世界43カ国に76の拠点を構えるケーブルメーカーと聞くと、投資ファンドの傘下に入った多国籍グループを思い浮かべるかもしれません。 しかしこの会社は1978年の創業から現在に至るまで、創業家の手で経営が続けられています。なぜでしょうか。 ヘルカベル・ジャパン株式会社は、ドイツに本拠を置くケーブル専門メーカーHELUKABEL GmbHの日本法人です。 産業用ケーブル・高柔軟ケーブル・ロボットケーブルを中心に、FA・自動化・食品機械など幅広い用途向けの製品を展開しています。 EMC対応シールドケーブルや超高屈曲耐久ケーブルなど、厳しい環境条件に対応した高品質ケーブルを提供しています。 ドイツ品質の製品を日本市場向けにローカルサポートとともに供給しています。
ヘルカベルの主力製品は、可動用高柔軟制御ケーブル(JZシリーズ)、ロボット用ケーブル(ROBOFLEXシリーズ)、EMC対応シールドケーブル、食品機械用ケーブルです。 当サービスでは主要品種のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けに、できるだけ早い見積回答を行っています。
ヘルカベルの強みと主要製品の特長
創業者が今も経営に携わるファミリー企業
1978年にHELU KABEL GmbHとしてドイツで創業し、現在も創業者ヘルムート・ルクシュ氏が代表取締役を務めています(公式サイト「HELUについて」より)。 息子のマルク・ルクシュ氏も総営業・マーケティング担当の取締役として経営に加わっており、親子二代にわたる家族経営が続いています。
独自の研究開発センターで実機テストを実施
独ニュルンベルク近郊のWindsbachに研究開発拠点を持ち、ケーブルを曲げる・引っ張る・こすりつける・燃やすといった耐久試験を 新製品ごとに実施しています(公式サイトより)。
世界17拠点の製造・組立体制と33,000点規模の在庫
世界43カ国76拠点のうち17カ所を製造・組立拠点とし、33,000点規模の在庫と24時間配送体制を敷いています(公式サイトより)。
自社太陽光発電設備を保有
ISO9001・ISO14001・ISO50001の認証に加え、自社所有の太陽光発電設備(総発電容量1,250kW以上)を保有しており、 環境負荷低減に取り組んでいます(公式サイトより)。
2026年に社名・ブランドを「HELUKABEL」から「HELU」へ刷新
2026年、グループ全体のブランドアイデンティティを「HELUKABEL」から「HELU」へ統合しました(公式サイト沿革ページより)。 カタログや資料で新旧のブランド表記が混在する時期のため、選定時はご留意ください。
選定ポイント
- 1978年にドイツで創業したファミリー企業で、現在も創業家が経営に携わっている。特定の産業機械メーカー系列に属さない独立系サプライヤーのため、汎用設計のケーブルを幅広く比較検討したい案件に向く。
- ISO9001(品質)・ISO14001(環境)・ISO50001(エネルギー)を取得済み(公式サイトより)。認証要件がある調達案件でも確認しやすい。
- 世界43カ国に76拠点、うち製造・組立拠点は17カ所(公式サイトより)。在庫品目は33,000点規模とされ、多品種・小ロットの取り寄せに対応しやすい体制。
- 独自の研究開発拠点(独Windsbach、ニュルンベルク近郊)を持ち、屈曲・引張・摩耗・難燃性などの実機テストを新製品ごとに実施している(公式サイトより)。品質保証の裏付けを重視する調達案件でも確認しやすい。
- 2026年に社名・ブランドを「HELUKABEL」から「HELU」へ刷新している(公式サイト沿革ページより)。カタログ・型番資料で新旧ブランド表記が混在する時期にあたるため、発注時は品番と合わせて確認するとよい。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| JZシリーズ | JZ-HF-CY / OZ-HF-CY・JZ-HF / OZ-HF 他 | ケーブルチェーン(エネルギーチェーン)内配線ロボットアーム可動部FA機器の可動軸配線 | 高柔軟ケーブル | 詳細を見る → |
| ROBOFLEXシリーズ | ROBOFLEX 2001・ROBOFLEX 2001-C 他 | 産業用ロボットの関節・アーム部配線溶接ロボット周辺配線高サイクル搬送ロボット | ロボットケーブル | 詳細を見る → |
| EMCシールドケーブル | TOPFLEX-EMV-UV-2YSLCYK-J・TOPFLEX-EMV-UV-3-PLUS-2YSLCYK-J 他 | インバータ・サーボアンプ周辺配線CE指令対応機械設備制御盤内配線 | 産業用ケーブル | 詳細を見る → |
| 食品機械用ケーブル | TRAYCONTROL 300シリーズ・TOPFLEX 600 VFD 他 | 食品製造ライン飲料・乳製品工場高圧洗浄が必要な食品加工設備 | 産業用ケーブル | 詳細を見る → |
| 産業用制御ケーブル | HELUPOWER THERMFLEX 145・HELUTHERM(UL Style 3512) 他 | 制御盤内配線機械設備の固定配線屋外設備配線 | 産業用ケーブル | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | ヘルカベル・ジャパン株式会社(Helukabel Japan) |
|---|---|
| 略称 | ヘルカベル |
| 主力品種カテゴリ | 産業用ケーブル、高柔軟ケーブル、ロボットケーブル |
参考資料・出典
- HELU について
- HELUKABEL Japan トップページ
- PURö-JZ-HF / PURö-J-HF / PURö-OZ-HF(ドラッグチェーン用ケーブル)
- HELUKABEL ROBOTICS(ROBOFLEXシリーズ)カタログ
- TOPFLEX-EMV-UV-2YSLCYK-J 製品ページ
- ECOLAB Approved Cables and Wires(食品機械用ケーブル)
- HELUPOWER 1000 RV-K & 1100 RZ1-K
- TRAYCONTROL 300-C TP(ECOLAB®認証食品機械用ケーブル)
- TOPFLEX 600 VFD(可変速インバータ用モーターケーブル)
- HELUWIND WK POWERLINE ALU(風力発電用ケーブル)
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
ヘルカベル製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
なぜ世界的な規模になった今も、創業家が経営を続けているのですか?
ヘルカベルは1978年にドイツで創業したファミリー企業で、現在も創業家が経営に携わっています。特定の産業機械メーカー系列に属さない独立系サプライヤーとして、汎用設計のケーブルを幅広く展開する戦略を貫いてきたことが、規模拡大後も独立経営を維持できている背景にあります。現在は世界43カ国に76拠点(うち製造・組立拠点17カ所)を展開し、在庫品目は33,000点規模とされています。
見積フォームへ進む →ヘルカベルのケーブルはどこで購入・見積できますか?
ヘルカベル・ジャパン製品は松本電業株式会社を通じてご購入・ご見積が可能です。 法人・施工業者様向けにお見積りに対応しておりますので、Webフォームよりお問い合わせください。 松本電業株式会社の所在地は東京都台東区台東2-4-11です。
見積フォームへ進む →ヘルカベルのカタログや技術資料は入手できますか?
はい、松本電業株式会社の見積フォームへお問い合わせいただくか、ヘルカベル公式サイト(https://www.helu.com/jp-ja/home/)よりダウンロードいただけます。 製品選定のご相談も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。
見積フォームへ進む →ヘルカベルの製品は小ロットから購入できますか?
製品・品番によって最小発注数量が異なります。在庫状況や最小ロット対応について個別にご案内いたします。
見積フォームへ進む →JZシリーズのケーブルチェーン対応の最小曲げ半径はどのくらいですか?
品番・外径によって異なりますが、一般的に外径の5〜7倍程度が推奨最小曲げ半径となります。 詳細な仕様は品番ごとにカタログをご確認いただくか、松本電業株式会社の見積フォームへお問い合わせください。
見積フォームへ進む →ROBOFLEXシリーズはどの産業用ロボットメーカーの機種に対応していますか?
ROBOFLEXシリーズは特定メーカー専用品ではなく汎用設計のため、ファナック・安川電機・ABB・KUKAなど主要メーカーのロボットに幅広く対応しています。
見積フォームへ進む →EMC対応シールドケーブルの接地(アース)方法を教えてください。
シールドの両端接地が基本ですが、用途によっては片端接地が適切な場合もあります。 接地方法の詳細は松本電業株式会社の見積フォームへご相談いただくか、ヘルカベルの技術資料をご参照ください。
見積フォームへ進む →食品機械用ケーブルはHACCP対応設備に使用できますか?
はい、ヘルカベルの食品機械用ケーブルはFDA・EC食品接触規制に適合した素材を使用しており、HACCP対応設備への採用実績があります。
見積フォームへ進む →産業用制御ケーブルのIEC規格とUL規格の違いは何ですか?
IECは国際標準規格(欧州・アジア向け)、ULは米国安全規格であり、対象市場・試験方法が異なります。
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