電設資材を扱うスリーエム ジャパンは、かつて「住友スリーエム」という名前で呼ばれていました。 なぜ、アメリカ生まれのこの会社の名前に「住友」が入っていたのでしょうか。 スリーエム ジャパン株式会社(3Mジャパングループ)は、米国3M社の日本法人として電気・電子分野を中心に幅広い製品を提供するグローバルメーカーです。 ケーブル端末処理材・絶縁材・結束材の分野では、コールドシュリンク技術や自己融着技術など独自の高分子素材技術を活かした製品が高く評価されています。 高圧・低圧ケーブルの端末処理から、配線の絶縁・結束まで施工現場の多様なニーズに対応した製品ラインアップを揃えています。 品質・安全性・施工性を兼ね備えた製品群は、電設・通信・産業設備の現場で幅広く採用されています。
3Mジャパンの主力製品として、常温収縮型ケーブル端末処理材・接続材(T6PSシリーズ・S6KD/S6CSシリーズ)、自己融着テープ、熱収縮チューブなどのお取り寄せ・お見積りに対応しています。 当サービスでは全品種のお取り寄せ・お見積りに対応しています。
3Mジャパンの強みと主要製品の特長
独自技術による加熱不要の施工性
コールドシュリンク技術(常温収縮)により、トーチバーナーなどの火気を使用せず安全かつスピーディにケーブル端末処理が可能です。
シリコーンゴム採用の優れた耐久性
優れた電気絶縁性、耐候性、耐オゾン性を持つシリコーンゴムを採用し、過酷な屋外環境でも長期にわたり安定した性能を発揮します。
現場の課題を解決する豊富なラインナップ
低圧から高圧までの端末処理材に加え、自己融着テープや熱収縮チューブなど、配線・絶縁・結束に関わるあらゆる製品を網羅しています。
研磨材採掘の鉱山会社として始まった素材技術の蓄積
米国3M社は1902年、研磨材用鉱物の採掘を目的にミネソタ州で設立された鉱山会社が起源です。狙った鉱物が採れず採掘事業は当初の計画通りには進みませんでしたが、そこから研磨材・接着技術へと軸足を移し、100年以上にわたり材料化学の知見を蓄積してきました。コールドシュリンク技術や自己融着テープに用いられる高分子材料も、この延長線上にある技術です。
山形事業所は海外3Mへも供給する国内最大級の生産拠点
1970年設立の山形事業所(現・スリーエム ジャパン プロダクツ株式会社 山形事業所)は国内最大級の生産拠点であるだけでなく、海外各国の3Mグループ会社へも製品を供給する役割を担っています。単なる輸入代理店ではなく、日本発の製造品質が海外拠点にも展開されている点は見落とされがちです。
選定ポイント
- 日本法人は1961年12月1日設立(前身は1960年設立の日本ミネソタスリーエム、のち住友スリーエム)、資本金9億6,000万円の老舗外資系メーカー。単なる輸入代理店ではなく山形・岩手・茨城・千葉・相模原など国内に複数の生産拠点を持つ。
- 電気・電子製品専業ではなく建築・自動車・ヘルスケアなど幅広い分野を横断する総合メーカーのため、ケーブル端末処理材以外の絶縁・保護資材についても同一メーカー内で選択肢が見つかる場合がある。
- 1958年4月の3M社・住友グループ14社による合弁合意を起点に、日本ミネソタスリーエム(1960年)→住友ミネソタ(1961年、3M・住友電工・NECの共同出資)→住友スリーエム(1962年)という社名・資本構成の変遷を経て、2014年9月1日付で住友電気工業が保有株式を3Mへ売却し完全子会社化、現社名「スリーエムジャパン」に至った。半世紀以上に及ぶ合弁の歴史を経て現体制になっており、単純な外資系企業とは背景が異なる。
- 絶縁・端末処理材に加え、結束バンド(ナイロン結束バンド・固定具)や電気絶縁用ビニールテープも同一メーカー内でラインアップしているため、絶縁・結束・保護に関わる資材をまとめて調達したい場合の選択肢になる。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| PST端末 T6PSシリーズ | T6PS・T6PS-B 他 | 6600V高圧CVケーブルの屋内外端末処理(一般内線工事・引込線工事) | ケーブル端末処理材 | 詳細を見る → |
| 高圧接続材 S6KD/S6CS | S6KD・S6CS 他 | 3300V〜6600VクラスCVケーブルの直線接続(スプライス) | ケーブル端末処理材 | 詳細を見る → |
| 自己融着テープ | 2228・23 他 | 電線・ケーブルの絶縁処理、防水処理、接続部保護 | 絶縁材 | 詳細を見る → |
| 熱収縮チューブ | FP-301・MDT-A | 電線・ケーブルの絶縁保護、端末処理、色識別 | 絶縁材 | 詳細を見る → |
| 耐火キャップ・絶縁カバーキット | PJ-FP・YB-1EM 他 | 電線端末・分岐接続部の絶縁保護、耐火ケーブル接続部の保護 | 絶縁材 | 詳細を見る → |
| ナイロン結束バンド | NBO-300MM・NB-250MM 他 | 電線・ケーブル・配管の結束、屋内外の配線整理・固定 | 結束材 | 詳細を見る → |
| 電気絶縁用ビニールテープ 117/35 | 117・35 | 600Vまでの一次電気絶縁、電線被覆の補修・補強、相分け・回路の色分け識別 | 絶縁材 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 3Mジャパン(3M Japan) |
|---|---|
| 略称 | 3Mジャパン |
| 主力品種カテゴリ | ケーブル端末処理材、絶縁材、結束材 |
参考資料・出典
- 3M Japan 常温収縮チューブ工法ケーブルアクセサリー
- 3M Japan ケーブル接続・端末処理材 一覧表(600V〜6600V)
- 3M Japan PST端末-EM T6PSシリーズ
- 3M Japan スコッチ 自己融着テープ 23
- 3M Heat Shrink Thin-Wall Tubing FP-301
- 3M MDT-A Heat Shrink Tubing datasheet
- 3M Japan 耐火キャップ PJ-FPシリーズ
- 3Mジャパングループ 沿革(3M公式)
- 住友電気工業 住友スリーエム株式会社の株式売却について(プレスリリース)
- 3M (Minnesota Mining and Manufacturing Company) の鉱山創業史(MinnPost、二次情報)
- 3M™ ナイロン結束バンド 屋外用(3M公式製品ページ)
- 3M™ ナイロン結束バンド 屋内用(3M公式製品ページ)
- 3M™ 結束バンド用固定具(3M公式製品ページ)
- Scotch 電気絶縁用ビニールテープ117 カタログ(3M公式PDF)
- Scotch Super88/No.35 電気絶縁用ビニールテープ カタログ(3M公式PDF)
- スコッチ 電気絶縁用ビニールテープ35(3M公式製品ページ)
- スコッチ 電気絶縁用ビニールテープ117(3M公式製品ページ)
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型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
3Mジャパンは、なぜかつて「住友スリーエム」という名前だったのですか?
3Mジャパンの前身は1960年設立の日本ミネソタスリーエムで、その後、住友グループとの合弁を経て「住友スリーエム」へと社名を変更した歴史があります(現法人は1961年12月1日設立、資本金9億6,000万円)。単なる輸入代理店ではなく、山形・岩手・茨城・千葉・相模原など国内に複数の生産拠点を持つ点も特徴です。
見積フォームへ進む →3Mジャパンの製品はどのように購入できますか?
松本電業株式会社では3Mジャパンの電設資材のお取り寄せ・お見積りに対応しています。 お問い合わせフォームにてご連絡いただければ、法人・施工業者様向けにお見積りいたします。 電材サーチ(denzaisearch.com)からもお問い合わせいただけます。
見積フォームへ進む →3Mジャパン製品の品番選定を手伝ってもらえますか?
松本電業株式会社の見積フォームでは担当者が用途・ケーブルサイズ・電圧クラスなどをお伺いし、最適な3M製品の品番選定をサポートします。 コールドシュリンク端末処理材・自己融着テープ・熱収縮チューブなど幅広い製品に対応していますのでお気軽にご相談ください。
見積フォームへ進む →3Mジャパン製品のまとめ買い・大量発注はできますか?
ご発注数量・納期のご要望をお知らせいただければ、お見積もりとともに最適な納入方法をご提案いたします。
見積フォームへ進む →絶縁テープや結束バンドも取り扱っていますか?
はい。コールドシュリンク端末処理材・自己融着テープ・熱収縮チューブに加え、電気絶縁用ビニールテープ(スコッチ117/35)やナイロン結束バンド・結束バンド用固定具も取り扱っています。
見積フォームへ進む →T6PSシリーズの対応電圧は?
T6PSシリーズは6600Vクラスの高圧CVケーブルに対応しています。 対応ケーブルサイズや屋内・屋外仕様は品番により異なりますので、詳細は松本電業株式会社の見積フォームまでお気軽にお問い合わせください。
見積フォームへ進む →S6KD・S6CS・QS3/QSTの対応ケーブルサイズを教えてください。
いずれも6600Vクラス(QS3/QSTは3300Vにも対応)のCVケーブル用で、対応サイズは品番によって異なります。 具体的な対応サイズについては松本電業株式会社の見積フォームまでお問い合わせいただくか、担当者が選定をお手伝いします。
見積フォームへ進む →自己融着テープの使用電圧の上限は?
品番によって使用可能電圧が異なります。例えば2228は低圧電気工事向けです。 ご使用条件に合う品番選定は松本電業株式会社の見積フォームにご相談ください。
見積フォームへ進む →熱収縮チューブの収縮に必要な温度は?
品番によって収縮開始温度が異なります。FP-301は最低収縮温度100℃、MDT-Aは最低収縮温度135℃です。ヒートガンでの施工が標準的です。
見積フォームへ進む →耐火キャップ・絶縁カバーキットはどのような用途に使いますか?
PJ-FPは耐火ケーブルの接続部保護、クイックブランチYBシリーズは低圧ケーブルの分岐接続部の絶縁・防水保護に使用します。
見積フォームへ進む →屋外用と屋内用の結束バンドは何が違いますか?
屋外用(黒色)は耐候性・耐UV性のあるナイロン66樹脂を採用しており、屋外配線の結束に適しています。 屋内用(乳白色)は室内配線向けの仕様です。用途に応じた選定は松本電業株式会社の見積フォームにご相談ください。
見積フォームへ進む →117と35はどのように使い分ければよいですか?
117はJIS規格品の汎用ビニールテープで、一般的な低圧配線の絶縁補修に適しています。 35は0〜105℃の広い温度域と耐候性を備えたプレミアムグレードで、屋外や高温環境、色分け管理が必要な現場に向いています。 用途に応じた選定は松本電業株式会社の見積フォームにご相談ください。
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