劇場の暗がりを演出する舞台照明の技術が、まさか博物館の収蔵品になるとは——。丸茂電機株式会社は、舞台・テレビスタジオの演出照明に特化した専業メーカーです。 LEDスポットライトの「MILSシリーズ」をはじめ、フラッドライト・ボーダーライト・ホリゾントライトといった舞台照明器具、 調光操作卓・調光器などの調光システムを幅広く手がけています。 劇場・ホール・放送局のスタジオなど、舞台照明・映像照明を必要とする現場で使用されています。
丸茂電機の主力製品は、LEDスポットライト(MILSシリーズ)をはじめとする舞台照明器具(フラッドライト・ボーダーライト・ホリゾントライト)と、 調光操作卓・調光器などの調光システムです。 松本電業では丸茂電機製品のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けに、できるだけ早い見積回答を行っています。
丸茂電機の強みと主要製品の特長
東芝・NHKを巻き込んだ調光方式の転換
1961年、東芝との共同開発により半導体を用いたサイリスタ式調光装置を実用化し、NHK 101スタジオへ納入した。これによって、それまで主流だった抵抗器・変圧器式の調光から大きく舵が切られている(丸茂電機公式サイト社史)。自社単独ではなく放送局・電機メーカーを巻き込んだ技術開発が、同社の歩みには繰り返し現れる。
オートトランス式調光を世界に先駆けて実用化
1934年、東京宝塚劇場向けに「U型多分岐式調光変圧器」(通称オートトランス)を開発・納入した。この方式はその後30年以上にわたり、日本の舞台照明用調光器の主流であり続けている(丸茂電機公式サイト社史)。当時の実機は現在、同社の技術センターと山梨工場で保管されている。
学生に読まれた社内発の専門誌
1968年に創刊した「マルモライティングニュース」は、舞台・テレビ照明を学ぶ学生を中心に愛読され、2004年までに90号を発行した(丸茂電機公式サイト社史)。製品カタログとは別に、業界の技術情報を発信する媒体を自社で長く運営してきた点は意外と知られていない。
選定ポイント
- 1919年創業、2019年に創立100周年を迎えた舞台照明・調光装置の専業メーカー。1924年に歌舞伎座向けで国産初の舞台用調光器を製作した実績を持つ。
- 2025年、戦前に製造した調光装置3件が国立科学博物館の『未来技術遺産』に登録された。長期にわたる自社開発技術の蓄積が公的に評価されている。
- 国土交通大臣許可の電気工事業・機械器具設置工事業の建設業許可(特-3・般-3 第931号)を保有し、設計・開発・製造から施工・保守までを一貫対応できる体制を公式サイトで明示している。
- 劇場演出空間技術協会(JATET)正会員・日本照明工業会正会員など業界団体に複数加盟しており、舞台・スタジオ照明分野に特化した専業メーカーである。
- 資本金9,500万円、従業員203名(2025年4月現在)、本社は東京都千代田区神田須田町。代表取締役社長は丸茂英津子氏で、創業家である丸茂家の姓を引き継ぐ体制にあることを会社概要ページで公開している。
- 1945年の空襲で東京の会社施設は焼失したが、同年12月に株式会社として組織を改め、山梨県の工場で事業を再開した。以後も舞台照明専業メーカーとして事業を継続し、1919年の創業から100年を超える歴史を刻んでいる。
- 1970年に大阪で開催された日本万国博覧会(EXPO'70)の複数のパビリオンへ演出照明設備を納入した実績を公式社史で公開している。劇場・ホールだけでなく、国家的なイベント会場の照明も手がけてきた活動範囲がうかがえる。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| MILSシリーズ | MILSシリーズ・MILS-805S1-WW 他 | 劇場・ホールの舞台演出照明テレビスタジオの撮影用照明 | LEDスポットライト | 詳細を見る → |
| 舞台照明器具 | フラッドライト・ボーダーライト 他 | 劇場・ホールの舞台背景・幕の照射テレビスタジオの均一照明 | 舞台照明 | 詳細を見る → |
| 調光システム | 調光操作卓・調光器 他 | 劇場・ホールの舞台照明の一元制御テレビスタジオの照明演出制御 | 調光システム | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 丸茂電機株式会社(Marumo Denki) |
|---|---|
| 略称 | 丸茂電機 |
| 主力品種カテゴリ | 舞台照明、LEDスポットライト、調光システム |
参考資料・出典
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法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
丸茂電機の調光装置が博物館に収蔵されているというのは本当ですか?
はい、事実です。丸茂電機が戦前に製造した調光装置3件が、2025年に国立科学博物館の「未来技術遺産」に登録されました。同社は1924年に歌舞伎座向けで国産初の舞台用調光器を製作した実績を持ち、1919年の創業以来100年を超えて舞台照明・調光技術の自社開発を続けてきたメーカーです。
見積フォームへ進む →丸茂電機の製品はどこで購入できますか?
松本電業株式会社(東京都台東区台東2-4-11)にて丸茂電機の舞台照明製品のお取り寄せ・お見積りに対応しております。 Webフォームにて、法人・施工業者様向けにお見積りに対応しています。
見積フォームへ進む →丸茂電機の照明器具は特注対応できますか?
設置会場・演出内容に応じたご相談を承っております。松本電業株式会社の見積フォームまでお問い合わせください。東京都台東区台東2-4-11にて法人・施工業者様向けに迅速な見積対応を行っています。
見積フォームへ進む →丸茂電機製品の保守・部品調達は対応していますか?
舞台照明・調光システムの保守・部品調達についてもご相談を承っております。松本電業株式会社の見積フォームまでお問い合わせください。
見積フォームへ進む →丸茂電機には、発売から何十年も経ってなお現行品として売られている機材がありますか?
あります。1962年発売のフレネルレンズスポットライト「DF」は、発売から60年以上を経た現在も同社の公式製品ラインアップに掲載されています。1930年代のカタログに既に掲載されていた「T1-500W」も現行品として案内されており、開発サイクルの速い電子機器の世界では珍しい息の長さです(丸茂電機公式サイト製品ラインアップ・社史ページで確認)。
見積フォームへ進む →丸茂電機はどのような劇場・ホールへ納入実績がありますか?
帝国劇場、国立劇場、東京文化会館、日生劇場、宝塚大劇場、東京国際フォーラム、新国立劇場、博多座、御園座、京都南座など、国内を代表する劇場・ホールへの納入実績を公式社史で公開しています。新設時だけでなく、複数回の改修工事で再び選ばれている施設も複数あります。
見積フォームへ進む →MILSシリーズの導入を検討していますが相談できますか?
設置会場・用途に応じたご提案が可能です。松本電業株式会社にてご相談ください。お見積りに対応しています。
見積フォームへ進む →舞台照明器具は用途に応じて選べますか?
はい、会場の規模・演出内容に応じてフラッドライト・ボーダーライト・ホリゾントライトを使い分けます。
見積フォームへ進む →調光操作卓は既存の照明設備と組み合わせて使えますか?
丸茂電機の調光操作卓・調光器は舞台照明の明るさ・色合いを一元制御するシステムです。既存設備の仕様をお知らせいただければ、適合する調光システムをご案内します。
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