ノリタケ伊勢株式会社(Noritake Itron Corp.) — 取扱品種・見積依頼
食器やタイルでおなじみの「ノリタケ」。実はこの名前を冠した会社が、蛍光表示管(VFD)という電子ディスプレイを専業で手がけるメーカーでもあることをご存じでしょうか。 ノリタケ伊勢株式会社(2025年にノリタケ伊勢電子株式会社から社名変更)は、ノリタケカンパニーリミテドグループの電子部品メーカーとして、三重県度会郡大紀町に本社を置きます。 蛍光表示管(VFD)の専業メーカーとして世界トップクラスのシェアを誇り、1970年代から産業・民生用ディスプレイの開発・製造を手掛けてきました。 VFDをはじめ、グラフィックディスプレイモジュール・キャラクタ表示モジュールなど幅広いラインアップを展開し、 製造現場・医療機器・計測器・家電など多岐にわたる分野で採用されています。
ノリタケ伊勢株式会社の蛍光表示管(VFD)およびグラフィックディスプレイは、高輝度・広視野角・長寿命を特長とし、 過酷な環境下での視認性が求められる産業用途に最適です。 松本電業では同社の表示デバイス製品のお取り寄せ・お見積りに対応しています。
ノリタケ伊勢の強みと主要製品の特長
VFD技術を自社内にとどめず、NEC・双葉電子工業へライセンス供与
1967年の量産開始直後から1969年にかけて、開発したVFD技術を日本電気(NEC)と双葉電子工業へライセンス供与している。 発明したての表示デバイス技術を自社だけで抱え込まず、他社にも供与したことで、VFDという表示デバイス自体が 業界に広まる土台を作った(出典: ノリタケ伊勢株式会社 沿革ページ)。
ガラス管封止型から金属パッケージ型まで、構造の異なるVFDを段階的に開発
1967年開発の丸型ガラス単桁VFDを皮切りに、1970年に金属多桁VFD、1974年に平型ガラスVFDと、 封止構造の異なるVFDを順に実用化してきた。単一構造の量産品を作り続けてきたのではなく、 構造そのものを更新しながら表示デバイスの改良を重ねてきた経緯がある(出典: ノリタケ伊勢株式会社 沿革ページ)。
生産拠点を三重県内で段階的に拡張
1966年の創業(伊勢市)後、1967年に上野工場、1969年に大宮工場、1986年に大内山工場を建設しており、 三重県度会郡エリア内で生産体制を一貫して拡大してきた(出典: ノリタケ伊勢株式会社 沿革ページ)。
業界団体・学会からの受賞歴が長期にわたって続く
1968年の日刊工業新聞十大発明賞、1970年の科学技術庁長官賞、1978年の大河内記念生産賞、 1979年の米国情報表示学会(SID)特別功績賞、2000年のSIDディスプレイオブザイヤー銀賞と、 国内外の学会・業界団体からの表彰を継続的に受けている(出典: ノリタケ伊勢株式会社 沿革ページ)。
選定ポイント
- 1966年にVFD(蛍光表示管)専業メーカーとして設立され、2002年の経営統合を経て2025年に現社名へ変更した。VFD一筋の技術蓄積が長い。
- 2010年デジタルサイネージ、2017年タッチ液晶モジュール、2023年OLEDと表示デバイスの新分野へ順次展開しており、VFDからの置き換え・後継技術の相談もしやすい。
- 1974年に日本陶(現ノリタケ)の資本参加を受けてグループ体制を強化しており、単独の中小専業メーカーではなくノリタケグループの一員として事業を継続している。
- 2025年、同社が1967年に世界で初めて商業化した蛍光表示管(VFD)がIEEEマイルストーンに認定された。IEEEマイルストーンは電気・電子分野において開発から25年以上を経て社会・産業に大きな貢献をした歴史的業績のみを対象とする認定制度で、日本の電子部品メーカーが手がけた表示デバイス単体としては数少ない認定事例である(出典: ノリタケ伊勢株式会社 沿革ページ、電波新聞デジタル2025年6月10日付記事)。
- 1967年開発の丸型ガラス単桁VFD(試作品)は、2023年9月に国立科学博物館の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録された。世界に先駆けて実用化した国産表示デバイスの現物が、国の技術史資料として公的に保存されている(出典: ノリタケ伊勢株式会社 沿革ページ、国立科学博物館2023年9月5日付プレスリリース)。
- 2025年の社名変更(ノリタケ伊勢電子→ノリタケ伊勢)にあわせて、親会社ノリタケ株式会社が手がけていた転写紙事業(陶磁器の絵付けに使う転写紙)と厚膜回路基板事業を承継した。1974年に陶磁器メーカーの多角化先としてノリタケグループ入りした電子部品会社が、半世紀後には逆に陶磁器由来の事業を引き継ぐという珍しい経緯をたどっている(出典: ノリタケ伊勢株式会社 沿革ページ)。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| VFDモジュール | CU20027-UX2J・CU16025-UW2J 他 | 産業機器・計測器・POS端末・医療機器の表示部 | VFD蛍光表示管 | 詳細を見る → |
| グラフィックVFD | GU256X64D-3900B・GU128X64-800B 他 | 工場設備HMI・医療機器・検査装置・計測器 | グラフィックディスプレイ | 詳細を見る → |
| VFDキャラクタ表示器 | CU20045-UW4J・CU16029-UW1J 他 | 計測器・医療機器・低温環境機器・産業用端末 | VFD蛍光表示管 | 詳細を見る → |
| VFDカスタム品 | CUSTOM-VFD-OEM | 家電・医療機器・産業機器のOEM表示デバイス | VFD蛍光表示管 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | ノリタケ伊勢株式会社(Noritake Itron Corp.) |
|---|---|
| 略称 | ノリタケ伊勢 |
| 主力品種カテゴリ | VFD蛍光表示管、グラフィックディスプレイ、電子部品 |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
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法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
陶磁器で知られる「ノリタケ」がVFDディスプレイを作っているのはなぜですか?
ノリタケ伊勢株式会社は1966年にVFD(蛍光表示管)専業メーカーとして設立され、1974年に日本陶(現ノリタケ)の資本参加を受けてグループ体制を強化しました。 以来、食器で知られるノリタケグループの一員として、VFD技術を核とした電子ディスプレイ事業を継続しており、2002年の経営統合を経て2025年に現社名へ変更しています。製品選定のご相談は松本電業の見積フォームまでどうぞ。
見積フォームへ進む →ノリタケ伊勢電子株式会社の製品はどこで購入できますか?
松本電業株式会社ではノリタケ伊勢電子株式会社の製品のお取り寄せ・お見積りに対応しております。お問い合わせフォームからご相談ください。法人・施工業者様向けにお見積りに対応しています。
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VFDモジュールなどの標準品と、仕様確認が必要なカスタムVFDとでは在庫・納期の状況が異なります。見積フォームにて品番や仕様をお知らせいただければ、松本電業株式会社(東京都台東区台東2-4-11)が確認のうえ迅速にご回答します。
見積フォームへ進む →ノリタケ伊勢電子株式会社製品の見積依頼はできますか?
はい、承っております。蛍光表示管(VFD)やグラフィックディスプレイモジュールなど、ノリタケ伊勢の表示デバイス製品について、松本電業株式会社が法人・施工業者様向けにお見積りのご依頼に対応しています。Webフォームよりお気軽にどうぞ。
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表示桁数・インターフェース種別・動作温度範囲などの要件をお聞かせください。 松本電業の見積フォームにお問い合わせいただければ、最適な品番をご提案します。
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解像度・サイズは多数のバリエーションがございます。 松本電業の見積フォームにお問い合わせいただければ、用途に合わせた製品をご案内します。
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HD44780互換品であれば基本的にピン互換で置き換えが可能です。 詳細な互換性確認については松本電業の見積フォームにご相談ください。
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MOQはカスタム内容により異なります。まずは松本電業の見積フォームにご要件をお伝えください。 メーカーとの調整を含め、最小ロットでの対応可否をご回答します。
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