荘厳な瓦屋根や歴史ある伽藍を持つ文化財建築は、雷対策のためにありふれた避雷針を取り付ければ意匠を損ないかねないという悩みを抱えています。 落雷から確実に守りながら、その荘厳な外観をどうやって損なわずに済ませられるのでしょうか。 1980年の設立以来、避雷設備の設計・製造から施工・保守までを一貫して手がけてきたのが株式会社ワールド避雷針工業です。 一般建物向けの避雷設備に加え、文化財の意匠を損なわない寺社建築向け避雷設備も展開しており、全国各地で導入実績を重ねています。
ワールド避雷針工業は避雷針・避雷設備を設計から施工・保守まで一貫対応するメーカーです。 寺社建築向けの避雷設備も手がける数少ない存在です。
ワールド避雷針工業の強みと主要製品の特長
建築物以外にも及ぶ接地・雷観測の専門メニュー
避雷設備の設計・施工にとどまらず、深埋設接地工法(ボーリング)、電位降下法による接地抵抗測定、大地比抵抗の測定、 可搬型電磁界波形観測装置・雷観測画像記録装置による雷観測など、接地・雷観測にまつわる周辺技術までサービスメニューとして展開している (公式サイト「営業内容」より)。
JIS A 4201に基づく法定検査・保守点検体制
避雷設備は建築基準法第33条・JIS A 4201 4.1に基づき設置が義務付けられており、設置後もJIS A 4201 4.2に基づく年1回以上の 接地抵抗測定・接続部検査・損傷点検が必要とされている。ワールド避雷針工業では避雷突針部から接地極部まで31項目のチェックリストに基づく 法定検査を行い、検査結果をJIS A 4201 4.3の定めに沿って3年間保存する体制を敷いている(公式サイト「避雷設備保守点検・法定検査工事」より)。
建物だけでなく樹木も対象にする樹木用避雷設備
建築物・構築物向けの避雷設備が一般的な中、ワールド避雷針工業は樹木そのものを対象にした「樹木用避雷設備」の設計・施工にも対応している。 公式サイトでは高さ30m級の樹木を例に、突針・支持管・銅導線・接地銅板などで構成する標準的な施工構成を紹介している。
誘導雷サージ対策製品「ライトル」による電子機器保護
避雷針による直撃雷対策に加えて、電源ラインから侵入する誘導雷サージ・ノイズからOA機器や産業機械を保護するラインサージプロテクター 「ライトル」を展開している。コンセントボックスタイプで複数機器を保護する「ライトルーB」と、産業機械の制御盤に組み込む 「ライトルーM」など、用途別のラインナップがある(公式サイト「ラインサージプロテクター」より)。
選定ポイント
- 昭和55年(1980年)設立、東京都目黒区に本社を置き、東京・北関東・仙台の3支店と長野営業所を持つ体制で対応する。
- 避雷設備の製造・販売にとどまらず、設計・施工、保守点検・法定検査、接地抵抗測定まで一貫して手がけている。
- 支持管は国土交通省・文部科学省仕様やUR都市機構仕様に適合したラインアップを揃えており、公共工事の仕様書に沿った選定がしやすい。
- 東武ワールドスクエアや有明コロシアムなど、意匠性・公共性の高い施設への導入事例を自社サイトで紹介している。
- 本社所在地は東京都目黒区八雲。資本金1億2000万円(授権資本)・払込資本金3000万円で、建設業許可(電気工事業)を保有する。避雷針事業のほか情報処理事業・不動産賃貸業も営む複合企業体である(公式サイト会社概要より)。
- 1980年5月の設立時は資本金700万円だったが、複数回の増資を経て平成5年(1993年)に3000万円となった。2004〜2005年には株式会社ワールドシステムス・株式会社ワールド情報システム・株式会社ワールド・テックの3社を設立するなど、避雷針事業以外にもグループ展開してきた沿革を持つ(公式サイト「弊社の沿革」より)。
- 公式サイトの施工実績紹介ページでは、世界遺産に登録されている日光東照宮を含む寺社建築のほか、千葉ニュータウンの住宅地、横浜港の流通倉庫など幅広い用途の施設への施工事例を写真付きで紹介している。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 避雷突針 | 脱落防止機構付避雷突針 | 建物の外部雷保護システム(受雷部) | 避雷針 | 詳細を見る → |
| 寺社避雷設備 | 寺社避雷設備 | 寺社建築・文化財の落雷保護 | 避雷設備 | 詳細を見る → |
| ライトル | L-B・L-M 他 | OA機器・産業機械の電源ラインにおける誘導雷サージ・ノイズ対策 | サージ保護 | 詳細を見る → |
| 樹木用避雷設備 | - | 神木・庭園木など価値の高い樹木の落雷保護 | 避雷設備 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 株式会社ワールド避雷針工業 |
|---|---|
| 略称 | ワールド避雷針工業 |
| 主力品種カテゴリ | 避雷針、避雷設備、サージ保護 |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
ワールド避雷針工業製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
文化財建築の避雷針は、なぜ外観を損なわずに設置できるのですか?
避雷設備は、受雷部(避雷針)で雷を受け止め、引下げ導線で電流を地面まで逃がして接地するという基本構造は、一般建物でも文化財建築でも変わりません。 ワールド避雷針工業では、この基本原理を保ったまま、突針の形状や配色、導線を這わせる位置を屋根の稜線や軒先など目立ちにくい箇所に沿わせる形で、建物ごとに個別設計しています。 一般建物向けの避雷設備で培った設計・製造・施工・保守の一貫体制があるからこそ、寺社建築特有の意匠に合わせた対応も可能になっています。
見積フォームへ進む →ワールド避雷針工業の製品はどのように購入できますか?
松本電業株式会社がワールド避雷針工業の避雷針・避雷設備の窓口です。 品番・数量・納期をお知らせいただければお見積りいたします。見積フォームからご連絡ください。
見積フォームへ進む →避雷設備の法定検査はどのような内容ですか?
公式サイトによれば、JIS A 4201の規定に基づき、避雷突針部・支持管部・避雷導線部・接地極部など31項目のチェックリストで点検を行い、 検査結果を3年間保存する必要があるとされています。ワールド避雷針工業では専門技術者による法定検査に対応しており、見積りは無料としています。 詳しくは松本電業株式会社の見積フォームにご相談ください。
見積フォームへ進む →樹木やコンセント・制御盤の雷対策も相談できますか?
はい。ワールド避雷針工業は建築物向けの避雷設備のほか、樹木用避雷設備や、電源ラインの誘導雷サージ対策製品「ライトル」も扱っています。 対象物・設置環境をお知らせいただければ、松本電業株式会社の見積フォームにて適切な製品・工事内容をご案内します。
見積フォームへ進む →既存の避雷針を脱落防止機構付きに交換できますか?
既設の突針形状や取付方法によって対応可否が異なります。現在設置されている設備の状況をお知らせいただければ、交換の可否をご案内します。見積フォームまでお問い合わせください。
見積フォームへ進む →文化財指定の建物でも避雷設備を設置できますか?
はい、意匠に配慮した設計・施工で対応しております。建物の構造や文化財指定の内容など規制条件をお知らせいただければ、可能な施工方法をご提案します。見積フォームまでご相談ください。
見積フォームへ進む →ライトルを設置すれば避雷針は不要になりますか?
いいえ、役割が異なります。避雷針(受雷部)は建物への直撃雷を受け止め接地に流す設備で、ライトルは電源ラインから侵入する誘導雷サージ・ノイズから機器を保護する製品です。 建物の直撃雷対策と機器の誘導雷対策は別々にご検討ください。詳しくは見積フォームにご相談ください。
見積フォームへ進む →個人宅の庭木にも避雷設備を取り付けられますか?
対応可能です。樹木の高さや本数、設置場所の状況によって構成が変わりますので、詳しい状況をお知らせいただければ松本電業株式会社の見積フォームにてご案内します。
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