カナレ電気株式会社(Canare) — 取扱品種・見積依頼
生中継の映像や音声が途切れることなくお茶の間へ届くとき、その裏で何十本ものケーブルが酷使に耐えていることを意識する視聴者はまずいません。 何度も巻き取られ、踏まれ、屋外の過酷な環境にさらされながら、なぜ映像・音声信号はノイズに乱れることなく安定して伝送され続けるのでしょうか。 テレビ局のスタジオから野外中継の現場まで、放送・プロ音響/映像の配線を支えているのがカナレ電気株式会社(Canare)です。 1970年に名古屋で創業し、マイクケーブルや業務用同軸ビデオケーブル、BNC型コネクタなど放送設備・音響設備向けの配線資材で長年の実績を積み重ねてきました。 東証・名証に上場しており、放送・通信インフラを支える製品を安定供給しています。
カナレ電気(Canare)は、放送局・プロ音響/映像業界向けのマイクケーブル・SDIケーブル・BNCコネクタを手がける専業メーカーです。 用途や規格(SMPTE対応など)に合わせてお選びいただけます。
カナレ電気の強みと主要製品の特長
国内主要放送局・放送機器メーカーへの直接納入実績を公開
公式サイトの会社概要ページに掲載されている取引先・納入先一覧には、NHKや民放キー局 (日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京等)に加え、ソニー・パナソニック・池上通信機・ 日立国際電気・日本無線・三菱電機といった放送機器メーカーの名前も並んでいる。
光半導体センサーの基礎研究拠点「ナノテック研究所」
1993年3月、愛知県内(当時の愛知郡長久手町)に光半導体センサーの基礎開発を目的とした 「ナノテック研究所」を開設している。ケーブル・コネクタメーカーでありながら、 自社の光半導体研究機能を持っている点はあまり知られていない。
圧着工具・同軸ケーブルストリッパも自社ラインナップ
BNC型コネクタ等の端末処理を効率化する圧着工具(TC・TCDシリーズ)や、同軸ケーブルの 被覆剥き加工に使う同軸ケーブルストリッパ(TS100シリーズ)など、施工現場の作業効率化に 直結する工具類も自社製品として展開している。
選定ポイント
- 1970年の創業から放送・プロ音響向け配線資材の専業を貫いており、汎用ケーブルより現場特化の規格対応力を重視する案件に向く。
- ISO9001(2000年)・ISO14001(2004年)を取得済みで、品質・環境マネジメント体制が公式に確認できる。
- 米国・韓国・台湾・中国・シンガポール・インド・ドイツ・UAEに拠点を持ち、海外現場を伴う放送・音響設備案件でも相談しやすい。
- 放送・プロ音響向け配線に特化した専業メーカーのため、産業用の汎用制御ケーブル等が必要な場合は総合電線メーカーとの併用を検討したい。
- 創業当初(1970年)は学校・ホテル・結婚式場向け音響設備の工事業者としてスタートしており、現場で何本ものマイクケーブルが床を這っていた問題を解消する「マルチケーブルシステム」を自社開発し通信販売を始めた1974年を境に、施工業者からケーブルメーカーへと軸足を移した経緯がある。放送・音響現場の実務課題から製品開発が始まった会社であることは、選定時に押さえておきたい背景である。
- BNC型コネクタはJIS規格(中心コンタクトの先端が尖った形状)ではなくMIL規格をベースにした形状を採用しているが、接点部の寸法はJIS規格とも整合するよう設計されており、公式FAQでは互換性に問題はないとされている。規格の違いを気にする現場担当者には、この点をあらかじめ伝えておくと安心材料になる。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| L-4E6S | L-4E6S・L-4E5C 他 | マイクケーブル、音響設備の配線 | 音響・映像ケーブル | 詳細を見る → |
| L-5CFB | L-5CFB・L-3CFB 他 | 業務用映像伝送、SDIケーブル配線 | 音響・映像ケーブル | 詳細を見る → |
| BCPコネクタ | BCP-C6HD・BCP-C5HD 他 | 同軸ケーブルの端末処理、放送・監視カメラ設備 | コネクタ | 詳細を見る → |
| 圧着工具・ストリッパ | TC-1・TCD-5HD 他 | BNCコネクタ等の圧着端末処理、同軸ケーブルの被覆剥き加工 | 工具 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | カナレ電気株式会社(Canare) |
|---|---|
| 略称 | カナレ電気 |
| 主力品種カテゴリ | 音響・映像ケーブル、通信ケーブル、コネクタ、工具 |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
カナレ電気製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
カナレ電気のケーブルは、過酷な放送・音響の現場で使われ続けても、なぜ映像や音声が乱れにくいのですか?
ノイズへの強さは、シールドの密度と伝送方式に支えられています。 マイクケーブルL-4E6Sは編組密度94%以上という高密度シールドを備えた4芯スターカッド構造で、外来ノイズを遮断しつつバランス伝送でノイズ成分を打ち消す設計です。 同軸ビデオケーブルL-5CFBもすずメッキ編組シールドとフォームPE絶縁を採用し、SMPTE 259M/292M/424M準拠の安定した映像伝送を実現しています。 1970年の創業以来、こうしたシールド構造と絶縁材料へのこだわりが、酷使される放送現場でも信号を守り抜くカナレの技術の核心です。
見積フォームへ進む →カナレ電気の製品はどのように購入できますか?
松本電業では、L-4E6Sなどのマイクケーブルから同軸ビデオケーブル、BNCコネクタまでカナレ電気の製品のお取り寄せ・お見積りに対応しております。 ご希望の品番・数量・納期をお知らせいただければお見積りいたします。Webサイトのお問い合わせフォームをご利用ください。
見積フォームへ進む →L-4E6Sの在庫は確認できますか?
はい、見積フォームで数量・納期をご確認いただけます。急ぎの現場でもまずはご一報ください。
見積フォームへ進む →L-5CFBの長尺(ドラム巻)は手配できますか?
長さ・数量をお知らせいただければ、ドラム巻での手配方法をご案内いたします。見積フォームまでお問い合わせください。
見積フォームへ進む →BCPコネクタの圧着には専用工具が必要ですか?
はい、モデルに応じた圧着ダイス・専用工具が必要になります。組み合わせでお悩みの際は見積フォームへご相談ください。
見積フォームへ進む →圧着ダイスの取り付けねじのサイズは?
カナレ公式サイトの製品FAQによれば、M4×12です。取付ねじは工具本体(TC-1)に付属しており、 通常はプラスドライバーで締められますが、1998年以前に製造されたものは六角穴付きねじのため、 締め付けに六角レンチが必要とのことです。
見積フォームへ進む →