今では現場で当たり前に使われているデジタル表示式のノギス。この形式が広く普及するきっかけとなった製品を、実は日本のあるメーカーが1978年に世に送り出していたことをご存知でしょうか。 株式会社ミツトヨは1934年創業の日本を代表する精密測定機器メーカーで、神奈川県川崎市に本社を置きます。 ノギス・マイクロメーター・ハイトゲージ・3D座標測定機など幅広い精密計測器を製造・販売しており、製造業の品質管理現場で世界中に採用されています。 同社は公式サイトで自らを「精密測定業界のリーディングカンパニー」と説明しており、デジタル化・自動化に対応した計測ソリューションを提供しています。 JIS規格・ISO規格に準拠した製品群は高精度・高信頼性を誇り、機械加工・電気工事・設備保全の品質検査に欠かせない存在です。
ミツトヨの主力製品はデジタルノギス(CD-15AX系)、マイクロメーター(MDC系)、ハイトゲージ(HDS系)、3D座標測定機(CRYSTA-Apex系)です。 松本電業ではミツトヨの計測機器のお取り寄せ・お見積りに対応しています。
ミツトヨの強みと主要製品の特長
初号ロット100個中17個だけを残した品質基準の逸話
1936年、国産マイクロメータの完成に3年を費やし、ようやく完成させた最初の量産ロット100個のうち、完全な精度基準を満たした17個だけを製品として残し、 残りは工場敷地内に埋めてしまったという逸話が公式沿革ページ「ミツトヨのあゆみ」に記されている。 検査基準を緩めない創業期の姿勢は、現在のJCSS認定校正・証明書発行サービス体制にも通じるものがある。
測定工具から三次元測定機・画像測定機まで一貫生産する製品体系
マイクロメータ・ノギス・ハイトゲージなどの測定工具に加え、三次元測定機・画像測定機・形状測定機・硬さ試験機・計測用X線CTシステムまでを自社で設計・製造しており、 単体の測定工具から自動検査ラインまで幅広い精度階層の計測ニーズに対応できる製品ラインアップを持つ(公式サイト「商品」ページの分類より)。
JCSS認定校正と出張・引取りサービスによるアフターサポート体制
据付型の計測機器には出張サービス、測定工具や基準器には引取りサービスを用意し、検査・校正・修理に対応している。 JCSS認定事業者として国際MRA(ILAC-MRA)対応の校正証明書も発行でき、検査・校正から証明書発行までを一貫してサポートする体制を持つ。
選定ポイント
- 1978年発売の「デジマチックシリーズ」で計測機器のデジタル化を牽引した実績があり、データ出力・SPC連携が必要な現場ではデジタル対応モデルを軸に選ぶと後々の拡張がしやすい。
- 連結子会社43社(国内6社・欧州18社・アジア12社・北米ほか7社)を持つグローバル企業で、海外工場向けの計測器調達でも仕様の統一がしやすい。
- 1987年に販売会社「三豊商事」を吸収合併し製造と販売を一体化した体制。品番の変遷が長く追跡できるため、旧型番からの後継品・代替品の照会がしやすい。
- 創業者・沼田惠範(1897年生)は、1916年に中学卒業と同時に19歳で渡米し、1928年にカリフォルニア大学大学院を修了して統計学・景気変動学の修士号を取得。1930年に帰国して内閣資源局統計官を拝命したのち、1934年に東京・武蒲新田で研究所を開設し、当時ほぼ100%を輸入に頼っていたマイクロメータの国産化に着手した(略歴は仏教伝道協会「発願者 沼田惠範」、創業経緯はミツトヨ公式「ミツトヨのあゆみ」による)。官僚から計測器メーカー創業者へという異色の経歴を持つ。
- 国産化の初期には、1936年に完成した最初の量産ロット100個から完全無欠の17個だけを残し、残りは工場敷地に埋めたという逸話が公式沿革に記されている。同氏は1965年12月に公益財団法人仏教伝道協会を設立し、仏教聖典を世界各国のホテルへ配布する活動にも尽力した人物としても知られる。電材の選定に直接関わる情報ではないが、社名・創業者を尋ねられた際の参考知識になる。
- JCSS認定シンボル付き校正証明書の発行料金は、出張サービス利用時で目安として計測機器20,000円(税抜)、ミツトヨロゴ入りの一般校正証明書・トレーサビリティ体系図セットは5,000円(税抜)となっており、案件のISO監査要件に応じて発行書類のグレードを選び分けられる(公式サイト「証明書類発行サービス」の料金表より、2026年8月確認)。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| CD-15AX | CD-15AX・CD-10AX 他 | 機械部品の外径・内径・深さ測定、電気設備機器の寸法確認、品質管理・受入検査 | ノギス | 詳細を見る → |
| MDC-25MX | MDC-25MX・MDC-50MX 他 | 精密機械部品の外径測定、電気部品・端子の寸法検査、品質管理・精密加工現場 | マイクロメーター | 詳細を見る → |
| HDS-20C | HDS-20C・HDS-100C 他 | 機械部品の高さ・段差測定、定盤上でのスクライビング(罫書き)、品質検査・受入検査 | ハイトゲージ | 詳細を見る → |
| CRYSTA-Apex S | CRYSTA-Apex S544・CRYSTA-Apex S776 他 | 機械部品・電気部品の三次元寸法測定、CADデータとの照合・形状解析、製造ライン品質管理 | 座標測定機 | 詳細を見る → |
| SJ-210 | SJ-210・178-560-11 他 | 機械加工品の表面粗さ検査、製造ライン品質管理、受入検査での表面状態確認 | 表面粗さ測定機 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 株式会社ミツトヨ(Mitutoyo) |
|---|---|
| 略称 | ミツトヨ |
| 主力品種カテゴリ | 計測器、ノギス、マイクロメーター、ハイトゲージ |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
ミツトヨ製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
デジタル表示式のノギスは、なぜミツトヨが先駆けだと言われるのですか?
ミツトヨは1978年発売の「デジマチックシリーズ」で計測機器のデジタル化を牽引した実績があります。 データ出力・SPC連携が必要な現場では、このデジタル対応の系譜を引くモデルを軸に選ぶと後々の拡張がしやすくなります。 松本電業株式会社ではミツトヨの計測機器のお取り寄せ・お見積りに対応しております。
見積フォームへ進む →株式会社ミツトヨの製品はどこで購入できますか?
松本電業株式会社では株式会社ミツトヨの製品のお取り寄せ・お見積りに対応しております。お問い合わせフォームからご相談ください。法人・施工業者様向けに、できるだけ早い見積回答を行っています。
見積フォームへ進む →株式会社ミツトヨ製品の在庫確認や納期を知りたい
ミツトヨはノギス・マイクロメーター・ハイトゲージから3D座標測定機まで幅広く手がけているため、在庫状況・納期は品番によって差があります。 見積フォームにてお気軽にお問い合わせいただければ、松本電業株式会社(東京都台東区台東2-4-11)が迅速にご回答します。
見積フォームへ進む →株式会社ミツトヨ製品の見積依頼はできますか?
はい、デジタルノギス・マイクロメーター・ハイトゲージ・3D座標測定機など、松本電業株式会社では法人・施工業者様向けにお見積りサービスを提供しております。Webフォームよりお気軽にご依頼ください。
見積フォームへ進む →ミツトヨの計測機器はJCSS校正証明書の発行に対応していますか?
はい。ミツトヨはJCSS(Japan Calibration Service System、計量法トレーサビリティ制度)認定事業者として、ISO/IEC 17025認定取得品目についてJCSS認定シンボル付きの校正証明書やトレーサビリティ体系図の発行に対応しています。 国際MRA(ILAC-MRA)にも対応しているため、海外拠点向けの品質監査書類としても通用します。発行可否や料金の詳細は当サービスのお問い合わせフォームよりご確認ください。
見積フォームへ進む →CD-15AXは水や油がかかる現場でも使用できますか?
CD-15AXはIP67相当の防塵・防水性能を備えているため、水や切削油がかかる現場でも安心してご使用いただけます。 ご購入・在庫確認は当サービスのお問い合わせフォームよりご相談ください。
見積フォームへ進む →MDC-25MXでSPCデータ出力はできますか?
MDC-25MXはSPC出力端子を搭載しており、測定データをパソコンや統計処理装置に出力して品質管理データとして活用できます。 対応インターフェースや接続方法については当サービスのお問い合わせフォームよりご相談ください。
見積フォームへ進む →HDS-20Cでスクライビング(罫書き)はできますか?
HDS-20Cはスクライバーが標準付属しており、定盤上でのマーキング作業にもご使用いただけます。 スクライバーの取り付け方法など詳細は当サービスのお問い合わせフォームよりご確認ください。
見積フォームへ進む →CRYSTA-Apex SはCADデータと照合した測定が可能ですか?
CRYSTA-Apex SはCADデータの取り込みに対応しており、設計値と測定値の照合・形状解析が可能です。 対応CADフォーマットや詳細仕様については当サービスのお問い合わせフォームよりご相談ください。
見積フォームへ進む →SURFTEST SJ-210はJIS規格の粗さ測定に対応していますか?
SJ-210はJIS B 0601規格をはじめISO・ANSI・DIN各規格に対応しており、国内外の品質基準に対応した粗さ測定が可能です。 対応規格の詳細や見積については当サービスのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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