図面の部品表に「FCV-22」とある。見積を頼もうと同じ頁を見ると、FSV-22、FCVH-22、FAG-22が並び、コンネもMS-22-22なのかMA-22-22なのか決まらない。しかも「FAG-10」の10は内径10mmと読めるのに、FAG-12の内径は12.3mm、FAG-16は15.8mmだ。この数字は何を指すのか。
大和電業の公式サイトのフレキ頁に載るフレキシブルチューブは14品種ある。型式の記号にはケーシング構造や被覆、耐熱・耐溶剤の別が出るが、固定か可動かの推奨と温度の数値は型番に出ない。軸は三つに絞れる。動くか、油か火花か、温度はいくつか。この三つで品種を絞り、合うコンネを適合表で引き、型番を逆に読めるようにする。数値は大和電業の公式サイトとカタログPDFによる。曲げ半径の比(約1.5倍)と収容本数の計算例だけは、本稿で計算した。
現場の条件から、どの品種を選ぶか
| 現場の条件 | 品種 | 温度範囲 | 合うコンネ | 一言 |
|---|---|---|---|---|
| 固定部で油がかかる | FAG | -20〜+65℃ | MS・MA・MH | 波形のビニル被覆。軽く、曲げ半径が小さい。緩やかな動きの可動配管にも使えるとカタログは書く |
| 固定部で切削油が頻繁にかかる | FAGH | -20〜+60℃(公式サイトの一覧は+65℃) | MS・MA・MH | 超耐油ビニル。呼称10〜54 |
| 可動部・振動部 | FCV | -20〜+65℃ | MS・MA・MH | 噛み合わせ部にPPパッキン。高耐屈 |
| 可動部で切削油が頻繁にかかる | FCVH | -20〜+60℃(同上) | MS・MA・MH | FCVの超耐油ビニル版。呼称10〜54 |
| 引張りやねじれが加わる可動部 | FSV | -20〜+65℃ | MS・MA・MH | セミインターロック構造。高張力・耐衝撃 |
| 油づけの場所、溶剤系の雰囲気 | FSVS | -20〜+60℃ | MS・MA・MH(適合表は◎)。カタログの推奨は耐溶剤コンネ(呼称は問い合わせ) | FSVの耐溶剤ビニル版。呼称10〜54 |
| 高温の雰囲気の可動部 | FCVF | -20〜+105℃ | MS・MA・MH(適合表は◎)。カタログの推奨は耐熱コンネ(呼称は問い合わせ) | FCVの耐熱ビニル版。呼称10〜54 |
| 溶接スパッタ・切削粉が飛ぶ固定部 | FAW | -50〜+150℃ | MS・MA・MH(適合表は△、防液性なし) | ブレード被覆。緩やかな動きの可動にも。+100℃を超える場所は、コンネの耐熱仕様を確認 |
| スパッタ・切削粉があり、引張りやねじれも加わる | FSW | -50〜+150℃ | MS・MA・MH(適合表は△、防液性なし) | セミインターロック構造+ブレード被覆。+100℃を超える場所は、コンネの耐熱仕様を確認 |
| スパッタ・切削粉があり、油の防液も要る可動部 | FCK | -20〜+65℃ | 専用のMSK・MAK | ビニル+ブレードの二重被覆。呼称10〜54 |
| 被覆なしでよい固定部 | FAN | -50〜+150℃ | MS・MA・MH(適合表は△、防液性なし) | 固定配管用で最軽量。+100℃を超える場所は、コンネの耐熱仕様を確認 |
| 簡易配管 | FSN | 資料で食い違う | MS・MA・MH(適合表は△、防液性なし) | カタログは主に簡易配管用とし、引張りやねじれにも使えるとする。温度と区分は資料で食い違う |
FAG-LGはFAGと同じ構造でビニルがライトグレーの品種で、呼称は10〜54。ほかのビニル被覆は黒だ。ステンレス製(受注生産品)の記載があるのは、FAG・FAGH・FSV系・FAW・FSW・FAN・FSNの頁と、FCKのステンレス製ブレード被覆。FCV・FCVH・FCVFの頁には記載がない。
低温側の数字には注記がある。ビニル被覆系の「耐寒温度」は、JIS K 6723に準拠した試験データで、固定使用時の参考値だとカタログは書いている。可動で使うときの低温側の値は、この注記からは読み取れない。
14品種の使用温度・防液・呼称を一覧で見る
| 型番 | 被覆 | ケーシング | 推奨 | 使用温度範囲 | IP | 呼称の展開 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FAG | 耐油ビニル(波形) | 標準 | 固定部 | -20〜+65℃ | IP67相当(コンネ接続時) | 10〜82 |
| FAG-LG | 耐油ビニル(波形、ライトグレー) | 標準 | 固定部 | -20〜+65℃ | 同上 | 10〜54 |
| FAGH | 超耐油ビニル(波形) | 標準 | 固定部 | -20〜+60℃※ | 同上 | 10〜54 |
| FCV | 耐油ビニル(密着) | パッキン入り | 可動部 | -20〜+65℃ | 同上 | 10〜82 |
| FCVH | 超耐油ビニル(密着) | パッキン入り | 可動部 | -20〜+60℃※ | 同上 | 10〜54 |
| FCVF | 耐熱ビニル(密着) | パッキン入り | 可動部 | -20〜+105℃ | 同上 | 10〜54 |
| FSV | 耐油ビニル(密着) | セミインターロック | 可動部 | -20〜+65℃ | 同上 | 10〜82 |
| FSVH | 超耐油ビニル(密着) | セミインターロック | 可動部 | -20〜+60℃ | 同上 | 10〜54 |
| FSVS | 耐溶剤ビニル(密着) | セミインターロック | 可動部 | -20〜+60℃ | 同上 | 10〜54 |
| FAW | ブレード(亜鉛めっき鉄線) | 標準 | 固定部 | -50〜+150℃ | 表示なし | 10〜82 |
| FSW | ブレード(亜鉛めっき鉄線) | セミインターロック | 可動部 | -50〜+150℃ | 表示なし | 10〜82 |
| FCK | ビニル+ブレードの二重 | パッキン入り | 可動部 | -20〜+65℃ | IP67(専用コンネ接続時) | 10〜54 |
| FAN | なし | 標準 | 固定部のみ | -50〜+150℃ | 表示なし | 10〜82 |
| FSN | なし | セミインターロック | 資料で食い違う | 資料で食い違う | 表示なし | 10〜82 |
※FAGH・FCVHの温度は、カタログ本文と図の表示が-20〜+60℃、公式サイトの一覧が-20〜+65℃推奨で、数値が合わない。FSNは、公式サイトが「-20〜+65℃、固定部」、カタログの図記号が「-50〜+150℃、可動部」と書く。どちらが正しいかはここでは決めず、後の食い違い表に並べた。FSV系とFSWの「可動部」は公式サイトの一覧による。カタログのこれらの頁には固定部・可動部の図記号がない。
可動部はFCV系か、FSV系か
どちらもビニルを密着させた被覆(ビニルの仕様はFCVとFSVが耐油、FCVHとFSVHが超耐油、FCVFが耐熱、FSVSが耐溶剤)で、構造の差はケーシングにある。FCV系は標準ケーシングの噛み合わせ部にPPパッキンを入れ、パッキンの弾力でケーシングへの負担を減らす。FSV系は亜鉛めっき帯鋼をセミインターロック構造に噛み合わせる。カタログの図記号は、FCVが「高耐屈」、FSVが「高張力・耐衝撃」だ。
数字にすると、差は曲げ半径に出る。可動時の最小湾曲内側半径は、呼称10でFCV系77mm、FSV系119mm。呼称82では555mmと833mmになる。FSV系は、FCV系の約1.5倍の半径を取らなければならない。
| 呼称 | FAG・FAGH・FAW・FCV・FCVH・FCVF | FCK | FSV・FSVH・FSVS・FSW | FSN(固定/可動) |
|---|---|---|---|---|
| 10 | 77 | 95 | 119 | 55 / 75 |
| 12 | 91 | 105 | 141 | 60 / 80 |
| 16 | 114 | 137 | 176 | 70 / 95 |
| 22 | 136 | 163 | 211 | 90 / 120 |
| 28 | 183 | 205 | 283 | 110 / 140 |
| 36 | 228 | 275 | 359 | 120 / 160 |
| 42 | 275 | 330 | 425 | 150 / 200 |
| 54 | 319 | 382 | 494 | 180 / 240 |
| 70 | 461 | 設定なし | 691 | 240 / 300 |
| 82 | 555 | 設定なし | 833 | 280 / 370 |
表は可動時の最小湾曲内側半径(mm)。FAGH・FCVH・FCVF・FSVH・FSVSは呼称54まで。
固定時の半径は、品種で並びが変わる。
| 呼称 | FAN | FAG・FAGH・FAW | FCV・FCVH・FCVF | FCK | FSW | FSV・FSVH・FSVS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | 30 | 35 | 40 | 45 | 60 | 65 |
| 12 | 35 | 40 | 50 | 55 | 65 | 70 |
| 16 | 35 | 45 | 60 | 65 | 75 | 80 |
| 22 | 40 | 55 | 75 | 80 | 100 | 110 |
| 28 | 55 | 70 | 100 | 120 | 120 | 130 |
| 36 | 65 | 85 | 125 | 135 | 130 | 150 |
| 42 | 75 | 105 | 150 | 180 | 160 | 180 |
| 54 | 90 | 120 | 175 | 210 | 190 | 210 |
| 70 | 160 | 250 | 280 | 設定なし | 300 | 300 |
| 82 | 170 | 300 | 300 | 設定なし | 320 | 320 |
FAGの可動時の半径は、表の上ではFCVと同じ77mm(呼称10)だ。それでもFAGは固定部、FCVは可動部が推奨とされている。書き分けの理由は書かれておらず、頁にあるのは推奨の図記号と構造の説明だけだ。屈曲回数や許容引張り荷重の数値は、カタログにない。「高耐屈」は図記号の表示で、試験条件の記載はない。回数を前提に設計する場合は、メーカーへの問い合わせになる。ケーブル側の屈曲寿命は別の話で、ロボットケーブルの素線構成と屈曲寿命の解説にまとめている。
呼称ごとの内径と外径(サドルと、フレキを通す穴の寸法)
呼称10の最小内径Bは10mm。ほかの呼称は、実寸が呼称からずれる。サドルの選定と、フレキを通すだけの穴にはこの外径Aを使う。コンネの取付穴は、コンネ頁の推奨取付穴径(後の表)で決める。
| 呼称 | 最小内径B | 最大外径A(ビニル・ブレード被覆の各品種) | FCK | FAN | FSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 10 | 10 | 15.5 | 17 | 13.2 | 13.2 |
| 12 | 12.3 | 18 | 19.5 | 16 | 16.1 |
| 16 | 15.8 | 21.3 | 22.8 | 19 | 19.2 |
| 22 | 20.8 | 26.7 | 28.2 | 24.2 | 24.5 |
| 28 | 26.4 | 33.4 | 34.9 | 30.5 | 30.6 |
| 36 | 35 | 42.2 | 43.7 | 39.5 | 39.5 |
| 42 | 40 | 48.3 | 49.8 | 45 | 44.8 |
| 54 | 51.3 | 60.3 | 61.8 | 56.5 | 56.5 |
| 70 | 63.5 | 76.3 | 設定なし | 71 | 71 |
| 82 | 76.2 | 89 | 設定なし | 82.5 | 82.5 |
単位はmm。最小内径Bは全品種で共通。FCKだけは、二重被覆のぶん外径が1.5mm大きい。ビニル被覆の各品種と、ブレード被覆のFAW・FSWは、外径が同じ値になっている。質量と1巻の長さは品種ごとに違い(呼称10でFAGが50m巻7.7kg、FAG-10 LGが30m巻4.6kg)、公式のPDFに呼称別の表がある。
フレキに合うコンネはどれか:適合表と◎○△の意味
カタログの適合表は、◎=適合性あり・防液性あり、○=適合性あり・フレキ接続部側は防液性あり、△=適合性あり・防液性なし、空欄=適合性なし、の4区分だ。フレキは9列ある表だが、同じ並びの列をまとめ、販売終了の案内が出ているFAE・FAETの列を外すと3列になる。
| コンネ(型式) | FAG〜FSVSのビニル被覆9品種 | FAW・FSW・FAN・FSN | FCK |
|---|---|---|---|
| 標準 MS・MA・MH | ◎ | △ | 空欄 |
| 内ねじ MS-F | ○ | △ | 空欄 |
| ねじ無しカップリング MSN | △ | △ | 空欄 |
| スプリング付 MST・MAT | ◎ | △ | 空欄 |
| リミットスイッチ用 MSL・MAL・MHL | ◎ | △ | 空欄 |
| 防水型キャノンプラグ用 MSA | ◎ | △ | 空欄 |
| 非防水型キャノンプラグ用 MSU | △ | △ | 空欄 |
| 回転式 MSR・MAR | ○ | △ | 空欄 |
| Pgねじ MS-Pg | ○ | △ | 空欄 |
| メートルねじ MS-M | ○ | △ | 空欄 |
| ケーブルクランプ MS-□□×AY | ◎ | △ | 空欄 |
| 二重被覆フレキ用 MSK・MAK | 空欄 | 空欄 | ◎ |
適合表には、ほかに位置決め機構付のMAPL・MHPL、防水型キャノンプラグ用のMAA、中継固定用コンネ、二重被覆フレキFAE・FAET用のMSE・MAEの行があるが、公式が販売終了または生産終了を案内しているため、この表からは外した(案内の内容は「生産終了・仕様変更のお知らせは、どう見ればいいか」の節)。
ねじ無しカップリングのMSNだけは、適合表(全フレキで△、防液性なし)とMSN自身の頁(IP67のアイコンと、フレキコンネ接続部は保護等級IP67という本文)が合わない。防液を期待する場合は確認が要る。
適合表でFCKが◎なのはMSK・MAKだけで、ほかのコンネは空欄(適合性なし)だ。ただしMSK・MAK頁は、スプリング付を除く各フレキ用コンネもFCK用にできると書き、詳細は問い合わせとしている。逆にスプリング付は、MSK・MAKを除く各コンネに設定できる。FAW・FSW・FAN・FSNの列は、全行が△(防液性なし)で、IPの表示もない。
MSのねじ呼称と推奨取付穴径は、次のとおり(MSの表は旧版PDF。新版のMA・MHの同じ呼称と取付穴径は一致している)。
| MS(厚鋼ねじ) | 電線管ねじ/管用平行ねじ | 推奨取付穴径mm | MS(薄鋼ねじ) | 薄鋼電線管ねじ | 推奨取付穴径mm |
|---|---|---|---|---|---|
| MS-10-16 | CTG 16/G 1/2 | 21 | MS-10-19 | CTC 19 | 20 |
| MS-12-16 | CTG 16/G 1/2 | 21 | MS-12-19 | CTC 19 | 20 |
| MS-16-16 | CTG 16/G 1/2 | 21 | MS-16-19 | CTC 19 | 20 |
| MS-16-22 | CTG 22/G 3/4 | 27 | なし | なし | なし |
| MS-22-22 | CTG 22/G 3/4 | 27 | MS-22-25 | CTC 25 | 26 |
| MS-28-28 | CTG 28/G 1 | 34 | MS-28-31 | CTC 31 | 32 |
| MS-36-36 | CTG 36/G 1 1/4 | 42 | MS-36-39 | CTC 39 | 39 |
| MS-42-42 | CTG 42/G 1 1/2 | 48 | MS-42-51 | CTC 51 | 51 |
| MS-54-54 | CTG 54/G 2 | 60 | MS-54-63 | CTC 63 | 64 |
| MS-70-70 | CTG 70/G 2 1/2 | 76 | MS-70-75 | CTC 75 | 77 |
| MS-82-82 | CTG 82/G 3 | 88 | なし | なし | なし |
呼称82は部品構成が使用フレキによって異なるため、発注では「MS-82A-82」のように中央に記号を入れる。A=FAG・FAW・FAN用、C=FCV用、S=FSV・FSW・FSN用だ。
IP67相当の防液は、何と何の組み合わせで成り立つか
カタログが「IP67相当」と書く条件は、ビニル被覆のフレキ(FAG〜FSVS)に、フレキ用コンネを接続することだ。FCKは専用のMSK・MAKと接続して「IP67」とする。FAW・FSW・FAN・FSNにはIPの表示がない。
組み合わせは三つの部品に分けて考える。
- フレキ:ビニル被覆の9品種、またはFCK。
- コンネ:適合表で◎のもの。標準のMS・MA・MHには、シールパッキンが標準装備されている。
- 防液の範囲:◎のコンネの頁は、保護等級IP67と限定なしで書く。○のコンネの頁は「フレキコンネ接続部は保護等級IP67」と書き、範囲が接続部に限られる。MS-M・MS-Pgはシールパッキンとロックナットが付属しない。
MSNは、適合表が△、MSN頁がフレキ接続部IP67と書き、同じカタログ内で表示が食い違う。
IP67の「7」は、IEC 60529の第2記号で、規定の圧力・時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない区分だ。カタログのIP解説にその定義はあるが、浸漬の深さと時間の数値は書かれていない。「相当」という言い方も含めて、水没させる使い方は条件を確認することになる。IPの読み方はIP保護等級の解説にある。
ケーブルを直接つかむコンネは、別の組み合わせになる。AYSはボックス類との接続部にシールワッシャーが付属し、IP67と書かれている。
コンネに添える部品:アースリング・シールワッシャー・ブッシング
| 部品 | 呼称の範囲 | 役目 | カタログの注 |
|---|---|---|---|
| ロックナット LN | 厚鋼用 LN-16〜82、薄鋼用 LN-19〜75 | 取付板にコンネを締め付ける | 厚鋼用の42以上は歯車形 |
| 絶縁ブッシング B | 厚鋼用 B-16R〜70、薄鋼用 B-19〜63 | 端末保護。入線時の被覆の傷と破損を防ぐ | ポリカーボネート。厚鋼用はアズキ色、薄鋼用はアメ色 |
| シールワッシャー SW | 丸穴 SW-160〜820、6枚歯 SW-166〜826 | コンネとボックスの間の防水 | 取付けねじに逃げが無ければ丸穴、逃げ付きなら6枚歯 |
| シールパッキン SP | SP-1619A〜82 | MS・MA・MHに標準装備のパッキン | 単品で頼むときは適用コンネ表で引く |
| アースリング ER | ER-1619〜104 | フレキとボックスの接続が電気的・機械的に不完全になるおそれがある箇所の接地用 | ロックナットLNで締めるだけ。70・82・104は受注生産 |
| ガイドカラー MGC | MGC-10〜82 | フレキ端末の保護(端面は折り曲げ加工) | 呼称82は MGC-82A(FAG・FAW・FAN用)、82C(FCV用)、82S(FSV・FSW・FSN用) |
| 回転式アダプタ RAG | RAG-16〜36 | 回転機構のないコンネ端末を回転コンネにする | 360°以上は回転しない。取付穴径の変更は不要 |
| アダプタ AD/逆アダプタ RAD | ADはM22-F16など、RADはM16-F22など | ねじサイズのアップ(AD)・ダウン(RAD) | 製造元はジョイント工業。RADは全て受注生産 |
アースリングを使う場面は、金属管を接地に使えるかという問いと隣り合う。金属電線管と接地の解説で整理している。
型番はどう読むのか:FAG、MS-16-22、AYS-14-2-030
フレキの型式
カタログの型式説明は、フレキを「F□□□-□」の5つの記号で読ませる。
| 位置 | 記号 | 意味 |
|---|---|---|
| 第1記号 | F | MAS規格準拠品フレキ |
| 第2記号(螺旋管の構造) | A/C/S | A=標準ケーシング、C=パッキン入りケーシング、S=セミインターロック式ケーシング |
| 第3記号(被覆の状態) | G/V/W/K/N | G=波形ビニル、V=密着型ビニル、W=ワイヤーブレード、K=内ビニル・外ブレードの二重被覆、N=被覆なし |
| 第4記号(ビニルの仕様) | 空白/H/S/F | 空白=耐油(標準)、H=超耐油、S=耐溶剤、F=耐熱 |
| 第5記号 | 10〜82 | フレキの呼称 |
凡例には、このほかE(内ブレード・外ビニルの二重被覆)とT(難燃)がある。Eは、販売終了の案内が出ているFAEの記号と読める。Tも同じ案内のFAETと読めるが、FAE・FAETの仕様頁は確認できていない。
| 型番 | 読み方 |
|---|---|
| FAG | F+A(標準ケーシング)+G(波形ビニル) |
| FCVF | F+C(パッキン入り)+V(密着ビニル)+F(耐熱) |
| FSVS | F+S(セミインターロック)+V(密着ビニル)+S(耐溶剤) |
| FCK | F+C(パッキン入り)+K(内ビニル・外ブレードの二重被覆) |
| FAW | F+A(標準ケーシング)+W(ワイヤーブレード) |
| FAN | F+A(標準ケーシング)+N(被覆なし) |
FAG-LGの「LG」は記号表にない。ライトグレー色のビニル被覆の品番に付く。
フレキ用コンネの型式
コンネは「M□□□-□」で、第1記号のMはMAS規格準拠品コンネを指す。公式サイトのPDFの凡例は第1記号を今も「F」と印字しており、公式の正誤表(2022年6月)がMに訂正している。
| 位置 | 記号 | 意味 |
|---|---|---|
| 第2記号(形状) | S/A/H | S=ストレート、A=90°アングル、H=45°アングル |
| 第3記号(仕様) | L/A/U/R/K/S/F/T/N | L=リミットスイッチ用、A=防水型キャノンプラグ接続、U=非防水型キャノンプラグ接続、R=回転式、K=内ビニル・外ブレード二重被覆フレキ用、S=耐溶剤、F=耐熱(〜150℃。標準品は〜100℃)、T=スプリング付、N=ねじ無し |
| 第4記号 | 10〜82 | 接続するフレキの呼称 |
| 第5記号 | ねじの種類と呼称 | 外ねじは16〜82(厚鋼電線管ねじ)、19〜75(薄鋼電線管ねじ)、Pg11〜Pg42、M( )。内ねじは末尾にF(16F〜54F、19F〜63F、M( )F)。キャノンプラグ接続用は10〜48で、プラグのシェル呼称 |
コンネの凡例にはこのほか、E(二重被覆フレキFAE用)とPL(位置決め機構付)があるが、どちらも販売終了の案内が出ている型式の記号なので、上の表から外した。
第3記号が重なる場合は「記載順に符合する」との注記がある。型式説明の頁に例はないが、案内PDFにMAPLK(PL+K)とMAAK(A+K)の型番があり、並びの規則は注記の原文以上は分からない。
カタログの型式説明は、非防水型と防水型のキャノンプラグ接続用コンネ(MSUとMSA)について、シェル呼称が同じでもねじ呼称が異なるので注意するよう注記している(注2)。
型番の読み方の実例
| 型番 | 読み方 |
|---|---|
| MS-16-22 | ストレート。フレキ呼称16、厚鋼ねじ呼称22(CTG 22、G 3/4)。MS-22-16ではない |
| MA-22-22 | 90°アングル。フレキ呼称22、厚鋼ねじ呼称22 |
| MS-22-22F | ストレート内ねじ。末尾のFが内ねじ |
| MSL-10-16 | リミットスイッチ用ストレート。フレキ呼称10、ねじ16 |
| MSA-16-18 | 防水型キャノンプラグ接続のストレート。フレキ呼称16、プラグのシェル呼称18 |
| MS-12-Pg11 | フレキ呼称12、Pg11のねじ |
| AYS-5〜8 | ケーブル用ストレートコンネ。「5〜8」はケーブル呼称の範囲で、実際の収容外径はφ4〜8.3 |
| AYS-14-2-030 | 多心用。呼称14、心数2、ケーブル呼称030 |
| YSO-22-9〜11 | 防水型キャノンプラグ接続のケーブル用。プラグのシェル呼称22、ケーブル呼称9〜11 |
| NYS-5〜8-B | 樹脂製ケーブル用。末尾のBは黒(Gはグレー) |
| PPG-42B-90-L | ペンダントコンネ。呼称42B、回転角度90°、ストップレバー有(無はN) |
| PZ-1214 | PZサドル。先頭の1=両サドル(0は片サドル)、2=本数、14=パイプ径 |
冒頭の問いに戻る。FAG-10の10が内径10mmと一致するのは、呼称10だけだ。ほかの呼称は内径にほぼ合わせた数字で、70は63.5mm、82は76.2mmまで開く。コンネのねじ呼称(16、22、28…)は電線管の呼びで、フレキ呼称と同じ数字が並ぶが、フレキ呼称とは別に決まる。MS-16-16とMS-16-22のように、同じフレキ呼称に複数のねじ呼称が組み合わさる。
ケーブルを直接つかむコンネ(AYS)と、フレキ用コンネ(MS)の使い分け
フレキ用コンネが締めるのはフレキの端末で、カタログの構造説明(カバーナット、締付リング、ガイドカラー、本体、ロックナット)に、電線を保持する部品は書かれていない。ケーブルを掴むのは、ケーブル用コンネの役目だ。
| 状況 | 選ぶもの | カタログの言い方 |
|---|---|---|
| 盤から先の電線をまとめて保護する | フレキ+フレキ用コンネ(MS・MA・MH) | 制御盤類とフレキを接続する標準型 |
| ケーブル1本をボックスに引き込むだけ | ケーブル用コンネ(AYS・YS) | ケーブルを確実にグリップしボックス類に引き込む |
| ケーブルの途中区間だけフレキで守り、端でケーブルとして出す | ケーブルクランプコンネ(MS-12×AY-8、MS-12×AY-11、MS-10×AY-8) | 中継ボックスなしでフレキ端末のケーブル引出し口の防液を確保 |
| ケーブルが繰り返し動く、逆U字で使う | スプリング付ケーブル用コンネ(TAYS) | スプリングでケーブルの負担を軽減 |
| ケーブル2〜4本をまとめて通す | 多心用(AYS・AYL・NYS) | 複数のケーブルを確実にグリップ |
ケーブルクランプコンネの収容外径は、MS-12×AY-8がφ4〜8.3、AY-11がφ7〜10.5。MS-10×AY-8は適用フレキが呼称10で、収容外径φ4〜8(ロックナット付き)。
ケーブル用コンネの種類は次のとおり。
| 種類 | 型式 | 収容ケーブル外径 | 特記(カタログの記載) |
|---|---|---|---|
| ストレート | AYS・YS | AYS: φ2.5〜26、YS-28・30: φ25〜30 | AYSはシールワッシャー付属。IP67 |
| 90°アングル | AYL | φ2.5〜26 | シールワッシャー付属。IP67 |
| リミットスイッチ用 | LAYS | φ4〜14.5 | Oリング付。厚鋼ねじ16のみ |
| スプリング付 | TAYS、TYS-28・30 | TAYS: φ4〜26、TYS-28・30: φ25〜30(TYS-33・35・38は販売終了の案内) | 樹脂製を除くケーブル用コンネは、カバーナット部を交換するとスプリング付になる |
| 多心 | AYS・AYL | 1本あたりφ2〜10、2〜4本 | 呼称は AYS-14-2-030 の形 |
| 超小型 | UYS・SYS・MYS | φ3〜11 | IPの表示なし。ニッケルめっき |
| 樹脂製 | NYS | φ2.5〜26。多心型は1本あたりφ3〜10、2〜4本 | ポリアミド(PA66)、UL94V-0、IP67。色は黒かグレー。多心型の呼称は NYS-20-3-060-B の形(呼称、心数、ケーブル呼称、色) |
| 樹脂製・工具なし | EYS | φ3.5〜8.5 | 緩み防止機構付き。UL94V-2(公式サイトの記載はV-0) |
| キャノンプラグ用 | YSO(防水) | φ4〜17.5 | IP67でOリング付。一部の型式は販売中止(後の節)。非防水用のAYDCは生産終了の案内が出ている |
AYS・YSのサイズは次のとおり。
| 呼称 | 収容ケーブル外径 | 電線管ねじ | 推奨取付穴径mm |
|---|---|---|---|
| AYS-2.5〜5 | φ2.5〜5 | CTG 16(G 1/2) | 21 |
| AYS-5〜8 | φ4〜8.3 | CTG 16(G 1/2) | 21 |
| AYS-9〜11 | φ7〜11.3 | CTG 16(G 1/2) | 21 |
| AYS-12〜14 | φ10〜14.5 | CTG 16(G 1/2) | 21 |
| AYS-15〜17 | φ13〜17.5 | CTG 22(G 3/4) | 27 |
| AYS-20 | φ16〜20 | CTG 22(G 3/4) | 27 |
| AYS-23 | φ19〜23 | CTG 28(G 1) | 34 |
| AYS-26 | φ22〜26 | CTG 28(G 1) | 34 |
| YS-28 | φ25〜28 | CTG 28(G 1) | 34 |
| YS-30 | φ28〜30 | CTG 36(G 1 1/4) | 42 |
呼称の数字は、ケーブル外径そのものではなく範囲の名前だ。隣り合う呼称の収容範囲は重なり、たとえば外径8mmのケーブルは、AYS-5〜8(〜8.3)にもAYS-9〜11(7〜)にも入る。どちらを優先するかは、カタログに書かれていない。外径は実測して選ぶ。M・Pg・NPTの違いはケーブルグランドのねじ規格の解説にある。
ビニル電線は何本入るか:フレキ側とコンネ側の収容本数
カタログの収容本数表は、JIS C 3316の電気機器用ビニル絶縁電線(KIV)が対象だ。ほかの電線やケーブルの表はない。カタログが示す計算は、フレキ(またはコンネ)の最小内径断面積の40%を、電線の被覆込みの断面積で割ることまで。表の値は、割った結果の切り捨てと一致する。40%は、JEAC 8001(内線規程)を目安にした数字だと書かれている。コンネはMS・MAの厚鋼ねじが対象。
KIVの被覆込み断面積(mm²)は、公称断面積0.75が5.72、1.25が7.54、2が9.07、3.5が13.2、5.5が20.42、8が29.22、14が46.56、22が86.59、30が103.86、38が132.73、50が153.93、60が188.69。
表の各セルは「フレキ側/コンネ側」の本数で、「–」は原文が空欄(収容できない)の箇所。まず0.75〜8mm²から。
| 呼称 | 0.75mm² | 1.25mm² | 2mm² | 3.5mm² | 5.5mm² | 8mm² |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | 5 / 3 | 4 / 2 | 3 / 2 | 2 / 1 | 1 / 1 | 1 / – |
| 12 | 8 / 6 | 6 / 4 | 5 / 3 | 3 / 2 | 2 / 1 | 1 / 1 |
| 16 | 13 / 10 | 10 / 8 | 8 / 6 | 5 / 4 | 3 / 3 | 2 / 2 |
| 22 | 23 / 19 | 18 / 14 | 14 / 12 | 10 / 8 | 6 / 5 | 4 / 3 |
| 28 | 38 / 32 | 29 / 24 | 24 / 20 | 16 / 14 | 10 / 9 | 7 / 6 |
| 36 | 67 / 60 | 51 / 45 | 42 / 37 | 29 / 26 | 18 / 16 | 13 / 11 |
| 42 | 87 / 79 | 66 / 60 | 55 / 50 | 38 / 34 | 24 / 22 | 17 / 15 |
| 54 | 144 / 133 | 109 / 101 | 91 / 84 | 62 / 58 | 40 / 37 | 28 / 26 |
| 70 | 221 / 205 | 167 / 155 | 139 / 129 | 95 / 89 | 62 / 57 | 43 / 40 |
| 82 | 318 / 284 | 241 / 215 | ※ / 179 | 138 / 123 | 89 / 79 | 62 / 55 |
※呼称82のフレキ側・2mm²は、紙面の印字が計算式の結果と1本合わないため載せていない。
14〜60mm²は次のとおり。
| 呼称 | 14mm² | 22mm² | 30mm² | 38mm² | 50mm² | 60mm² |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | – / – | – / – | – / – | – / – | – / – | – / – |
| 12 | 1 / – | – / – | – / – | – / – | – / – | – / – |
| 16 | 1 / 1 | – / – | – / – | – / – | – / – | – / – |
| 22 | 2 / 2 | 1 / 1 | 1 / 1 | 1 / – | – / – | – / – |
| 28 | 4 / 4 | 2 / 2 | 2 / 1 | 1 / 1 | 1 / 1 | 1 / – |
| 36 | 8 / 7 | 4 / 3 | 3 / 3 | 2 / 2 | 2 / 2 | 2 / 1 |
| 42 | 10 / 9 | 5 / 5 | 4 / 4 | 3 / 3 | 3 / 2 | 2 / 2 |
| 54 | 17 / 16 | 9 / 8 | 7 / 7 | 6 / 5 | 5 / 4 | 4 / 4 |
| 70 | 27 / 25 | 14 / 13 | 12 / 11 | 9 / 8 | 8 / 7 | 6 / 6 |
| 82 | 39 / 34 | 21 / 18 | 17 / 15 | 13 / 12 | 11 / 10 | 9 / 8 |
計算の例を一つ。呼称16のコンネの最小内径は14mm、断面積は153.8mm²で、その40%が61.5mm²。2mm²のKIVの断面積9.07mm²で割ると6.78なので、6本になる。フレキ側の最小内径は15.8mm(断面積195.9mm²、40%は78.3mm²)で8本。同じ呼称でも、コンネ側のほうが内径が小さく、本数は少ない。コンネまで含めて通す配線は、内径の小さいコンネ側の値になる(本稿の読み方)。表は目安で、規定・規格によっては異なる場合があると、カタログは断っている。
ペンダントコンネは荷重と回転角度で選ぶ
制御盤と操作ボックスをつなぐ回転式のコンネ。PPG・RPG・RPFの共通説明では、圧縮と引張りの双方向荷重に使え、回転角度は90°・120°・180°・270°・360°から選ぶ。
| 呼称 | PPG・RPGのねじ | 単純垂直最大荷重(N) | 偏荷重×軸1m(N) | 設定のある型 |
|---|---|---|---|---|
| 28B | G 1 | 750 | (30) | PPG・RPG |
| 36B | G 1 1/4 | 1000 | (50) | PPG・RPG |
| 42B | G 1 1/2 | 1000 | (55) | PPG・RPG |
| 54B | G 2 | 10000 | 250 | PPG・RPG・RPF |
| 70B | G 2 1/2 | 12000 | 350 | PPG・RPG・RPF・RPGE |
| 82B | G 3 | 14000 | 500 | PPG・RPG・RPF・RPGE |
| 104B | なし | 18000 | 700 | RPF |
括弧内はカタログが「参考」とする数値。28B〜42Bから54Bで、単純垂直最大荷重が1000Nから10000Nへ10倍に跳ぶ。偏荷重の列はカタログの表記のまま載せた(RBR・RBSの偏荷重は単位がN·mで、別の表記)。設計に使う前にメーカーへ確認する。54B〜82Bはベアリング構造で、偏荷重でも回転がなめらかだとカタログは書く。
| 型 | 取付け方 | 回転角度 | 特記 |
|---|---|---|---|
| PPG | パイプの先に取り付ける内ねじ式 | 90・120・180・270・360° | パイプの脱落防止に、セットビスを抜いてパイプにφ4のモミ付けをする |
| RPG | 外ねじ式。上筐体面にスリーブを通し、ロックナットとM6ねじ2本で固定 | 同上 | 筐体面の最大板厚は28B〜54Bが6mm、70B・82Bが8mm |
| RPF | 両フランジ。ボルトで固定(54B〜82Bは4穴、104Bは6穴) | 同上 | 取付けボルトは付属しない |
| PPGS-54-360-L | 短寸型。パイプ用 | 360°のみ | 54のみ。単純垂直最大荷重10000N |
| RPGE-B | フランジ式。操作ボックスをボルトで直接取り付け | 90°または180° | 70B・82B |
| RBR・RBS | 超薄型の回転台。RBSは中間フランジの四方をカット | 45°間隔で任意(実際の回転角度は、50Aで約14°、70Aで約12°狭くなる) | 50A: 500N、70A: 700N。回転部の露出高さは最小10.7mm(下側取付け、筐体板厚2.3mmのとき) |
発注の書き方は PPG-42B-90-L の形で、呼称、回転角度、ストップレバーの有(L)無(N)。回転の重さを変えるときは、ストッパーピン(ねじ)ではなく、3か所の黒いブレーキねじを均等に締める。ストッパーピンは強い衝撃で破損するおそれがあるとカタログは書く。銀色のねじは、ストップレバーなしの場合の封止ねじなので触らない。
サドルは外径に合わせる:種類と呼称の見方
| 型 | 固定するもの | 呼称 | 特記 |
|---|---|---|---|
| CH(片サドル) | フレキ、電線管、ケーブル | 6、10、12.13、16.15、22、28、36、42、54.51 | フレキ外径に合わせた鋼板製。取付穴は5.2か6.2mmで、6〜28には6.2mm品(CH-□-6.2)もある |
| CD(両サドル、大径) | 呼称70・82のフレキ | CD-70.63、CD-82.75 | 54以下のフレキにはFCDを使う |
| FCD(自在サドル) | フレキ、パイプ、チューブ、ホース、丸棒 | 6、10.9、12.13、16.15、22.19、28.25、36.31、42.39、54.51 | アジャスターで外径差に対応 |
| FS(2本止め・3本止め) | フレキを並列に固定 | 2D6〜2D54、3D6〜3D36 | 呼称が「2D」「3D」で本数を表す |
| LS2A | フレキ | 15〜88の10サイズ | ステンレス(t0.6)。中央をフレキに垂直に当て、両端を押し下げて曲げる |
| PD | ハイフレックスPT | PD-10〜76 | PTVの固定にはFCDを使う |
| PZ | φ4〜φ30のケーブル・パイプ | 1〜5本止め、片サドル・両サドル | 呼称は PZ-1214 の形 |
LS2Aは、15がFAG-10、17がFAG-12、21がFAG-16、26がFAG-22、33がFAG-28、42がFAG-36、48がFAG-42、59がFAG-54、75がFAG-70、88がFAG-82に対応するとカタログが例を挙げている。CH・FCD・FS・LS2A・PZは、最小の販売単位が袋単位とカタログに書かれている。支持点の間隔は電線管の支持間隔の解説が扱う。
ハイフレックス・小径フレキ・LFF・SF・SAFは何に使うか
| 品名 | 構造・材質 | 温度範囲 | 呼称の範囲 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ハイフレックスPT | 亜鉛めっき鋼板、鋼板、耐水紙の3層にひだ加工。JIS C 8309の二種金属製可とう電線管 | -15〜+120℃(カタログ)/-15〜+60℃推奨(公式サイトの一覧) | 10〜76 | 防液性なし。最小曲げ半径は管内径の3倍が限度。固定部 |
| ビニル被覆ハイフレックスPTV | PTの表面にPVC被覆(厚さ0.8〜1.2mm) | -15〜+60℃ | 10〜76 | 防液性を持たせたもの。専用コンネは問い合わせ |
| 小径フレキ FAN-06・FAG-06・FAW-06 | 内径6.4mm、外径9/10.5/11mm | FAN・FAW: -50〜+150℃、FAG-06は資料で食い違う | 06 | 固定時の最小湾曲内側半径は22/25/25mm |
| LFF | ステンレス製の被覆なしフレキ。光ファイバーや細径ケーブルの保護 | 0〜+250℃ | 内径4〜20mm(13〜20は受注生産品) | 固定部。板厚0.25〜0.3mm |
| SF(インターロックフレキ) | 帯鋼を巻き込んだインターロック構造。亜鉛引鉄板またはSUS | 亜鉛引鉄板: -50〜+150℃、SUS: 0〜+250℃ | 3/4〜8(内径18.5〜202mm) | 排気の輸送などに使う。全て受注生産 |
| SAF(スタンドフレキ) | 丸スプリングと三角スプリングの組み合わせ。必要な高さ・角度で曲げを保持する | 記載なし | 外径6〜25mm | 受注生産の両端組立品。最長1000mmまで製作可能だが、有効限界長さは支える重量・呼称で異なる |
生産終了・仕様変更のお知らせは、どう見ればいいか
取得できたお知らせ欄の案内PDFは65本ある(サイトの全件かは未確認)。生産終了・仕様変更のほか、年間カレンダー、移転、求人、制御盤用クーラなども含む数だ。文書番号が「DC-1 営」のものは販売終了・生産終了などの案内、「DQC-1 技」のものは仕様変更の案内にあたる。フレキ・コンネ・サドルに関わるのは、販売終了・中止が18本(2018年12月〜2026年3月)、仕様変更が15本(2022年12月〜2026年10月)だ。2015〜2017年の終了品は、お知らせ欄の「生産終了のご案内 過去一覧」に別掲されていて、ここでは扱わない。
販売終了の理由は、多くが「市場の変化による販売数の減少」。MAPL・MHPLと中継固定用コンネは設備の老朽化や材料費高騰、AYDCは販売数の減少と材料費高騰、MAA・YLOはRoHSの適用除外[6(c)]への対応、2018年のカルフレックス一部は金型の老朽化と書かれている。期日は「在庫消化しだい」が大半で、実際の最終受注日は案内にない。
後継や代替が書かれた案内は18本のうち3本だけだ。LRBはシールワッシャーSWシリーズ。AYS-ULは「代替品」としてAYS標準品で、寸法は全く同じと公式は書く。案内は置き換え先を「標準品」と書くのみで、UL認定の有無や、性能・認証が同じかは書かれていない。MAA・YLOの後継は「MAAA、YLOA」。
ただしMAA・YLOは、MAA 21型式・YLO 15型式(計36型式)のうち13型式(MAA-10-10、MAA-10-14、MAA-12-16、MAA-16-16、MAA-16-24、MAA-16-28、MAA-22-28、MAA-28-22、MAA-28-24、MAA-28-28、YLO-10-5〜8、YLO-24-15〜17、YLO-28-15〜17)が、後継なしと公式が示している(下線の注記)。
「MAAKも対象となります」の注記文全体にも下線があり、MAAKも後継なしの意味と読めるが、案内は型式を明示しておらず、型式数も書かれていない(筆者の読み取り)。「後継や代替が書かれた案内」の数え方は本稿のもので、後継対応表は案内にない。残る15本は後継の記載がない。
| 型番 | 種別 | 案内の日付(文書番号) | 終了時期 | 公式が書く後継・代替品 |
|---|---|---|---|---|
| カルフレックス FPA-36・42、PCS・PCA 36-36・42-42、PCH・PCSU・PCJN 全サイズ | 一部販売中止 | 2018年12月(営-133-0) | 2019年3月末 | 記載なし(12〜28は継続と当時は記載) |
| ケーブル用テーパーねじコンネ AYT-5〜8・9〜11 | 販売中止 | 2019年4月(営-138-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| レジューサー LRB | 販売中止 | 2019年6月(営-142-0) | 在庫消化しだい | SWシリーズ |
| 多心締付ゴム用プラグ ANYP | 販売中止 | 2019年6月(営-143-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| AYS-UL(UL認定品) | 販売中止 | 2019年7月(営-144-0) | 2019年9月末 | 代替品としてAYS標準品(寸法は全く同じと公式は書く。UL認定の有無は書かれていない) |
| YL-30〜48(YL-28は対象外) | 販売中止 | 2020年3月(営-154-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| MS42-Pg42 | 販売中止 | 2020年3月(営-155-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| YSO-20 15-17、YSO-24 9-11、YSO-24 15-17、YSO-28-20、YSO-28-23、YLO-20 15-17、YLO-24 9-11 | 一部販売中止 | 2020年3月(営-156-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| YS-38、多心YS(YS-30-3-110、YS-38-2・3・4-120、YS-48-3・4-150、YS-58-3・4-175) | 販売中止 | 2021年12月(営-177-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| PSG・PLG・PSの63と76 | 一部販売中止 | 2021年12月(営-178-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| 小径フレキ用ターミナルブッシング STB-06、カラー SC-06 | 販売中止 | 2022年7月(営-193-0) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| FAE・FAET、MSE・MAE(各サイズ12〜36) | 販売終了 | 2022年8月(営-195-0) | 2022年12月末 | 記載なし |
| カルフレックス FPA-12〜28、PCS(12-16〜28-28)、PCA(12-16〜28-28)の15型式 | 販売終了 | 2023年10月(営-214-0) | 2024年3月末 | 記載なし |
| YS-33・35、TYS-33・35・38 | 販売終了 | 2023年10月(営-216-1) | 在庫消化しだい | 記載なし |
| MAPL・MHPL・MAPLK・MHPLK(-16-28、-22-28、-28-36の12型式) | 販売終了 | 2024年8月(営-228-0) | 2025年2月、または在庫消化しだい | 記載なし |
| MAA 21型式、YLO 15型式、MAAK | 販売終了 | 2024年10月(営-230-1) | 2025年3月、または在庫消化しだい | MAAA、YLOA(上の13型式は後継なし。MAAKは注記文の下線から後継なしと読めるが、型式の明示はない) |
| 中継固定用コンネ MS 16-22×16F、MS 22-22×16F、MS 28-28×22F | 生産終了 | 2025年3月(営-233-0) | 2025年12月、または在庫消化しだい | 記載なし |
| 非防水キャノンプラグ接続ケーブルコンネ AYDC(9型式) | 生産終了 | 2026年3月(営-256-0) | 2026年12月、または在庫消化しだい | 記載なし |
枝番が「-1」の営-216-1と営-230-1、改訂番号が「01」の技-225-01には、枝番「-0」「-00」の旧版が確認できる資料にない。何を改訂したかは書かれていない。
下の仕様変更15本は、全て公式が「4M変更」と題して出している変更報告だ。どれも同じ型番のまま、材料・金型・寸法などが変わる案内で、後継型番の記載はない。外形に関わる寸法が変わるもの(MSA、TAYS、MSR・MAR、LFS・LFE)と、寸法は変わらないと明記されたものがある。RAG-16は材料の六角対辺が変わるが、最大外形寸法その他は変わらないと明記されている。部署名が印字された案内は「技術部」だが、印字のないものもある。
| 型番 | 案内の日付(文書番号) | 変更の内容(公式の説明) | 時期 |
|---|---|---|---|
| PPG・RPG・RPF・RPGE の70B | 2022年12月(技-149-00) | フランジ部品を可鍛鋳鉄 FCMP600-3 からダクタイル鋳物 FCD600-3 へ。寸法・形状・性能・外観・質量は変わらないと書く。他サイズは別途案内予定とあるが、続報は確認できない | 2023年5月生産分から |
| MAA・YLO の回転ブラケット | 2022年12月(技-150-00) | 回転ブラケットの材質を真鍮 C3604 からダクタイル鋳物 FCD へ(RoHS適用除外への対応)。ローレットがアヤ目から平目に。寸法は変わらない。対象はシェル呼称18・20・22・24で、他サイズは変更予定とあるが続報は確認できない。2024年10月に両形式の販売終了が案内されており、変更が実施されたかは案内に書かれていない | 2023年4月生産分から予定 |
| ガイドカラー MGC-82A | 2022年12月(技-151-00) | インナーカラーの銅合金鋳物 CAC203 を鋼材 SS400相当(三価クロメートめっき)に変更(金型の老朽化とRoHS適用除外への対応)。アウターカラーの変更は書かれていない。色調が変わる。案内はMGC-82A(FAG用)のみとし、MGC-82C・82Sは改めて案内とあるが、続報は確認できない | 2022年12月生産分から |
| FSW の10〜82 | 2023年4月(技-155-00) | ブレードに混ぜていた真鍮線をやめ、亜鉛めっき鉄線だけで編組する。真鍮線はFAWと見分けるためのものだったと公式は説明する | 6月頃の生産分から予定 |
| 回転式アダプタ RAG-16 | 2023年4月(技-156-00) | 材料の六角対辺を35mmから36mmに。最大外形寸法その他は変わらない | 7月頃の生産分から予定 |
| パイプ用サドル PZ(38型式) | 2024年3月(技-163-00) | めっき業者の廃業による変更。三価ユニクロで膜厚の指定は同じ。外観は若干青白さが増すかもしれない | 在庫がなくなり次第 |
| 両サドル CD-70.63 | 2024年2月(技-164-00) | 曲げ金型の新規製作。寸法は変わらず、側面のヒケが減る | 在庫がなくなり次第 |
| MSR-12-22、MAR-12-22 | 2024年7月(技-172-00) | 回転部品のブラケットを、材料の共有のために変更(公式サイトの見出しは「六角対辺/対角」)。図中の数値は、MSR-12-22の(30)が(29)(カタログのMSR-12-22の締付前長さLは30)、MAR-12-22の外径φ30がφ32など(案内に寸法の名前の記載はない) | 在庫がなくなり次第 |
| TAYS-5〜8・9〜11・20 | 2024年7月(技-173-00) | カバーナットを、材料の共有のために変更。図中の六角対辺は、5〜8・9〜11が25mmから27mm、20が35mmから36mm | 在庫がなくなり次第 |
| サドル CH-36 | 2024年9月(技-174-00) | 刻印の交換。寸法は変わらない | 在庫がなくなり次第 |
| MS-54-54 | 2024年12月(技-183-00) | 金型更新。材質・寸法は変わらず、刻印の見え方が変わる | 2025年4月以降順次 |
| PZ-1218 | 2025年12月(技-209-00) | 金型変更。材質・主要寸法は変わらない | 2026年1月生産分から順次 |
| MSA-16-18、MSA-22-18 | 2026年5月(技-223-00) | 材料の六角対辺を34mmから36mm(対角36mmから38mm)に | 在庫がなくなり次第 |
| LFS-9、LFE-9 | 2026年5月(技-225-01) | LFFと組み合わせる際の作業性改善のため、嵌合部の寸法を変更。図中の数値は、LFSがφ12.3・φ11.1からφ12.8・φ11.6、LFEがφ12・φ11.1からφ13・φ11.6(どの部位かは図からの読み取り) | 在庫がなくなり次第 |
| サドル CH-36・CH-42 | 2026年10月(技-235-00) | 曲げ金型の新規製作。材質・寸法は変わらない | 在庫がなくなり次第 |
本稿の選び方の表は、上の販売終了の表に載せた型式を外してある。ただし、YSO・YS(28・30)のように「一部」の型式だけが対象のものは表に残っているので、品番単位で突き合わせる。手元の型番が表にあれば、発注前に、大和電業の営業担当(案内の問い合わせ先)に最新を確認する。
現場で間違いやすい点
- -20℃は固定使用時の参考値。 ビニル被覆系の耐寒温度は、JIS K 6723に準拠した試験データで、固定使用時の参考値という注記が付く。冷凍倉庫のように、低温で動かす使い方の値は読み取れない。
- ◎と○は同じ防液ではない。 ○のコンネは、防液の範囲がフレキ接続部に限られる。電線管のねじ、Pgねじ、メートルねじ、盤側の取付面の先の防水は、この表示から読み取れない。シールワッシャーやパッキンの要否は別に確認する。MS-MとMS-Pgは、シールパッキンもロックナットも付属しない。
- フレキの上限温度と、コンネの耐熱温度は、別に書かれている。 ブレード被覆フレキは+150℃までの表示だが、型式説明は、標準品のコンネを〜100℃、耐熱コンネ(F)を〜150℃と書く。組み合わせたときの温度は資料に規定がないので、+100℃を超える場所はコンネの耐熱仕様をメーカーに確認する。
- FCKの組立は、仮締めで終えない。 切断前にフレキへテープを巻く。スライドリングは、肉厚の厚いほうがカバーナット側。カバーナットを締め切ることでブレードが固定される構造で、仮締めのままだとブレードが抜ける、とカタログは書く。
- カタログと公式サイトの数値は、発注前に最新を確かめる。 公式は2022年6月に総合カタログ(D-1版)の正誤表を出した。正誤表は13行あり、本稿に関わるのは、コンネ型式説明の第1記号(13頁、FをMに)、FSVSの頁の呼称(21頁、FSVFをFSVSに)、逆アダプタRADの表の呼称(49頁、ADをRADに。PDFの当該頁は見出しが「AD-M16-F22」と誤印字のまま)、ガイドカラーMGCの索引への追記(290頁)、メートルねじ参考資料のタイトル(287頁、並目を細目に)。サイト上の製品にも誤記が含まれると公式は注意している。販売終了と仕様変更の案内は、次の節にまとめた。
公式資料の数値が食い違う項目
| 項目 | 公式サイトの一覧・説明(MSNは適合表) | カタログPDFの製品頁 |
|---|---|---|
| FAGHの使用温度 | -20〜+65℃推奨 | -20〜+60℃ |
| FCVHの使用温度 | -20〜+65℃推奨 | -20〜+60℃ |
| FSNの温度と区分 | -20〜+65℃推奨、固定部 | 図記号は-50〜+150℃、推奨は可動部(温度の文字行なし) |
| FAG-06の温度とIP | -20〜+65℃推奨、IP67 | 図記号は-39〜+65℃、IP表示なし |
| MSNの防液性 | 適合表は全フレキで△(防液性なし) | MSN頁はIP67のアイコンと、フレキコンネ接続部は保護等級IP67の記載 |
| ハイフレックスPTの温度 | -15〜+60℃推奨 | -15〜+120℃ |
| EYSの難燃等級 | UL94V-0 | UL94V-2 |
どちらかに決めず、発注・設計の前にメーカーへ確認する項目として扱う。
一段深い理解
Fの字は、位置によって3つの意味を持つ
型式の先頭のFは、MAS規格準拠品を表す。カタログの説明では、MASは日本工作機械工業会の規格(MAS 506-1990)で、工作機械や産業機械などの過酷な条件の電気配線を保護する目的で、UL・CSAをもとに制定された。規格の中身はカタログに載っていないので、要求値の確認は原文になる。
同じFが、別の位置では別の意味に変わる。FCVFの末尾のFは耐熱。コンネ型式の第3記号のFは耐熱コンネ(呼称は問い合わせ)。MS-22-22Fの末尾のFは内ねじ。FSVSのSも、1つ目がセミインターロック、2つ目が耐溶剤で、別の意味だ。MSAのAは防水型キャノンプラグ、MAのAは90°アングル。記号は、位置を数えて読む。
フレキの上限温度と、コンネの耐熱温度は、別々に書かれている
FCVFは耐熱ビニルで、+105℃までの表示だ。FCVF頁は、耐熱コンネと組み合わせての使用を推奨し、呼称は問い合わせとする。推奨の理由は書かれていない。
型式説明には、コンネ型式の第3記号Fとして「耐熱コンネ 〜150℃(標準品 〜100℃)」の記載がある。ブレード被覆のFAW・FSWの+150℃の頁には、コンネの温度への言及がない。
組み合わせたときの使用温度を決める規定は、資料に見当たらない。+100℃を超える場所では、耐熱コンネの呼称と使用温度を、メーカーに確認することになる。耐熱コンネと耐溶剤コンネの呼称は、カタログに型番表がない。
見積前に揃える情報
- 設置場所が固定か可動か。可動なら、動きの種類(曲げ、引張り、ねじれ)と、確保できる曲げ半径。
- かかる液体(切削油の頻度、溶剤の有無)と、溶接スパッタ・切削粉の有無。
- 周囲温度の上下限。低温は固定と可動を分ける。
- 通す電線の種類・太さ・本数、またはケーブルの外径。
- 接続先のねじ(厚鋼、薄鋼、Pg、メートル、内ねじ)、取付穴径と板厚、コンネの形(ストレート、90°、45°)。
- IP67相当の防液が要るか。呼称82では適用フレキの型式(A・C・S)。
- 手元の型番。旧カタログの型番は現行かどうか。
見積フォームには、分かっている型番と、上の情報を分かる範囲で添えて送る。
資料の入手先
- 総合カタログのPDFと各製品頁は、大和電業の公式サイトで公開されている。生産終了・仕様変更の案内PDFと総合カタログの正誤表は、公式サイトのお知らせ欄にある。
- 公式サイトのお問い合わせページに、カタログ請求、CAD図面請求、該非判定書請求の窓口がある。
- 取扱説明書のダウンロードの一覧に、ペンダントコンネ(PPG・RPG・RPF)とロータリーベースコンネ(RBR・RBS)の取扱説明書がある。フレキ、MS、AYS、サドルの取扱説明書は一覧にない。
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