小規模な受注生産メーカーというと部材を外部調達に頼るイメージがあるかもしれませんが、治部電機は変圧器の心臓部といえる鉄心材料まで自社生産しています。 治部電機株式会社(Jibu Electric)は、産業用変圧器(トランス)の受注生産を専門とするメーカーです。 単巻・複巻変圧器、三相から単相へ変換するスコット変圧器・逆V変圧器、耐電圧試験用の試験用変圧器、低損失なアモルファス変圧器など、幅広いトランス製品を製造しています。 標準品だけでなく、電圧・容量・冷却方式(乾式・油冷式)を用途に合わせて設計するカスタム対応にも強みを持ちます。 兵庫県尼崎市の自社工場で製造を行い、ISO9001・ISO14001の認証を取得しています。
治部電機の主力製品は産業用変圧器(単巻・複巻変圧器、スコット変圧器、試験用変圧器、アモルファス変圧器)です。 松本電業では治部電機の変圧器・トランスのお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けに、できるだけ早い見積回答を行っています。
治部電機の強みと主要製品の特長
乾式自冷型変圧器はA種〜H種の絶縁耐熱クラスに対応
電気絶縁油を使わない乾式自冷型変圧器は、使用する絶縁物によりA種(105℃)・E種(120℃)・B種(130℃)・ F種(155℃)・H種(180℃)の許容最高温度クラスに分かれる。治部電機の製作範囲は6.6kV以下・約300kVAまで (公式サイト製品ページによる)。
アモルファス変圧器は無負荷損失を珪素鋼板比1/3〜1/6に低減
鉄心にアモルファス合金を使うことで、ヒステリシス損の低減・板厚が珪素鋼板の約1/10であることによる渦電流の 低減・電気抵抗が珪素鋼板の約3倍であることによる渦電流のさらなる低減という3つの要因が重なり、無負荷損失を 1/3〜1/6まで抑えられる(公式サイト「省エネ・エコ」ページによる)。2014年度のトップランナー基準もクリアしている。
2018年にアモルファスコア専門の子会社を設立
2018年8月、アモルファスコアの製造・販売を専門とするアモルファスコア販売株式会社(Amcore)を設立。 従業員22名の受注生産メーカーでありながら、コア単体の外販に対応する専門会社を別法人として持つ。
輸入設備の電圧不整合に対応した昇降圧トランスの受注実績
公式サイトの導入事例では、200V→460V・420V→400Vなど輸入機器と国内電源の電圧差を解消するための 昇圧・降圧トランスの受注例が紹介されている。ブレーカー投入時の突入電流リスクに配慮したオーダーメイド設計 (91.8kVA昇圧変圧器)の事例もある。
選定ポイント
- 1964年に大阪市淀川区で創業し、2005年に株式会社化。産業用変圧器の受注生産を専門とし、標準品よりも電圧・容量・冷却方式を個別設計するカスタム対応に強みを持つ。
- 2010年にアモルファス変圧器の生産を開始し、2017年にはアモルファスコアの自社生産まで内製化。低損失・省エネ型の変圧器を材料段階から一貫生産できる体制を構築している。
- ISO9001(2002年)・ISO14001(2009年)を取得しており、受注生産品でも一定の品質・環境マネジメント体制のもとで製造されている。
- 資本金8000万円・従業員22名(公式サイト会社概要による)。1983年に有限会社治部電機製作所として法人化し、2005年に株式会社化した。代表取締役社長は治部健氏。
- 2010年に大阪市ものづくり優良企業賞を受賞。2013年には本社・豊中工場の製造部門を尼崎の拠点へ統合し、生産体制を集約した。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 単巻・複巻変圧器 | 単巻変圧器・複巻変圧器 他 | 工場設備の電圧変換、制御盤・生産設備への電源供給、絶縁が必要な回路への電源分離 | 産業用変圧器 | 詳細を見る → |
| スコット変圧器 | スコット変圧器・逆V変圧器 | 三相電源から単相2系統への変換、単相負荷設備への電力供給、動力系統からの単相電源取り出し | 産業用変圧器 | 詳細を見る → |
| 試験用変圧器 | 試験用変圧器・自己補償型交流耐電圧試験装置 | 電気機器・絶縁材料の耐電圧試験、製品検査工程での高電圧印加試験、出力電圧の可変制御が必要な試験設備 | 試験用機器 | 詳細を見る → |
| アモルファス変圧器 | アモルファス変圧器・珪素鋼板変圧器 他 | 常時通電設備での省エネルギー化、無負荷損失の低減が求められる設備、環境配慮を重視する設備更新 | 産業用変圧器 | 詳細を見る → |
| 乾式自冷型変圧器 | A種絶縁・E種絶縁 他 | ビル・施設の電源変圧器、防火性能が求められる設置環境、絶縁油の維持管理を避けたい設備 | 産業用変圧器 | 詳細を見る → |
| 位相制御用変圧器 | 位相制御用変圧器 | 耐電圧試験装置との組み合わせによる印加電圧の調整、試験設備における出力電圧の段階的制御 | 試験用機器 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 治部電機株式会社(Jibu Electric) |
|---|---|
| 略称 | 治部電機 |
| 主力品種カテゴリ | 産業用変圧器、トランス、試験用機器 |
参考資料・出典
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型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
治部電機はアモルファス変圧器の鉄心(コア)も自社で作っているのですか?
はい。治部電機は2010年にアモルファス変圧器の生産を開始し、2017年にはアモルファスコアの自社生産まで内製化しました。 低損失・省エネ型の変圧器を材料段階から一貫生産できる体制を構築しています。 受注生産を専門とする企業ながら、標準品にはない技術的な強みを持っています。
見積フォームへ進む →治部電機の変圧器(トランス)を購入したい場合、どこに問い合わせればよいですか?
松本電業株式会社(東京都台東区台東2-4-11)では治部電機の産業用変圧器のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けにスピーディーな見積回答を心がけています。 当サービスのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。 ご来社でのご相談も承っております。
見積フォームへ進む →治部電機の変圧器は特注仕様で製作してもらえますか?
治部電機は産業用変圧器の受注生産を専門としており、電圧・容量・冷却方式などを用途に合わせて設計する特注対応が可能です。
見積フォームへ進む →治部電機製変圧器の納期はどのくらいかかりますか?
受注生産のため、仕様・容量により納期は異なります。 お急ぎの場合は見積フォームにてご相談いただければ、可能な範囲で納期確認を含めてご回答いたします。
見積フォームへ進む →治部電機の会社概要(資本金・従業員数・代表者)を教えてください。
公式サイトの会社概要によると、資本金8000万円、従業員22名です。 代表取締役社長は治部健氏、所在地は兵庫県尼崎市道意町6丁目48-3、事業内容は変圧器および磁気コイルの製造販売です。
見積フォームへ進む →治部電機は海外製設備の電圧変換にも対応できますか?
公式サイトの導入事例では、アメリカからの輸入機器向けに200V→460Vへ昇圧するオーダーメイド変圧器(120kVA・40kVA)や、海外製設備を国内電源に接続するための420V→400V降圧変圧器(50kVA、製鋼所向け)などの受注実績が紹介されています。
見積フォームへ進む →単巻変圧器と複巻変圧器はどちらを選べばよいですか?
コスト重視で絶縁が不要な用途には単巻変圧器、ノイズ対策や安全上の絶縁が必要な用途には複巻変圧器が適しています。
見積フォームへ進む →スコット変圧器はどのような設備に使われますか?
三相電源から単相2系統を取り出す必要がある設備で使用されます。 具体的な負荷条件をお知らせいただければ、仕様選定について見積フォームでご相談いただけます。
見積フォームへ進む →耐電圧試験装置の出力電圧は調整できますか?
自己補償型交流耐電圧試験装置は出力電圧を可変制御できる仕様です。試験対象・必要電圧をお知らせいただければ、仕様のご提案が可能です。
見積フォームへ進む →アモルファス変圧器と一般的な変圧器の違いは何ですか?
アモルファス変圧器は鉄心にアモルファス金属を使用しており、珪素鋼板を使う一般的な変圧器と比べて無負荷損失を抑えられる点が特長です。常時通電される設備での省エネ効果が期待できます。
見積フォームへ進む →乾式自冷型変圧器はどのグレードを選べばよいですか?
設置環境の温度条件・容量によって選定します。 公式サイトによると小容量帯ではA種、大容量帯ではB種・H種の採用が主流とされていますが、詳細な条件は見積フォームでご相談ください。
見積フォームへ進む →位相制御用変圧器はどんな装置と組み合わせて使いますか?
耐電圧試験装置や試験用変圧器と組み合わせ、試験対象に印加する電圧を調整する用途で使用されます。
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