指月電機製作所株式会社(Shizuki Electric) — 取扱品種・見積依頼
工場の力率改善に使われる進相コンデンサでおなじみの指月電機製作所。実はこの会社、創業時に手掛けていたのは「レントゲン用」のコンデンサでした。 指月電機製作所株式会社は、1939年創業のコンデンサ専業メーカーで、進相コンデンサ・電力用コンデンサを中心に幅広い製品ラインナップを有しています。 フィルムコンデンサ技術に強みを持ち、AC・DCフィルムコンデンサ(パワエレ用MIC-SA/MIC-NAシリーズ等)、ノイズ対策コンデンサなども製造・販売しています。 国内外の電力設備・産業機器・電子機器分野に製品を供給しており、品質と信頼性の高さで定評があります。 本社は大阪府に置き、長年にわたり電設資材業界における重要なコンデンササプライヤーとしての地位を確立しています。
指月電機製作所の主力製品は低圧進相コンデンサ設備(N2形・E形)をはじめ、AC・DCフィルムコンデンサ、ノイズ対策コンデンサなどです。 当サービスでは幅広い品種のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様向けにスピーディーな見積回答を心がけています。
指月電機の強みと主要製品の特長
電材メーカーながら、かつて路線バスの運賃表示器や案内放送装置も手がけていた
指月電機は1980年11月に路線バス用の運賃表示器を、1992年9月には音声合成技術を応用したバス乗客案内放送装置を開発・発売している。1993年6月には液晶表示(LCD)タイプの空港離着陸案内ボードを開発し、1997年12月には光ファイバー方式の大型フルカラーディスプレイ装置「点描」も発売した。コンデンサ専業メーカーの電子技術基盤を応用した表示・案内機器事業を一時展開していたことになる。(出典:指月電機製作所公式サイト「沿革」1960年~1989年・1990年~2009年)
1972年、コンデンサが核融合反応装置のエネルギー源として採用された実績がある
指月電機は1972年3月、電子技術総合研究所に対しコンデンサをエネルギー源とする核融合反応装置(トロイダルスクリューピンチ)を納入したと公式サイトの沿革に記載している。同じ1972年3月には国鉄(現JR)の交流電化変電所向け特別高圧進相コンデンサ設備の納入も開始しており、力率改善という通常用途を超え、大電流を瞬時に放出するコンデンサの特性を活かした特殊用途にも実績を持つ。(出典:指月電機製作所公式サイト「沿革」1960年~1989年)
村田製作所と資本業務提携し、合弁会社を設立している
指月電機は2016年9月に株式会社村田製作所と資本業務提携契約を締結し、同年10月には共同出資による合弁会社「株式会社村田指月FCソリューションズ」を設立した。セラミックコンデンサを主力とする村田製作所と、フィルムコンデンサ・進相コンデンサを主力とする指月電機が、コンデンサ技術で連携している。(出典:指月電機製作所公式サイト「沿革」2010年~)
海外拠点は、買収・技術供与・現地法人設立と複数の手法で展開してきた
1973年に米国現地法人SHIZUKI AMERICA INC.を設立し、1986年には米国TRW社のコンデンサ部門を買収して「AMERICAN SHIZUKI CORP.」として発足させた。一方で1983年にはタイのOEIC社へ低圧進相コンデンサの技術供与を行い、2007年にはタイ現地法人「タイ指月電機株式会社」を新たに設立するなど、買収・技術供与・現地法人設立という異なる手法を組み合わせて海外展開を進めてきた。(出典:指月電機製作所公式サイト「沿革」1960年~1989年・1990年~2009年)
選定ポイント
- 1939年に「指月製作所」として独立設立。同年、電気炉用・レントゲン用オイルコンデンサの開発に成功しており、同社の沿革ページでは国内初の実用化としている。
- 1955年10月に金属化紙(MP)の製造からMPコンデンサ製造までの一貫生産体制を確立。同社の沿革ページでは国内メーカー初の一貫生産体制としている。
- 1945年の戦災で工場を焼失した後、1947年に「株式会社指月電機製作所」として再発足した歴史を持つコンデンサ専業メーカー。
- 指月電機の公式サイト製品カテゴリ(自動車用/モータ運転用/パワエレ用フィルムコンデンサ)とACフィルタ用フィルムコンデンサ「MAC-UM」の公式PDFカタログを確認した結果、MAC-UMはclass X2(ライン間用)のみの認定であり、ライン・アース間用のYコンデンサに相当する製品は確認できなかった。従来variantsにあった「Yコンデンサ(クラスY1・Y2)」は根拠を確認できなかったため削除し、「Xコンデンサ」は実在するMAC-UMシリーズの具体的な型番に差し替えた。また、旧DCフィルムコンデンサ製品にあった「MAC-UMシリーズ」はACフィルタ用(ノイズ対策)製品であり直流平滑・スナバ用途ではないため、ノイズ対策コンデンサ製品側へ移設した。
- 指月電機の前身は、創業者・山本重雄が1933年8月に4名の共同経営で設立した『日本コンデンサ製作所』(ラジオ用コンデンサ製造)である。指月電機公式サイトの沿革はこれを『創業の原点』と位置づけつつ、6年後の1939年3月に山本が独立して興した『指月製作所』(電気炉用・レントゲン用オイルコンデンサの国内初実用化)を別枠で『創業』としており、共同経営からの独立という二段階の成り立ちを持つ。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 低圧進相コンデンサ | FF2010TL・FF2030TL 他 | 低圧電力回路の力率改善電力設備の省エネ対策三相・単相交流回路への接続 | 進相コンデンサ | 詳細を見る → |
| ACフィルムコンデンサ | UP25B105U・UP25B305U 他 | モーター運転用・始動用回路照明用インバータ回路産業機器の交流回路 | コンデンサ | 詳細を見る → |
| DCフィルムコンデンサ | US63Y334JAASA・US10X224JAASA 他 | インバータ・コンバータのスナバ回路直流平滑回路エネルギー蓄積用途 | コンデンサ | 詳細を見る → |
| ノイズ対策コンデンサ | MAC-UM31B474K・MAC-UM31B105K 他 | 電源ラインのEMI・EMCノイズ対策(交流電源アクロスザライン用)インバータ装置の交流出力フィルタ用風力・太陽光発電、UPS、家電の電源ノイズ対策 | コンデンサ | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 指月電機製作所株式会社(Shizuki Electric) |
|---|---|
| 略称 | 指月電機 |
| 主力品種カテゴリ | コンデンサ、進相コンデンサ、電力用コンデンサ |
参考資料・出典
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FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
指月電機製作所は、なぜ創業時に「レントゲン用」コンデンサを手掛けていたのですか?
1939年に「指月製作所」として独立設立した際、同社は電気炉用・レントゲン用オイルコンデンサの開発に成功しており、これは同社の沿革ページで国内初の実用化とされています。 1945年の戦災で工場を焼失し1947年に「株式会社指月電機製作所」として再発足した後、1955年には金属化紙(MP)の製造からMPコンデンサ製造までの一貫生産体制を確立しました。 現在の進相コンデンサ・フィルムコンデンサ技術は、こうした高電圧対応技術の蓄積の延長線上にあります。
見積フォームへ進む →指月電機製作所の製品の見積・購入はどこに問い合わせればよいですか?
松本電業株式会社の見積フォームにお問い合わせください。 指月電機の全品種のお取り寄せ・お見積りに対応しています。
見積フォームへ進む →指月電機の低圧進相コンデンサ(N2形・E形)の品番や仕様の調べ方を教えてください。
品番・仕様については当サービスの製品一覧ページをご参照いただくか、見積フォームにてお問い合わせください。 松本電業株式会社では担当者が品番・仕様の確認から迅速にご対応いたします。
見積フォームへ進む →指月電機製品の納期はどのくらいかかりますか?
ご注文をいただいた後にメーカーへ発注する形となるため、納期は品番・数量やメーカーの在庫状況により異なります。 お急ぎの場合は見積フォームにてご相談いただければ、納期を確認のうえご案内いたします。 松本電業株式会社(東京都台東区台東2-4-11)では法人・施工業者様のご要望に柔軟に対応いたします。
見積フォームへ進む →指月電機はコンデンサ以外の製品も手がけていたのですか?
指月電機公式サイトの沿革によると、過去には路線バス用の運賃表示器(1980年開発)や音声合成技術を応用した乗客案内放送装置(1992年開発)、空港の離着陸案内ボード(1993年開発)、光ファイバー方式の大型フルカラーディスプレイ「点描」(1997年開発)など、表示・案内機器分野にも進出していた時期がありました。 現在の電材サーチでのお取り扱いはコンデンサ関連製品が中心です。
見積フォームへ進む →指月電機と村田製作所にはどのような関係がありますか?
指月電機は2016年9月に株式会社村田製作所と資本業務提携契約を締結し、同年10月には共同出資による合弁会社「株式会社村田指月FCソリューションズ」を設立しています。セラミックコンデンサを主力とする村田製作所と、フィルムコンデンサ・進相コンデンサを主力とする指月電機による連携です。
見積フォームへ進む →低圧進相コンデンサの在庫確認や見積はどうすればよいですか?
ウェブサイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。 松本電業株式会社では法人・施工業者様向けにお見積りに対応しております。
見積フォームへ進む →ACフィルムコンデンサの選定・見積依頼はどうすればよいですか?
使用電圧・容量・用途をご確認の上、ウェブよりお問い合わせください。 松本電業株式会社にて最適な品番をご案内し、お見積りに対応いたします。
見積フォームへ進む →DCフィルムコンデンサのスナバ用と平滑用の違いは何ですか?
スナバ用はサージ電圧吸収を目的とした高耐圧・低インダクタンス設計で、平滑用は安定した直流電圧供給のための大容量設計です。
見積フォームへ進む →MAC-UMシリーズはどのようなノイズ対策に使用しますか?
交流電源のライン間(アクロスザライン、L-N間)に接続するclass X2安全規格適合品で、電源ノイズ対策やインバータ装置の交流出力フィルタ用に使用します。
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