ドイツ・デュッセルドルフで一人の技術者が興した工具工房が、いまでは80カ国以上に顧客を持つ企業へと成長しています。 いったいどのようにしてここまでの規模になったのでしょうか。 ヴァルター・ジャパン株式会社は、ドイツのWalter AG(ヴァルター社)の日本法人であり、超硬切削工具の世界的リーディングブランドです。 フライス工具・旋削工具・ドリル・ねじ切り工具など、精密加工に対応した高性能切削工具を幅広く展開しています。 自動車・航空宇宙・金型・一般機械加工など多様な産業分野において、高能率・長寿命・高精度を実現する工具ソリューションを提供しています。 独自コーティング技術とグレード開発により、難削材や高速加工にも対応した製品ラインナップを誇ります。
ヴァルター・ジャパンの主力製品は、超硬ミーリングインサート(M4000系・Xtraシリーズ・Cシリーズ)、旋削インサート(CCMT・DCMT系)、高精度ドリル(DC170系)など精密切削工具全般です。 当サービスでは各種品番のお取り寄せ・お見積りに対応しています。
ヴァルターの強みと主要製品の特長
独立系工具メーカーからSandvikグループの一員へ
ドイツ・チュービンゲンを拠点とする独立系の工具メーカーとして展開してきたが、2001年にスウェーデンのSandvik ABと株式取得契約を締結。 2002年2月25日付でSandvikが議決権の過半を取得して連結子会社となった。現在はSandvik Coromantなど同グループの他の切削工具ブランドと並び、 グループ内の一ブランドとして製品開発・販売を続けている。
TitexとPrototypの統合で穴あけ・フライス技術を拡充
2007年、高性能な穴あけ・リーマ工具で知られる独Titex社と、フライス・ねじ切り工具の独Prototyp社をグループへ統合した。 当データベースに掲載している「Prototyp MC232」超硬エンドミルのように、旧ブランド名を冠した製品が現行ラインナップにも残っている。
米Valeniteの統合で旋削インサートのラインアップを拡充
2009〜2010年にかけて、米国の旋削インサートメーカーValeniteをグループへ統合した。「WALTER-VALENITE」の名を冠した型番が現在も流通しており、 当データベースに掲載の旋削インサート(CCMT120408-PM5)にもその名残が見られる。
選定ポイント
- 1919年、リヒャルト・ヴァルター氏がドイツ北部デュッセルドルフで創業した切削工具の専業メーカー(1927年にドイツ南部テュービンゲンへ本拠を移転)。フライス・旋削・穴あけ・ねじ切り用工具を中心に100年以上の技術蓄積を持つ。
- 欧州・南北アメリカ・アジアに生産拠点を持ち、従業員約3,600人、80カ国以上に顧客を持つグローバル企業。単品の工具供給に留まらず、工具管理・コスト最適化を行う「Walter Tool Management Solutions」も提供している。
- 航空宇宙・自動車・エネルギー・一般機械など幅広い産業分野向けに、標準工具から特注工具・工程ソリューションまで一貫して手掛ける総合切削工具メーカーとして位置づけている。
- 独自の低圧CVDコーティング技術「Tiger·tec」を展開しており、金色被膜が特徴の「Tiger·tec Gold」はTiAlN層と酸化アルミニウム層を重ねた多層構造により、従来のCVDコーティング比で最大200%の工具寿命向上を謳っている。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| M4000ミーリングインサート | SDMT1204AZN-D57・SDGT09T3AZN-F57 他 | 鋼・ステンレス・鋳鉄・アルミニウムの正面フライス加工、肩削り加工、輪郭加工 | フライス工具 | 詳細を見る → |
| Xtraフライスカッタ | F4042・F4047 他 | 高能率正面フライス加工、側面加工、溝加工、難削材・高硬度材の切削加工 | フライス工具 | 詳細を見る → |
| CCMTインサート | CCMT060204-FM4・CCMT09T304-RM4 他 | 鋼・ステンレス・鋳鉄の外径旋削、内径旋削、端面旋削、倣い旋削加工 | 旋削工具 | 詳細を見る → |
| DC170ドリル | DC170-12-05.000A1-WJ30EJ・DC170-16-06.000A1-WJ30EJ 他 | 鋼・ステンレス・鋳鉄・アルミニウムの穴あけ加工、深穴加工(5D・8D対応) | 切削工具 | 詳細を見る → |
| C超硬エンドミル | MC232・MC232.20.0W4B-WJ30ED | 鋼・ステンレス・高硬度鋼・アルミニウムの側面加工、溝加工、倣い加工、仕上げ加工 | フライス工具 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | ヴァルター・ジャパン株式会社(Walter Japan) |
|---|---|
| 略称 | ヴァルター |
| 主力品種カテゴリ | 切削工具、フライス工具、旋削工具 |
参考資料・出典
- Company profile | Walter Tools
- The Walter Corporation | Facts and figures
- Sandvik consolidates Walter AG as of 25 February 2002(Sandvik公式プレスリリース/一次情報)
- Walter AG, Tübingen, Germany | Metalworking News(二次情報)
- Walter Integrates Valenite Brand | Modern Machine Shop(二次情報)
- Tiger-tec Gold Inserts | Cutting Tool Engineering(二次情報)
- 創業100周年 イノベーションのストーリー | Walter Tools(公式沿革ページ、一次情報/Internet Archive保存版。1919年デュッセルドルフ創業、1927年テュービンゲンへ本拠移転を明記)
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FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
ヴァルターはもともとどのような会社として始まったのですか?
1919年、リヒャルト・ヴァルター氏がドイツ北部デュッセルドルフで創業した切削工具の専業メーカーです(1927年に本拠をドイツ南部テュービンゲンへ移転)。フライス・旋削・穴あけ・ねじ切り用工具を中心に100年以上の技術蓄積を重ね、現在は欧州・南北アメリカ・アジアに生産拠点を持ち、従業員約3,600人、80カ国以上に顧客を持つグローバル企業へと成長しています。
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松本電業株式会社の見積フォームにてヴァルター・ジャパンの全品種のお取り寄せ・お見積りに対応しています。 法人・施工業者様向けにお見積りに対応していますので、品番・数量をお知らせのうえお気軽にお問い合わせください。
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被削材・加工方法・使用機械・要求精度などの加工条件をご連絡いただければ、最適な品番・グレードをご提案します。
見積フォームへ進む →ヴァルター切削工具の納期はどのくらいかかりますか?
ご注文いただいてからメーカーへ発注する形となるため、品番・数量によって納期が異なります。
見積フォームへ進む →M4000シリーズのインサートグレードの選び方を教えてください。
被削材と加工条件によってグレードを選定します。鋼加工にはWKP25S・WSP45S、ステンレスにはWSM35S、鋳鉄にはWKP25Sが推奨されます。
見積フォームへ進む →Xtraシリーズカッタのサイズラインナップを教えてください。
正面フライスはφ50〜250mm、肩削り・溝加工用はφ16〜80mmなど豊富なサイズを揃えています。
見積フォームへ進む →CCMTとDCMTの違いを教えてください。
CCMTは菱形80°のインサート、DCMTは菱形55°のインサートです。CCMTは汎用性が高く安定性に優れ、DCMTは倣い旋削や細かい形状加工に適しています。
見積フォームへ進む →DC170ドリルの対応穴深さと径のラインナップを教えてください。
DC170シリーズはφ3〜20mm、穴深さ3D・5D・8Dの各タイプを展開しています。
見積フォームへ進む →Cシリーズエンドミルで高硬度鋼(60HRC)の加工は可能ですか?
はい、Cシリーズには高硬度鋼加工専用グレードを設定しており、60HRC以上の鋼材加工にも対応しています。
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