在庫確認・見積は今すぐ フォームで依頼する 24時間受付 / 電話は平日 9:00〜17:00 03-3833-6431
配線図 ・ 3 / 12

コンセント類の図記号

読み終えると、こうなる

コンセントの傍記を1つ残らず書き出し、複数条件を同時に満たす1枚を写真から絞り込めるようになる

  • E・ET・EET・ELという似た接地系の傍記を、電気を送る側と逃がす側の役割で仕分けられる
  • 抜け止め形LKと引掛形Tを、差込口の弧の本数ではなくプラグの構造から判別できる
  • 傍記が2つ以上並んだコンセントを、条件を重ねて満たす1枚として絞り込める
考えてみよう

新築住宅のエアコン設置日。業者が室外機と室内機をつなぎ終え、最後に電源プラグを壁のコンセントへ挿そうとした。ところが刃の向きがまるで合わず、差込口に入らない。プラグもコンセントも壊れてはいないし、壁の中の配線に問題があるようにも見えない。それでも工事はここで止まった。何が起きているのか。

後で配線図を見返すと、そのコンセントには「20A250V」「E」という傍記がはっきりと添えられていた。しかし現場に実際に取り付けられていたのは、傍記が何もない、ごく普通のコンセントだったのだ。

図面の上では、どちらも同じ「丸」に見える。なぜこの2つは、挿さりもしないほど別物として扱われるのか。このトピックを読み終えるころには、配線図のどこを見ればこの違いに気づけたか分かるようになっている。

コンセントの図記号は、円の内側を水平な平行線2本が横切り、壁のある側の三日月部を黒く塗った形が基本だ。JIS C 0303:2000 の 4.2 a) が「図記号は,壁付きを示し,壁側を塗る。」と定めているとおり、この黒い三日月は飾りではなく「壁に付く」という情報そのものを担っている。傍記(そばに書き添える文字)が何もなければ、15A・125Vの一般用コンセントを表す。差込口が2口以上なら「2」「3」と口数を、3極以上なら「3P」と極数を傍記する。

傍記意味
なし一般用コンセント(15A・125V)
20A定格電流(20A以上のとき傍記)
250V定格電圧(250V以上のとき傍記)
2、3 など口数(2口以上のとき傍記)
3P など極数(3極以上のとき傍記)
E接地極付コンセント
ET接地端子付コンセント
EET接地極付接地端子付コンセント
EL漏電遮断器付コンセント
LK抜け止め形コンセント
T引掛形コンセント
WP防雨形(屋外用)コンセント
H医用コンセント
EX防爆形コンセント
E WP 一般用 接地極付 防雨形 壁付きコンセントの基本形(壁側を塗った円+水平な平行線2本)に、傍記で種類が加わる

傍記がなければ「15A・125V」。逆にいえば、定格やアルファベットが1つ付くだけで、コンセントの定格も、そこに挿してよいプラグの形状もまったくの別物になる。

黒い三日月は「壁」を意味している

図記号の片側が黒く塗ってあるのは、装飾ではない。JIS C 0303:2000 の 4.2 は、コンセントの図記号を取り付け場所ごとに書き分けている。a) の一般形は壁付きを示し、壁のある側を塗る。c) の天井に取り付ける場合は塗りつぶしをやめ、内側の線を垂直に立てる。d) の床面に取り付ける場合は、その天井付の形の下に黒い三角を足す。e) の二重床用は、長方形の枠で囲んで示す。

つまり塗りつぶしの有無と線の向きは、「どこに付くコンセントか」を一目で伝えている。図面から床のコンセントを拾いたいなら、黒い三角を探せばいい。逆に、塗りつぶしのない丸を見て「一般形だ」と読んでしまうと、壁ではなく天井や床の器具を数えていることになる。

壁付き(一般形) 天井付 床付 壁側を塗る/横線2本 塗らない/縦線2本 天井付+黒い三角 JIS C 0303:2000 4.2 の a)・c)・d) を自作図にしたもの。二重床用(e)は、この天井付の形を長方形の枠で囲んで表す

「アース付き」には3つの顔がある

洗濯機の電源プラグの根元から、もう1本だけ細い緑の線が出ているのを見たことがあるだろう。先端がY字形の金具になっていて、どこかにねじで留めるようになっている——あのアース線をねじ留めするための端子を備えたのが、接地端子付コンセント(傍記ET)だ。

一方、エアコンや電子レンジのプラグには、刃が3本のものがある。2本の平行な刃に加えて3本目の刃(接地極)が生えていて、差し込むだけでアースがつながる。この3本目の刃を受ける穴を備えたのが、接地極付コンセント(傍記E)だ。

つまり同じ「アースが取れるコンセント」でも、機器側がアースを「線」で出してくるならET、「プラグの刃」で出してくるならE。両方に対応できるのがEET(接地極付接地端子付)になる。さらにEL(漏電遮断器付)は一歩進めて、漏電遮断器そのものをコンセント本体に内蔵したものだ。試験では「ET」を「接地極付」と読ませる引っかけが定番だが、ETのTが端子(Terminal)を指していると知っていれば崩れない。

抜けては困る場所の、2つの方式

業務用の冷凍ショーケースや医療機器のように、「知らないうちにプラグが抜けていた」では済まない場所がある。そこで使われるのが抜け止め形(傍記LK)と引掛形(傍記T)だ。どちらも「回して抜けなくする」仲間だが、変えている場所が違う。抜け止め形はコンセント側だけの工夫で、普通の平行刃プラグを差し込んでから右へ回すとロックが掛かる。引掛形は刃そのものが円弧状にわん曲した専用の引掛プラグを使う方式で、プラグとコンセントの両方が専用になる。天井の引掛シーリングと同じ思想の器具だと考えると覚えやすい。どちらも回す向きが決まっているため、JIS C 8303:2007 の 6.11 a) は実物に回転方向を示す表示をするよう求めている——差込口のわきに小さな矢印が刻まれていたら、それは「回して留める」仲間の目印だ。医用(傍記H)は病院のベッドまわりなどに設ける医用コンセントを表す——スイッチの傍記H(位置表示灯内蔵)とは別の意味になる点も、試験の引っかけどころだ。

200V専用回路で傍記が本領を発揮する

この傍記のルールが特に重要になるのが、200Vで動く機器の専用回路だ。エアコンをはじめとする200V機器は、消費電力が大きく起動時の電流も跳ね上がりやすいため、他の負荷と共有しない専用回路・専用コンセントが求められる。実際の200V回路のコンセントは接地極付が基本で、刃受の形は定格ごとに分かれている。15A250Vは横向きのスリット2本が一直線に並び、左右が同じ長さ。20A250Vの埋込品として売られているのは15A・20A兼用形で、一方が横棒の端から下に折れたL字状のスリット、もう一方が横棒のスリット、その下にD形の接地極穴が入る(JIS C 8303:2007 図A.16、明工社ML1256W、パナソニックWN1922)。

ここで効いてくるのが、定格の傍記のルールだ。JIS C 0303:2000 の 4.2 f) は、電流と電圧で条件を別々に立てている。20A以上のときは定格電流を傍記する。250V以上のときは定格電圧を傍記する。15A・125Vはどちらも傍記しない。つまり200Vであることを図面に載せているのは、電流値ではなく「250V」という電圧の傍記のほうだ。15A250Vに至っては15Aなので電流は傍記されず、図記号に付くのは「250V」と接地極付の「E」だけになる。電流値だけを目印にして200V指定を探していると、この1枚をまるごと見落とす。

逆に、写真の刃受の向きから定格を決めにいくと足をすくわれる。「縦の平行スリットなら100V、横向きの要素があれば200V」という覚え方は、20A125Vの前で崩れるからだ。JIS C 8303:2007 の図A.15(2極接地極付20A125V)の刃受はT字状のスリットと縦スリットの組合せで、横に伸びる腕をもっている。明工社の20A接地2P125Vには、左が横棒・右が縦棒という極配置の品まである。ところが20A250V専用の極配置(図A.12)も、縦スリット1本と横スリット1本だ。言葉にしてしまうと、125Vのある品と同じ説明になってしまう。だから定格を確定させるのは図記号の傍記のほうで、刃受の向きは、傍記で出した答えを写真の上で確かめるための補助にとどめる。使えるのは「横スリット2本が一直線に並ぶのは15A250V」という限定つきの手がかりまでだ。

つまり配線図の段階で「250V」や「E」の傍記を読み落とすと、現場では見た目が似ている一般形コンセントと専用コンセントを取り違えかねない。しかも刃受の向きも数も違うので、200V機器のプラグはそもそも差込口に入らない。電気が来ていないのではなく挿さらない、という形で問題が表面化する。

傍記が2つ並んだ図面から、写真を1枚に絞る

図面のコンセントに傍記が1つしか付かないとは限らない。屋外の壁なら「WP」と「LK」が並ぶことがあるし、エアコンの専用回路なら「20A250V」と「E」が並ぶ。ここで起きる事故は決まっていて、目に付いたほうの傍記だけで写真を選んでしまう。防雨形だから屋外用らしい1枚、と決めた瞬間に、抜け止め形かどうかの照合が丸ごと抜け落ちる。

傍記が並んでいるとき、それはひとつの長い名前ではなく、条件が2つ書いてあると読む。JIS C 0303:2000 の 4.2 は、定格の表し方、口数、極数、種類(LK・T・E・ET・EET・EL)、防雨形WP、防爆形EX、医用Hを、それぞれ独立した項目として並べている。そして傍記どうしの打消しや優先順位を定めた規定は、4.2 のどこにも置かれていない。だから条件は重ねて読むのが自然だ——「WP LK」は、防雨形であって、かつ抜け止め形でもあるコンセント、つまり2つの条件を同時に満たす1枚を探すことになる。

傍記意味(JIS C 0303:2000 4.2)写真で当たる決め手
なし15A・125Vの一般用(定格は傍記しない)傍記がないこと自体が条件。20A・250Vの特徴を写真側に探さない
20A、250V、20A250V20A以上は定格電流を、250V以上は定格電圧を傍記(15A・125Vはどちらも傍記しない)定格を決めるのは傍記のほう。刃受は確認用——横スリット2本が一直線なら15A250V。20A125Vにも横向きの腕があるので「横向き=200V」では決めない
2、3口数(2口以上のとき傍記)差込口の数
3P極数(3極以上のとき傍記)図面側の指定として読む
E接地極付差込口の中に、D形(かまぼこ形)の穴が1つ増える
ET接地端子付差込口の外に、アースターミナルのふたが付く
EET接地極付接地端子付穴とふたの両方がある
EL漏電遮断器付外観の決め手は確認できていない。傍記の意味で答える
LK抜け止め形差込口が円形で、円周上に弧状の開口。決め手はプラグ側(普通の平行刃プラグをそのまま使う)
T引掛形差込口が円形で、円周上に弧状の開口。決め手はプラグ側(刃が円弧の専用プラグが要る)
WP防雨形屋外用。差込口を覆う化粧カバーが付く製品がある
EX防爆形外観の決め手は確認できていない。傍記の意味で答える
H医用病院用。JIS T 1022:2023 では色が電源の種別を表す

手順は4つでいい。まず図記号の傍記を、1つ残らず紙に書き出す。次に、書き出した傍記を上の表で外観の決め手に翻訳する。そして選択肢の写真を1枚ずつ、条件を上から順に当てていく。1つでも満たさない条件が出たら、その時点でその写真を落とす。残りの条件は見なくていい。最後に、残ったのが1枚ならそれが答えだ。2枚残ったなら翻訳し損ねた傍記があるし、0枚なら翻訳をどこかで1つ間違えている——どちらの場合も、写真を見比べ直すのではなく図面に戻る。

この「1つでも満たさなければ落とす」という進め方が肝心だ。似ている順に選ぼうとすると、条件を半分だけ満たした写真が最後まで生き残って迷いを生む。満たすか満たさないかの二択を、条件の数だけ繰り返す。

接地系は、穴とふたで見分ける

EとETは文字が似ているが、実物では見る場所そのものが違う。接地極付(E)で増えるのは差込口の中の穴だ。プラグの3本目の刃を受けるための穴が、2本のスリットの下に加わる。この穴は正円ではない。頭が半円で下が直線的な、かまぼこのようなD形をしている——JIS C 8303:2007 の図A.9〜A.16でも、明工社の差込口図でも、パナソニックWN1131の製品写真でも同じ形だ。図に描くときも、丸ではなくD形で描かないと実物と合わなくなる。

接地端子付(ET)で増えるのは差込口の外のふたで、パナソニックの埋込アースターミナル付コンセント(WN1031K)の製品写真では、差込口は縦のスリット2本だけで接地極の穴がなく、そのかわり差込口の下に小さなふたが付いている。アース線をねじ留めする端子は、このふたの内側にある。両方をもつ埋込アースターミナル付接地コンセント(WN1131)では、スリット2本の下にD形の接地極穴があり、さらにその下にふたが付く——これがEETだ。

中の穴か、外のふたか。この一言で、E・ET・EETの3つは写真の上で分かれる。ついでに縦のスリット2本もよく見てほしい。左右で長さが違う。パナソニックのFAQは「左側が右側より2mm長くなっており」「電源の接地側(いわゆる中性線側)を左側に接続するよう義務付けられております」と説明していて、JIS C 8303:2007 の図A.1でも刃受穴の寸法が接地側極8.7±0.4、電圧極7±0.3と書き分けられている。長いほうが接地側だ。

E 接地極付 中にD形の穴が増える ET 接地端子付 外にふたが付く EET 両方 穴もふたもある パナソニックの埋込コンセント(WN1101=E、WN1031K=ET、WN1131=EET)の製品写真とJIS C 8303:2007 図A.1・図A.9で確認した形を自作図にしたもの。接地極の穴はD形(かまぼこ形)、縦のスリットは向かって左が長い(接地側)

弧の本数では決まらない——LKとTの分かれ目

LKとTは、どちらも差込口が円形になり、円周上に弧状の開口が並ぶ。ここで多くの人が、覚えやすいほうの手がかりを掴んでしまう。「弧が2本なら抜け止め形、3本の風車状なら引掛形」——これが落とし穴だ。

JIS C 8303:2007 の附属書Aの図を並べてみると、何が本数を動かしているのかがはっきりする。2極抜止形15A125V(図A.6)は弧2本。2極引掛形15A125V(図A.20)も弧2本。ところが接地極が付くと、2極接地極付抜止形(図A.17)は開口が3つになり、2極接地極付引掛形(図A.23)も弧3本になる。

円い差込口の弧の本数は、LKかTかを教えていない。教えているのは接地極が付いているかどうかだ。抜け止め形にも「弧3本の風車状」は、ちゃんと存在する。

実物がそれを裏づけている。パナソニックの屋外用防水コンセントWK4602形は抜け止め式の製品だが、公式ページに載っている極配置図は、円周上におよそ120度おきに弧が3本並ぶ風車状だ。「風車状=引掛形」と覚えていたら、この1台で崩れる。ハタヤの形状一覧表も同じで、2P15A抜止と2P15A引掛はどちらも弧2本、接地2P15A抜止と接地2P15A引掛はどちらも弧3本として描かれている。

LK 抜け止め形 2極(接地極なし) 弧2本・左右対称 図A.6 T 引掛形 2極(接地極なし) 弧2本・左が長い 図A.20 LK 抜け止め形 接地極付 開口3つ 図A.17 T 引掛形 接地極付 弧3本・風車状 図A.23 本数を変えているのは接地極の有無。抜け止め形か引掛形かではない JIS C 8303:2007 附属書Aの図A.6・A.20・A.17・A.23で確認した刃受穴の配置を自作図にしたもの。抜け止め形にも引掛形にも、弧2本の型と弧3本の型が両方ある

では何で分けるのか。決め手は1点、プラグ側の刃の形だ。

JIS C 8303:2007 の 3.6 は抜止形を、図A.1または図A.9の差込プラグを差し込み、右方向に回転させて容易に抜けない構造としたもの、と定義している。図A.1は普通の平行刃の2極プラグ、図A.9は接地極付のプラグだ。つまり抜止形が使うのは世の中に出回っている普通のプラグで、抜止形専用のプラグというものが存在しない。工夫はコンセント側だけにある。対して 3.7 の引掛形は「刃及び刃受が円弧でわん曲しており」と書かれる。曲がっているのは刃受だけではない。プラグの刃そのものが円弧なのだ。だから引掛形には、適合する専用の引掛形差込プラグが要る。

規格の図の構成にも、この違いがそのまま出ている。抜止形の図A.6に描かれているのは刃受穴だけで、刃の図がない。引掛形の図A.20には刃と刃受穴の両方が描かれている。刃を規定する必要があるかどうかが、そのまま2つの方式の差になっているわけだ。ハタヤの資料も、抜止めコンセントは「一般の差し込みプラグ(平行刃のプラグ)を差し込んで使用することができます」、引掛けコンセントは「専用のプラグ(引掛け型プラグ)を差し込んで使用する必要があります」と書き分けている。

抜止形(LK)が使うプラグ 普通の平行刃——刃はまっすぐ 引掛形(T)が使うプラグ 刃そのものが円弧にわん曲 JIS C 8303:2007 図A.1(普通の平行刃)と図A.20(引掛形の刃)で確認した刃の形を自作図にしたもの。抜止形は刃受だけが専用、引掛形は刃まで専用になる

ここは正直に言っておきたい。写真だけでLKとTを見分ける確実な方法は、今回の調べでは用意できなかった。とくに接地極付どうしは、抜け止め式のWK4602形と接地2P15A引掛のWF2312Wの極配置を並べても、ほとんど同じ姿に見える。だから写真で迷ったときの戻り先は図記号のほうだ。LKと書いてあるか、Tと書いてあるか——答えはそこにしかない。

屋外の1台に、傍記が4つ乗る

防雨形(WP)は、屋外で雨がかかる場所に使うコンセントを指す。JIS C 8303:2007 は防水形を防雨形と防浸形に分け、JIS C 0920 による保護等級を防雨形はIPX3、防浸形はIPX7としている。実物では、パナソニックの屋外用防水コンセントWK4602形のように、上から大きな化粧カバーが差込口を覆い、差込口が奥まって斜め下を向く形のものがある。雨だれが差込口に入らないための姿だ。カバーの下には別区画が設けてあり、アースターミナルのふたとねじが見える。

ただし「防雨形なら必ずふたが付く」と決めてかからないほうがいい。規格の 6.12 a) 2) が求めているのは「ふたその他適切な方法で刃受穴から水が入りにくい構造」であって、ふたに限定していないからだ(付ける場合は、同 c) が紛失しないよう鎖などで連結することまで決めている)。なお、差込口の内側で刃受穴を自動的に遮へいする「扉付きのもの」(3.14)はこれとは別の機能で、屋内用の埋込扉付コンセントにも付いている。屋外の化粧カバーと混同しない。

WP 防雨形の実物例 上を化粧カバーが覆い、下にアースターミナルのふた パナソニックの屋外用防水コンセントWK4602形の製品写真と施工方法の記載で確認した構成を自作図にしたもの。破線は化粧カバーの奥にある差込口、下の区画がアースターミナルのふたとねじ

そしてこのWK4602形は、傍記の複合を考えるうえで格好の実例になる。公式の品名は「スマート接地防水ダブルコンセント」、仕様の表記は「(抜け止め式・アースターミナル付)(露出・埋込両用)」だ。防雨形であり、抜け止め形であり、品名のとおり接地極付でもあり、アースターミナルも備えている。図記号に直せば「WP LK EET」相当——傍記が2つどころか4条件そろった器具が、屋外の壁に普通に付いている。図面に「WP」と「LK」が並ぶのは、無理な組合せでも念のための重ね書きでもなく、実在する1台を名指ししている。

並び順に意味を読まない

傍記が2つ並ぶと、「どちらを先に書くか決まっているのでは」と考えたくなる。JIS C 0303:2000 には確かに「表3 傍記の表示順序」という表がある。ただしこの表を呼び出しているのは 4.3 点滅器の摘要 n)「傍記の表示順序は,表3による。」であって、表そのものは「分類」「併記記号」「表示順序」の3列でできている。分類として並ぶのは、回路方式・タイマ機能・遅れ機能・スイッチ機能・ランプ表示機能・スイッチ用途の6つ——どれも点滅器の機能で、併記記号の欄に入るのも2P・3・4・T・D・DF・RAS・RA・H・L・WP・EXという点滅器の傍記だ。コンセントの 4.2 の側からは、この表は参照されていない。

だから「WP LK」と「LK WP」のどちらが規格上正しい書き方か、という問いに、この規格から答えは出ない。裏を返せば、並び順は写真を絞る手がかりにならないということでもある。読むべきは順序ではなく、条件がいくつ書いてあるかだ。

外観で決めにいかない傍記

一方で、傍記の中には外観の決め手を用意できないものもある。EL(漏電遮断器付)とEX(防爆形)は、メーカーの公式資料で外観の決め手まで確認できなかった。この2つは、写真から入るのではなく、傍記の意味そのものを問われる問題として扱うのが安全だ。

医用(H)は少し事情が違う。病院で医療用電気機械器具を使う部屋のコンセントは、内線規程3202-3により JIS T 1021(医用差込接続器)に適合するものを使い、JIS T 1022(病院電気設備の安全基準)に基づいて接地工事を施す必要がある。そしてJIS T 1022:2023 では、コンセントの色が電源の種別を表している——ミルキーホワイトは商用電源だけから供給されるもの、赤は一般非常電源から、緑は無停電非常電源から供給されるものだ。停電しても止まってはいけない機器が、どの色に挿さっているか。壁の色そのものが安全の設計になっている。

図面の丸ひとつが、その部屋で使えるものを決めている

コンセントの図記号が読めるようになると、家や店舗の図面を「暮らしの側」から検算できるようになる。洗濯機の位置に接地端子付(ET)はあるか、屋外の水栓まわりに防雨形(WP)は取られているか、店舗の什器の裏に抜け止め形(LK)が指定されているか、キッチンの電子レンジと炊飯器が同じ回路に載っていないか。コンセントは後から増やすと壁や天井を開ける工事になるため、図面の段階で気づけるかどうかで手間がまるで違う。

今日試せることとして、家を一周してコンセントを数えてみるといい。差込口の穴が3つあるもの——スリット2本に加えて、頭が半円で下が直線のD形の穴があるコンセント、つまり接地極付がどこにあるかを見ていくと、洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・エアコンの周りに集中しているはずだ。水や湿気を扱う機器、消費電力の大きい機器から優先的にアースが取られている——という設計の意図が、間取りの上に浮かび上がってくる。ついでに縦のスリット2本の長さも見比べてみてほしい。向かって左が2mmほど長い。その長いほうが接地側で、白い電線がつながっている側だ。

傍記の読み落としが試験で厳しく問われるのは、それが現場では「そもそもプラグが挿さらない」「アースを取る場所がない」という、やり直しの効きにくい形で表面化するからだ。そしてこの読み分けの出番は増えている。EV充電用の屋外200Vコンセント、店舗の屋外電源、駐車場の防雨形——傍記が付いたコンセントが図面に載る場面は、住宅でも確実に広がっている。

冒頭のエアコンのプラグが、なぜ差込口に入らなかったのか。答え合わせは理解度チェックの最後の問題でしてみよう。 コンセントの記号が読めたら、読図の手順で丸数字の追い方を確認しておくといい。 記号を覚えることと、図の上でその記号を特定することは別の技術で、試験で問われるのは後者だ。

出題者のワナ — ここで受験者を転ばせにくる

この論点は、知っているだけでは足をすくわれる。試験でよく仕掛けられる崩し方を、先に知っておこう。

  1. 選択肢の4つを、接地系の言い換えだけで埋める

    なぜ引っかかる「この図記号の器具の種類は」と問い、選択肢を接地極付・接地端子付・接地極付接地端子付・漏電遮断器付の4つで構成してくる年がある。どれも見慣れた語なので、E・ET・EET・ELの対応が一組でも曖昧だと、消去法が使えず総崩れになる。写真問題では、ETとEETのように1文字だけ違う傍記の器具を並べてくることもある。

    見破り方文字の由来で1本に通す。Eは接地極(プラグの3本目の刃を受ける穴)、TはTerminal=端子(アース線をねじ留めする)、ELは漏電遮断器(Leakage)を内蔵したもの。EETはEとETの両方、と読める形になっている。

  2. 抜け止め形LKと引掛形Tを入れ替え、そこに存在しない傍記を混ぜる

    なぜ引っかかる「抜け止め形の防雨形コンセントである。その図記号の傍記表示は」という穴埋め形式で、正解のLKに対して、引掛形のT、点滅器の確認表示灯を意味するL、そして存在しない「K」が並ぶ。どちらも「回して抜けなくする」仲間なので、方式の違いを言葉にできていないと選べない。

    見破り方プラグ側で区別する。抜け止め形(LK)は普通の平行刃プラグをそのまま差して回す、引掛形(T)は刃が円弧状に曲がった専用プラグを使う。Lock(LK)とTwist(T)と結びつけてもよい。差込口の弧の本数で分けようとしないこと——本数を変えているのは接地極の有無だ。単独の「K」や「L」は、コンセントの傍記としては存在しない。

  3. 傍記がないことを見落とさせ、定格の違う器具を選ばせる

    なぜ引っかかるJISは15A 125Vのコンセントには定格を傍記しないと定めている。刃受(極配置)を選ばせる問題では、図記号に20Aや250Vの傍記があるかどうかが唯一の手がかりになるのに、写真側だけを見比べて「それらしい形」を選んでしまう。傍記の20A・250V・Eを1つ読み落とすだけで、刃受の向きも形も別物になる。

    見破り方図記号の傍記を先に全部書き出してから写真を見る。20Aがなければ15A、250Vがなければ125V、Eがなければ接地極なし。定格を確定させているのは傍記のほうで、刃受の向きはその答えを写真の上で確かめる補助にとどめる。「横向きの要素があれば200V系」まで広げると外す——JIS C 8303:2007 の図A.15(2極接地極付20A125V)の刃受はT字状のスリットと縦スリットの組合せで、横に伸びる腕をもつし、明工社の20A接地2P125V(e-2p-06)は左が横棒・右が縦棒だ。使えるのは「横スリット2本が一直線に並ぶのは15A250V」という限定つきの手がかりまで。

  4. コンセントのHを、点滅器のH(位置表示灯内蔵)と取り違えさせる

    なぜ引っかかる傍記の文字だけを一覧で覚えていると、器具が変わっても同じ意味だと思い込む。コンセントのHは医用で、病院のベッドまわりなどに設ける器具を指す。点滅器のHとはまったく別物だ。

    見破り方傍記は「基本の形+文字」の組で読む。壁側を黒く塗った円に水平な線2本ならコンセント、全体を塗りつぶした黒丸なら点滅器。形を確定してから文字を引く順序を崩さない。

  5. 傍記が2つ並んでいるのに、目立つ1つだけで写真を決めさせる

    なぜ引っかかる図面のコンセントには「WP LK」「20A250V E」のように傍記が2つ以上並ぶことがある。ところがJIS C 0303:2000の4.2には、定格・口数・極数・種類(LK・T・E・ET・EET・EL)・防雨形WP・防爆形EX・医用Hが独立した項目として並ぶだけで、傍記どうしの打消しや優先順位を定めた規定がない。つまり条件は重ねて読むのが自然になる。片方だけを見て「屋外用らしい1枚」「抜け止めらしい1枚」と決めると、もう片方の条件を満たさない写真が最後まで残ってしまう。しかも実物の側では、傍記が4つぶん重なった器具が普通に売られている。パナソニックのWK4602形は品名が「スマート接地防水ダブルコンセント」で、仕様の表記が「(抜け止め式・アースターミナル付)(露出・埋込両用)」——防雨形であり、抜け止め形であり、接地極付であり、接地端子付でもある。外観の印象だけでは絞りきれない。

    見破り方傍記を1つ残らず書き出してチェックリストにしてから写真を見る。1枚ずつ条件を上から当て、1つでも満たさなければその時点で落とす。残りが1枚なら答え、2枚残ったなら訳し損ねた傍記があり、0枚なら訳を1つ間違えている。接地系は見る場所で分ける——Eで増えるのは差込口の中の穴、ETで増えるのは差込口の外のふた、EETはその両方だ。なお並び順は手がかりにならない。傍記の表示順序を定めた表3は4.3点滅器のn)が呼び出す表で、分類として並ぶのも回路方式・タイマ機能・遅れ機能・スイッチ機能・ランプ表示機能・スイッチ用途という点滅器の機能ばかりだ。コンセントの4.2には順序の規定がない。

  6. 刃受のよく似た写真を並べ、傍記の1文字で決まる正解を写真の見比べで外させる

    なぜ引っかかる写真鑑別では、外観がほとんど同じ組が並ぶ。円形の差込口に弧が3本並ぶ器具は、抜け止め形の接地極付にも引掛形の接地極付にもある——パナソニックの防水コンセントWK4602形(抜け止め式)と接地2P15A引掛のWF2312W は、極配置図で見るとほぼ同じ姿だ。横向きの腕をもつ刃受も、20A125V接地極付と20A250V接地極付の両方にある。写真を見比べる時間が長くなるほど、答えを決めているのが図記号側のLKかTか、250Vがあるかないかという1文字だという事実が意識から抜ける。

    見破り方写真を見る前に、図記号の傍記を全部書き出す。正解はその時点で決まっていて、写真は「その条件を満たすか」の照合にしか使わない。とくに弧の本数で抜け止め形と引掛形を分けようとしないこと。JIS C 8303:2007 の図で、2極抜止形15A125V(図A.6)も2極引掛形15A125V(図A.20)も弧2本、接地極が付くと抜止形(図A.17)も引掛形(図A.23)も開口が3つになる。本数を変えているのは接地極の有無だ。

参考文献・出典

  • JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号 (4.2 コンセントの摘要 a)〜l)。a)「図記号は,壁付きを示し,壁側を塗る。」、c) 天井に取り付ける場合、d) 床面に取り付ける場合、e) 二重床用、f) 定格の表し方(1) 15A 125Vは傍記しない/2) 20A以上は定格電流を傍記/3) 250V以上は定格電圧を傍記)、g) 口数、h) 極数、i) 種類(抜け止め形LK・引掛形T・接地極付E・接地端子付ET・接地極付接地端子付EET・漏電遮断器付EL)、j) 防雨形WP、k) 防爆形EX、l) 医用H。4.2 には傍記どうしの打消しや並び順を定めた規定がないことも本文で確認)
  • JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号(コンセントの図例) (壁付き(一般形)は円の左側の三日月部を黒く塗り、内側を水平な平行線2本が横切る形。天井付は塗りつぶしがなく線が垂直、床付はそれに黒い三角が付き、二重床用は長方形の枠で囲む。傍記はいずれも図記号の右横に横書きされる。定格は「20A」「20A250V」のように電流と電圧を続けて書く。LK・T・E・ET・EET・EL・WP・EX・Hの例図)
  • JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号(表3 傍記の表示順序) (表3を呼び出しているのは 4.3 点滅器の摘要 n)「傍記の表示順序は,表3による。」。表の列は「分類」「併記記号」「表示順序」の3つで、図記号の列はない。分類は回路方式(併記記号2P・3・4/順序1)、タイマ機能(T/2)、遅れ機能(D・DF/3)、スイッチ機能(RAS・RA/4)、ランプ表示機能(H・L/5)、スイッチ用途(WP・EX/6)と、いずれも点滅器の機能。表は page-11.png から page-12.png へ続く。コンセントの 4.2 からは参照されていない)
  • JIS C 8303:2007 配線用差込接続器 (3.6 抜止形(図A.1又は図A.9の差込プラグを差し込み、右方向に回転させて容易に抜けない構造としたプラグ受)、3.7 引掛形(刃及び刃受が円弧でわん曲しており、適合する引掛形差込プラグを使う)、3.8 防水形(防雨形IPX3・防浸形IPX7)、3.14 扉付きのもの(刃受穴を自動的に遮へいする扉)、3.16 アースターミナル、3.17 接地端子。表1(種類・極数・極配置と附属書Aの図番号の対応。2極引掛形15A125V=図A.20が規格上存在すること、注d)の兼用刃受)。6.11 a)(適合するプラグを差して右に回すと引っ掛かり、左に回すと抜ける構造とし、回転方向を示す表示をする)、6.12(防水形はふたその他適切な方法で刃受穴から水が入りにくい構造とし、ふたは鎖など適切な方法で連結する))
  • JIS C 8303:2007 附属書A 図A.6(2極抜止形差込接続器 15A125V) (刃受穴は、外径16.2±0.8/内径10.5±0.5の円環上に90°±5°の弧が左右対称に2本。刃の図はなく、刃受穴だけが規定されている)
  • JIS C 8303:2007 附属書A 図A.17(2極接地極付抜止形差込接続器 15A125V) (90°±5°の弧2本に加えて下側に接地極の弧が入り、開口が3つになる)
  • JIS C 8303:2007 附属書A 図A.20(2極引掛形差込接続器 15A125V) (刃・刃受穴とも円弧2本。接地側極の弧が10.4、もう一方が7で左右非対称。抜止形と違い、刃の図も規定されている)
  • JIS C 8303:2007 附属書A 図A.23(2極接地極付引掛形差込接続器 15A125V) (刃・刃受穴とも弧3本で、接地極も弧状。接地極付では抜止形(図A.17)と同じく開口が3つになる)
  • JIS C 8303:2007 附属書A 図A.12(2極接地極付差込接続器 20A250V) (20A250V専用の極配置は、縦スリット1本+横スリット1本+D形の接地極。15A・20A兼用の刃受は図A.16(page-39.png)で、L字状のスリット+横スリット+D形の接地極。表1の注d)により、図A.16の刃受には図A.2・図A.8・図A.10のプラグも兼用できる)
  • JIS C 8303:2007 附属書A 図A.1(2極差込接続器 15A125V) (一般形の刃受穴は縦の平行スリット2本で、接地側極8.7±0.4、電圧極7±0.3と寸法が異なる)
  • 接続器差込口一覧|明工社 (定格・極数ごとの差込口(極配置)図の一覧。抜け止め15A2P125V(hk-2p-02)は左右対称の弧2本、引掛形15A2P125V(hk-2p)は弧2本で左が長い、引掛形15A接地2P(hk-3p)は弧3本の風車状。20A接地2P125V(e-2p-06)は左が横棒・右が縦棒、20A接地2P250V=ML1256W(e-2p-07)はL字スリット+横スリット+D形の接地極。15A2P250V(2p-05)は横スリット2本が一直線で左右同じ長さ)
  • コンセント|フルカラー配線器具|Panasonic (埋込接地コンセント(WN1101)/埋込アースターミナル付コンセント(WN1031K)/埋込アースターミナル付接地コンセント(WN1131)/埋込抜け止めコンセント(WN1061)/埋込抜け止め接地コンセント(WN1161)/接地2P15A引掛埋込ダブルコンセント(WF2312W)/15A・20A兼用埋込接地コンセント250V(WN1922)/15A埋込アース付コンセント250V(WN1112K)の品名と製品外観)
  • 屋外用防水コンセント|Panasonic (WK4602SK/QK/WK/BK の品名が「スマート接地防水ダブルコンセント」、仕様表記が「(抜け止め式・アースターミナル付)(露出・埋込両用)」であること。同ページの極配置・適合プラグ図は、抜け止め式でありながら弧が3本の風車状。化粧カバーが差込口を覆い、上方向にスライドさせて外す構造)
  • 100Vコンセントの差込口は、長さが違うのは何故か|Panasonic FAQ (「左側が右側より2mm長くなっており」「電源の接地側(いわゆる中性線側)を左側に接続するよう義務付けられております」)
  • コンセントについて/コンセントの形状・寸法・規格について|ハタヤ (抜止めコンセントは通常プラグで抜止効果○、引掛けコンセントは専用プラグで抜止効果◎という比較表。「抜止めコンセントは…一般の差し込みプラグ(平行刃のプラグ)を差し込んで使用することができます」。形状一覧では2P15A抜止と2P15A引掛がどちらも弧2本、接地2P15A抜止と接地2P15A引掛がどちらも弧3本)
  • 病院・医療施設向け配線器具|Panasonic (抜け止めコンセントは「プラグを差し込んで右に回すと、引いても簡単に抜けない」。内線規程3202-3・JIS T 1021・JIS T 1022、JIS T 1022:2023 の用途区分(ミルキーホワイト=商用電源、赤=一般非常電源、緑=無停電非常電源))
  • 200Vエアコンには専用コンセントが必要?その理由と取り付け時の注意点|エアコン工事サポートブログ (200V回路に専用回路・専用コンセントが必要とされる理由)

理解度チェック(9問)

このトピックの内容がどれくらい身についたか、9問で確認しよう。 内訳は基本3問・応用2問・ひっかけ4問。基本が解けたら、条件を足した応用と、本番で足をすくいにくるひっかけまで踏み込む。

/ 9 問正解

覚えておきたいポイント

  1. コンセントの基本図記号は、円の内側を水平な平行線2本が横切り、壁のある側(図では左)の三日月部を黒く塗った形。傍記がなければ15A・125Vで、20A以上なら定格電流を、250V以上なら定格電圧を傍記する
  2. E=接地極付(プラグの3本目の刃を受ける)、ET=接地端子付(アース線をねじ留めする端子)、EET=その両方、EL=漏電遮断器付
  3. LK=抜け止め形(普通の平行刃プラグをそのまま差して回す)、T=引掛形(刃そのものが円弧の専用プラグを使う)、WP=防雨形、H=医用。差込口の弧の本数は接地極の有無で変わるだけなので、LKとTの判別には使えない
  4. 200V機器(エアコン等)の専用回路は、定格電圧の傍記「250V」と接地極付の「E」で図記号に現れる(20A以上なら、さらに定格電流の「20A」が並ぶ)。定格を確定させているのは傍記のほうで、刃受の向きは補助にとどめる——20A125Vにも横向きの腕をもつ極配置がある
  5. 傍記が2つ以上並んだら、すべてを同時に満たす1枚を探す。外観の決め手は、Eが差込口の中のD形(かまぼこ形)の穴、ETが差込口の外のアースターミナルのふた、EETがその両方。パナソニックのWK4602形は1台で防雨形・抜け止め形・接地極付・接地端子付を満たす
Xでシェア
打ち合わせを予約 見積依頼