三菱マテリアル株式会社は、超硬切削工具・銅製品・電子部品材料・セメントなど幅広い素材・加工製品を手がける総合素材メーカーです。 切削工具分野では「MMCコーティングチップ」ブランドで知られ、旋削・フライス・穴あけ加工向けの高精度超硬工具を提供しています。 銅加工事業では無酸素銅・タフピッチ銅・黄銅など各種伸銅品も展開しています。 長年にわたる材料技術の蓄積により、製造・電気・電子・建設など多くの産業分野を支える製品群を擁しています。
三菱マテリアルの主力製品は、MMCコーティングチップに代表される超硬切削工具(旋削チップ・フライスチップ・ドリル)、および無酸素銅・タフピッチ銅・黄銅などの銅・銅合金製品です。 当サービスでは各種品番のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けに、できるだけ早い見積回答を行っています。
三菱マテリアルの強みと主要製品の特長
1990年、三菱金属と三菱鉱業セメントの合併で誕生した会社
三菱マテリアル株式会社は、三菱金属株式会社と三菱鉱業セメント株式会社が1990年12月1日に合併して発足した会社である。両社はいずれも三菱鉱業を源流とし、戦後の集中排除法により一度分離した後、対等な関係のもとで一つの会社になったという経緯を持つ(三菱マテリアル公式沿革ページより)。
切削工具事業のルーツは1942年設置の東京金属工業所
現在の超硬製品事業(切削工具)は、1942年に設置された東京金属工業所に始まる。この拠点の事業は現在の筑波製作所に引き継がれており、80年以上前から続く工具事業の系譜にあたる(三菱マテリアル公式沿革ページより)。
明石製作所は、神戸製鋼グループの工具会社を継承した拠点
エンドミル・ドリル等を担う明石製作所は、三菱マテリアルが2000年1月に株式会社神戸製鋼所から神鋼コベルコツール株式会社(兵庫県明石市)の全株式を取得したことに始まる。同社は三菱マテリアル神戸ツールズ株式会社となった後、2007年10月に三菱マテリアルへ吸収合併され、現在の明石製作所となった(三菱マテリアル公式プレスリリース「連結子会社の吸収合併に関するお知らせ」2007年5月10日付より)。
伸銅品事業は三菱伸銅の統合で強化、若松製作所・三宝製作所を設置
銅・銅合金製品を手がける伸銅品事業は、2008年に三菱伸銅株式会社を連結子会社化し、2020年に同社を吸収合併して若松製作所・三宝製作所を設置したことで、現在の生産体制が整った(三菱マテリアル公式沿革ページより)。
グループには電線メーカーの三菱電線工業もあるが、当ページの取扱いは切削工具・銅製品のみ
三菱マテリアルグループは2010年に三菱電線工業株式会社を連結子会社化しているが、同社は独立したブランドで電線・ケーブル事業を展開しており、当サービスで取り扱う三菱マテリアル製品(切削工具・銅製品)とは別会社・別製品ラインである(三菱マテリアル公式沿革ページより)。
選定ポイント
- 国内3製作所(筑波・岐阜・明石)に加え、台湾・タイ・インド・米国・スペインの海外拠点で超硬切削工具を製造するグローバル生産体制を持つ。
- 拠点ごとに製造品目を専門特化しており、岐阜製作所は超硬ドリル・超高圧製品・ホルダ、明石製作所はハイスドリル・ソリッドエンドミル・ブローチを担う。
- 耐摩工具・建設工具・工具素材は「三菱マテリアルハードメタル株式会社」、再研磨・再コーティングは「エムエムシーツーリング株式会社」が担当しており、切削工具(超硬製品事業部)とはグループ内で会社が分かれている。
- 銅・銅合金製品はJIS規格の呼び名(無酸素銅=C1020系、タフピッチ銅=C1100、りん脱酸銅=C1220、黄銅=C2600・C2680等)を伝えると型番の特定がスムーズ。伸銅品事業は2008年の三菱伸銅株式会社の連結子会社化、2020年の吸収合併を経て、若松製作所・三宝製作所が生産を担う体制になっている。
- 超硬工具は材種・コーティングの世代更新が頻繁で、旧品番が生産終了になっているケースがある。品番を指定して発注する場合は、後継品・代替品の有無を事前に確認しておくと手戻りが少ない。
- 使用済みの三菱マテリアル製超硬工具は、グループ会社のエムエムシーツーリング株式会社で再研磨・再コーティングに対応できる場合がある。新品購入だけでなく再研磨という選択肢も、コスト検討の材料になる。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 旋削チップ | CNMG120408-MA UE6020・CNMG120408-MS 他 | 旋盤加工における外径・内径・端面の切削加工。鋼・ステンレス鋼・鋳鉄・非鉄金属など各種被削材の荒加工から仕上げ加工まで対応。 | 切削工具 | 詳細を見る → |
| フライスチップ | APMT1604PDER-H2 VP15TF・SEKN1203AFTN1 UTi20T 他 | マシニングセンタ・フライス盤での平面・溝・肩加工。鋼・ステンレス・鋳鉄・アルミ合金などの荒加工から仕上げ加工まで。 | 切削工具 | 詳細を見る → |
| 超硬ドリル | MVS0300X15S030・MVS1300X20S130 他 | マシニングセンタ・ボール盤でのドリル加工。貫通穴・止まり穴・深穴加工。鋼・ステンレス・鋳鉄・アルミほか各種被削材対応。 | 切削工具 | 詳細を見る → |
| 銅製品 | C1011(MOFC-10100)・C1020(MOFC-10200) 他 | 電気配線・バスバー・端子・コネクタ・熱交換器・建築金物など。電気・電子・建設・産業機械・自動車部品分野での導体・構造材として使用。 | 電子部品材料 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 三菱マテリアル株式会社(Mitsubishi Materials) |
|---|---|
| 略称 | 三菱マテリアル |
| 主力品種カテゴリ | 切削工具、超硬チップ、電子部品材料 |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
三菱マテリアル製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
三菱マテリアルの切削工具・電子部品材料の見積依頼方法を教えてください。
品番・規格・数量をご用意いただき、松本電業株式会社の見積フォームでお問い合わせフォームにてご連絡ください。 法人・施工業者様向けにお見積りに対応しており、お急ぎの案件もお気軽にご相談ください。
見積フォームへ進む →三菱マテリアル製品の在庫確認はできますか?
はい、在庫確認も承っております。品番と必要数量をご連絡いただければ迅速に確認いたします。
見積フォームへ進む →三菱マテリアルの超硬工具と銅製品をまとめて発注できますか?
はい、切削工具・銅製品など複数カテゴリをまとめてご発注いただけます。 松本電業株式会社(東京都台東区台東2-4-11)にて一括でご対応します。
見積フォームへ進む →超硬旋削チップの品番で被削材や用途を判別する方法を教えてください。
品番末尾の記号(例:-UEや-MSなど)が材種・コーティングを示し、形状記号(CNMG・WNMGなど)がチップ形状を表します。
見積フォームへ進む →フライスチップの形状やコーティングの選び方を教えてください。
加工形態(平面・溝・肩)と被削材の種類・硬さに応じて最適な形状と材種が異なります。
見積フォームへ進む →ドリルの径と深さに応じた製品選定のサポートは受けられますか?
はい、加工径・深さ・被削材・機械の条件をご連絡いただければ最適なドリルをご提案します。
見積フォームへ進む →銅製品の合金種と形状の選定方法を教えてください。
用途・使用環境・要求特性(導電性・強度・耐食性など)により最適な合金種と形状が異なります。
見積フォームへ進む →