電気工事の現場で愛用されるKEIBAブランドのニッパーやプライヤー。ところがこれを作る会社は、実は美容室や理髪店でも使われる意外な製品も手がけています。 いったい何を作っているのでしょうか。 株式会社マルト長谷川工作所は、プライヤー・ニッパー・ペンチをはじめとする精密工具の専門メーカーで、「KEIBA(ケイバ)」ブランドで広く知られています。 1924年創業(1943年創立)以来、電気工事・通信工事・精密機器組立などの現場で使用されるハンドツールを一貫して製造し続けてきました。 独自の熱処理技術と精密加工技術により、切れ味・耐久性・握りやすさを高水準で実現した工具を提供しています。 電設工事・電子部品組立・ケーブル加工など幅広い用途に対応した豊富な製品ラインアップが、プロの現場で高い評価を得ています。
株式会社マルト長谷川工作所(KEIBAブランド)の主力製品は、プライヤー・ニッパー・ペンチ・精密工具など電気工事・通信工事の現場向けハンドツールです。 松本電業ではKEIBAブランドのプライヤー・ニッパー・精密工具各種のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けにスピーディーな見積回答を心がけています。
マルト長谷川の強みと主要製品の特長
創業製品は電工用ペンチではなく大工道具の「締めハタ」
公式サイトの沿革ページによれば、1924年5月に23歳(史料によっては24歳と表記)の創業者・長谷川藤三郎が個人経営で創業した当初、主力製品はペンチなどの電工用工具ではなく、大工道具や小農具、なかでも「締めハタ」(クランプ)だった。この締めハタは「ハタ金」と命名されて特許を取得し、現在に至るまで製造が続く同社最初の製品である。電気工事士向け工具メーカーというイメージからすると、出発点は少し意外な場所にある。
1943年の法人化は軍需納入がきっかけだった
沿革ページによれば、1936年に工場を拡充してペンチ・スパナ・レンチ類の生産を広げた同社は、1943年、戦時下の国家要請に応えるかたちで法人組織へ移行し「株式会社マルト長谷川工作所」となった。当時は陸海軍向けペンチ納入を主とする軍需用品製造に従事しており、終戦翌月の1945年9月に平和産業へ転換、ペンチ製造を主力に据え直している。
KEIBAの工具づくりが、ニッパー型爪切り「MARUTO」を生んだ
沿革ページによれば、1967年に大手化粧品メーカーから依頼を受けてニッパー型爪切りの製造を開始し、年間30万個以上を生産した実績がある。電気工事士向けニッパーで培った刃部の熱処理・精密加工技術を理美容分野へ転用した形で、この経験を土台に2000年代以降、爪切り・理美容鋏を扱う新ブランド「MARUTO」を設立している。KEIBAとMARUTOは源流を共有する兄弟ブランドといえる。
鍛造から熱処理・NC加工まで自社設備で一貫生産
会社概要ページによれば、鍛造用エアースタンプハンマー3台・高周波加熱装置(素材加熱用)3台のほか、バッチ式焼鈍炉、連続焼入れ焼き戻し炉、高周波加熱装置(刃部焼入れ用)3台などの熱処理炉、マシニングセンター2台・研削盤7台などのNC機を新潟県三条市の自社工場内に保有し、素材から仕上げまでを一貫生産している。
選定ポイント
- 1924年創業(1943年創立)、新潟県三条市の刃物工具産地に本社兼工場を置く老舗メーカー。鍛造・機械加工・熱処理炉を自社工場に備え一貫生産する。
- 電気工事・電子機器組立向けのKEIBAブランド(ニッパー・プライヤー等)が主力だが、爪切り・理美容鋏のMARUTOブランドも展開しており、工具専業メーカーとは事業構成が異なる。
- 生産拠点は新潟県三条市の自社工場に集約されており、海外生産品ではない。
- 1970年に強力ニッパー、1951年にペンチ類でそれぞれ日本工業規格(JIS)の表示許可を取得しており(沿革ページより)、規格適合品としての裏付けが古くからある。
- 会社概要記載の生産品目には、ニッパー・ラジオペンチ・ペンチ・ワイヤーストリッパーに加え、ピンセットやミニチュア工具などエレクトロニクス関連工具も含まれており、電設工事以外の精密作業向けラインアップも持つ。
- 代表者は4代目・長谷川直哉氏(2011年就任、会社概要より)で、創業家による経営が現在まで続いている。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| KEIBAプライヤー | T-306・SR-306 他 | 電線の曲げ・成形・つかみ、端子の取り付け、狭所での部品操作、電気工事・通信工事・電子部品組立など幅広い作業に使用。 | プライヤー | 詳細を見る → |
| KEIBAニッパー | NH-E16・N-217 他 | 電線・ケーブルの切断、電子部品リード線のカット、ケーブルタイ・結束バンドの切断、樹脂部品のゲートカットなどに使用。 | ニッパー | 詳細を見る → |
| KEIBA精密工具 | PM-11・KM-017 他 | 電子部品のリード線加工・組立、精密機器のメンテナンス、狭所での細かい配線作業、SMD部品の取り扱いなどに使用。 | 精密工具 | 詳細を見る → |
| KEIBAペンチ | FC-108・SR-107 他 | 電線のつかみ・切断・曲げ、ナットや部品の把持、電気工事・設備工事現場での多目的作業に使用。 | プライヤー | 詳細を見る → |
| KEIBA電工ペンチ | DK-21・WS-008 他 | 電線被覆の剥ぎ取り、電線の切断・曲げ、圧着端子の仮圧着、電気工事・配線工事全般の現場作業に使用。 | 精密工具 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 株式会社マルト長谷川工作所(Maruto Hasegawa) |
|---|---|
| 略称 | マルト長谷川 |
| 主力品種カテゴリ | プライヤー、ニッパー、精密工具 |
参考資料・出典
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FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
マルト長谷川工作所はKEIBA以外にどんな製品を作っているのですか?
マルト長谷川工作所は電気工事・電子機器組立向けのKEIBAブランド(ニッパー・プライヤー等)を主力としながら、爪切りや理美容鋏を扱うMARUTOブランドも展開しています。新潟県三条市の刃物工具産地に本社兼工場を置き、鍛造・機械加工・熱処理炉を自社工場に備えて一貫生産する老舗メーカーです。
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松本電業株式会社ではKEIBAブランドのプライヤー・ニッパー・精密工具のお取り寄せ・お見積りに対応しております。 Webフォームにてお問い合わせいただければ、法人・施工業者様向けにお見積りに対応いたします。 所在地は東京都台東区台東2-4-11です。
見積フォームへ進む →KEIBAの工具の在庫確認はできますか?
在庫状況は見積フォームにてご確認いただけます。 品番・サイズ・数量をお知らせいただければ、在庫の有無と納期をご案内いたします。
見積フォームへ進む →KEIBAプライヤー・ニッパーをまとめて購入したい場合も対応できますか?
はい、法人・施工業者様向けにまとめ購入・大量発注にも柔軟に対応しております。 見積フォームでメールにて数量・品番をお知らせいただければ、お見積りをご提示いたします(松本電業株式会社、東京都台東区台東2-4-11)。
見積フォームへ進む →KEIBAのプライヤーはどのサイズが電気工事に向いていますか?
電気工事には160mm前後のロングノーズプライヤーが扱いやすく、盤内配線や端子接続作業に多く使用されています。
見積フォームへ進む →KEIBAニッパーで太い電線も切れますか?
対応電線径はサイズ・品番によって異なります。用途・電線サイズに合わせた品番をご提案しますので、見積フォームにてお気軽にご相談ください。
見積フォームへ進む →ESD対応の精密工具はどのような用途に必要ですか?
ESD対応工具は静電気による破損リスクのある電子部品(IC・半導体・センサー等)を取り扱う作業に必要です。
見積フォームへ進む →絶縁グリップ付きのKEIBAペンチはありますか?
はい、1000V絶縁グリップ付きのペンチもお取り寄せ・お見積りに対応しております。活線作業に対応した製品をお探しの際は見積フォームにてご相談ください。
見積フォームへ進む →ワイヤーストリッパーで1.6mm電線の被覆を剥くのに適した製品はありますか?
1.6mm単線・2mm単線など電気工事で一般的な電線サイズに対応した製品を取り揃えております。
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