タキロンシーアイ株式会社は、2017年にタキロン(株)とシーアイ化成(株)の経営統合により誕生した総合樹脂加工メーカーです。 建築資材・シビル事業(採光建材・住宅資材・管工機材・床材・建装資材等)、高機能材事業、フィルム事業、電子部品事業を展開しており、当サービスでは同社の住宅資材(雨樋)を取り扱っています。
タキロンシーアイの取扱製品は塩化ビニル製雨樋(軒樋・縦樋・継手・サイホン雨どいシステム等)です。 当サービスでは豊富な品種のお取り寄せ・お見積りに対応しています。
タキロンシーアイの強みと主要製品の特長
2017年の経営統合で誕生したグループ従業員約3,000名の総合樹脂加工メーカー
タキロン(株)とシーアイ化成(株)の経営統合により発足。グループ従業員数は約3,000名、連結売上高は1,419億円(2024年度)、 国内製造拠点26カ所・海外製造拠点4カ所を持つ(2025年3月31日時点、公式サイトより)。
建築資材・高機能材・フィルム・電子部品の4事業を展開
建築資材・シビル事業(採光建材・住宅資材・管工機材・床材・建装資材・水災対策製品・インフラマテリアル)、 高機能材事業(プレート・切削用材料)、フィルム事業(アグリ関連・シュリンクフィルム・ジッパー)、 電子部品事業(マイクロモータ)の4分野を展開する総合樹脂加工メーカー。 電線管(VE管・PF管・CD管)などの電設資材は事業領域に含まれない。
1958年の硬質塩化ビニル波板製造開始が住宅資材事業の起点
前身のタキロン(株)は1958年に押出製法による硬質塩化ビニル波板の製造を開始。 これを契機に建築資材事業へ本格進出し、 雨どい・排水ますなど住宅資材を次々に商品化して事業領域を拡大してきた(公式サイト沿革より)。
社名「タキロン」は創業家の「瀧川」とナイロン・ビニロンの語尾「ロン」の合成語
1959年8月、前身の瀧川セルロイド株式会社は社名を「タキロン化学株式会社」に変更。 創業者瀧川佐太郎の「瀧川」の「タキ」に、 当時最先端だった高分子化学素材ナイロンやビニロンの語尾「ロン」を組み合わせて名付けられたという(公式サイト沿革より)。
可燃性のセルロイドに代わる新素材として塩化ビニルの研究に着手したのが現在の建材事業の起点
前身のタキロン(株)はセルロイド専業メーカーとして創業したが、戦後、燃えやすいセルロイドに代わる新素材として塩化ビニルの 研究に着手。 1955年に網干工場で硬質塩化ビニル板「タキロンプレート」の販売を開始し、これが波板・雨どいなど 建築資材事業へ展開する土台となった(公式サイト沿革より)。
1972年、コンクリート製が主流だった排水ますを業界に先駆けてプラスチック化
前身のタキロン(株)は1972年、ポリプロピレン製排水ますの販売を開始。 当時コンクリート製が主流だった排水ますを、 同社が初めてプラスチックで製造したとされる(公式サイト沿革より)。 なお排水ます自体は現在タキロンシーアイグループの 管工機材カテゴリーの製品であり、当サービスが直接取り扱うのは雨樋製品のみである。
選定ポイント
- 2017年4月にタキロン(株)とシーアイ化成(株)が経営統合して現社名になった、比較的新しい統合会社。
- 前身のタキロン(株)は1919年創業のセルロイド工業所を起源とし、100年超にわたる樹脂加工技術の蓄積を持つ。
- 建築資材・シビル事業(採光建材・住宅資材・管工機材・床材等)、高機能材事業、フィルム事業、電子部品事業を展開する総合樹脂メーカー。電線管(VE管・PF管・CD管)や「エフレックス」(古河電気工業のブランド)は取り扱っていない点に注意。
- サイホン雨どいシステム「ジェットライン」は2005年4月発売。サイホン現象により排水能力は在来型雨どいの1.5倍以上、たてどいは40mm×40mm角型のスリム形状で本数を在来型の半分以下に抑えられる(技術資料より)。
- ジェットライン(J135/T15)の材質は本体が硬質塩化ビニル樹脂+外周表層高耐候処理、部品が高耐候性樹脂。カラーは6色展開(ブラック・カーボンブラウン・ピュアホワイト・スモークホワイト・ベージュ・メロウグレー)(技術資料より)。
- ジェットラインの積算基準(技術資料より):落し口1箇所が負担できる軒どい長さは片側15m以内、屋根投影面積は降雨強度100mm/hで80㎡が目安。積雪・強風地域では軒金具の取付けピッチが変わるため、設置地域の条件確認が選定時に必要。
- サイホン雨どいシステム「ジェットライン」はJ135/T15とJ170/T15の2規格があり、排水能力はJ135が3.3L/sec、J170は4.0L/secとより大きな屋根に対応する。落し口1箇所が負担できる軒どい長さの上限(最大離隔距離)もJ135の片側15mに対しJ170は片側20mとより長い(J170技術資料より)。
- ジェットラインの積算基準では、高低差(落差)のない「合流部」ではサイホン現象が発生しないため、その区間は屋根投影面積を通常より小さい上限(降雨強度120mm/hの場合33㎡以下)に抑えて設計する必要がある。屋根形状によって落し口配置の考え方が変わる点は、現場の見積・施工で見落としやすい注意点である(J170技術資料の積算基準より)。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 雨樋 | サイホン雨どいシステム ジェットライン J135/T15・サイホン雨どいシステム ジェットライン J170/T15 他 | 住宅・建築物の軒先雨水処理屋根からの雨水排水 | プラスチック管材 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | タキロンシーアイ株式会社(Takiron CI) |
|---|---|
| 略称 | タキロンシーアイ |
| 主力品種カテゴリ | プラスチック管材 |
参考資料・出典
- タキロンシーアイ株式会社 企業情報(事業概要・従業員数・売上高・拠点数)
- タキロンシーアイ株式会社 沿革
- タキロンシーアイ株式会社 製品情報(事業分野一覧)
- タキロンシーアイ株式会社 住宅資材(雨どい製品一覧)
- タキロンシーアイ株式会社 サイホン雨どいシステム(電子カタログ ジェットラインJ135・J170)
- サイホン雨どいシステム ジェットライン J135 技術資料
- サイホン雨どいシステム N135/T15 技術資料
- 半丸どい(軒どい) 電子カタログ
- 大型角どい 製品情報(前上り・折板型・谷型、住宅資材製品ページ内)
- シェイプリーラインTRU(角軒どい) 電子カタログ
- サイホン雨どいシステム J170/T15 技術資料
- タキロンシーアイ株式会社 会社概要(創立・設立・資本金・従業員数等)
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よくある質問
タキロンシーアイという社名は、なぜ2017年にできたばかりなのに「老舗メーカー」と言われるのですか?
現在の「タキロンシーアイ株式会社」は、2017年4月にタキロン(株)とシーアイ化成(株)が経営統合して誕生した比較的新しい社名です。ただし雨樋事業を含む建築資材事業を継承する前身のタキロン(株)は1919年創業のセルロイド工業所を起源としており、100年を超える樹脂加工技術の蓄積が今の製品に受け継がれています。
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