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京セラ株式会社(切削工具) — 取扱品種・見積依頼

切削工具チップドリル

スマートフォン部品やソーラーパネルで知られる京セラ。実はこの会社、金属を削る「切削工具」も手がけています。 ファインセラミックスの会社が、なぜ金属加工の刃物まで作るようになったのでしょうか。 京セラ株式会社の切削工具部門は、超硬材料技術を核とした高精度切削工具を製造・販売するグローバルメーカーです。 CVDおよびPVDコーティング技術を駆使した超硬チップをはじめ、ターニングインサート・フライスインサート・超硬ドリル・エンドミルなど幅広い品種を展開しています。 自動車・航空機・金型・一般機械加工など多様な産業向けに最適化された工具ソリューションを提供し、高能率・長寿命加工を実現します。 独自の材種開発力と精密加工技術により、難削材から汎用鋼まで幅広い被削材に対応した製品ラインアップを誇ります。

京セラの切削工具は、CVD・PVDコーティング超硬チップ、ターニングインサート、フライスインサート、超硬ドリル、エンドミルなど多彩な品種を取り揃えています。

京セラ切削工具の強みと主要製品の特長

01

きっかけは創業者が西ドイツで見た光景

京セラの機械工具事業は、創業者・稲盛和夫が1971年に西ドイツでセラミック工具による高速加工の現場を目にしたことがきっかけで事業化が決まり、1972年に鹿児島川内工場で生産を開始した。ファインセラミックスの技術を「切る」という異分野へ転用する決断だった。

02

第一号製品は超硬ではなくセラミック工具だった

1973年、京セラは「セラチップW」「セラチップB」という商品名でセラミック工具の販売を開始した。現在主力の超硬材種の切削工具は、このセラミックス由来の材料技術を基盤に、その後の展開で加わったラインアップである。

03

航空機産業向けソリッド工具の老舗「京セラSGS」を統合

米国オハイオ州アクロンで1951年に創業したSGS Tool Companyは、チタン合金・CFRPなど難削材加工に強みを持つソリッド工具メーカーとして70年以上の実績を積んできた。京セラは2016年3月に同社を買収し、現在は「京セラSGS」としてソリッドエンドミルなどのラインナップに技術を統合している。

04

早期からのグローバル生産体制

国内の鹿児島川内工場に加え、1985年に米国、1995年に中国・石龍、1998年に韓国京セラ精工を設立するなど、切削工具事業として早期から海外生産拠点を展開してきた。

選定ポイント

  • 京セラの切削工具事業は、グループ全体の「機械工具」セグメント(グループ売上構成比13.8%)に属する一事業であり、電子部品・半導体関連部品なども手がける総合電子部品メーカーの一部門である。工具専業メーカーとは事業構造が異なる点は選定時の留意点。
  • 京セラは1959年に「京都セラミック株式会社」としてファインセラミックス専門メーカーの立場で創業しており、切削工具事業もこのセラミック・超硬材料技術を基盤としている。
  • 京セラの超硬切削工具は、1973年発売のセラミック工具「セラチップ」を起点に発展した技術体系であり、超硬工具専業メーカーとは異なる「セラミックス材料メーカー発」の材種開発力を持つ。他社にない材種の選択肢を検討したい場合の参考になる。
  • エンドミル・ソリッド工具のラインナップには、2016年に買収した米SGS Tool Company(1951年創業、航空機産業向け難削材加工の実績)の技術を継承した「京セラSGS」ブランドの製品が含まれる。チタン合金・CFRPなど難削材加工の実績を求める場合はこの点も選定材料になる。

取扱品種一覧

品種名 代表型番 用途 カテゴリ 詳細
ターニングインサート CNMG120408MS-CA6525・DNMG150404XQ-CA025P 他 旋削加工(外径・内径・端面)、NC旋盤・マシニングセンタでの金属切削 切削工具 詳細を見る →
フライスインサート SEKN1203AFTN:TN100M・SEKN1203AFTN:TC60M 正面フライス加工、溝加工、ポケット加工、マシニングセンタでの平面・輪郭加工 切削工具 詳細を見る →
超硬ドリル KDA0870X05S100C・KDA0660X05S080C 他 鋼・ステンレス・アルミ・鋳鉄などへの穴あけ加工、NC工作機械での高能率穿孔 ドリル 詳細を見る →
超硬エンドミル 4MFK060-220・MEC32-S25-11T 他 輪郭加工・溝加工・ポケット加工・側面加工、マシニングセンタでの精密金属加工 切削工具 詳細を見る →
コーティング超硬チップ CA6525・PR1535 他 旋削・フライス・穴あけ加工における金属切削、一般鋼・ステンレス・鋳鉄・難削材の各種加工 チップ 詳細を見る →
溝入れ・突切り工具 GBA32R075-005・GBA43L250-030 他 外径・内径溝入れ加工、端面溝入れ加工、突切り加工、内径・外径ねじ切り加工、NC旋盤での専用加工 切削工具 詳細を見る →

会社概要

メーカー名京セラ株式会社(切削工具)
略称京セラ切削工具
主力品種カテゴリ切削工具、チップ、ドリル
掲載情報はメーカーカタログの公開情報に基づいています。正確な仕様・価格はメーカーカタログをご確認ください。

参考資料・出典

・編集: 電材サーチ編集部(編集・出典ポリシー)

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京セラ切削工具製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください

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FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00

法人・施工業者のお客様向けのご相談窓口です

よくある質問

京セラはなぜスマートフォン部品のイメージが強いのに切削工具も手がけているのですか?

京セラは1959年に「京都セラミック株式会社」としてファインセラミックス専門メーカーの立場で創業しており、切削工具事業もこのセラミック・超硬材料技術を基盤としています。現在の京セラでは、切削工具はグループ全体の「機械工具」セグメント(グループ売上構成比13.8%)に属する事業の一つです。

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ターニングインサートの材種選定はどうすればよいですか?

被削材(一般鋼・ステンレス・鋳鉄など)と加工条件(切削速度・送り量・切込み量)の組み合わせで選びます。

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フライスインサートの選び方を教えてください。

加工種別(正面フライス・溝・ポケット)と被削材の組み合わせで最適品番が変わります。

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超硬ドリルとハイスドリルの違いは何ですか?

超硬ドリルはハイス(高速度鋼)ドリルに比べて硬度・耐熱性が高く、高速切削や難削材加工に適しています。ただし衝撃に弱いため用途に応じた選択が必要です。

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京セラの超硬エンドミルはアルミ加工に使えますか?

はい、アルミ・軽合金加工向けの専用コーティング品も取り揃えています。

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CVDコーティングとPVDコーティングはどちらを選べばよいですか?

一般鋼の連続切削や高速加工にはCVDコーティング、難削材や断続切削・ステンレス加工にはPVDコーティングが適しています。

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溝入れ用チップとねじ切り用チップは兼用できますか?

溝入れ・突切り・ねじ切りはそれぞれ刃先形状が異なる専用設計のため、加工内容に応じたシリーズ選定が必要です。

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