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電材基礎ケーブル

EM-EEFエコケーブルとVVFの違い|官公庁工事で指定される理由、燃えたときの差と施工の注意

・ 読了目安: 9分 ・ 編集: 電材サーチ編集部(編集・出典ポリシー)

この記事の結論

EM-EEF(メーカーの記号ではEM 600V EEF/F)は、ポリエチレン絶縁・耐燃性ポリエチレンシースの平形ケーブル(JIS C 3605)で、屋内配線での役割はVVFと同じ。ハロゲンや鉛を含まないため、燃えてもハロゲン系ガスや腐食性ガスが発生せず、煙も少ない。導体最高許容温度はVVFの60℃に対し75℃。使用を義務づける法律はないが、国土交通省の公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)は電線類の表にEM-EEFなどEM品を挙げ、VVFを載せていない。外径も色もVVFと同じなので、電線表面の「EM」の印字で見分ける。

改修現場の天井裏で、既設のVVFと新しく引いたEM-EEFが並んでいる。どちらも灰色の平形で、住電HSTケーブルの仕様書によれば1.6mm 2心の外径はどちらも6.2×9.4mm。手で触っても、EM-EEFのほうが少し硬いかな、と感じる程度だ。

図面の材料欄の「EM」の2文字を見落としても、届いた電線は色でも寸法でもVVFと見分けがつかない。では、見た目も寸法も同じこの2本は、何が違うのか。官公庁の工事はなぜEMを指定するのか。答えは、燃えたときと、目に見えない絶縁体の中にある。

EM-EEFは「ポリエチレンで作ったVVF」

EM-EEFは、JIS C 3605(600Vポリエチレンケーブル)に適合する「600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形」で、メーカーの記号では「EM 600V EEF/F」と書く。日本電線工業会(JCMA)の技術資料第142号Cによると、記号の意味は次のとおりだ。

  • EM:エコマテリアル(Ecomaterial)と耐燃性を表す、同工業会が採用した統一記号。被覆にハロゲンや鉛などを含まない耐燃性ポリエチレンを使った電線・ケーブルの通称
  • /F:flame retardant から採った記号で、ハロゲンを含まず低発煙の耐燃性を表す

役割はVVFと同じ屋内の固定配線用だ。

同工業会は、EM電線・ケーブルが環境配慮型と呼ばれる理由を3つ挙げる。ハロゲンや鉛を含まない材料であること、火災時に有害なハロゲン系ガスや腐食性ガスが出ず煙も少ないこと、被覆がポリエチレン系にそろっていてリサイクルしやすいことだ。

VVFとEM-EEFの仕様比較

項目VVFEM 600V EEF/F
関連規格JIS C 3342JIS C 3605
絶縁体/シースビニル/ビニルポリエチレン/耐燃性ポリエチレン
シースの色原則として灰灰
2心の仕上り外径(1.6/2.0/2.6mm)6.2×9.4/6.6×10.5/7.6×12.5mm同じ
2心の概算質量(1.6/2.0/2.6mm)85/111/172kg/km70/94/149kg/km
最小絶縁抵抗(1.6mm 2心)50MΩ・km2,500MΩ・km
燃焼時発生ガス規定なしpH4.3以上・導電率10μS/mm以下(JIS C 3666-2)
発煙濃度規定なし150以下(JIS C 3612 付属書A)
導体最高許容温度60℃75℃

出典:住電HSTケーブル EM 600V EEF/F仕様書とVVF仕様書。導体最高許容温度は日本電線工業会の技術資料第142号Cと、電技解釈146-3表の区分(ビニル混合物60℃、架橋していないポリエチレン混合物75℃)による。

外形は同じで、質量は13〜18%軽い。最小絶縁抵抗の規定値は50倍ある。違いは材料と、燃えたときの性質にある。

官公庁の工事で指定される理由

JCMAによると、EM電線・ケーブルは建設省(現国土交通省)の「環境配慮型官庁施設(グリーン庁舎)計画指針」に基づいて同工業会が規格化したもので、1998年から使われている。使用を義務づける法律は無いが、同資料によると、国土交通省の建築設備設計基準には原則としてEM電線・ケーブルを使う旨が記載されている。

工事に使う材料の側では、国土交通省の公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編、令和7年版)がEM品を前提にしている。表1.1.1「電線類」にはEM-IE電線・EM-EEケーブル(EM-EEF)・EM-CEケーブルなどが並び、ビニル系はHIVと屋外用・引込用だけで、IVもVVFもCVも無い。官公庁の建築工事でEM品が指定されるのはこのためだ。

普及は少しずつ進んでいる。同資料が引く工業会統計では、EM電線・ケーブルの銅量は2001年度の18千トンから2016年度の33.4千トンへと約1.9倍に増えたが、2016年度時点の普及率は十数%にとどまる。グリーン購入法の特定調達品目にもなっていない(同資料の2018年時点で、候補群のロングリスト)。民間の物件でも、仕様書に「EM」「エコ電線」「環境配慮形」とあれば対象になる。

太さの決め方はVVFと同じで、許容電流には余裕がある

太さ・心数の考え方はVVFと同じで、回路の電流と配線条件から決める(VVFケーブルの選び方)。違うのは導体最高許容温度で、JCMAは、EE/FなどのEM電線・ケーブルはビニルの60℃に対して75℃なので許容電流を大きく取れ、場合によってはサイズダウンもできるとしている。

絶縁電線で比べると差が見える。フジクラ・ダイヤケーブルの表では、周囲温度30℃のがいし引きで、単線1.6mmのIVが27A、EM IE/Fが33A。EM IE/Fを金属電線管に3本入れた場合は23Aで、IVの27Aに同じ条件の電流減少係数0.70を掛けた約19Aを上回る。電技解釈146-3表の補正式でいえば、√((75−30)/30)≒1.22倍だ。EM-EEFそのものの許容電流は、使うメーカーの資料で確かめる。

一段深い理解:燃えたときに何が違うのか

塩化ビニルは塩素を含む。JCMAは、ハロゲンを含む物質が燃えると毒性・腐食性の強いハロゲン化水素のガスが発生することがあり、燃焼で出る煙は避難行動の阻害や呼吸困難など火災時の二次災害を大きくすると説明している。EM電線・ケーブルはノンハロゲン材料で、燃やしてもハロゲン化水素ガスもダイオキシンも発生しない、というのが同工業会の説明だ。

この性質は数値で決められている。住電HSTケーブルのEM-EEFの仕様書は、燃焼時に出るガスの酸性度をpH4.3以上、導電率を10μS/mm以下(JIS C 3666-2)、発煙濃度を150以下(JIS C 3612 付属書A)と規定する。VVFの仕様書には、こうした項目が無い。

一方で、誤解されやすい点もある。EMの「耐燃性」は、燃えにくさがVVFより一段高いという意味ではない。JCMAの定義では、耐燃性は傾斜試験で炎を取り去った後60秒以内に自然に消える性能で、IV・CV・CVVなどの一般のビニル電線・ケーブルも同じ性能を持つ。多数のケーブルを垂直のトレイに並べて燃やす試験に合格する「高難燃」は、F-CVやNH系など別の品種の話だ。EM-EEFを選ぶ理由は「燃えにくさ」ではなく「燃えたときに出るもの」にある。

リサイクルのための「1本の突起」

EM電線・ケーブルの一部には、表面に1本の突起(1条突起)が付いている。JCMAによると、撤去した電線や現場の端材を回収するとき、ビニル電線とEM電線を見た目や手触りで分けられるようにするためで、分別できれば回収した被覆材を電線にリサイクルできる。

識別の方法は、印字(消える可能性がある)、ストライプ(押出機を増設する必要がある)、被覆の色(ほとんどの色が使われていて、EMに使える色が無い)も検討したうえで、突起に決めたという。対象はCE/F(単心は14mm²以上)・CET/F・CED/F・CEQ/Fで、2011年製造分から切り替えた。EM-EEFはこの対象品種に入っていないので、見分けるのは印字になる。

現場で間違いやすい点

印字を見ずに配線する

色でも太さでも見分けられないので、見るのは電線表面の連続印字だ。住電HSTケーブルの仕様書では、電線の記号(EM 600V EEF/F)、耐燃である旨(TAINEN)、耐紫外線対応品である旨(タイシガイセン)、エコケーブルである旨が表示される。改修で既設のVVFにEM-EEFをつなぎ込む案件では、端材や切り残しにも品名を書いておく。

VVFと同じつもりで扱う

JCMAのQ&Aが挙げる扱いの違いは次のとおり。

  • 被覆の剥ぎ取り:VVFと同じ工具が使えるが、ポリエチレン系材料はビニルより伸びやすいので、端末の剥ぎ取りに注意する
  • 硬さと曲げ:ビニルより多少硬く感じるが、許容曲げ半径は従来品と同じ
  • 白化:ラックの角などで擦れると白い筋が残ることがあるが、性能には影響しない。入線剤(滑剤)を使うと傷がつきにくい
  • 紫外線:品種によって絶縁体のポリエチレンは、直射日光や蛍光灯の紫外線でひび割れることがある。端末で絶縁体が露出する場合はビニルテープなどで遮光する(住電HSTのEM-EEFは、JCMA技術資料第130号の紫外線劣化促進試験に合格する耐紫外線対応品)
  • 温度:耐燃性ポリエチレンは、75℃以下ではビニルより変形しにくいが、90℃を超えると変形が急に大きくなる。75℃以下を守り、多条布設と周囲温度にも気を配る

水滴やべとつきを不良と思う

木工用ボンド(酢酸系接着剤)のある環境に置くと、EM電線の表面に水滴が付くことがある。JCMAの説明では、ボンドが硬化するときに出る酢酸が被覆中の水酸化マグネシウムと反応して酢酸マグネシウムができ、これが空気中の水分を吸うためだ。電線の特性には影響しないので、拭き取ればよい。多湿でNOx・SOx・オゾンがある場所でも表面がべとつくことがあるが、こちらは導電性の物質なので、端末の表面に付く場合は注意が要る。

一方、性能に関わるものもある。JCMAは、コンクリートの養生水のようなアルカリ性の水が溜まった管路にEM IE/F電線を引き込むと、数年で絶縁抵抗が顕著に下がることがあるとして、引き入れ前に管路内の状況を確かめるよう求めている。

注文・見積で伝える項目

「品名+太さ−心数+長さ」で伝えれば聞き返しが減る。例:「EM-EEF 1.6-2C 100m」「EM-EEF 2.0-3C 50m」。VVFと混在する現場では、品名のEMを必ず明記する。価格は銅建値(銅の月次相場)で変わるので、見積は発注の直前に取り直す。数量が多い場合や工期が決まっている場合は、早めに引き合いを出して納期を確かめる。

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よくある質問

EM-EEFとVVFの違いは何ですか?

材料が違います。VVFは絶縁体もシースも塩化ビニル(PVC)、EM-EEFはポリエチレン絶縁と耐燃性ポリエチレンシースで、ハロゲンや鉛を含みません。日本電線工業会によると、燃えてもハロゲン系ガスや腐食性ガスが発生せず、煙も少なくなります。形と用途はVVFと同じ屋内固定配線用の平形ケーブルで、住電HSTケーブルの仕様書では1.6mm 2心の外径もどちらも6.2×9.4mmです。中身の差は、最小絶縁抵抗(EM-EEF 2,500MΩ・kmに対しVVF 50MΩ・km)、質量(70kg/kmと85kg/km)、導体最高許容温度(75℃と60℃)に表れます。

EM-EEFはどんな工事で指定されますか?

使用を義務づける法律はありませんが、日本電線工業会によると、国土交通省の建築設備設計基準には原則EM電線・ケーブルを使う旨が記載されており、官公庁の建築工事で指定されるのが代表例です。EM電線・ケーブルは建設省(現国土交通省)の「環境配慮型官庁施設(グリーン庁舎)計画指針」に基づいて同工業会が規格化し、1998年から使われています。民間でも、仕様書に「EM」「エコ電線」「環境配慮形」とあれば対象です。

EM-EEFとVVFは見た目で見分けられますか?

色と太さでは見分けられません。住電HSTケーブルの仕様書では、どちらもシースは灰色で、1.6mm 2心の外径は6.2×9.4mmです。見分けるのは電線表面の連続印字で、EM-EEFには電線の記号「EM 600V EEF/F」や、耐燃である旨(TAINEN)、エコケーブルである旨の表示が入ります。混在する現場では、端材や切り残しにも品名を書いておくと取り違えが減ります。

EM-EEFの施工でVVFと違う注意点はありますか?

日本電線工業会のQ&Aでは、被覆の除去にはVVFと同じ工具が使えるものの、ポリエチレン系材料はビニルより伸びやすいので端末の剥ぎ取りに注意が要るとしています。多少硬く感じても、許容曲げ半径は従来品と同じです。ラックの角などで擦れると白い筋(白化)が残ることがありますが、性能には影響しません。端末で絶縁体が露出する場合は、紫外線で劣化しやすいのでビニルテープなどで遮光します。

EM電線の表面に水滴が付いたり、べとついたりするのは不良ですか?

性能には影響しないと日本電線工業会は説明しています。木工用ボンド(酢酸系接着剤)のある環境では、硬化時の酢酸が被覆中の水酸化マグネシウムと反応して酢酸マグネシウムができ、空気中の水分を吸って水滴になります。多湿でNOx・SOx・オゾンがある場所でも表面がべとつくことがあります。どちらも拭き取ればよいとされていますが、べとつく物質は導電性なので、端末の表面に付く場合は注意が要ります。

EM IE/FをHIVの代わりに、消防設備の非常用回路へ使えますか?

日本電線工業会のQ&Aは、EM IE/F電線をHIVの代わりに電線管へ入れて消防用の非常用回路に使うことは、現時点では法的に認められていないとし、EM対応の耐火ケーブルを勧めています。消防法施行規則が非常電源回路などに求める「六百ボルト二種ビニル絶縁電線又はこれと同等以上の耐熱性を有する電線」の指定は、EMかどうかとは別に満たす必要があります。

参考文献・出典

  • 日本電線工業会 技術資料第142号C 環境にやさしいEM(エコマテリアル)電線・ケーブルQ&A(2018年5月) (一般No.1(グリーン庁舎計画指針に基づき規格化、1998年から使用)・No.2(銅量2001年度18千トン→2016年度33.4千トン、普及率は十数%)・No.5(環境配慮型と言われる3つの理由)・No.8〜10(1条突起の目的と対象品種、識別方法の検討経緯)、用語No.1(EMの意味)・No.3〜4(耐燃性=傾斜試験で60秒以内に自然消火、IV・CV・CVVも同等。垂直トレイ燃焼試験の高難燃とは別)・No.5(/Fの意味)、法令・規格No.1(EMのJISはJIS C 3401・3605・3606・3612、関連にJIS C 3666-2等)・No.4(グリーン購入法の特定調達品目ではない)・No.5(使用義務の法律はないが国土交通省の建築設備設計基準は原則EM)・No.7(EM IE/FをHIVの代わりに消防用の非常用回路へ使うことは法的に認められていない)、材料No.6(木工用ボンドの酢酸と水酸化マグネシウムが反応し潮解性の酢酸マグネシウムができ水滴が付く)・No.7(アルカリ性の水が溜まった管路でEM IE/Fの絶縁抵抗が数年で顕著に低下)・No.8(NOx・SOx・オゾンで表面がべとつく)・No.9(90℃を超えると加熱変形率が急増、75℃以下を守る)・No.10(ハロゲン化水素ガス・ダイオキシンは発生しない)、特性No.2〜5(白化、被覆剥ぎ取り、許容曲げ半径は同じ、紫外線と端末の遮光)・No.16(60℃→75℃で許容電流が大きく、場合によりサイズダウン可)・No.17(可塑剤を含まずVOCが少ない)・No.19(発煙と避難阻害)) 確認日: 2026-10-13
  • 公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版(国土交通省大臣官房官庁営繕部) (第2編 第1章 第1節 1.1.1 表1.1.1「電線類」(低圧の絶縁電線・ケーブルはEM-IE・EM-IC・EM-ICF・EM-EE(EM-EEF、600V EEF/F)・EM-CE・EM-CEEなど。ビニル系はHIV・OW・DVのみで、IV・VVF・CVは載っていない)) 確認日: 2026-10-13
  • 住電HSTケーブル 仕様書 エコグリーン 600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形 EM 600V EEF/F(HST-SS33-3000F) (JIS C 3605(2〜3心)適合、日本電線工業会技術資料第130号の紫外線劣化促進試験に合格、絶縁体ポリエチレン・シース耐燃性ポリエチレン(灰)、線心識別、表示(EM 600V EEF/F・TAINEN・タイシガイセン・エコケーブルである旨)、難燃(60度傾斜試験で60秒以内に自然消火)、発煙濃度150以下(JIS C 3612付属書A)、燃焼時発生ガス pH4.3以上・導電率10μS/mm以下(JIS C 3666-2)、2心の構造表(1.6mm:6.2×9.4mm・絶縁抵抗2,500MΩ・km・70kg/km、2.0mm:6.6×10.5mm・94kg/km、2.6mm:7.6×12.5mm・149kg/km)) 確認日: 2026-10-13
  • 住電HSTケーブル 仕様書 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形 VVF(HST-SS30-3000) (JIS C 3342(2〜3心)適合、シース色は原則灰、2心の構造表(1.6mm:6.2×9.4mm・絶縁抵抗50MΩ・km・85kg/km、2.0mm:6.6×10.5mm・111kg/km、2.6mm:7.6×12.5mm・172kg/km)) 確認日: 2026-10-13
  • JIS C 3605:2022 600Vポリエチレンケーブル(規格詳細/日本規格協会 JSA) (規格概要:公称電圧600V以下の回路に用い、ポリエチレン又は架橋ポリエチレンで絶縁し、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン又はポリエチレン樹脂を主体とした耐燃性コンパウンドでシースを施したケーブル。履歴で2002年改正の後、2022年5月20日に改正) 確認日: 2026-10-13
  • フジクラ・ダイヤケーブル エコ電線・ケーブルの許容電流表(PDF) (EM IE/Fの許容電流(周囲温度30℃、単線1.6mm:がいし引き33A・金属電線管内3本23A、単線2.0mm:43A・30A)) 確認日: 2026-10-13
  • フジクラ・ダイヤケーブル カタログ ビニル絶縁電線(IV)・二種ビニル絶縁電線(HIV) (IV単線1.6mmの許容電流27A(周囲温度30℃・気中1条、内線規程による)) 確認日: 2026-10-13
  • 電気設備の技術基準の解釈(経済産業省、令和7年11月20日改正版)第146条 (146-3表(許容電流補正係数の計算式)で、ビニル混合物(耐熱性を有するものを除く)は60℃、ポリエチレン混合物(架橋したものを除く)は75℃を上限とする式で区分。146-4表(同一管内3本以下0.70)) 確認日: 2026-10-13

確認・変更の記録

出典照合日: (AIによる照合補助)

2026-10-13(編集基準に沿った全面改稿):日本電線工業会技術資料第142号Cを全文再取得し、既存の記述(EMの意味、/F、グリーン庁舎計画指針と1998年、国交省建築設備設計基準、白化・剥ぎ取り・曲げ半径・紫外線、60℃→75℃)に加え、普及の推移(銅量18千トン→33.4千トン、普及率十数%)、耐燃性の定義(傾斜試験で60秒以内に自然消火、IV・CV・CVVと同じ水準で、垂直トレイ燃焼試験の高難燃とは別)、1条突起の目的と識別方法の検討経緯(対象はCE/F等、2011年製造分から)、グリーン購入法の特定調達品目ではないこと、木工用ボンドによる水滴・NOx等によるべとつき・アルカリ水による絶縁抵抗低下、90℃超の変形、EM IE/FをHIVの代わりに消防非常用回路へ使えないこと、VOCが少ないことを確認。住電HSTのEM 600V EEF/F・VVF仕様書を再取得し、外径・質量(1.6/2.0/2.6mm 2心)、最小絶縁抵抗(2,500と50MΩ・km)、表示、燃焼時発生ガスと発煙濃度の試験規格(JIS C 3666-2・JIS C 3612付属書A)、紫外線劣化促進試験(JCMA技術資料第130号)を確認。フジクラ・ダイヤケーブルのエコ電線許容電流表でEM IE/F 1.6mmの33A・23A、同社IVカタログで27Aを確認。電技解釈146-3表・146-4表は同日に経産省サイトから取得できたPDFで確認。行田氏が確認していない自社の販売・見積の記述を削除。国土交通省の建築設備設計基準の原文は未確認(JCMA142Cの記述による)。国土交通省サイトの公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版のPDFを取得し、表1.1.1「電線類」にEM-EEF等が載り、IV・VVF・CVが無いことを確認。EM-EEFそのものの許容電流表はメーカー資料で見つからず、本文ではEM IE/Fの値を例として示した。

個別設備の適合判定・技術者による承認を示すものではありません。

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