電車や送電線が毎日当たり前のように動いているのは、目立たない架線金物が黙々と支えているからかもしれません。 風雨や温度変化にさらされながら架線を何十年も支え続ける金物は、いったいどんな工夫でその耐久性を実現しているのでしょうか。 1934年の創業以来、80年以上にわたって鉄道・電力・通信インフラの現場を支えてきたのが株式会社浅羽製作所です。 がいし金具、ケーブル支持金具、電柱バンド、支線ガードといった架線金物を中心に、近年では光ファイバケーブル用の専用工具にも領域を広げています。
浅羽製作所は1934年創業、鉄道・電力・通信インフラ向けの架線金物・専用工具を80年以上手がけてきたメーカーです。 各品番のお取り寄せ・お見積りは松本電業が対応しており、法人・施工業者様からのご相談に対応しております。
浅羽製作所の強みと主要製品の特長
鉄道・情報通信・道路インフラ・電力を横断する製品分野
電車線・信号・通信に関わる鉄道分野、通信ケーブル収容製品や無線基地局設備を扱う情報通信分野に加え、道路インフラ、電力(発電・送電・変電・配電設備)、 独自製品の開発分野まで、社会インフラの現場に必要な架線金物・部材を幅広くカバーしています。
ISO9001認証と建設業許可を備えた品質・施工体制
2000年3月にISO9001(JISQ9001:2015)認証を取得し、東京都知事許可(般-4)第146922号の建設業許可も保有しています。 1級土木施工管理技士・1級電気工事施工管理技士の有資格者も在籍しています。
千葉の工場を核とした国内外の生産・グループ体制
千葉県の八日市場工場(1981年完成)を中心に、2006年に中国・深圳工場、2013年にベトナムへ製造拠点を展開。 グループ会社として株式会社アサバ、株式会社アサバテック、アサバベトナムを有しています。
EV充電インフラなど新しい用途にも領域を拡大
光ファイバケーブル用の専用工具に加え、EV・PHEV充電器「ELSEEV hekia S Mode3」向けの「PLCアダプター収納BOX」も展開するなど、 鉄道・電力分野で培った金物・筐体設計のノウハウを新しいインフラ需要にも応用しています。
道路インフラ分野で大型プロジェクトに参画してきた実績
道路インフラ部門では国土交通省直轄工事やNEXCO各社・首都高速道路株式会社・地方自治体向けに、空管路口防水栓、引上管キャップ、 情報ボックス用橋梁添架金具、トンネル内金物(漏洩同軸ケーブル用引留金具・LCX用引留金具 他)、ケーブルラック(NEXCO仕様・首都高仕様)などを供給しています。 関西国際空港連絡橋、東京湾アクアライン、本州四国連絡橋の架橋といった大型プロジェクトへの参画実績も公式サイトで紹介されています(令和4年現在の記載)。
「開発」部門による非電気分野への展開
架線金物で培った金属・樹脂加工技術を応用し、開発部門では住宅用・外構エクステリア向けの再生木材製品、 ペアガラス窓用アダプターなどの金属と樹脂の共押出成形品、断熱パネル用部材やエルボなどの射出・押出成形品を、 建材メーカー・ガラスメーカー・自動車部品メーカー向けに供給しています(令和4年現在の記載)。
選定ポイント
- 1934年創業、2000年3月にISO9001認証を取得済み。90年以上にわたり鉄道・電力・通信インフラ向け金物を専業としてきたメーカー。
- 国内は千葉県の八日市場工場(1981年完成)を中心に、2006年に中国・深圳工場、2013年にベトナムへ製造拠点を展開しており、国内外の生産体制を併せ持つ。
- 従業員135名規模(2025年10月時点)の専業メーカーのため、汎用品の大量調達より特殊仕様・小ロットの相談に向く。
- 資本金3,500万円、代表取締役社長は武藤康史氏(公式サイト会社概要より、2026年時点の記載)。
- 建設業許可(東京都知事許可(般-4)第146922号)を保有し、1級土木施工管理技士・1級電気工事施工管理技士の有資格者も在籍している(公式サイト会社概要より)。
- グループ会社として株式会社アサバ、株式会社アサバテック、アサバベトナムを有する体制(公式サイト会社概要より)。
- 千葉の工場・物流センター(八日市場工場、旭物流センター、阿見事業所)に加え、札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡に支店を展開しており、全国の現場に対応できる拠点網を持つ(公式サイト会社概要より)。
- 1934年の創業当初、事務所は中央区銀座に置かれていた。現在の主力生産拠点である千葉県八日市場工場(1981年完成)以前は、東京・大森の工場(1957年完成、1969年新築移転)が生産の中心だった(公式サイト沿革より)。
- 1985年11月のシンガポール地下鉄工事向け材料納入を機に海外進出を開始し、2006年5月には香港法人「浅羽製作所有限公司」(資本金4,000万円)を設立、同年に中国・深圳工場も完成した(公式サイト沿革より)。
- 2006年3月、巻付グリップ(架線金物の一種)について米国Preformed Line Products社と日本国内における販売代理店契約を締結しており、海外メーカーとの技術提携を持つ(公式サイト沿革より)。
- グループ会社の株式会社アサバテックは、2019年に100%子会社化した株式会社オカダプレスが2020年に社名変更した会社。株式会社アサバも、2003年設立のエイショウトレーディング株式会社が2020年に改称した社名であり、1978年設立の初代「株式会社アサバ」は2008年に本体へ合併され一度姿を消している(公式サイト沿革より)。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| V字作成ツール | V字作成ツール | 光ファイバケーブルの被覆加工、通信インフラ工事 | 電設工具 | 詳細を見る → |
| 防護カバ取付工具 | 兼用型 | 電線防護カバーの取付作業 | 電設工具 | 詳細を見る → |
| PLCアダプター収納BOX | JX10160100・JX10160200 | EV・PHEV充電器(ELSEEV hekia S Mode3 機器連携タイプ)へのPLCアダプター設置、通信用配管・配線の一本化 | EV充電器関連製品 | 詳細を見る → |
| 地中線用金物 | 受金物(C・CJ他)・碍子受台 他 | 送配電線の地中化工事における地中線設備の支持・固定 | 架線金物 | 詳細を見る → |
| 電車線用架線金具 | ポリマ碍子・がいし金具 他 | 新幹線・在来線の電車線(架線)設備の支持・接続 | 架線金物 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 株式会社浅羽製作所 |
|---|---|
| 略称 | 浅羽製作所 |
| 主力品種カテゴリ | 電設工具、架線金物、EV充電器関連製品 |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
浅羽製作所製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
架線金物は、なぜ屋外で何十年も使われ続けても架線をしっかり支え続けられるのですか?
架線金物には、風雨や紫外線による腐食・劣化に耐える素材選定と、電線やケーブルの自重・振動・温度変化による伸縮を受け止める構造的な余裕が求められます。 がいし金具やケーブル支持金具、電柱バンド、支線ガードは、金属疲労や緩みが起きにくい形状・締結方法で設計されており、定期的な交換を前提とせず長期間の据え置きに耐えるよう作られています。 浅羽製作所は1934年の創業以来、こうした架線金物を鉄道・電力・通信インフラ向けに80年以上作り続けてきました。
見積フォームへ進む →浅羽製作所の製品はどのように購入できますか?
松本電業株式会社では浅羽製作所の架線金物・電設工具のお取り寄せ・お見積りに対応しています。 品番・数量・納期をお知らせいただければお見積りいたします。見積フォームよりご連絡ください。
見積フォームへ進む →V字作成ツールはどのケーブルに対応していますか?
屋外線・ドロップ光ファイバケーブルに対応した専用工具です。お使いのケーブルの型式をお知らせいただければ、適合するかご案内いたします。見積フォームまでお問い合わせください。
見積フォームへ進む →防護カバ取付工具はどのカバーサイズに対応していますか?
兼用型のため複数のカバーサイズに対応しています。お使いのカバーの仕様をお知らせいただければ適合をご確認いたします。見積フォームまでご相談ください。
見積フォームへ進む →PLCアダプター収納BOXはどのEV充電器に対応していますか?
製品カタログによると、ELSEEV hekia S Mode3(機器連携タイプ、対応品番DNHA4611・DNHA4612・DNHA4613・DNHA4311)向けの製品です。 他機種への適合可否は品番をお知らせいただいたうえで松本電業株式会社までご確認ください。
見積フォームへ進む →地中線用金物の型式や仕様はどこで確認できますか?
公式サイトの電力部門ページに製品名の一覧が掲載されていますが、詳細な型式・仕様はカタログが非公開のため、 現場の仕様(電力会社仕様など)をお知らせいただければ松本電業株式会社が適合をご確認いたします。見積フォームまでご相談ください。
見積フォームへ進む →電車線用架線金具はどの鉄道事業者向けの仕様に対応していますか?
公式サイトの鉄道部門ページによると、新幹線をはじめ在来線の電車線・電灯電力・信号・通信分野向けに製品を展開しています。 鉄道事業者ごとの仕様差異があるため、具体的な採用線区・仕様をお知らせいただければ松本電業株式会社が適合をご確認いたします。
見積フォームへ進む →