制御盤の図面に「盤内35℃以下」とある。設置場所の夏の最高気温は40℃。この盤に熱交換器は向かない。熱交換器の能力は「外気と盤内の温度差1Kあたり何W運べるか」で表されるので、差がなければ運べない計算になる(記事の読み取り)。残る選択肢がクーラになるが、大和電業のカタログを開くと、KC、KCS、KCH、KCHS、KCD、KCDR、CAB と系列が並び、冷媒もR-134aとR-1234yfが混ざる。公式サイトの製品ページで見つけた型番が、新製品カタログでは別の型番になっていることもある。
知っておきたいのは三つだけだ。盤内を外気より低くしたいのか。盤内の発熱は何Wか。手元の型番は、どの世代のものか。この三つを先に決めると、系列の候補が減る(記事の見解)。価格・在庫・納期は公式資料に載っていないので、ここには書かない。
クーラか熱交換器か。分かれ目は「外気より低くしたいか」
熱交換器の能力の単位W/Kを、公式は「外気温度と盤内温度の温度差1Kあたりの熱輸送量」と説明している。単位から読むと、差が小さくなるほど運べる熱は減る(記事の読み取りで、公式が理由として書いたものではない)。公式は別に、ヒートパイプ式(MPX・FPX・NFX・CPX)の選定の注意として「盤内許容温度の設定は、最高外気温度より10℃以上高くして選定」と書き、計算例も外気40℃に対して盤内許容55℃で組んでいる。
クーラは冷凍サイクル(コンプレッサ、コンデンサ、キャピラリチューブ、エバポレータ)で、公式の言葉では「外気より低い盤内温度の設定ができます」。その代わり、使える外気温度の幅は狭い。屋内用のクーラは型式ごとに違い、多くは20〜50℃(KCL-08EBは20〜45℃、KCS-03EBは25〜50℃)、熱交換器は0〜40℃(盤内最高60℃)。寒い場所で盤の熱だけを逃がしたいなら熱交換器の側に分がある(記事の見解)。
| 場面 | 候補 | 根拠(公式の記述) |
|---|---|---|
| 盤内を最高外気温度より低くしたい | クーラ(KC・TC・KCS・KCH・TCH・KCHS) | 冷凍サイクルで外気より低い盤内温度を設定できる |
| 盤内許容温度を最高外気温度より10℃以上高く取れる | ヒートパイプ式熱交換器(MPX・FPX・NFX・CPX) | ヒートパイプ式の選定の注意。結露現象がなく、ファン以外に動力を使わない。SPX・YPX(プレート式)に同じ注意が当てはまるかは資料にない |
| 外気が40℃を超え、50℃まで上がる屋内 | 屋内用クーラ(KCL-08EBを除く) | 屋内用クーラの使用外気温度の上限は多くが50℃(KCL-08EBは45℃)、下限は20℃(KCS-03EBは25℃)。熱交換器は0〜40℃ |
| ドレン水の配管を減らしたい | ノンドレンのクーラ(KCS・KCHS)、または熱交換器 | KCSはドレン排出量を大幅に削減する方式で、湿度が高いと排出量が増えるグラフがある。KCHSは35℃・85%RHを超えて出た水をドレンパイプで排水する。熱交換器は結露現象がないと公式が説明 |
| 屋外に置く | クーラ KCD・KCDR・CAB、ヒートパイプ式 MPX-DF | 屋外用の構造(防水、耐重塩害塗装)を公式が説明 |
| 電源がDC-48V | KCD-05-D48・KCD-10-D48 | DC-48V(−40〜−59V)対応と公式が説明 |
| ステンレス筐体にしたい | CAB | 外板にステンレス、熱交換器・配管に耐腐食処理 |
| 冷媒をノンフロン(R-1234yf)にしたい | KCR・KCH・TCH・KCHS・KCDR | 冷媒は仕様表に明記 |
| 天井に付ける | クーラ TC・TCH、ヒートパイプ式 CPX | 取付方法は型式ごとの仕様表に明記 |
系列の違いを一表で見る
大和電業はクーラに「VAN COOL(バンクール)」のブランド名を付けている。熱交換器の型式(MPX、SPX など)には、この語は使われていない。
| 系列 | 取付 | 冷媒 | 盤内設定/使用外気(℃) | 公式が書く特徴 | 案内の状況 |
|---|---|---|---|---|---|
| KC・KCL | 側面 | R-134a | 25〜50/20〜50(KCLは25〜45/20〜45) | スパインフィン、COP値が高い | KC-09E、KC-15Eは2024年の生産終了案内の対象 |
| TC | 天井 | R-134a | 25〜50/20〜50 | 二重ドレン排水構造とフロートスイッチ | TC-04E、TC-10E、TC-20Eが同案内の対象 |
| KCS | 側面 | R-134a | 25〜50/KCS-03EBは25〜50、他は20〜50 | ノンドレン(ドレン排出量を大幅に削減)。ドレン循環方式 | KCS-03EB-1が同案内の対象 |
| KCR | 側面 | R-1234yf | 25〜50/20〜50 | カタログのアイコンは基本の6機能(省エネモード・埋込取付・ルーバー付属のアイコンはない) | 置換の案内なし(製品ページには掲載) |
| KCH | 側面 | R-1234yf | 30〜45/20〜50 | 4つの運転モード、省エネモード、埋込取付、ルーバー付属(機種により対応機能が異なる) | 新製品カタログに03AB〜10A、16B〜29Bが載る。KCH-16A-2・22A-3は2024年4月に置換の案内 |
| TCH | 天井 | R-1234yf | 30〜45/20〜50 | ドレン水排水異常警報、省エネモード | 2025年9月にB-2W系へ |
| KCHS | 側面 | R-1234yf | 30〜45/20〜50 | ノンフロンかつノンドレン、耐油ファン | 2024年4月にKCHS-07B-2Wへ |
| KCD | 側面(屋外) | R-134a | 25〜40/−5〜45、−10〜45(D48機は−10〜50) | 低騒音、防水、耐重塩害塗装、DC-48V機あり | 案内なし |
| KCDR | 側面(屋外) | R-1234yf | 25〜40/−5〜45 | KCDの冷媒をR-1234yfにした屋外用。低騒音・耐重塩害塗装は従来のままと公式が書く。自己診断機能は製品ページの機能一覧にあり、カタログのアイコンにはない | 2022年6月に新製品として案内 |
| CAB | 側面 | R-134a | 25〜45/−5〜45 | ステンレス筐体、屋内・屋外とも可と公式が説明 | 案内なし |
「案内なし」は、取得した公式資料に生産終了やモデルチェンジの案内がないという意味で、現行品であることの確認ではない。
必要な冷却能力は何Wか。公式の計算例を順にたどる
クーラ:発熱量に、盤の外から入る熱を足す
公式の例の条件は、盤の幅2.0m、高さ1.0m、奥行0.5m(外気に接する表面積は底面を除いて約6m²)、盤内発熱量600W、60Hz、最高外気温度40℃、盤内の希望設定温度35℃。
- 侵入熱量 PI=U×S×ΔT=5×6×5=150W。Uは鉄板製・自立床置型の熱通過率5W/(m²·K)、ΔTは40−35の5K。
- 必要冷却能力 Pr=P+PI=600+150=750W。
- 候補機種の冷却性能特性(グラフ)で、最高外気40℃の位置と盤内希望35℃の線の交点を読む。例のKC-09E(60Hz)は860W。
- 860Wは750Wより大きいので、KC-09Eで盤内35℃にできる、と公式は結論している。
盤内の希望温度を外気より高くする場合は、符号が逆になる。同じ盤で発熱1100W、希望45℃なら、盤の表面から逃げる熱が PO=5×6×5=150W あり、Pr=1100−150=950W。KC-09Eは同じグラフで1040Wなので足りる。発熱量が分からないときは、冷却装置なしで盤内が外気より何K高くなるかを見積もり、P=U×S×ΔT で出す。ΔTを10Kとすれば5×6×10=300Wである。
ヒートパイプ式熱交換器:W/K で逆算する
条件は、表面積4.5m²(幅0.7m、高さ1.57m、奥行0.6m、底面除く)、発熱量800W、最高外気40℃、盤内許容55℃。許容温度の差ΔTは15K。
必要な能力 Q=P/ΔT−U×S=800/15−5×4.5=31W/K。公式は「この値より大きい定格能力の機種」として、CPX-07EまたはMPX-07E(どちらも35/37W/K)を挙げている。発熱量が不明でも、外気と盤内の実測値があれば出せる。外気25℃で盤内が60.5℃なら、熱交換器なしの温度差ΔT2は35.5K。Q={(ΔT2/ΔT1)−1}×U×S={(35.5/15)−1}×5×4.5≒31W/K で、同じ結論になる。
選定の注意は5つ
- 能力には余裕を持たせる。盤の密閉性、発熱体の位置、凝縮器・蒸発器・フィルタの汚れで、期待した能力が出ないことがある。炉の近くなど輻射熱がある場所も同じ。余裕を何%にするかは、カタログに数値がない。
- 熱交換器を付けた状態で盤内が60℃以上になる選定は避ける。盤内許容温度は、最高外気温度より10℃以上高くする(ヒートパイプ式の選定例の注意。SPX・YPXに同じ注意が当てはまるかは資料にない)。
- 有効放熱面積は底面を除いた表面積の合計が基本。底面からも放熱する設置なら、その分を加える。熱交換器の取付面積が無視できない大きさなら、有効放熱面積から差し引く。
- クーラの盤内希望設定温度は、必要以上に外気温度より低くしない。理由は選定例には書かれておらず、取扱い要領に「盤の外面に結露が発生することがあります」とある。
- クーラの選定は盤用熱関連機器工業会 第005号、熱交換器は第003号に準拠している、と公式が書いている。
盤内の発熱量は、機器ごとの目安を足していく
公式のカタログは、盤内収納機器の発熱量の目安を、盤用熱関連機器工業会資料 第001号-2004から抜粋した表として載せている。抜粋の一部を示す。
| 機器 | 発熱量の目安 | 条件 |
|---|---|---|
| 小型変圧器 | 〜100VAで15%程度、〜1kVAで7%、〜10kVAで3% | 損失を発熱量とみなす。小型ほど比率が大きい |
| 無停電電源装置(UPS) | 〜1kVAで20%程度、〜20kVAで15% | 蓄電池の浮動充電状態、常時インバータ給電タイプ |
| スイッチング電源 | 定格容量の20〜30%程度 | 定格容量100%のとき |
| ACサーボアンプ | 〜0.1kVAで50%程度、〜1kVAで8%、〜22kVAで3% | 電源内蔵タイプ、定格出力100%のとき |
| インバータ | 〜0.4kVAで12.5%程度、〜3.7kVAで6%、〜30kVAで4% | 連続定格出力時 |
| 配線用遮断器(3P) | 〜20Aで7W程度、〜100Aで21W、〜225Aで45W | 定格電流100%のとき。極数に比例 |
| 電磁接触器(3P、AC220V) | 〜4kWで7W程度、〜22kWで30W、〜55kWで90W | 定格電流100%のとき |
| 熱動形過負荷継電器 | 〜15Aで2W/極、〜100Aで7W/極 | 整定電流最大値で通電したとき |
| 小型リレー | ミニリレー1〜2W、パワーリレー2〜3W(1個あたり) | |
| ソリッドステイトリレー | 負荷電流×1.8W程度 | 出力ON電圧降下が1.8Vのとき |
| マイクロシーケンサ(AC電源) | I/O点数10〜40で30〜50W程度 | 64点以上はI/O点数×1W程度 |
| パソコン・サーバ・スイッチングハブ・ルータ | 消費電力を発熱量とみなす |
想定例を一つ。3.7kVAのインバータが1台あれば、表の6%で約222W。50Aの配線用遮断器が14W、11kWの電磁接触器が15W、ミニリレー20個が20〜40W。合計は、ミニリレーとした場合で約270〜290Wになる。表の備考どおり、配線や小物部品も発熱源になる。実際の発熱量は機器の差が大きいので、各メーカのカタログで確認することと、公式は表に注記している。
この表は2004年版の抜粋である。制御盤の放熱設計と盤用クーラーの選び方は、同じ工業会の2018年版を出典にしている。版が違えば比率が違いうるので、設計の根拠にするときは、使う版を明記する。
ノンドレンは、水が出ないのではなく、出た水を蒸発させる
ノンドレンは大和電業のクーラの2系統。R-134aのKCSと、R-1234yfのKCHSである。
公式サイトのKCSのページは、次の3点を別々に書いている。スパインフィンとエアコンの排熱の利用でクーラの冷却効率が上がること、ドレン循環方式で蒸発性能を高めること、冷媒回路の圧縮機と凝縮器の熱でドレン水を強制蒸発させること(機能一覧のノンドレン)。KCHSの新製品カタログは、蒸発を3段にしている。
- ドレン蒸発ディッシュ(1次)。内部の蒸発コイルで温められたドレン水が、上部を通る盤外の空気で気化する。蒸発コイルは冷たいドレン水で冷やされ、冷凍回路の放熱効率が上がる。
- ドレン蒸発フィン(2次)。ディッシュで蒸発しなかった水がフィンに流れ、高温のフィンと盤外空気で気化する。
- ドレン蒸発シート(3次)。フィンでも蒸発しなかった水がシートに吸収され、コンプレッサとコンデンサの熱で温まった盤外空気で気化する。
KCHSの注記には条件がある。蒸発できるのは、盤内・盤外が35℃・85%RH以下で発生するドレン水まで。この範囲を超えて発生した水は、ドレンパイプで盤外へ排水される。ドレン水排出量0ml/hについて、新製品カタログ(KCHS-07B-2W)に測定値の注記はなく、外気30℃・湿度80%でもノンドレン化を実現した、と書く。KCHS-07A-2(2021年9月のカタログ)には「温度30℃相対湿度80%時の工場測定値」の注記がある。
KCSには、この35℃・85%RHの注記がない。公式の特長は「ドレン水の排出量を大幅に削減できます」で、型式ごとのページにドレン排出量のグラフがあり、相対湿度が上がると排出量が増える形になっている。実測値の注記は、温度30℃・相対湿度80%時に0ml/h。どちらの系列も、湿度が高い条件では排水が出る前提で読める。排水先は確保しておくほうがよい(記事の見解)。
KCHS-07A-2(2021年9月のカタログ)と新製品カタログの KCHS-07B-2W は、冷却能力がどちらも600/700W。公式は、ドレン水が発生しているときのほうが、発生していないときよりクーラの消費電力が下がると書く。蒸発で冷凍回路の放熱効率が上がるためで、省エネモードとの併用では消費電力が最大44%下がる、とある。
ノンフロンに変わると、何が変わるのか
KCH-29B-2Wの表紙のカタログ(以下「新製品カタログ」)の冷媒の比較表を、そのまま示す。このカタログのPDFには「202404-1000」の印字しかなく、発行年は書かれていない。公式サイトの新製品一覧に載っていて、ファイル名は20250518、掲載画像名は202505である。
| 冷媒 | R-1234yf | R-134a | R-407C |
|---|---|---|---|
| 地球温暖化係数 | 1未満 | 1300 | 1624 |
| オゾン層破壊係数 | 0 | 0 | 0 |
係数の出典は「IPCC 第5次レポート 2013」と書かれている(新製品カタログの印字は「ICCP」)。R-407Cは比較表にだけ登場し、確認した仕様表に採用機はない。R-1234yf機は、KCR、KCH、TCH、KCHS、KCDR。R-134a機は、KC、KCL、TC、KCS、KCD、CAB、Camcool である(KCD-D48機は仕様表に冷媒の行がなく、公式サイトの製品ページはR-134aと書く)。
公式がR-1234yf機について書いていることは三つ。「フロン排出抑制法対象外」であること。簡易点検やクーラ廃棄時のフロン回収などが不要になること。オゾン層破壊係数がゼロであること。維持・廃棄コストを抑えられる、という書き方もしている。
製品名の「ノンフロン」と、冷媒をフロンと呼ぶ脚注が、同じカタログに並ぶ。「対象外」とされる根拠の条文は、カタログには書かれていない。クーラの取扱い要領(総合カタログD-1の抜粋、屋内仕様向け)には、「冷媒として代替フロン(HFC)が使われている製品があります」「製品を廃棄する場合にはフロン類の回収が必要」という記述がある。機種名は書かれていない。法律名は旧称の「フロン回収破壊法」のままなので、現行の扱いは、環境省のフロン排出抑制法のページか販売元に確認する。
新製品カタログが載せている機能は次のとおり。旧型番との差として2024年4月の案内が挙げるのは、ワイドレンジとIoT対応(遠隔監視・遠隔操作)である。耐油ファンはKCHS-07A-2(2021年9月)に、風向調整ルーバーは総合カタログD-1のKCH-10A以上にも、すでにある。
- 運転モード4種。 連続運転、盤内ファン間欠運転、盤内ファン冷却動作運転、盤内+盤外ファン コンプレッサ間欠運転。連続運転を基準に、盤内ファン間欠で12%、盤内+盤外ファン コンプレッサ間欠で35%の省エネと示されている。
- 遠隔監視・遠隔操作。 RS485(Modbus/RTU)を標準装備。盤内温度の設定、運転モード、アラーム出力、運転積算時間やアラーム履歴の管理ができる。
- ワイドレンジ。 定格電圧が単相AC200〜240V(50/60Hz)。
- 耐油ファン。 盤外ファンをポッティングした耐塵耐油タイプにした。ファン交換はドライバー1本で、リード線は端子式。
- 風向調整ルーバー。 局所の熱源や、クーラから離れた熱源へ冷風を送れる。
ただし、通信とワイドレンジは、A・ABシリーズ(KCH-03AB-2、05AB-2、08AB-2、10A-2)には設定がないと、カタログの注記にある。ルーバーはKCH-03にも設定がない。
ヒートパイプ式熱交換器は上下の向きを指定され、プレート式は向きを選ばない
ヒートパイプは、円筒の内部を真空にして少量の液体を封じたもの。一端を加熱すると液体が蒸気になって他端へ動き、冷やされて液体に戻り、重力で蒸発部に戻る。公式の説明は、これが1本のパイプの中で絶えず繰り返されるという。大和電業のヒートパイプ式の作動液は純水で、ノンフロンタイプと書かれている。
取扱い要領は「熱交換器に指定された上下方向を守って設置」と指定している。プレート式のほうは、作動液を使わないので横向きや上下逆さにして取り付けられる、と公式のWebにある。公式は理由を書いていないが、原理の説明(液体は重力で蒸発部へ戻る)と並べると、向きの指定の意味が読める。
向く条件は、取扱い要領に書かれている。外気温度0〜40℃(盤内最高60℃)、湿度20〜85%RH、屋内。屋外で使うなら日射よけと雨水防水処理が要る。腐食ガスの雰囲気は避ける。外部空気の状態がよくない場所では、外部空気の吸気側にフィルタを付ける。吸気部・排気部の近くは、最低150mm空ける。
保守は最小限ですむ、と公式は書く。駆動部分はファンだけで、点検は次の3段階。
- 毎日(始動時):内部・外部ファンの異音と振動を見る。ファン寿命は、使用環境によるが約20,000hr(連続使用で約2年)が目安。
- 毎週または1か月:フィルタの目詰まりを見る。軽いならたたくか掃除機、油脂分を含む汚れは中性洗剤で洗い、水洗いして十分乾かす。
- 6か月または1年(停止時):外部のフィンの汚れを、エアブローで落とす。
仕様表(クーラ)
「総合カタログD-1」は、公式サイトの総合カタログ抜粋PDFを指す(フォルダ名は201410だが、仕様表の頁番号が2022年6月の正誤表の対象頁と一致するので、D-1の頁と判断した)。その表の冷却能力・消費電力・運転音の「/」は、左が50Hz、右が60Hz(PDFの注記)。冷却能力の測定条件はPDFごとに違うので、末尾の注を読んでから比べる。
新製品カタログのノンフロンクーラ(KCH・KCHS)
共通は、周波数50/60Hz、使用温度+20〜+50℃、使用湿度85%RH以下、塗装色N8。冷却能力は盤外・盤内とも35℃の公称値。消費電力の脚注は「定格」(盤外・盤内35℃)と「最大」(盤外+50℃、盤内+35℃)の条件を定義しているが、表の「/」の左右がどちらに当たるかは書いていない。表の行名は「定格消費電力」「定格運転電流」で、「最大」は行名に出ない。2021年9月のKCHS-07A-2も同じ行名で、脚注は「定格」の条件だけを定義している。
| 型式 | 電源 | 冷却能力 W | 消費電力 W(200V時。「/」の意味は脚注にない) | 騒音 dB | 外形 W×H×D mm | 質量 kg |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KCH-03AB-2 | 単相AC200V | 280/300 | 230/240 | 61 | 200×590×200 | 14 |
| KCH-05AB-2 | 単相AC200V | 380/500 | 250/260 | 64 | 350×450×215 | 15 |
| KCH-08AB-2 | 単相AC200V | 650/800 | 400/400 | 63 | 300×730×230 | 22 |
| KCH-10A-2 | 単相AC200V | 1000/1100 | 520/560 | 67 | 430×560×240 | 28 |
| KCHS-07B-2W | 単相200〜240V | 600/700 | 410/440 | 64 | 350×600×200 | 23 |
| KCH-16B-2W | 単相200〜240V | 1450/1600 | 660/800 | 66 | 390×950×220 | 41 |
| KCH-22B-2W | 単相200〜240V | 2000/2200 | 930/1050 | 66 | 450×1150×220 | 50 |
| KCH-29B-2W | 単相200〜240V | 2600/2900 | 1290/1540 | 66 | 450×1350×220 | 62 |
200〜240Vの機種は、220V、240Vでは消費電力・電流の数値が変わる(例:KCH-29B-2Wは200Vで1290/1540W、240Vで1550/1670W)。推奨漏電ブレーカ容量は、03AB・05AB・08AB・10A・KCHS-07Bが5A、16B・22Bが10A、29Bが15A。この表の冷却能力・消費電力の「/」が何を指すか(50Hz・60Hzか、定格・最大か)は、脚注にない。総合カタログD-1で同じ数値のKCH-03AB・05AB・08AB・10Aは、「左が50Hz、右が60Hz」と注記されている。性能特性のグラフは50Hz用と60Hz用に分かれていて、数値の表はない。
総合カタログD-1のノンフロン機(新製品カタログに載っていない型式)
次の6型式は新製品カタログに載っていない。KCH-16A-2・22A-3とTCH-04A-2・11A-2・23A-3は、置換が案内された旧型番。KCR-04A-2は置換の案内がなく、公式サイトの製品ページと取扱説明書の一覧には載っている。KCH-03AB、05AB、08AB、10Aは、総合カタログD-1と新製品カタログで数値が一致するので、この表には入れていない。
| 型式 | 電源 | 冷却能力 W | 消費電力 W | 運転音 dB(A) | 外形 W×H×D mm | 質量 kg |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KCR-04A-2(側面) | 単相200V | 270/315 | 230/220 | 59/64 | 300×540×190 | 16 |
| KCH-16A-2(側面) | 単相200V | 1450/1600 | 730/810 | 68 | 390×950×220 | 37 |
| KCH-22A-3(側面) | 三相200V | 2000/2200 | 910/1050 | 69 | 450×1150×220 | 51 |
| TCH-04A-2(天井) | 単相200V | 300/350 | 230/230 | 61 | 454×230×253 | 16 |
| TCH-11A-2(天井) | 単相200V | 950/1100 | 580/640 | 65 | 603×349×355 | 33 |
| TCH-23A-3(天井) | 三相200V | 2100/2300 | 940/1100 | 66 | 655×444×403 | 47 |
KCH・TCHの冷却能力は、盤外・盤内とも35℃の公称値。TCHの仕様表の取付方法欄は、PDFでは「側面取付」と印字されている。この誤記は2022年6月の正誤表で「天井取付」に訂正されている。TCHのB-2W系(2025年9月のモデルチェンジ先)は、仕様表を確認できていない。
R-134aのクーラ(KC・KCL・TC・KCS)
太字は、2024年の生産終了案内(DC-1営-229-0)の対象。
| 型式 | 電源 | 冷却能力 W | 消費電力 W | 運転音 dB(A) | 外形 W×H×D mm | 質量 kg |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KC-04EB-1 | 単相100V | 300/350 | 250/285 | 59/64 | 300×540×180 | 16 |
| KC-04EB-2 | 単相200V | 300/350 | 250/240 | 59/64 | 300×540×180 | 16 |
| KCL-08EB-2 | 単相200V | 720/760 | 460/480 | 63/67 | 430×450×220 | 20 |
| KC-09E-1 | 単相100V | 750/900 | 400/445 | 64/65 | 430×560×240 | 25 |
| KC-09E-2 | 単相200V | 750/900 | 400/445 | 64/65 | 430×560×240 | 25 |
| KC-15E-2 | 単相200V | 1280/1450 | 640/720 | 64/69 | 400×1200×250 | 42 |
| KC-20EB-2 | 単相200V | 1800/2000 | 760/910 | 60/64 | 450×1200×250 | 45 |
| TC-04E-1 | 単相100V | 350/400 | 250/295 | 54/55 | 300×350×400 | 16 |
| TC-04E-2 | 単相200V | 350/400 | 250/240 | 54/55 | 300×350×400 | 16 |
| TC-10E-1 | 単相100V | 900/1000 | 410/460 | 59/61 | 400×390×590 | 29 |
| TC-10E-2 | 単相200V | 900/1000 | 410/460 | 59/61 | 400×390×590 | 29 |
| TC-20E-2 | 単相200V | 1800/2000 | 810/940 | 63/65 | 400×510×590 | 44 |
| KCS-03EB-1 | 単相100V | 240/260 | 200/210 | 61/65 | 250×600×220 | 16 |
| KCS-03EB-2 | 単相200V | 240/260 | 200/210 | 61/65 | 250×600×220 | 16 |
| KCS-07EB-2 | 単相200V | 715/720 | 435/430 | 65/69 | 350×750×200 | 21 |
| KCS-30E-3 | 三相200V | 2400/2600 | 980/1140 | 70/70 | 480×1360×300 | 55 |
KC-09E、TC-10E、KCS-03EBの消費電力・運転音は、100V用と200V用の共通欄に印字されている。KC・KCL・KCS-03EB/07EBは、盤内乾球35℃・湿球24℃、盤外乾球35℃での値。TC-04E・10E・20E、KCS-30Eは盤内湿球19.5℃。条件が違う数値を同じ軸で並べるときは、そのことを頭に置く。推奨漏電ブレーカの感度電流は、総合カタログD-1の注記ではKC・TC・KCS・KCR・KCD・CABが15mA、KCH・TCHが30mA。KCHS-07A-2とKCDR-05-2の注記は、それぞれ30mAと15mA。新製品カタログは感度電流を印字していない。
屋外用クーラ(KCD・KCDR)
| 型式 | 電源 | 冷却能力 W | 消費電力 W | 運転音 dB(A) | 使用外気温度 ℃ | 外形 W×H×D mm・質量 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KCD-05-1 | 単相100V | 430/480 | 280/320 | Hi 48/48、Lo 45/45 | −5〜45 | 400×700×230・26kg |
| KCD-05-2 | 単相200V | 430/480 | 275/275 | Hi 48/48、Lo 45/45 | −5〜45 | 400×700×230・26kg |
| KCD-10-1 | 単相100V | 1000/1100 | 420/480 | Hi 50/50、Lo 40/43 | −10〜45 | 500×840×250・45kg |
| KCD-20-2 | 単相200V | 1800/2000 | 766/913 | Hi 48/51、Lo 45/45 | −10〜45 | 600×1100×250・53kg |
| KCD-05-D48 | DC−48V | 570(440〜720) | 195(最大355) | 44 | −10〜50 | 400×700×270・24kg |
| KCD-10-D48 | DC−48V | 1000(600〜1100) | 325(最大560) | 48 | −10〜50 | 430×850×220・28kg |
| KCDR-05-2 | 単相200V | 350/395 | 230/290 | 下記 | −5〜45 | 400×700×230・27kg |
盤内設定温度は全機種25〜40℃(KCD-10-D48は25〜45℃)。KCDの防水は、公式が「JIS C 0920 保護等級4級以上」と書き、風速20m/s・水4L/m²・分で有害な水漏れなし、風速40m/sで有害な破損・折損なし、という試験条件を添えている。外板は耐重塩害塗装の高耐食溶融めっき鋼板、放熱器側の熱交換器は耐食処理アルミフィンにウレタン樹脂コーティングで、JIS C 5400の塩水噴霧試験で1000時間以上の防錆性、と公式は説明している。KCD-10/20は、NTT-TRに準拠した試験項目を公式が列挙している。
KCDR-05-2は、公式が「国内メーカー初ノンフロン屋外用クーラ」と書く機種で、通信基地局向けとされる。保護等級の表示は「IP54相当(筐体取付時の内部循環経路)」。運転音は資料が食い違う。カタログPDFとお知らせ添付のチラシは、Hiモード48・Loモード46dB(A)。公式サイトの製品ページは、Hiモード46・Loモード48と逆に書いている。どちらが正しいかは資料からは決められない。設計値に使うなら、取扱説明書か大和電業への確認が要る。
ステンレス筐体のCAB
CAB-C101KE-A(公式サイトの型番は「CAB-101KE-A」と表記が違う)は、側面取付、単相100V、冷却能力900/1000W、消費電力440/480W、運転音55dB(A)、冷媒R-134a(280g)、盤内設定25〜45℃、使用外気−5〜45℃、外形400×1000×260mm、質量37kg、ステンレスのヘアライン仕上げ。推奨漏電ブレーカ容量は20A(感度電流15mA)。
仕様表(熱交換器)
能力の単位はW/K。左が50Hz、右が60Hz。定格電流は、使用しているファンの定格電流の総和で、100Vと200Vの値を並べた。使用外気温度は0〜40℃(盤内最高60℃)、使用湿度は20〜85%。ケースは、ヒートパイプ式(MPX・FPX・NFX・CPX)が耐食性亜鉛めっき鋼板(塗装なし。屋外用MPX-DFは色がマンセル0.5Y8/0.7)、プレート式(SPX・YPX)が亜鉛めっき鋼板(塗装なし)。屋外で使うときは日射よけと雨水防水処理を行う、と公式は注記している。
型式の読み方は、MPX-05ER-1P で次のとおり。
- MPX・FPX・NFXは側面取付、CPXは天井取付。
- 数字(02〜20など)は型名で、定格能力はおおむね数字に比例するが、公式の定義ではない。E はシリーズ名で、公式は旧B・C・Dシリーズと取付寸法に互換性があると注記している。
- R は盤内取付、F は盤外取付(CPXは空白)。
- 末尾のPは、フィルタ・一体保護カバー付き(MPX-02〜07E)。FPX・CPXのFは、フィルタのみ付き。
- ファン電圧は、1が AC100V、2が AC200V。
| 型式 | 取付 | 定格能力 W/K | 電流 A(100V) | 電流 A(200V) | 外形 W×H×D mm | 質量 kg |
|---|---|---|---|---|---|---|
| MPX-02E | 側面(盤内R・盤外F) | 10/11 | 0.44/0.36 | 0.22/0.18 | 200×500×48 | 3.2 |
| MPX-03E | 側面 | 14/15 | 0.44/0.36 | 0.22/0.18 | 200×500×60 | 3.6 |
| MPX-05E | 側面 | 27/29 | 1.06/0.90 | 0.50/0.46 | 245×680×70 | 6.3 |
| MPX-07E | 側面 | 35/37 | 1.06/0.90 | 0.50/0.46 | 245×680×82 | 6.9 |
| FPX-10E | 側面 | 50/55 | 2.28/2.04 | 1.16/1.04 | 340×1000×100 | 15 |
| FPX-14E | 側面 | 70/75 | 2.12/1.80 | 1.00/0.92 | 415×1000×120 | 18 |
| FPX-20E | 側面 | 100/108 | 2.12/1.80 | 1.00/0.92 | 545×1100×130 | 26 |
| NFX-05ER | 側面(盤内のみ) | 25/27 | 1.06/0.90 | 0.50/0.46 | 285×450×130 | 8 |
| CPX-03E | 天井 | 15/16 | 1.06/0.90 | 0.50/0.46 | 220×345×165 | 3.7 |
| CPX-05E | 天井 | 25/27 | 1.06/0.90 | 0.50/0.46 | 260×345×180 | 4.1 |
| CPX-07E | 天井 | 35/37 | 1.06/0.90 | 0.50/0.46 | 260×345×220 | 5.5 |
| CPX-10E | 天井 | 50/55 | 2.12/1.80 | 1.00/0.92 | 360×465×205 | 10.4 |
| CPX-14E | 天井 | 65/70 | 2.12/1.08(印字どおり) | 1.00/0.92 | 435×465×205 | 12 |
| CPX-20E | 天井 | 92/100 | 2.12/1.80 | 1.00/0.92 | 555×505×220 | 17 |
| MPX-03DF-1PX4(屋外) | 側面(盤外) | 14(50Hz時) | 0.42/0.36 | 100Vのみ | 200×500×60 | 3.6 |
| MPX-07DF-1PX4(屋外) | 側面(盤外) | 35(50Hz時) | 1.40/1.18 | 100Vのみ | 245×680×82 | 6.9 |
CPX-14Eの100V電流は、同系のCPX-10E・20Eが「2.12/1.80」なのに対し「2.12/1.08」と印字されている。誤植かどうかは資料からは判定できない。屋外用のMPX-DFは使用外気温度が−10〜40℃(結露なきこと)。左側の機種目次にはMPX-02DFとMPX-05DFも印字されているが、仕様表と公式サイトの掲載は03DFと07DFだけである。公式は、屋外用の構造として、新型エレメント、純水のノンフロン、耐食性被膜処理、耐重塩害塗装、外部ファン・コネクタの防水仕様を挙げている。
プレート式は、アルミ板の放熱プレートで盤内と盤外を遮断する。型式は SPX(スリム)と YPX(ショート)。末尾の -1P-CE が100V、-2P-CE が200V、R が盤内取付、F が盤外取付。
| 型式 | 定格能力 W/K | 電流 A(100V) | 電流 A(200V) | 外形 W×H×D mm | 質量 kg |
|---|---|---|---|---|---|
| SPX-02A | 8/10 | 0.54/0.46 | 0.28/0.24 | 180×658×50 | 4.1 |
| SPX-03A | 15/16 | 1.08/0.92 | 0.56/0.48 | 340×658×50 | 7.3 |
| SPX-05A | 25/28 | 1.08/0.92 | 0.56/0.48 | 336×666×94 | 8.9 |
| SPX-08A | 38/40 | 1.62/1.38 | 0.84/0.72 | 500×700×94 | 13.0 |
| YPX-02A | 9.5/11 | 0.36/0.30 | 0.20/0.16 | 180×394×90 | 3.6 |
| YPX-03A | 15/16 | 0.54/0.46 | 0.28/0.24 | 180×430×150 | 5.3 |
| YPX-05A | 25/27 | 1.08/0.92 | 0.56/0.48 | 340×430×150 | 9.2 |
SPX-02Aの200V・盤内取付の型式は、総合カタログD-1の仕様表で「SPX-02AR-1P-CE」と誤記され、2022年6月の正誤表で「SPX-02AR-2P-CE」に訂正されている。YPX-02Aの仕様表にも同じ重複印字が見えるが、正誤表の対象はSPX-02Aだけである。
型番の対応。KCH-16A-2はKCH-16B-2Wへ順次切り替えと案内されている
公式サイトの製品ページ(取得した2026-10-22時点)には、KCH-16A、KCH-22A、TCH-04A、TCH-11A、TCH-23A(枝番なしの表記)が載り、KCH-16B-2W、22B-2W、29B-2W は載っていない。新製品カタログと取扱説明書ページには、B-2W系が出る。製品ページと取扱説明書ページの間でも、世代の違う型式名が併記されている。次の対応は、お知らせの案内文書(DC-1営-222-0、DC-1営-246-0)による。
| 旧型番 | 新型番 | 案内 | 冷却能力 | 案内が書く変更内容 | 新製品カタログの表で変わる印字 |
|---|---|---|---|---|---|
| KCH-16A-2 | KCH-16B-2W | 2024年4月 | 1450/1600W(同じ) | AC200〜240Vワイドレンジ、IoT対応 | 始動電流15.6/14.5→20.7/19.1A、質量37→41kg、冷媒700→780g、騒音68→66dB |
| KCH-22A-3 | KCH-22B-2W | 2024年4月 | 2000/2200W(同じ) | 同上 | 三相200V→単相200〜240V、始動電流14.3/15.6→33.3/31.4A、質量51→50kg、冷媒940→1000g、騒音69→66dB |
| KCHS-07A-2 | KCHS-07B-2W | 2024年4月 | 600/700W(同じ) | 同上 | 始動電流6.6/6.1→10.5/10.0A、質量約22→23kg、冷媒210→300g、騒音65→64dB |
| TCH-04A-2 | TCH-04B-2W | 2025年9月 | 案内は「基本的仕様は変わっておりません」 | AC200〜240Vワイドレンジ、IoT対応 | B-2W系の仕様表は未確認 |
| TCH-11A-2 | TCH-11B-2W | 2025年9月 | 同上 | 同上 | 同上 |
| TCH-23A-3 | TCH-23B-2W | 2025年9月 | 同上 | 同上、および三相から単相への変更(TCH-23のみ) | 同上 |
| (新規) | KCH-29B-2W | 2024年4月 | 2600/2900W | 側面取付の2900Wを新規に追加 |
消費電力と運転電流は、載せていない。新製品カタログの表は「/」の意味が脚注にないため、旧型番の値(50Hz/60Hz)と同じ軸で並べてよいか決められない。始動電流の左右も同じ理由で、印字のまま並べている。
案内には「モデルチェンジについては現行製品の在庫が無くなりしだい、順次ランニングチェンジ」とある。切り替えの日付は書かれていない。そのため、納品が旧型番か新型番かは、確認が要る(記事の推論で、公式の記述ではない)。
KCH-22の電源の相に注意したい。2024年4月の案内には、変更内容として「AC200〜240Vワイドレンジ」と「IoT対応」だけが書かれている。ところが新製品カタログの仕様表では、KCH-22B-2Wは単相200〜240Vで、旧型番の資料にあるKCH-22A-3は三相200Vである。TCH-23の案内は三相から単相への変更を明記している。KCH-22で電源回路を再利用するなら、新型番の電源仕様を先に確かめる。
2023年6月13日の公式お知らせは、大和製の制御盤用クーラをノンフロンタイプに載せ替える提案として「追加工なしで載せ替えできるモデルをご用意」と書いている。添付の販促チラシは「穴あけ加工なしで簡単交換」と題し、追加工なしの代替・交換ができるとうたって、側面タイプの交換例を2組だけ示している。
| チラシの交換例(既設) | 冷却能力・電圧 | 提案されたノンフロン機 | 冷却能力・電圧 |
|---|---|---|---|
| KC-04EB-2(フロン・スパインフィン) | 300/350W、単相200V | KCR-04A-2(ノンフロン・スパインフィン) | 270/315W、単相200V |
| KC-09E-2(フロン・スパインフィン) | 750/900W、単相200V | KCH-10A-2(ノンフロン・プレートフィン) | 1000/1100W、単相200V |
これは公式が2023年6月に示した提案で、チラシの文言であり、適合や互換の保証ではない。チラシに適用範囲や条件の記載はなく、冷却能力は同じでない。既設機の取付寸法・電源・能力を両機種の公式資料で照合し、大和電業に確認する。
仕様表で外形を比べると、KC-09EとKCH-10Aは430×560×240mmで同じ、KC-04EBとKCR-04Aは奥行きが180mmと190mmである。載せ替えの可否は、既設機の型式と取付寸法を示して、大和電業に確認する。取付寸法について公式は、KC、KCS、TCシリーズの取付寸法がB、C、E、EBシリーズとも互換性があると書き、TC-04EをTC-04Bの取付穴に付けるときは取付穴(2×φ7.5)の追加工が要るとも書いている。この記述にKCH・TCHは含まれない。旧シリーズ(Bシリーズ以前)と交換して取り付ける場合の寸法は、問い合わせを求めている。
型式の末尾は、仕様表から読むと電源に対応している。-1は単相100V、-2は単相200V、-3は三相200V、-2Wは単相AC200〜240V。公式が文章で定義した箇所は見つからなかったので、表の対応である。
現場で間違いやすい点
型番の世代。 図面の型番が KCH-16A-2 でも、納品が KCH-16B-2W になる可能性がある(切り替え日は公式に書かれていないので、確認する)。外形は同じ(390×950×220)だが、始動電流と質量の印字が違う。取付寸法は図面で確かめる。盤側の電源容量とブレーカ、取付部の耐荷重は、新型番の数値で見直しておく。
測定条件の違い。 総合カタログD-1の冷却能力は、KC系が盤内乾球35℃・湿球24℃、TC系・KCS-30E・CAB・KCD-05/10/20が湿球19.5℃、KCD-10-D48が湿球21.6℃で測っている。新製品カタログは盤内・盤外とも35℃の公称値。同じ「1000W」でも、条件が違えば比べられない。選定では、能力の1点でなく、冷却性能特性のグラフを見る。
取付の向きと穴。 2022年6月の正誤表で、KCH-22Aの付属品の取付ボルトが M6×35L から M8×35L へ、TCH-04A・11A・23Aの付属品の数と取付方法(側面取付→天井取付)、KCS-07EB用の外付ブラケットの型式が BK-3C から BK-3B へ、それぞれ訂正された。古いカタログのコピーで手配すると、この訂正を拾えない。
ドレンホース。 取扱い要領は、ドレンホースを途中で持ち上げない、ループやトラップを付けない、先端を水没させない、と図示している。正しく付けないとドレン水が排出されず、盤内への水漏れの原因になる。結露が出るホースには断熱処理をする。
設置の注意。 盤内・盤外とも、吸入口・吹出口・フィルタ部は、機器や障害物との距離を200mm以上確保する。扉を開けたまま運転しない(結露と寿命低下の原因)。ダクトでの取り付けは極力避ける。クーラを取り付けた状態の盤を移動・運搬しない。クーラの取扱い要領(総合カタログD-1の冊子頁241)に、屋内仕様なので屋外や雨水のかかる場所では使わないこと、塵埃やオイルミストが特に多い場所、導電性粉塵のある場所でも使わないこと、とある。
一段深く:同じKC-09Eでも、設定温度で能力が180W変わる
公式の選定例を二つ並べると、おもしろいことが見える。外気40℃で、盤内の希望温度を35℃にしたとき、KC-09E(60Hz)の冷却能力は860W。希望温度を45℃にすると1040Wになる。同じ機械で、180Wの差が出る。
公式はこの理由を書いていない。分かるのは、クーラの能力が1つの数字ではなく、「最高外気温度」と「盤内の希望設定温度」の組で決まる、ということ。カタログの冷却性能特性が、外気温度を横軸に、希望設定温度ごとの線を引いたグラフになっているのは、この依存を示すためと読める(記事の読み取り)。表にある750/900Wという数字は、あくまで盤内・盤外とも35℃の点の値にすぎない。新製品カタログも同じ形式で、横軸が20〜50℃の最高外気温度、線が盤内希望温度35・40・45・50℃で、50Hz用と60Hz用の2枚が型式ごとにある。
KCDR-05-2のグラフには、外気温度に合わせて盤外ファンの回転数を増減させるので冷却能力が変わる、という注記がある。使用温度範囲を外れると冷却サイクルが安定せず、能力が下がるとも書かれている。
一段深く:熱交換器の800Wのうち、盤の鉄板が自分で逃がしている分
熱交換器の公式例(発熱800W、表面積4.5m²、ΔT 15K)の数字から、内訳を出してみる。盤の鉄板が自然に逃がす熱は U×S×ΔT=5×4.5×15≒338W。800Wから引いた約462Wが熱交換器の担当で、31W/K×15Kと合う。つまり、熱を逃がす仕事の約4割は、盤の表面が最初からしている。
これが選定式 Q=P/ΔT−U×S の中身である。盤の表面積Sが大きいほど、熱交換器に頼る分は減る。逆に、小さな密閉盤に発熱の大きい機器を詰めると、同じ発熱でも必要なW/Kは大きくなる。有効放熱面積から熱交換器の取付面積を引く、という公式の注意も、この式のSの項の話である。
生産終了とモデルチェンジはどう読むか
クーラの生産・販売終了、モデルチェンジ、仕様変更の案内は、取得できた範囲で、2022年12月から2026年7月までに6本ある。日付は案内文書の日付で、公式サイトへの掲載日とずれるものがある。
| 案内(文書番号) | 内容 | 期日・備考 |
|---|---|---|
| 2022年12月(DC-1営-205-0) | オイルフィルタ10型式の販売終了(LK-04CA、09CA、20CA、LK-03EA、07EA、15EA、30EA、LT-04CA、10CA、20CA) | 2022年12月末(途中、在庫消化しだい終了)。代替・後継の記載なし |
| 2024年4月(DC-1営-222-0) | KCH-16A-2、KCH-22A-3、KCHS-07A-2のモデルチェンジ。KCH-29B-2Wを新規追加 | 現行製品の在庫がなくなりしだい、順次切り替え |
| 2024年10月(DC-1営-229-0) | 代替フロンモデル6機種の生産終了(KC-09E-1/2、KC-15E-2、KCS-03EB-1、TC-04E-1/2、TC-10E-1/2、TC-20E-2) | 生産終了は2025年3月末、販売は在庫消化しだい。後継は「ノンフロンモデル KCHシリーズ・TCHシリーズ」と書かれ、型式の対応表はない |
| 2024年12月(DQC-1技-182-00) | KCHシリーズの部品共有化に伴う変更(13項目) | 2025年4月以降の生産分から順次 |
| 2025年9月(DC-1営-246-0) | TCH-04A-2、11A-2、23A-3のモデルチェンジ | 現行製品の在庫がなくなりしだい、順次切り替え |
| 2026年7月(DC-1営-264-0) | 代替フロンモデル6機種の保守部品の販売終了 | 2027年3月末、もしくは在庫消化しだい。代替・後継の記載なし |
「公式が示す後継」は、ここではシリーズ名までである。型式ごとの対応は、生産終了の案内(229)には書かれていない。2023年6月のチラシはKC-09E-2の交換例としてKCH-10A-2を示すが、2024年の生産終了案内が後継として指定したものではない。後継を探すときは、既設機の冷却能力、電源、外形、取付寸法を並べて、大和電業に確認する。
案内の対象外の型番、つまりKC-04EB、KCL-08EB、KC-20EB、KCS-03EB-2、KCS-07EB、KCS-30E、KCD、CABは、生産や保守の状況が案内から読めない。「案内がないから現行」とは言えない。
生産終了の6機種は、保守部品の販売が2027年3月末まで、または在庫がなくなりしだいで終わる。2025年3月末の生産終了から、約2年である。盤を更新する計画がある設備なら、保守部品が買える期間の内に、次の機種を決めておく。予備品の持ち方は、分電盤・制御盤の予備品在庫管理と廃番リスクにまとめられている。
KCHシリーズの13項目の変更
2024年12月の案内は、使用部品の共有化を目的とした変更を、2025年4月以降の生産分から順次行うと書く。件名の「4M変更」の定義は、案内に書かれていない。別紙の13行は次のとおり。
| 変更部品 | 変更内容 | 対象機種 |
|---|---|---|
| 盤内ファン取付板 | 形状変更。アイボリー→黒。ポリプロピレン→PA66 GF30%(難燃性) | KCH-05AB、08AB、10A |
| 風向調整ルーバー | アイボリー→黒 | KCH-05AB、08AB、10A |
| 正面パネルパッキン | グレー→黒。材質は変更なしで難燃仕様へ | KCH-03AB |
| 付属用パッキン | グレー→黒。材質は変更なしで難燃仕様へ | KCH-03AB、10A |
| 盤内ファン取付ねじ | ナベ小ねじ→セムスねじ | 全機種 |
| 配管断熱材 | グレー→黒。ポリエチレン→NBR(難燃仕様へ) | 全機種 |
| クーラ内部ドレンホース | ピンク→白。軟質塩化ビニル→シリコーンゴム(難燃仕様へ) | 全機種 |
| 盤内外シール方法 | パッキン→パテ | KCH-03AB、10A |
| ルーバー取付ねじ | 長さ12mm→8mm | KCH-05AB、08AB、10A |
| 結束バンド | 材質は変更なしで難燃仕様へ | 全機種 |
| 一部断熱材(ハーネス保護箇所など) | ソフトロンS#3003→ソフトロンFR-ND #3003(難燃仕様へ) | 全機種 |
| グロメット | EPDM→CR(難燃仕様へ) | 全機種 |
| サーモスタット | 端子#250→#187。材質・性能は変更なし | KCH-08AB |
「全機種」がKCHの全型式を指すのかは、案内に型式の列挙がない(別紙に出る型式はKCH-03AB、05AB、08AB、10Aの4つ)ため、決められない。生産時期の確認方法は案内に書かれていない。修理で部品を手配するときは、大和電業に型式と製造時期を伝えて確認する(記事の助言)。
保守部品・オイルフィルタ・延長サーミスタ
総合カタログD-1のフィルタ(水洗いで再利用できるが、交換部品として用意)とオイルフィルタ(オイルミストの雰囲気で使う場合に用意)の型式は、次のとおり。注文は型式名で指示する。オイルフィルタは、上の2022年12月の案内で10型式とも販売終了になっている。
| 適用機種 | フィルタ | オイルフィルタ(販売終了) |
|---|---|---|
| KC-04EB、KCR-04A | LK-04C(3枚/セット) | LK-04CA(KC-04EBのみ。KCR-04Aは掲載なし) |
| KCL-08EB | LK-08E(3枚/セット) | 用意なし(総合カタログD-1に「KCL-08EB用はございません」の注記) |
| KC-09E | LK-09C | LK-09CA |
| KC-15E | LK-15E | LK-15EA |
| KC-20EB | LK-20C | LK-20CA |
| TC-04E | LT-04C | LT-04CA |
| TC-10E | LT-10C | LT-10CA |
| TC-20E | LT-20C(大小各3枚/セット) | LT-20CA |
| KCS-03EB、KCS-07EB、KCS-30E | LK-03E、LK-07E、LK-30E | LK-03EA、LK-07EA、LK-30EA |
| KCH-03AB、05AB、08AB、TCH-04A | LKH-08A(1枚/セット) | 掲載なし |
| KCH-10A、KCH-16A、KCH-22A | LKH-10A、LKH-16A、LKH-22A | 掲載なし |
| TCH-11A、TCH-23A | LKH-11A、LKH-23A | 掲載なし |
販売終了の案内に、代わりの部品の記載はない。新製品カタログのKCH・KCHSは盤外ファンを耐油ファンにした、とカタログにある。B-2W系のフィルタ型式は、取得した資料にない。
オプションは次の4つ。
- 延長用サーミスタ TM-D3(約2m):標準品は盤内空気入口の温度で制御する。盤内の任意の位置の温度でクーラを制御したいときに使う。KCH・TCHを除く全機種が対象。
- 操作パネル移動キット CMK-E(約2m):天井取付型の操作パネル部を移動できる。TC-E全機種が対象で、操作部は本体付属品を使う。
- 外付ブラケット:クーラを盤の外側から取り付ける。BK-1C(KC-04EB、09E、TC-10E、20E)、BK-2C(TC-04E)、BK-3B(KCS-07EB。半埋め込み)、BK-4C(KC-20EB)。
- ドレンホース、L字継手:標準品・長尺品を取り扱っている、と総合カタログD-1にある(詳細は問い合わせ)。
ヒートパイプ式のファンは、MPX-02E・03E用が 11925PB-A0L-EA-00(AC100V)と 11925PB-B0L-EA-00(AC200V)、それ以外の MPX・FPX・NFX・CPX 用が 15038PB-A0L-EP-S0(AC100V)と 15038PB-B0L-EP-S0(AC200V)。フィルタは、MPX が ML-03D・ML-07D、FPX が FL-10D・14D・20D、CPX が CL-03D〜CL-20D。
プレート式は、ファンが 11938MB-A0N-EP-00(100V)と 11938MB-B0N-EP-00(200V)(YPX-02Aだけ UT120A・UT125A)、フィルタが FLP-1〜FLP-3。
熱交換器のファンの制御には、可変式サーモスタット NSYCCOTHO(Schneider Electric のロゴがある製品として掲載)がある。設定範囲は0〜60℃で、A接点、ON-OFF温度幅は約7K、接点容量はAC250V 10A(抵抗負荷)。保護構造はIP20である。ファンを盤内の温度に応じて動かし、省エネとファンの長寿命化に役立つ、と公式は書いている。
Camcool(キャンクール)は制御盤用ではなく、第一種特定製品と注記されている
Camcoolは、室外機一体型のキャンピングカー用クーラで、制御盤用ではない。同じ熱関連機器のページに載っているので、ここで仕様と注意書きを示す。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 冷却能力 | 700W(定格運転)、820W(PWR運転、最大5分) |
| 消費電力 | 300W(定格運転)、400W(PWR運転) |
| 電源 | DC24V |
| 重量・外形 | 12kg、W480×H655×D280mm |
| 風量 | 200m³/h(Hi運転) |
| 冷媒 | R-134a(255g) |
| 使用環境温度 | 15〜60℃ |
冷却能力と消費電力は、JIS条件(外気温度35℃、室内温度27℃、50%RH)の値。公式サイトは、現在はキャンピングカー架装ビルダーのみへの販売に限定し、個人には販売していないと書く。冷却能力は大きくないので、設置条件によっては期待しすぎないように、とも注意している。
公式の特設ページには、「本製品はフロン排出抑制法の第一種特定製品です」という注意書きがある。廃棄は販売元か販売店に問い合わせること、管理者には3か月に1回以上の簡易点検が義務付けされていること(リーフレットにも同じ記載がある)、車両を廃車にするときは第一種フロン類充填回収業者に回収を依頼すること、環境省のフロン排出抑制法のページで詳細を確認することが、特設ページに書かれている。ここに書いたのは公式の記述で、義務の範囲や手続きは、環境省のページで確かめる。
見積前に揃えておく情報
- 設置場所(屋内・屋外)、最高外気温度、盤内の希望温度または許容温度。
- 盤の寸法(幅×高さ×奥行)、設置状態(自立床置か壁掛か)、日射や炉など周囲の熱源。
- 盤内の発熱量の合計(W)。不明なら収納機器の一覧。
- 電源の種類(単相100V、単相200V、200〜240V、三相200V、DC-48V)と周波数(50Hz・60Hz)。
- 取付方法(側面・天井、盤外取付・埋込・半埋込)。更新なら、既設機の銘板の型式と取付穴の寸法。
- ドレン水を盤外へ出せるか(ノンドレン機も、湿度が高い条件では排水が出る前提で読める)。
- 冷媒の希望(ノンフロンか)、オイルミストや粉塵の有無。
見積フォームには、分かっている型式と、上の情報を分かる範囲で添えて送る。取扱可否・価格・在庫・納期は公式資料に載っていないので、見積で確認する。生産終了した機種と、キャンピングカー架装ビルダーのみに販売されるCamcoolは、この導線の対象に含めない。
資料はどこで入手できるか
- カタログ請求、CAD図面請求、該非判定書請求は、大和電業の公式サイトのフォームから。カタログ請求、CAD図面請求、該非判定書請求。
- 新製品カタログ(KCH-29B-2W)は、公式サイトの新製品一覧から参照できる。
- 取扱説明書は、公式の取扱説明書ダウンロードに型式名が並ぶ。ページの注意書きに、内容は仕様変更などで予告なく変わることがあり、購入品に同梱された取扱説明書と異なる場合がある、とある。取扱説明書の本文は、この記事の作成時に確認できていない。
- Camcoolの特設ページとリーフレットは、公式サイトにある。簡易点検記録簿のPDFも公開されている。
- 公式サイトのお問い合わせは、営業日の9:00〜17:30。2営業日以内に返信がなければ、再度の連絡を求める案内がある。
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