインバーターはどう違いますか?
いずれもベクトル制御対応の汎用インバーターを展開していますが、対応通信オプションや機能ブロックの体系はメーカーごとに異なります。
見積フォームへ進む →「メカトロニクス」という言葉は安川電機が作ったと聞きましたが本当ですか?
事実です。1969年に同社の技術者・森徹郎氏が「メカニズム」と「エレクトロニクス」を組み合わせた造語として考案し、1972年に商標登録されました。 その後、言葉の普及を優先して自ら商標を返上したため、現在は業界共通の一般用語として使われています。
見積フォームへ進む →A1000インバーターの価格と納期を教えてください。
A1000シリーズは容量・仕様により価格が異なります。 松本電業株式会社の見積フォームへお問い合わせいただければ、型番をご確認のうえお見積りを対応いたします。
見積フォームへ進む →V1000とA1000の違いは何ですか?
V1000はコンパクト・低容量向けのエントリーモデル、A1000は高性能ベクトル制御対応のハイエンドモデルです。
見積フォームへ進む →SIGMAシリーズのサーボアンプとモーターの適合確認はどこで行えますか?
サーボアンプとサーボモーターの適合組み合わせについては、松本電業株式会社の見積フォームへ型番をお伝えいただければ 確認のうえご案内いたします。
見積フォームへ進む →MOTOMANロボットの導入相談・見積はどこにすればよいですか?
MOTOMANシリーズの導入相談・見積については、松本電業株式会社の見積フォームへお問い合わせください。 用途・可搬重量・リーチなど要件をお聞きし、最適なモデルをご案内いたします。
見積フォームへ進む →MPシリーズの対応軸数と通信プロトコルを教えてください。
MPシリーズはモデルにより最大62軸まで対応し、EtherCAT・MECHATROLINK-IIIをサポートしています。
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