セイコーエプソン株式会社(ロボット) — 取扱品種・見積依頼
「エプソン」と聞くとプリンターやプロジェクターを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はロボット事業のルーツは自社の腕時計の精密組立向けに開発した技術にあります。 セイコーエプソン株式会社のロボット事業部は、製造ラインの自動化を支えるスカラロボット(SCARA)・垂直多関節ロボット・6軸ロボットを幅広く展開しています。 コンパクト設計と高精度動作を両立したラインアップは、電子部品の組立から食品・医療・自動車分野まで多様な用途に対応します。 独自の振動制御技術「QMEMS」や専用コントローラにより、高速かつ安定した自動化を実現します。 日本国内での製造・サポート体制を持ち、導入から保守までワンストップで対応できる産業用ロボットメーカーです。
エプソンロボットの主力製品は、スカラロボット(SCARA)(LS系・RS系)・垂直多関節ロボット(VT・C系)です。 当サービスでは全品種のお取り寄せ・お見積りに対応しており、法人・施工業者様のご依頼には迅速にお見積りしています。
エプソンロボットの強みと主要製品の特長
産業用ロボットの原点は、社内向けの腕時計組立ロボット
エプソンの産業用ロボット事業は、社内向けに開発した腕時計の精密組立ロボットをルーツとし、1983年に始まった(エプソン公式サイト「はじめての産業用ロボット」より)。 当時のロボットに求められたのは小さな精密部品を高精度・高効率で組み立てる技術で、このノウハウが現行製品にも受け継がれているとされる。 なお二次情報(マイナビニュース「大河原克行のNewsInsight」)では、1981年に社内7名体制で発足したロボット開発プロジェクトが1983年5月に第1号機「SSR-Hシリーズ」 (繰返し位置精度は標準タイプで±30μm、最大動作速度2m/秒)を完成させたと報じられている。
生産能力を4.5倍増強へ ― 安曇野市・豊科事業所での量産投資
セイコーエプソンは長野県安曇野市の豊科事業所に新たな生産ラインを設け、2025年度までに産業用ロボットの生産能力を2018年度比で3.5倍に高める計画を公表した (日本経済新聞の報道、二次情報)。 この投資は、ロボット事業の売上を2025年度に2018年度比4.5倍の1000億円規模へ拡大する目標を下支えするものと報じられている。
40年のロボット知見を製造業の外へ ― ライフサイエンス領域への展開
エプソンは2025年6月、人と同じ空間で安全に稼働できる人協働ロボットを発表した (IT Leaders・MONOist・ロボスタ等の報道、二次情報)。 40年にわたる産業用ロボットの開発・販売経験を製造業以外にも展開する狙いで、 ライフサイエンス・研究施設分野での自動化提案も視野に入れているとされる。 当サービスの取扱範囲は既存の産業用ロボット・コントローラであり、 本機の取り扱いは現時点で確認できていない。
選定ポイント
- エプソンロボット事業は、自社の腕時計の精密組立向けに開発したロボットを1983年から展開し始めたのがルーツで、量産・精密組立の実運用ニーズから生まれた技術という点が特徴(エプソン公式サイトより)。
- ロボット専業メーカーではなく、セイコーエプソンの一事業として展開されており、プリンター・プロジェクター等の精密機器メーカーとしての技術基盤(QMEMS等)を横展開している位置付けである。
- GXシリーズは標準コントローラにRC800-Aを採用した現行世代モデルで、旧世代のLS・RS・C・VTシリーズ(RC90/RC700-A等)から置き換える場合はコントローラや周辺仕様が変わる点に注意が必要。既存ラインへの追加導入か、旧型からの全面更新かによって選定すべきシリーズが変わる。
- Nシリーズは独自の折り畳み式アーム構造により設置スペース600mm×600mmを実現しており、C・VTシリーズと比べて設置面積を優先したい狭小スペース案件で選択肢になる。一方でリーチ・可搬重量のレンジはC・VTシリーズより狭く、大型ワークの搬送には不向き。
- エプソンロボットはセイコーエプソンという電子デバイス・精密機器の総合メーカーの一事業として展開されており、単独のロボット専業メーカーとは異なる時計・プリンター由来の精密機構技術・制御技術(QMEMS等)の蓄積を背景に持つ。長期の部品供給・保守体制を重視する場合の判断材料になる。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| LS6-B | LS3-B・LS6-B 他 | 電子部品組立搬送・ピック&プレース検査工程 | スカラロボット | 詳細を見る → |
| C8-A | C4-A・C8-A 他 | 組立・締付け作業パレタイジングクリーンルーム内搬送 | 垂直多関節ロボット | 詳細を見る → |
| VT6-A | VT6-A・VT6-A901S 他 | 省スペースライン組込み搬送・組立検査・測定工程 | 垂直多関節ロボット | 詳細を見る → |
| RSシリーズ | RS4・RS6 他 | 小型部品組立パレタイジング作業天吊り設置による省スペースライン構築 | スカラロボット | 詳細を見る → |
| LS20-B | LS10-B・LS20-B 他 | 重量物搬送自動車部品組立大型基板ハンドリング | スカラロボット | 詳細を見る → |
| GXシリーズ | GX1-C171S・GX1-C221S 他 | 電子部品の精密組立検査・搬送工程大型ワークのピック&プレース(GX10・GX20) | スカラロボット | 詳細を見る → |
| Nシリーズ | N2-A450SR・N6 | 省スペースライン組込み天吊り設置による広い可動域確保既存設備への後付け導入 | 垂直多関節ロボット | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | セイコーエプソン株式会社(ロボット) |
|---|---|
| 略称 | エプソンロボット |
| 主力品種カテゴリ | スカラロボット、垂直多関節ロボット、産業用ロボット |
参考資料・出典
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法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
なぜプリンターメーカーのエプソンが産業用ロボットを作っているのですか?
エプソンロボット事業のルーツは、自社の腕時計の精密組立向けに開発したロボットを1983年から展開し始めたことにあります。 量産・精密組立の実運用ニーズから生まれた技術という点が特徴です。 ロボット専業メーカーではなく、セイコーエプソンの一事業として展開されており、プリンター・プロジェクター等の精密機器メーカーとしての技術基盤(QMEMS等)を横展開している位置付けです。
見積フォームへ進む →エプソンロボットの製品ラインアップについて教えてください。
エプソンロボットは、スカラロボット(SCARA)(LSシリーズ:3〜20kg、天吊り型のRSシリーズ:4〜6kg)、垂直多関節ロボット(VT・C8シリーズ:4〜12kg)を主力ラインアップとしています。
見積フォームへ進む →エプソンロボットの導入・見積はどこに相談すればよいですか?
エプソンロボットの導入・価格見積は松本電業株式会社の見積フォームにご相談ください。 法人・施工業者様向けにお見積りに対応しており、製品選定から導入後のサポートまで対応しています。
見積フォームへ進む →エプソンロボットはクリーンルームや食品分野に対応していますか?
エプソンロボットはC8シリーズなどにクリーンルーム仕様(ISO Class 4対応)を用意しており、 半導体・医療・食品分野への対応が可能です。
見積フォームへ進む →GXシリーズ・Nシリーズとはどのようなロボットですか?
GXシリーズはスカラロボット(SCARA)の「高速・高精度モデル」で可搬1.5〜20kgの5クラス、Nシリーズは折り畳み式アームを採用した垂直多関節ロボットで可搬1〜6kgの2クラスです。いずれも既存のLS・RS・C・VTシリーズに加わる現行ラインアップです。
見積フォームへ進む →LS6-Bの繰返し位置精度はどのくらいですか?
LS6-Bの繰返し位置精度は±0.01mmです。高精度な組立・搬送工程に適しています。
見積フォームへ進む →C8-Aはクリーンルーム環境で使用できますか?
C8-AにはISO Class 4対応のクリーンルーム仕様があり、半導体・医療・食品分野のクリーン環境に対応しています。
見積フォームへ進む →VT6-Aの最高速度はどのくらいですか?
VT6-Aの合成最高速度は8,500mm/sです。高速ピック&プレース用途に適しています。
見積フォームへ進む →RSシリーズの設置方法を教えてください。
RSシリーズは天井取付(天吊り)構造を基本とし、旋回アームにより全方位へのアクセスが可能です。
見積フォームへ進む →LS20-Bはどのような重量物搬送に適していますか?
LS20-Bは可搬20kgの大型スカラロボット(SCARA)で、自動車部品・大型電子基板・金属部品の搬送・組立に適しています。
見積フォームへ進む →GXシリーズとLSシリーズの違いは何ですか?
GXシリーズはエプソンのスカラロボット(SCARA)の中でも「高速・高精度モデル」と位置付けられ、標準コントローラに新世代のRC800-Aを採用しています。一方LSシリーズは「高生産モデル」として展開されており、対応コントローラの世代が異なります。
見積フォームへ進む →Nシリーズの折り畳み式アームにはどのようなメリットがありますか?
Nシリーズはアームが折り畳まれる独自構造により、設置スペース600mm×600mmという省スペース設置が可能です。天吊りにより広い可動領域を確保しつつ、既存ラインへの改造を最小限に抑えられる点が特長です。
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