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第二種電気工事士・科目別学習

配線図

読了目安: 50分

この科目が「最大の得点源」である理由

学科試験は一般問題(約30問)と配線図問題(約20問)で構成されており、配線図問題は出題全体の4割を占める。電気技術者試験センターの公式区分では「配線図」という1科目としてまとめられているが、実際の試験ではこの分野に最も多くの問題が配分されているということだ。

しかも配線図問題は、暗記した図記号さえ分かれば得点できる問題が多く、他の科目(法令や交流理論)に比べて「知っていれば確実に取れる」性質が強い。学習の優先順位としては、配線図の図記号を最優先で覚えるのが最も効率がよい。

配線図とは何かというJIS図記号の基礎から、コンセント・スイッチ・照明器具の見分け方、複線図への変換、分電盤・配線用遮断器の図記号、そして「最小電線本数」「リングスリーブの種類と個数」といった数える問題、実物写真との照合(写真鑑別)まで、以下のトピックを順番に進めよう。

トピック一覧(12個)

1トピック数分で読めるミニレッスン+理解度チェック。順番に進めよう。

  1. 1 配線図とは何か・図記号の基礎 配線図はJIS C 0303という共通規格に基づく図面。図記号は公式で導けず、見た形をそのまま覚えるしかない暗記分野だと理解するところから始める。 配線図の図記号を、公式では導けない『取り決め』だと割り切り、暗記の的を絞れるようになる 未着手
  2. 2 読図の手順 — 丸数字はどこを指しているか 配線図問題は1枚の図面を20問で共有し、①〜⑱の丸数字が引出線で対象を指す形式。まとめて落とすのは記号を知らないからではなく、引出線の終点を取り違えて「別の場所の正しい答え」を書くから。指し先を確定させてから数え始める手順を作る。 丸数字の引出線を終点まで目で追い、線か箱か記号かを言葉にしてから答えられるようになる 未着手
  3. 3 コンセント類の図記号 コンセントの図記号は「壁側を黒く塗った円+水平な線2本」が基本形。E・ET・EET・EL・LK・T・WPや定格の傍記を読み分けられないと、専用回路や抜け止め形のコンセントを取り違える。 コンセントの傍記を1つ残らず書き出し、複数条件を同時に満たす1枚を写真から絞り込めるようになる 未着手
  4. 4 スイッチ類の図記号と傍記 点滅器(スイッチ)の基本図記号は黒丸。3路・4路のほか、H(位置表示灯)・L(確認表示灯)・D(遅延)・RAS(熱線式自動)など傍記1〜3文字でスイッチの性格が決まる。写真の下に添えられる接点の構成図は、端子番号が振ってあるか・ランプがあるか・「遅れ機構」の箱があるか、の順で読み分ける。 同じ端子番号を持つ3つのスイッチを、Y字分岐とランプの有無という2つの軸で見分けられるようになる 未着手
  5. 5 照明器具類の図記号 照明器具の図記号を描く部品は、丸と横長の長方形の2つしかない。一般用照明・非常用照明・誘導灯・保安用はすべて同じ丸で、違うのは塗り方だけ。CL(シーリング=天井直付)とDL(埋込器具)は、傍記1文字で工事方法自体が変わる。 天井の丸い照明器具を見ただけで、そのまま付け替えられるのか、天井を開ける工事が要るのかを見分けられるようになる 未着手
  6. 6 分電盤・配線用遮断器の図記号 分電盤・遮断器の図記号は四角形がベース。極数(P)と素子数(E)の組み合わせが、その回路の電圧方式に合っているかまで図記号の傍記から読み取る。 遮断器の刻印を見ただけで、その回路が単相100Vか200Vかを読み戻せるようになる 未着手
  7. 7 動力・制御機器の図記号 — 二重丸の一族 住宅の図面ではまず見かけないが、集合住宅の共用部やポンプ室が図面に入ると出てくる記号群。二重丸は傍記1〜2文字だけで押しボタン・圧力・浮き・電極に分かれ、Lの1文字が付くかどうかで名称が変わる。 住宅の図面には出てこない二重丸の一族を、機械が何を感じ取っているかで仕分けられるようになる 未着手
  8. 8 複線図への変換 単線図(配線図)を、実際に必要な電線の本数・結線が分かる複線図に描き起こす手順。スイッチは電圧側だけを切るという鉄則を守れているかが、ここで問われる。 スイッチをOFFにしても痺れが残る配線を、複線図に描き起こす段階で見抜けるようになる 未着手
  9. 9 最小電線本数の数え方 配線図の1本の線は、実際には複数の電線の束。「この部分の最少電線本数は」という定番問題を、複線図の原理から3つの問いで数える手順にする。「3路は3本」のような器具別の丸暗記は、図固有の構成で外れる。 配線図の1本の線を見ただけで、壁の中に実際に何本の電線が通っているかを言い当てられるようになる 未着手
  10. 10 リングスリーブ・差込形コネクタの種類と個数 ボックス内接続の定番問題。スリーブの個数は複線図の接続点(束)の数で決まり、種類と刻印は束の中の電線の太さ・本数で決まる。ケーブルの本数を数えても答えは出ない。束は白・黒・戻り・接地線の4分類。紙に一覧を作ってから配れば、混んだ図面でも手が止まらない。 ケーブルの本数を数えるのをやめ、複線図の束の数だけを数えてスリーブの個数を出せるようになる 未着手
  11. 11 写真鑑別 — 図記号と実物をつなぐ 配線図問題の後半は、図記号から実物写真を選ぶ照合問題。似た箱が並んでも、図記号の側(四角か丸か・×か斜線か)と実物の側(銘板の表示・受光窓・刃受の形)の両方で決め手を押さえれば1対1で照合できる。遮断器のようにボタンの有無だけでは分かれない組があることまで含めて読み方を作る。 赤いボタンや斜線ハッチングの見た目に流されず、銘板の表示1点で器具名を確定できるようになる 未着手
  12. 12 写真から機器・材料を1枚に絞る リモコンリレーとリモコン変圧器、可とう電線管の附属品、三相200Vコンセント、点滅器の取付材料、圧着工具と手動油圧式工具。写真4枚を見比べても決まらないのは、探しているものが「似ている点」だからだ。決め手はいつも1点、しかも「他の3つには絶対に無いもの」の側にある。 似た工具や器具の写真4枚を前にしたとき、共通点ではなく『他の3つにないもの』だけを探せるようになる 未着手

参考文献・出典

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