株式会社村田製作所(Murata Manufacturing) — 取扱品種・見積依頼
セラミックコンデンサやインダクタといった小さな電子部品を作る村田製作所。展示会などで自転車に乗って倒れずに走るロボットを見たことがある方もいるかもしれません。 電子部品メーカーが、なぜロボットに自転車をこがせているのでしょうか。 株式会社村田製作所は、京都府長岡京市に本社を置く世界最大級の電子部品メーカーです。 積層セラミックコンデンサ(MLCC)やインダクタ、EMIフィルタなどの受動部品を主力とし、公式サイトのコンデンサ事業ページではMLCC市場でのシェアを40%(自動車市場では50%)と説明しています(時点・調査元の記載はありません)。 通信モジュールや無線デバイスの分野でも革新的な製品を提供しており、スマートフォン・自動車・IoT機器など幅広い用途に採用されています。 高い信頼性と小型化技術を強みとし、グローバルに製造・販売展開を行っています。
村田製作所の主力製品は積層セラミックコンデンサ(MLCCシリーズ)・チップインダクタ(LQHシリーズ)・EMIフィルタ・バリスタ・Bluetoothモジュール等です。 当サービスでは幅広い品種のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けに、できるだけ早い見積回答を行っています。
村田製作所の強みと主要製品の特長
創業者は陶磁器工場を営んでいた父から「独自開発」の重要性を学んだ
公式サイト「わたしたちのストーリー」によれば、創業者は陶磁器工場を営んでいた父から「他人がつくったものをそのまま真似すると、皆が損をする」という教えを受け、独自の製品開発を重視する考え方の原点になったとされる。1940年代にセラミックスへ電気的機能を付与する研究に着手した経緯も、この考え方の延長線上にあると紹介されている。(出典:村田製作所公式「わたしたちのストーリー」)
MLCCは高価な貴金属パラジウムから安価なニッケル電極への転換で普及した
公式サイトによれば、1960年代に開発した積層セラミックコンデンサ(MLCC)は当初、電極に高価な貴金属パラジウムを用いていたが、後に安価なニッケルを使う技術を確立し、1980年代に世界で初めて安定的な量産に成功したという。このコスト削減が、MLCCがスマートフォン・自動車電装など幅広い用途へ普及する土台になったと紹介されている。
創業間もない1944年、京都大学との産学共同でコンデンサ開発に着手
公式サイトによれば、1944年の創業から間もない時期に京都大学との産学共同で新素材を用いた革新的なコンデンサの開発に取り組んだとされる。創業初期から大学との連携による材料研究を重視してきた経緯が紹介されている。
半導体のフォトリソグラフィー技術をインダクタの小型化に応用
公式サイトによれば、2000年代に小型化・高周波化の需要拡大を見据え、半導体製造で使われるフォトリソグラフィー技術を独自の視点でフィルムタイプインダクタに応用し、小型化と生産性の両立を実現したという。巻線型(LQHシリーズ等)に加え、フィルムタイプの薄型インダクタという技術基盤の背景として紹介されている。
選定ポイント
- 1944年10月創業・1950年12月設立で、グループ企業83社(国内30社・海外53社)を擁するグローバル企業体制を持つ。
- 1973年に米国ジョージア州、1994年に中国・無錫に生産拠点を設立するなど、早期から海外生産体制を構築している。
- 事業の核はファンクショナルセラミックス技術をベースにした電子デバイス(コンデンサ・インダクタ・高周波デバイス等)の研究開発・生産・販売であり、単一部材の専業メーカーではなく素材技術を軸にした電子部品全般のメーカーである。
- 2005年のCEATEC JAPAN 2005で自転車型ロボット「ムラタセイサク君」を発表。ジャイロセンサで車体の傾きを検出し、胸部の円盤回転でバランスを取って倒れずに走行する仕組みで、自社のセンサ・電子部品技術を分かりやすく伝えるために開発された。
- 1979年、北米市場でムラタ製テレビチューナーに品質不良が発生し、大規模なリコールを余儀なくされた。この経験を機に品質管理・納期遵守・適正価格設定の徹底を組織全体に浸透させたとされ、現在の品質マネジメント体制(M-QMSによる材料調達から生産・販売までの一元管理)の背景にある出来事として押さえておきたい。
- 1990年代、欧州の大手携帯電話メーカーからの依頼をきっかけにBluetoothモジュール開発に着手し、世界初のBluetoothモジュールを完成させたとされる。この経験がWi-Fiモジュール開発や他社との技術協力にもつながっており、現行のType 1BX・Type 1DX等の無線モジュール事業の技術的な出発点にあたる。
- アルミ電解コンデンサを主力とする日本ケミコン(nippon-chemi-con)とは、MLCC対アルミ電解という設計選定でしばしば比較・使い分けの対象になる関係にあり、フェライトビーズ・積層セラミックコンデンサ・インダクタで取扱カテゴリが重なるTDK(tdk-corp)とは、特定分野に特化せず素材技術を軸に電子部品全般を手がける事業構造が共通する。DB内でこの2社を関連メーカーとして紐付けている。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| MLCC GRMシリーズ | GRM155R71C104KA88・GRM188R61A226ME15 他 | スマートフォン・タブレット自動車電装システム産業用制御機器IoTデバイス | セラミックコンデンサ | 詳細を見る → |
| LQHシリーズ | LQH2HPZ100MJRL・LQH32CN100K23L 他 | DC-DCコンバータ電源回路ノイズフィルタRF回路車載電装品 | インダクタ | 詳細を見る → |
| EMIフィルタ | BLM15AG121SN1D・DLW21SN900SQ2L 他 | 電源ラインノイズ除去信号ラインEMC対策USB・HDMI等インターフェース回路産業用インバータ機器 | 電子部品 | 詳細を見る → |
| バリスタ | VFS6VD81E221U31A・VFS9VD31B223Q55B | ESD保護(USBポート・ロジック入出力)電源サージ吸収車載ECUの過電圧保護産業用制御機器の保護 | 電子部品 | 詳細を見る → |
| BTモジュール | Type 1BX・Type 1DX 他 | IoTセンサーノードウェアラブルデバイス産業用無線機器スマートホーム機器 | 電子部品 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 株式会社村田製作所(Murata Manufacturing) |
|---|---|
| 略称 | 村田製作所 |
| 主力品種カテゴリ | セラミックコンデンサ、インダクタ、電子部品 |
参考資料・出典
- 村田製作所 会社概要(Facts and Figures)
- 村田製作所 沿革
- 村田製作所 ムラタセイサク君(公式ブランドページ)
- Murata Type 1DX(Wi-Fi+Bluetoothモジュール)製品ページ
- Murata Type 1BX(Bluetoothモジュール)製品ページ
- Murata Type 2AB(UWB+BLEモジュール)製品ページ
- Murata DLW21SN900SQ2 コモンモードチョークコイル 製品ページ
- 村田製作所 EMI除去フィルタ(EMIFIL)製品概要
- 村田製作所 わたしたちのストーリー(企業ブランドストーリー)
- 村田製作所 コンデンサ事業(MLCC市場におけるムラタのシェアは40%)
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
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FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
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よくある質問
村田製作所が自転車ロボットを作っているのはなぜですか?
村田製作所は2005年のCEATEC JAPAN 2005で「ムラタセイサク君」という自転車型ロボットを発表しました。 サドル下のジャイロセンサが車体の傾きを検出し、胸部の円盤を回転させることで倒れずに走行する仕組みで、自社のセンサ・電子部品技術を分かりやすく伝えるために開発されたものです。 製品のお取り寄せ・お見積りは松本電業株式会社の見積フォームまでお気軽にご相談ください。
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松本電業株式会社の見積フォームが 村田製作所の全品種のお取り寄せ・お見積りに対応しています。法人・施工業者様向けにお見積りに対応しておりますので、 品番・数量をご用意の上お気軽にお問い合わせください。
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はい、在庫状況や納期によっては代替品・互換品のご提案が可能です。 使用条件・品番・数量を松本電業の見積フォームまでお知らせいただければ、 最適な代替品をご案内いたします。
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はい、セラミックコンデンサ・インダクタ・EMIフィルタ・無線モジュールなど 村田製作所の幅広い製品について技術相談・品番選定サポートを行っています。
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松本電業株式会社の見積フォームよりご依頼ください。品番・数量をお知らせいただければ対応いたします。
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はい、インダクタンス値・定格電流・パッケージサイズなどの条件をお知らせいただければ 最適品番をご提案します。
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対象周波数帯域・定格電流・挿入損失の要件をご確認ください。 詳細なご相談は松本電業株式会社の見積フォームまでお問い合わせいただけます。
見積フォームへ進む →バリスタのESD耐量はどのように確認すればよいですか?
データシートのESD耐量(IEC規格基準)をご確認ください。 品番選定のサポートは松本電業株式会社の見積フォームにお問い合わせください。
見積フォームへ進む →村田のBluetoothモジュールは技適取得済みですか?
はい、日本の技術基準適合証明(技適)を取得済みの製品のお取り寄せ・お見積りに対応しています。 対象品番の確認や見積は松本電業株式会社の見積フォームまでお問い合わせください。
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