信明電機株式会社 — 取扱品種・見積依頼
大きな地震が起きたとき、ガスの元栓を静かに閉めているのが人の手ではなく小さな電磁部品だとしたら、少し驚きではないでしょうか。 なぜ手のひらに乗るほどの部品が、確実にガス配管を遮断するだけの力とタイミングを生み出せるのでしょうか。 地震を感知してガス配管などの設備を自動遮断する仕組みの駆動部に使われる電磁アクチュエータを1967年の設立以来手がけてきたのが信明電機株式会社です。 DCソレノイド・リニアソレノイドを中核に、ガス遮断機構や産業機器の可動部駆動にも使われる電磁制御機器を展開し、防災機器メーカーとしての顔も持っています。
信明電機は地震感知による自動遮断機構などの防災機器と、DCソレノイド・リニアソレノイドの電磁制御機器を1967年から手がけるメーカーです。 各品番の見積は松本電業が承ります。
信明電機の強みと主要製品の特長
長野県岡谷市・大町市・中国大連の3拠点生産体制
長野県岡谷市の技術開発室、長野県大町市の大町工場、中国の信明電機(大連)有限公司の3拠点でDCソレノイド等を生産している(公式サイト会社概要より)。
商社からメーカーへ転換した沿革
1967年4月12日、東京・秋葉原(千代田区神田練塀町)で電子機器部品の卸売販売会社として設立。1972年5月に長野県岡谷市に工場を開設し、 DCソレノイドの設計・製造を開始してメーカーへ転換した経緯を持つ(公式サイト会社概要・ごあいさつより)。
DCソレノイドは5タイプ、他にセンサー・電源保護機器も展開
DCソレノイドはプル型・プッシュ型、ラッチング型、スタンパー型、ヒンジ型、遅動型の5タイプを展開。 このほか金属検出用の発振型センサー(LS-10シリーズ・LS-2011等)、落雷等による遮断からブレーカを自動復帰させるオートロックブレーカーも製造している(公式サイト製品一覧より)。
創業者は中村武氏、資本金は100万円から5回の増資を経て現在の3,000万円に
公式サイトの沿革によると、1967年4月12日に東京都千代田区神田練塀町51番地で資本金100万円の電子機器自動制御部品の販売会社として中村武氏が設立。 1970年9月・1972年5月・1973年5月・1974年8月・1983年1月・1993年10月の増資を経て資本金3,000万円(現行値)に至った。 代表取締役は1977年10月に中村武氏、2000年9月に中村均氏、2016年10月に栁原伊澄氏(現社長)が就任している(公式サイト会社概要・沿革より)。
DCソレノイド以外にもトルクセンサー・オプトセンサー・立体駐車機落下防止装置を開発してきた歴史を持つ
公式サイトの沿革によると、1984年1月にトルクセンサー(2024年時点で生産中止)、1991年10月にショートセンサー、1992年10月にオプトセンサー・近接センサーの本格生産を開始したほか、 1997年10月にはCCTV用オートアイリスレンズコネクター・RFモジュールの開発も行っている。 さらに2008年5月には株式会社ハイプロテックと業務提携し、立体駐車機の落下防止装置「セーフクロー」を共同開発、2009年6月に販売を開始した。 ただしこれらのうち現行の公式製品一覧(service.html)に掲載されているのはDCソレノイド・発振型センサー・オートロックブレーカーのみで、 トルクセンサーは生産中止、ショートセンサー・オプトセンサー・RFモジュール・セーフクローは現行の製品一覧に掲載がないため、 発注検討時は現在の取扱状況を個別に確認する必要がある(公式サイト会社概要・沿革、製品一覧より)。
社名「信明」は「信用第一」と「明るい社会への願い」から
公式サイトの社長ごあいさつによると、社名の「信」は信用第一の意を、「明」は明るい職場・明るい家庭・明日の社会がより明るくあってほしいという願いを込めて名付けられたという。 1967年、東京・秋葉原で電子機器部品の卸売販売会社として掲げたこの名を、DCソレノイド専業メーカーへ転じた後も社名として引き継いでいる(公式サイト ごあいさつより)。
本社は約57年間、千代田区神田エリア内での移転を重ね、2024年に初めて区外へ
公式サイトの沿革・新着情報によると、1967年の設立地・千代田区神田練塀町を皮切りに、練馬区中村南(1970年、営業所兼工場)を経て、 千代田区外神田(1970年・1982年)、神田松永町(1988年・1994年)、神田佐久間町(2018年)と、一貫して千代田区神田周辺での本社移転を重ねてきた。 2024年3月、初めて千代田区を離れ港区西新橋の現住所へ移転している(公式サイト会社概要・沿革、新着情報より)。
1980年に岡谷第二工場を増設して生産倍増、同年内に6,000万円を投じ自動化
公式サイトの沿革によると、1972年に長野県岡谷市へ進出してから8年後の1980年4月、岡谷第二工場を開設してDCソレノイドの生産能力を倍増させている。 さらに同年10月には約6,000万円の設備投資により工場内の自動化を進めており、DCソレノイド需要の伸びに応じて短期間で生産体制を拡張してきた経緯がうかがえる(公式サイト会社概要・沿革より)。
生産拠点を置く長野県岡谷市・大町市の立地背景
公式サイトの会社概要によると、岡谷市はかつて生糸の町として栄え、海から遠く湿度が低い環境が時計・カメラ・顕微鏡等の精密機器の生産に適していたことから、 長野県内有数の工業地区へと発展した土地とされる。大町工場は北アルプスの麓に位置し、この二つの町を結んでDCソレノイド等の製品が生産されている(公式サイト会社概要より)。
選定ポイント
- 1967年設立、長野県岡谷市・大町市の自社工場に加え中国・大連にも生産拠点を持ち、DCソレノイドを50年以上手がけてきた専業メーカー。
- 2021年、同業の東邦電気株式会社と合弁で日本アクチュエータ株式会社を設立し、両社のソレノイド製品の営業・販売機能を統合している。
- 資本金3,000万円、従業員数約40名(公式サイト会社概要より)。設立当初は電子機器部品の卸売商社だったが、1972年に長野県岡谷市に自社工場を構えてDCソレノイドの開発・製造専業メーカーへ転換した経緯を持つ。
- DCソレノイドはプル型・プッシュ型のほか、保持力に優れるラッチング型、FAX等の押印に使うスタンパー型、開閉動作用のヒンジ型、動作を遅らせる遅動型まで5タイプを展開しており、用途に応じた形式選定が可能。
- 公式サイトの沿革には、トルクセンサー(1984年開発、2024年時点で生産中止)、ショートセンサー(1991年)、オプトセンサー・近接センサー(1992年)、立体駐車機落下防止装置「セーフクロー」(2008年に株式会社ハイプロテックと業務提携し共同開発、2009年販売開始)など、DCソレノイド以外の製品開発の記録がある。ただし現行の公式製品一覧に掲載されているのはDCソレノイド・発振型センサー・オートロックブレーカーの3系統のみのため、これら過去製品は現行の取扱品ではない前提で選定・見積を検討する必要がある。
- 公式サイトの会社方針(品質方針・環境方針)には、品質・納期・コストについて万全を期す方針と、品質目標を数値化して進捗・結果から問題点を把握し継続的改善に取り組む姿勢が明文化されている(公式サイト会社方針より)。発注先の品質管理体制を確認したい場合の参考情報となる。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| DCソレノイド | SS-103-501・SS-061-501C 他 | ガス遮断機構、産業機器の可動部駆動 | 電磁アクチュエータ | 詳細を見る → |
| 発振型センサー | LS-10W・LS-10W-NPN 他 | 金属の近接検出、自動制御機器の位置・通過検出 | センサー | 詳細を見る → |
| オートロックブレーカー | オートロックブレーカー | 誘導雷の多発地域におけるホテル・工場・店舗の設備電源、携帯電話基地局電源、自動販売機等の無人設備 | 電源保護機器 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 信明電機株式会社 |
|---|---|
| 略称 | 信明電機 |
| 主力品種カテゴリ | 電磁アクチュエータ、防災機器、センサー、電源保護機器 |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
信明電機製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
小型のDCソレノイドが、なぜガス遮断のような確実な動作が求められる場面で使われるのですか?
ソレノイドは通電すると内部の可動鉄芯(プランジャ)が磁力によって瞬時に引き込まれたり押し出されたりする構造で、モーターのような複雑な伝達機構を介さないぶん、通電と同時にほぼ遅れなく動作します。 可動部がシンプルで信頼性が高いため、地震発生時に一瞬の遅れも許されない感震ガス遮断機構に適しています。 信明電機は1967年の設立以来、電圧6V〜24Vのプル型・プッシュ型DCソレノイドを主力に、この電磁アクチュエータ技術を防災機器・産業機器の可動部駆動に生かしています。
見積フォームへ進む →信明電機の製品はどのように購入できますか?
松本電業株式会社では信明電機のDCソレノイドをはじめとする電磁制御機器をご案内しております。 ご希望の品番・数量・納期をお知らせいただければお見積りいたします。写真や型番リストの添付も可能な見積フォームからどうぞ。
見積フォームへ進む →DCソレノイドにはどんなタイプがありますか?
信明電機の公式サイトによると、DCソレノイドはプル型・プッシュ型、保持力に優れるラッチング型、FAX等の押印に使われるスタンパー型、 開閉動作用のヒンジ型、動作にタイムラグを持たせる遅動型の5タイプが展開されています。 用途例としてガス自動遮断弁、電力ブレイカー、自動水洗トイレ用電磁弁、電子錠などが公式サイトに掲載されています。品番ごとの仕様は見積フォームからお問い合わせください。
見積フォームへ進む →信明電機はDCソレノイド以外にどんな製品を扱っていますか?
公式サイトの製品一覧によると、DCソレノイドのほか、金属を検出する発振型センサー、落雷等で遮断されたブレーカを自動復帰させる オートロックブレーカーを製造・販売しています(トルクセンサーは2024年時点の公式サイト新着情報で生産中止と案内されています)。 いずれもお取り寄せ・お見積りは松本電業株式会社が対応します。
見積フォームへ進む →1972年に長野県岡谷市へ進出する前、信明電機はどこで何をしていましたか?
公式サイトの会社概要・沿革によると、1967年の設立から3年後の1970年8月、東京都練馬区中村南に営業所兼工場を設立し、電子部品のアッセンブリ(組立)を開始しています。 その2年後の1972年5月に長野県岡谷市へ工場を開設してDCソレノイドの設計・製造を始めており、練馬での組立事業を経てから岡谷でのメーカー転換に至った経緯があります。
見積フォームへ進む →「信明電機」という社名にはどんな由来がありますか?
公式サイトの社長ごあいさつによると、「信」は信用第一を、「明」は明るい職場・明るい家庭・明日の社会がより明るくあってほしいという願いを込めて名付けられたとされています。 1967年の設立時からこの社名を掲げ、電子機器部品の卸売販売会社からDCソレノイド専業メーカーへと歩みを進めてきました。
見積フォームへ進む →ソレノイドの選定はどのように相談すればよいですか?
必要な吸引力・ストローク・電圧をお知らせいただければ、適合品を選定してご提案いたします。お急ぎの場合は見積フォームからご連絡ください。
見積フォームへ進む →発振型センサーはどのように選定すればよいですか?
検出したい金属の材質・検出距離・必要な負荷電流・使用環境(温度・湿度)をお知らせいただければ、適合品を選定してご提案いたします。
見積フォームへ進む →オートロックブレーカーはどんな仕様を選べますか?
公式サイトによると、遮断電流は5A・10A・15A・20A・30A・50A以上から、復帰待ち時間は5秒・10秒・30秒・60秒・300秒から選択できます。 供給電源はAC100V(50/60Hz)のほかAC200V・3相にも対応可能です。形式・形状はお客様のご要望に応じた特注品となるため、詳しくはお問い合わせください。
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