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大和電業の電装品の選び方|端子ボックス・配線ダクト・ロボット配線・断熱ジャケット

・ 読了目安: 18分 ・ 編集: 電材サーチ編集部(編集・出典ポリシー)

この記事の結論

大和電業の電装品は、場面で製品が分かれる。配線の中継・分岐はアルミ端子ボックス(TB・LS・GAN-3は端子台なし、TBTC・TBTHは端子台付き。保護等級はIP65かIP67)。配線ダクトは、樹脂製のRD・EDを公式が制御盤の配線の定番と書き、金属製は受注生産で粉塵・汚れ・油からの保護を挙げる。ロボットの配線は、配線が多くFLEX径が大きい場合やROBO-WAYの伸縮固定が要る場合を公式がROBO-WAY KITに充て、協働ロボットは3種類から選ぶ。公式の選定の目安は、FLEXの内断面積の、可動部で32%以内、固定部で48%以内。

配線を中継・分岐するボックスを選びたい。ロボットアームの配線を保護して、断線を減らしたい。射出成形機のシリンダからの放熱を抑えたい。大和電業の「電装品」は、この3つを同じ括りで載せている。公式サイトの目次は10項目。アルミボックス、スパークケンチャー、ハーティングコネクタ、配線ダクト(金属製と樹脂製)、シリンダージャケット、ストロングプロテクター、ロボット用の配線システム3種だ。

品目ごとに、見る数字がまるで違う。ボックスは保護等級(IP65かIP67か)と端子台の極数。ダクトは電線の収容本数。ジャケットは成形温度と断熱材の厚さ。ロボットの配線は、FLEX(コルゲートチューブ)の内断面積に対するケーブルの割合。その数字を公式の表から取り出せるように並べた。ロボット配線の節に、公式の計算例を検算して引っかかった箇所がある。

フレキシブルチューブ・コンネ、インターロックプラグ、制御盤用クーラ・熱交換器は、別の記事に分けた。

探している場面から、製品を引く

場面製品型式最初に見る数字
配線を中継・分岐・分離する(公式の使用例の語。端子台は別に選ぶ)アルミボックス(端子台なし)TB・TB-N、GAN-3、LS-2・LS-4IP65かIP67か、外形、穴の数
分岐点で端子台に直接結線し、センサ・スイッチの線を受ける端子台付きボックスTBTC(4P)、TBTH(4〜14P)極数、端子台の定格(300V 10A/30A)、ケーブル外径
公式が「現場での配線作業が不要」と書く多極コネクタ(Eはねじ締め、Dは圧着)ハーティングコネクタHan E・D、6HsB、32A極数、定格電流、パネルカット寸法
誘導負荷(公式の使用例は整流器・変圧器・モーター)の接点を守る、ノイズを抑えるスパークケンチャーSQ(15型式)使用電圧、静電容量、抵抗値
制御盤の配線を通す(公式は「定番」と書く)樹脂製配線ダクトRD-I・L・C、ED幅×高さ、電線収容本数
粉塵・汚れ・油などから配電線を保護する(公式の用途説明)金属製配線ダクトHDS・HDL・HDT・HDJW60×60か60×120か、端面仕様、塗装色
溶接のスパッタから電線・ケーブルを守るストロングプロテクターZMT-40〜100サイズ(Ø)、生地幅
配線が多くFLEX径が大きい溶接・産業用ロボット、またはROBO-WAYの伸縮固定が要る場合(公式がROBO-WAY KITに充てる)ロボドレス ROBO-WAY KITRW-36〜95、PAR・PAMFLEXの径、可動長
協働ロボットなど小型でFLEX径が小さくて足りる場合、FLEXを本体に固定するだけでよい場合(公式がROBO-BAND KITに充てる)。協働ロボット用と書かれた製品は3つROBO-BAND KIT/ロボプロテクタ/ロボプロテクタフレックスRP-SP-PLEX26、PAR-22・28FLEXの径(#22・#28)、固定用バンドの径範囲・ブラケットの取付面R
射出成形機・押出成形機のシリンダを断熱するシリンダージャケットオーダーメイド成形温度、断熱材の厚さ

端子ボックス・分岐ボックスは、端子台・保護等級・穴の作りで選ぶ

公式の「ボックス選定」は、端子台があるかないかで枝分かれする。端子台なしの側は、端子台取付板の有無でさらに分かれる。端子台付きの側は、ケーブルコンネが付いているか、穴加工を指定するかで分かれる。

公式の分岐機種保護等級配線の入口
端子台なし、取付板付きTB、TB-NIP65穴は自分で開ける(公式の特長に「穴あけ加工のし易い」)
端子台なし、取付板なしGAN-3IP67深型。底面に4×φ6のノックアウト。端子台取付板GAN3Sはオプション
端子台なし、取付板なし、コンネ用取付穴付きLS-2(2個穴)、LS-4(4個穴)IP65(本体と蓋の合わせ面)G1/2のねじ穴が加工済み
端子台付き、コンネ付きTBTCIP67ケーブルコンネの機能を備える(A側は3穴)。端子台は4P
端子台付き、コンネ無し(穴加工指定)TBTHIP67側面にG1/2・G3/4のねじを指定して加工

公式の資料は、各機種の特長に「保護等級 IP65」「保護等級 IP67」と書くだけで、等級の定義や用途の勧めは載せていない。定義と、第二特性数字(水への保護)の違いはIP保護等級の解説にある。噴流水への保護と水没への保護は別の試験なので、水の当たり方を決めてから、メーカーに確認する。ここで見るのは、公式がどの機種にどちらを書いているかだ。TBとLSの2系統がIP65、TBTC・TBTH・GAN-3がIP67。LSの等級には、公式が「本体と蓋の合わせ面」と注記している。

材質は、LSだけ蓋が鋼板(磨鋼板、ゴムパッキン付き)で、本体はアルミ合金ダイカスト。他の4系統は、蓋も本体もアルミ合金ダイカストで塗装なし。LSの本体外面だけ、マンセル2.5P6/4に近い色の塗装がされている。TBTCのケーブルコンネ用カバーナットは、亜鉛合金ダイカストにユニクロ(三価クロメート)めっき。

耐油の記載にも差がある。「耐切削油に優れた」と特長に書かれているのは、TB・TB-N、TBTC、TBTH、GAN-3。LSの特長欄には、この語がない。どの機種も、試験条件や油の種類は載っていない。

TB・TB-N:7サイズの外形と質量

端子台取付板がセットされていて、DINレールも使える。取付板は6×M4(端子台取付用)で、TB-24だけはピッチ100mmで2列に並ぶ。蓋は脱落防止ねじで、ノックアウト穴用のシールワッシャーが付属する。

呼称外形 A×B(mm)高さ C(mm)P1×P2(mm)質量(g)
TB-4115×906185×60512
TB-6150×10061120×70732
TB-8190×10061160×70906
TB-12230×11061190×801162
TB-24230×26071190×2202284
TB-8N190×13076140×1001180
TB-12N270×13076220×1001526

公式の表には、このほかC1・C2・P3・P4の列がある。P1〜P4は図に寸法線で示されているが、何のピッチかを言葉で書いた名称はない。取付位置や取付板の穴を決める段階では、公式の寸法図で確かめる。呼称の数字の意味は書かれていない。外形と高さで選ぶことになる。

TBTC:ケーブルコンネの穴径で、ケーブル外径が決まる

4P端子台(300V 10A、M3ねじ、UL・TÜV認定品)付きで、質量200g。公式は「ケーブルコンネの機能を備えている」と書き、別途コネクタを用意する必要はないとする。材質欄にはケーブルコンネ用カバーナットが載る。穴を使わないときのキャップが2個付く。

位置指定公式の内容適合するケーブル外径
コンネA43×φ4.3φ3〜4
コンネA63×φ6.3φ5〜6
コンネB空白(標準品)—φ7〜11.3
コンネBB5—φ2.5〜5
コンネBB8—φ4〜8.3

発注の例は「TBTC-4-4-B5」で、2番目の数字がコンネAの仕様、B5がコンネBの仕様。最初の4は、公式の図に説明がない。製品の表示が「TBTC-4」で端子台が4Pなので、4P品を指すと読めるが、公式の説明ではない。取付は、底面側からM6の2本、または蓋側からM4の2本。

TBTH:極数と端子台の定格は、型式で決まる

端子台は全型式で300V、UL・TÜV認定品。M3ねじと書かれているのは10W以外の型式で、TBTH-10Wは30A 10Pの二段端子台と書かれ、ねじ径の記載がない。TBTH単体にはコンネが付かない。公式は、配線するならケーブル用コンネか、フレキ及びコンネが別に必要だと書いている。

型式極数端子台の定格標準品の質量側面加工できない面
TBTH-44P300V 10A278g記載なし
TBTH-66P300V 10A記載なしC面・D面
TBTH-88P300V 10A420g記載なし
TBTH-1010P300V 10A記載なしC面・D面
TBTH-10W10P(二段)300V 30A600gA面
TBTH-1212P300V 10A535g記載なし
TBTH-1414P300V 10A記載なし記載なし

側面のねじ加工は、面ごとに指定して出荷される。0が加工なし、1がG1/2、2がG3/4。「TBTH-4-2101」なら、A面にG3/4、B面にG1/2、C面は加工なし、D面にG1/2になる。TBTH-8以上の型式(8・10・10W・12・14)には、面の中央や、AL・BRのような位置を指す書き方もある。公式の例は、TBTH-8で「A面中央部にG1/2、B面中央部にG3/4、C面にG3/4」とし、型式が「TBTH-8-A1B220」。このほかの加工も受けると、公式は書いている。

取付は全型式共通で、底面側からM6の2本、または蓋側からM4の2本。端子台に適用できる電線の太さは、公式の表に載っていない。

ハーティングHanは、E・Dのどちらか。スパークケンチャーは、回路のどこに入れるか

Han:ねじ締めのEか、圧着のDか

ハーティング株式会社製のヘビーデューティーコネクタで、大和電業は「セット品での販売になりますが納入は部品毎になります」と書いている。公式の説明は、現場での配線作業が不要になり、設置の工数を大幅に減らせる、というもの。

Eタイプはねじで電線を直接締め付けるので、結線が簡単。Dタイプは電線にコンタクトを圧着する方式で、専用の圧着工具が要る。

項目Han EHan 6HsBHan 32AHan D
極数6、10、16、24、48P6P32P15、25、40、50、64、128P
定格電流16A35A10A10A
定格電圧AC380V DC450VAC380V DC450VAC380V DC450VAC250V DC300V
耐電圧4.5kV RMS4.5kV RMS3.5kV RMS2kV RMS
接触抵抗1.3mΩ1.3mΩ1.3mΩ3mΩ
接続方法ねじ端子式ねじ端子式ねじ端子式圧着端子式

仕様電線は2.5mm²以下(全型式共通の1欄)。外箱の材質はアルミ合金ダイカスト。備考に「防水型」とあるが、保護等級の数値は載っていない。定格電圧と接触抵抗は、公式の表でE・6HsB・32Aが1つの欄にまとめられている。

寸法は標準セットのもの(標準仕様は表の右端列のとおり)。取付穴は4か所の4-P。PGねじ呼称の意味は、公式に説明がない。

呼称外形 A / B / C / D(mm)パネルカット E / F / G / H(mm)取付穴 PPGねじ標準仕様
6E80 / 43.5 / 93 / 71.570 / 32 / 48 / 354.413.51ロックレバー、カバー付き
10E93 / 43.5 / 93 / 85.583 / 32 / 60 / 354.4161ロックレバー、カバー付き
16E113 / 43.5 / 93 / 91103 / 32 / 82 / 354.4211ロックレバー、カバー付き
24E140 / 43.5 / 93 / 91130 / 32 / 108 / 354.4211ロックレバー、カバー付き
32E124 / 90 / 95 / 127110 / 65 / 86 / 715.5292ロックレバー
48E165 / 96 / 163 / 138148 / 70 / 117 / 816.4421ロックレバー、カバー付き
6HsB113 / 43.5 / 93 / 91103 / 32 / 82 / 354.4211ロックレバー、カバー付き
32A102 / 56 / 69 / 10892 / 42 / 73 / 484.4292ロックレバー
15D81 / 29 / ※51 / 93.570 / 17.5 / 57 / 243.4161ロックレバー
25D96 / 29 / ※51 / 96.586 / 17.5 / 73 / 243.4211ロックレバー
40D113 / 43 / 58 / 104.5103 / 32 / 82 / 354.4292ロックレバー
50D102 / 56 / 69 / 10892 / 42 / 73 / 484.4292ロックレバー
64D140 / 43 / 58 / 104.5130 / 32 / 108 / 354.4292ロックレバー
128D165 / 96 / 163 / 138148 / 70 / 117 / 816.4421ロックレバー、カバー付き

※はカバーを除いた寸法。寸法表には32Eの行があるが、上の仕様表のE型の極数欄に32は載っていない(公式の記載のまま)。標準セット以外も取り扱えると公式は書いていて、詳細は問い合わせになる。

スパークケンチャー:4つの接続位置

日伸制御器工業株式会社製。接点で誘導負荷を開閉すると、電流の急な変化で誘起電圧が出て、接点を消耗させ、ノイズとして電子回路の誤動作の原因になる。公式は、スパークケンチャーが誘導性負荷から出る電磁エネルギーを吸収し、接点間の放電を防ぐとしている。交流回路にも直流回路にも、同じ使い方ができる。

公式の使用例は4つ。

  • (a) 負荷と並列に入れる(スイッチの後ろ、公式の図(a))。接点保護とノイズ発生防止に大きな効果があり、最も一般的な使い方と公式は書く。
  • (b) 整流器の二次側。急な電圧上昇(dv/dt)を抑えて、素子の破壊を防ぐ。
  • (c) 変圧器の二次側。巻線間容量によるノイズの防止に効く。
  • (d) モーター負荷のノイズ防止。三相用に結線した製品を使うと、配線の数を減らせる。

チョークコイル、バリスタ、ダイオードとの組み合わせでも防止法はあるので検討するように、とも書いている。

型式使用電圧 AC V静電容量 μF抵抗値 Ω抵抗器定格電力 W外径または幅 mm全長 mm
SQ21150 TF ※2500.11500.5614
SQ12150 TFL ※1500.21500.5716
SQ13150 BF ※1500.31500.5920
SQ23150 MF ※2500.3150110.521
SQ23150 MM ※2500.3150110.521
SQ23150 3F2500.315011930
SQ25050 3F ※2500.55021930
SQ23150 3FR ※2500.315012127
SQ23150 3FC ※2500.315012127
SQ23150 3FK2500.315012135
SQ23150 3FL ※2500.315012127
SQ21150 NF2500.115011635
SQ25050 SF2500.55021637
SQ53033 NP5500.33342555
SQ53033 3P5500.33343065

公式の備考は3点。掲載の型式は代表例で、多くの仕様型式があるので問い合わせること。※印はTÜV認定品もあること。TÜV認定品は形状・寸法が標準品と異なるので、メーカーカタログを確認すること。

型式の読み方は、公式が「(例)SQ-2-1-150-TF」という図で、使用電圧、静電容量、抵抗値、形状の順に付記すると示している。15型式を並べると、数字の対応が見える。先頭の1桁は電圧で、1が150V、2が250V、5が550V。次の1桁は静電容量で、1が0.1μF、2が0.2μF、3が0.3μF、5が0.5μF。その後ろが抵抗値(150、050、033)。この対応は、表から読み取った規則であり、公式が書いた説明ではない。公式の図は、呼称の末尾(TFなど)を「形状」と示している。TF・3FRなど各記号がどんな形かの説明は公式にない。

配線ダクトは、金属製と樹脂製で何が違うのか

公式資料の範囲で、違いを並べる。

項目金属製 HDS・HDL・HDT・HDJW樹脂製 RD・ED(サンデン製)
公式の位置づけ塵埃・汚れ・油などから配電線を保護する制御盤の配線では定番
材質磨鉄板(錆び止め付)、t=2.3(板厚と読める)RD:塩化ビニル、ED:変性ポリフェニレンエーテル
サイズ60×60、60×120(他のサイズも製作可)幅18〜100mm×高さ25〜100mmの23呼称
長さHDSは最大2000mm、指示する標準2000mm
難燃記載なしRD系:UL94V-0(UL No.E206353)、ED:UL94V-0の自己消化性
注文の形全て受注生産。本数と塗装色を指示入数/箱の単位で注文
形状S(ストレート)、L(アングル)、T、ジョイントRD-I・RD-L・RD-C、ED

金属製:型式は「呼称・端面・サイズ・長さ・オプション」で組む

標準サイズは60×60と60×120の2種類で、全て受注生産品。端面仕様はF(フランジ)、E(エンド)、W(ジョイント)。オプションはC(セパレート)とR(ゴムパッキン貼付)。HDSだけ全長を指示する。公式は、端面にWを指示してもジョイント(HDJW)は付属しないので、別に注文するよう書いている。

呼称端面 a / b / c本体 高さH×幅W(mm)全長L(mm)オプション本数
HDSF / E / —60×601,200C5
HDL1W / W / —60×60—R3
HDTF / E / W60×60—C、R1

上は公式の発注例。寸法は次のとおり。

サイズ呼称A1A2A3A4t
60×60HDS最大2000—60602.3
60×60HDL113013060602.3
60×60HDL213013060602.3
60×60HDT13023060602.3
60×120HDS最大2000—120602.3
60×120HDL180180120602.3
60×120HDT180240120602.3

HDL3・HDL4は60×120のみ。A1・A2は長さ方向、A3・A4は断面の寸法と読めるが、記号の名称は表に書かれていない。曲がりの向きの違い(HDL1〜4)は、公式の組立図で選ぶ。

樹脂製:呼称で幅×高さと収容本数が引ける

標準ダクトのRD-I・RD-L・RD-Cは、耐熱、耐水性、機械的強度に優れ、UL94V-0(UL No.E206353)と公式が書いている。取付面の中心に二条のセンターライン(ドリルの案内溝)があり、任意の位置に穴を開けられる。色はシルバー。エコダクトEDは、焼却時に有毒ガスが出ないノンハロゲン樹脂で、PVC製と比べて比重が約20%軽く、耐熱性に優れるという。側面孔の内面は面取り加工がされ、色はアイボリー。

下の表で、右端の「型」は掲載されている組み合わせを表す。電線収容本数は、IV 2mm²の本数。標準長さは全呼称で2000mm。

呼称幅W(mm)高さH(mm)電線収容本数入数/箱掲載の型
2318252050RD-I・RD-C
2425404030RD-I・RD-L・RD-C
3430405030RD-I・RD-L・RD-C・ED
4440406030RD-I・RD-L・RD-C・ED
64604010024RD-I・RD-L・RD-C
2625607030RD-I・RD-L・RD-C
3630608030RD-I・RD-L・RD-C・ED
46406010030RD-I・RD-L・RD-C・ED
56506013024RD-I・RD-L・RD-C
66606016024RD-I・RD-L・RD-C・ED
76706018018RD-I・RD-L・RD-C
86806020018RD-I・RD-L・RD-C
1061006024018RD-I・RD-L・RD-C
38308010030RD-I・RD-L・RD-C・ED
48408014020RD-I・RD-L・RD-C・ED
68608019016RD-I・RD-L・RD-C・ED
88808026012RD-I・RD-L・RD-C・ED
1081008033012RD-I・RD-L・RD-C
3103010012024RD-I・RD-L
4104010018020RD-I・RD-L・RD-C
6106010024016RD-I・RD-L・RD-C・ED
8108010033012RD-I・RD-L・RD-C
10010010042012RD-I・RD-L・RD-C

発注の例は「RD-36-L」(型式、呼称、タイプ)。EDは各呼称10本/箱。呼称は幅と高さの区分を並べた符号に見えるが、23や100のように当てはまらないものもあるので、表で引く。収容本数をどこまで使ってよいかは、配線ダクトの充填率の解説で、40%という数字の出どころとあわせて整理している。

射出成形機のシリンダを覆うと何が変わるのか

公式が書いている効果は5つ。電気代はシリンダーのヒーター部消費電力の約20〜50%を削減(公式は、大和電業自身の実績によると注記している)、作業環境は装着後のジャケット表面温度が成形温度より大幅に下がる、品質は保温で成形条件が安定する、冷房費は放射熱が抑えられ室温上昇を防ぐ、CO2は1kWhにつき0.42kgの排出削減(環境庁の電力による温室効果ガス算出方法による)。

数字を使うなら、掛け算になる。想定例(公式の値ではない)として、ヒーターの平均消費電力が10kWなら、20〜50%は2〜5kW。1時間あたり0.84〜2.1kgのCO2削減に相当する。実際の削減率は機械、成形条件、断熱材の厚さで変わるので、20〜50%は実績の幅として読む(公式は大和電業自身の実績によると注記している)。

材質と、表面温度のグラフ

オーダーメイドで、型番表や標準寸法表は資料にない。標準仕様の材質は次のとおり。

部位材質
表面(表側)ガラスクロス(耐熱260℃)
断熱材グラスウールマット(t15)、シリカマット(t15)
内面(ヒーター側)シリカクロス(耐熱900℃)
面ファスナーナイロン(耐熱130℃)

取り付けは、専用のフック金具付きベルトで締めるだけで、工具は要らない(面ファスナー仕様もある)。

公式のグラフは、成形温度(50〜600℃)に対するジャケット表面温度を、グラスウール断熱材の厚さt10からt100まで7本の線で示す(室温20℃)。数表はなく、目視で読むと、薄いt10は成形温度300℃付近で表面が約130℃に届き、厚いt100は成形温度600℃でも60℃台にとどまる。ページ本文の「250℃が60℃弱になる」という例は、断熱材の厚さの指定がない。厚さが決まらないと、表面温度は決まらない。

エアカプラ付き:降温試験の数値

段取り替えのとき、シリンダー温度を強制的に下げたい要望に応える、オプションの冷却用エアカプラ。圧縮空気を30mm厚の断熱材に充満させ、シリンダー表面を冷やしながら、ジャケットとシリンダーの隙間から高温の空気として排出する。

試験条件は、射出成形機850t、温度は初期温度260℃から230℃へ、エアー圧0.2MPa、カプラー数6箇所、時間40分。

時間(分)ジャケット内面温度(℃)シリンダー温度(℃)
0280260
5256260
10249255
15244251
20239245
25237243
30233238
35231236
40229233

40分で、シリンダー温度は27℃下がった。公式は初期温度を「260℃⇒230℃」と書いていて、表の40分後は233℃。1分あたりの平均は0.7℃弱。これは850t機、0.2MPa、6箇所の1回の試験の値で、別の条件には当てはめられない。資料の頁は、右下の印字から2012年11月のものと読める。

数字をよく見ると、動きが2段になっている。最初の5分、シリンダー温度は260℃のまま動かない。その間に、ジャケット内面は280℃から256℃へ24℃落ちる。シリンダーが下がり始めるのは、そのあとだ。10分以降は、シリンダーがジャケット内面より4〜7℃高い状態が続く。ジャケットの内側が先に下がり、シリンダーが遅れて追う順序に見える。公式は理由を書いていないので、読み取りの範囲にとどめる。

ZMTはサイズ(Ø)と生地幅で選ぶ

ストロングプロテクターZMTは、耐熱性650℃のPBO(ポリパラフェニレン・ベンゾビスオキサゾール)繊維を裁断し、長手方向の表と裏の端に綿ファスナーを縫い付けた耐熱カバー。用途は、ロボットアームの耐熱カバー、高温スパッタリングからのケーブル・電線の保護、溶接時の火花受けカバー(耐熱シート)。

型式サイズ(公式表記のØ)生地幅W長さ
ZMT-40Ø40155mm10m
ZMT-50Ø50181mm10m
ZMT-60Ø60220mm10m
ZMT-80Ø80275mm10m
ZMT-100Ø100344mm10m

標準長さは10mで、100mm間隔に裁断箇所があり、1本から必要な長さに切れる。裁断には専用のハサミ(526H、CRAFT370)を求めるよう、公式が書いている。オプションの製作は相談になる。

生地幅から、その径の円周を引くと、24〜32mmの差が出る(筆者の計算。Ø40は29mm、Ø50は24mm、Ø60は32mm、Ø80は24mm、Ø100は30mm)。ファスナーで重ねる分と読めるが、公式の説明ではない。表のØが保護する束の外径を指すと読めることも、公式の説明ではない。

耐熱の数字として公式が書いているのは、素材の650℃だけ。連続して使える温度、溶接スパッタの試験値、保護の対象外は資料にない。

ロボットアームの配線は、ロボドレスとロボプロテクタのどちらか

公式サイトが載せる「ロボット用の配線システム」は3つ。ロボドレスは、さらにROBO-WAY KITとROBO-BAND KIT(サイトでは「ロボバンドキット」)に分かれる。ロボプロテクタとロボプロテクタフレックスは、製造元がFIMATECH CO.,LTD。ロボドレスの製造元は、CP SYSTEM CO., LTD.と表記されている。

系統公式が書く対象配線の通し方
ロボドレス ROBO-WAY KIT溶接ロボット、産業用ロボットなどで、配線が比較的多くFLEX径も大きいサイズが必要な場合。ROBO-WAYによる伸縮での配線固定が必要な場合CPS-FLEX #36〜95(ROBO-WAY・ROBO-KIT専用)
ロボドレス ROBO-BAND KIT協働ロボットなど比較的小型でFLEX径も小さいサイズで十分、FLEXを本体に固定するだけでよい場合。公式は「ユニバーサルロボット社の推奨品」と書くCPS-FLEX #22・#28
ロボプロテクタ協働ロボット用。既設の配線や、コネクタ付き配線への導入が可能と公式が書くスパイラル形状のチューブ(Φ26、150mmを連結)
ロボプロテクタフレックス協働用ロボットに最適と公式が書くFLEX 2サイズ(PAR-22・PAR-28)

「協働ロボット用の配線はどれか」は、公式が協働ロボットと書いている3つ、つまりROBO-BAND KIT、ロボプロテクタ、ロボプロテクタフレックスが候補になる。公式が既設の配線やコネクタ付き配線への導入に触れているのは、ロボプロテクタだけで、フレックス側にその記述はない。3製品どうしの比較は公式にない。ロボバンドキットの基準は、公式が「FLEXを本体に固定するだけでよい場合」と書く。

ROBO-WAY:伸縮して断線を軽減する

公式の特長は3点。ロボットの動きに合わせてROBO-WAYが伸縮し、電線・エアホースのストレスを吸収して、断線を軽減する。ユニット化でメンテナンスが一元化できる。配線を集約して、外観がすっきりする。型式は、FLEXと同じ36〜95の番号で揃う。

型式幅B(mm)高さE(mm)穴ピッチA(mm)固定長Fの目安(mm)可動長L(標準/対応可)全長D(mm)
RW-369613730800〜950500(300・400・600)L+222
RW-489613730850〜1000500(300・400・600)L+222
RW-5615019240950〜1100550(350・450・650)L+280
RW-70150192401250〜1400550(350・450・650)L+280
RW-95150192401550〜1700550(350・450・650)L+280

Fの数値は目安で、いかなる環境下でも稼働を保証するものではないと、公式が書いている。取付穴は、#36・#48が六角穴付ボルト用ザグリ(M6)、#56・#70・#95が同(M10)。推奨の部品構成は、FLEX(標準PARまたは高耐久PAM)、ROBO-WAY固定用のメインブラケットRMB、FLEX固定用の複合パーツ(RKR・RKC・RKS・RKSC・VCG)、ROBO-WAY本体、ロボットとの接触からFLEXを守るRKTP、コラムサポートRCS-H1H2など。ブラケットの仕様は、ロボットにより異なると書かれている。

FLEXのサイズは、内断面積の32%・48%を目安に選ぶ

CPS-FLEXは、ポリアミド12のコルゲートプラスチックチューブ(公式の表記は「内外」で、波形の説明はない)。耐熱温度範囲は−50〜+95℃。標準のPARと、高耐久のPAM(ポリアミド12の配合が高い)があり、PAMは#36〜95にある。色は黒と黄色。巻きの長さは、#22・#28が50m、#36・#48・#56が30m、#70・#95が10m。

公式の選定基準は、可動部で使うときFLEX内断面積の32%以内、固定部で使うとき48%以内を目安にする、というもの。計算式は「収容総内断面積÷FLEXの内断面積×100=収容率(%)」。次の表で、内断面積と許容面積は、公式の式と円周率3.14から筆者が計算した(#56の2,488mm²は公式の例と同じ値)。

サイズ内径D1(mm)外径D2(mm)曲げ半径R(mm)内断面積(mm²)可動部 32%(mm²)固定部 48%(mm²)
#2221.728.545±10%370118177
#2827.834.555±10%607194291
#3636.042.560±10%1,017326488
#4846.554.570±10%1,697543815
#5656.367.2110±10%2,4887961,194
#7070.082.5160±10%3,8461,2311,846
#9591.5106.0210±10%6,5722,1033,155

収容する側の断面積は、ケーブル1本あたり、外径の円の面積(例: φ8なら50.24mm²)を足していく。公式の例は2つで、どちらも56サイズに、φ22×1本、φ8の複数、φ6×1本を収める。

例使い方収容総内断面積公式の収容率筆者の計算
例1可動部、φ22×1+φ8×8+φ6×1810.12mm²32%32.56%
例2固定部、φ22×1+φ8×13+φ6×11061.32mm²43%42.66%

例1の810.12mm²を2,488mm²で割ると、32.56%になる。公式は小数点以下を落として32%と書いているように見える(例2は42.66%を43%と書いていて、丸め方が揃っていない)。可動部の基準は「32%以内」なので、例1は基準をわずかに超えている。同じ表で、φ8を8本から7本にすれば、収容率は約30.5%に下がる。ぎりぎりの束は、一つ上のサイズも並べて比べる。

32%・48%という基準率の根拠は、大和電業の資料に書かれていない。他の規格や規程の数字と同じかどうかも、この資料からは確認できていない。公式の選定ページ(CPS-FLEX選定サービス)は、内断面積から算出・選定するもので、全ての条件を適合保証するものではないと注意している。配線ダクトの充填率の考え方は別の記事にある。

ROBO-BAND KIT:固定用バンドは径の範囲、ブラケットは取付面Rで分かれる

協働ロボット用で、FLEXは#22・#28。公式の推奨構成は、PAR-22・28、FLEXプロテクタRKTP-22・28、固定用の複合パーツ(BRK、RKR、RKC)、固定用のバンド、中間クランプRKD、ゴムリングVCG、エンドクランプRKS、サポートリングRKSC。

固定の方法型式対象(Φはアームの外径と読めるが、公式の説明はない)
固定用スチールバンドBAND3-SΦ50〜70mm
固定用スチールバンドBAND4-SΦ70〜90mm
固定用スチールバンドBAND5-SΦ100〜120mm
固定用面ファスナーバンドBAND-AΦ52〜66mm
固定用面ファスナーバンドBAND-BΦ66〜90mm
固定用面ファスナーバンドBAND-CΦ108〜145mm
固定用ブラケットBRK-054取付面R27
固定用ブラケットBRK-066取付面R33
固定用ブラケットBRK-086取付面R43
固定用ブラケットBRK-108取付面R54

アームとバンドの間には、滑り止めのシリコンパッド(SIPAD-W15-L1000)を巻く、と公式は書いている。

ロボプロテクタとロボプロテクタフレックス:部品表

ロボプロテクタは、150mmのスパイラル状パーツを連結して使う。ビス1本でジョイントでき、必要な長さだけ買える。固定パーツのクランプはファスナーバンドで固定する。固定位置の書き方は頁によって強さが違う。ロボプロテクタは、公式サイトもPDFの本文も、条件の語を付けて「お好みの位置での固定が可能」と書く。PDFの見出しは「好きな場所へ固定パーツ設置可能」「各種ロボットメーカに取付可能」と短い。ロボプロテクタフレックスの公式サイトは「アーム形状を問わずお好みの位置での固定が可能」、PDFは「任意の場所に取付可能」と書く。アーム形状ごとの取付位置は、メーカーに確認する。

部品型式仕様・材質
スパイラルチューブRP-SP-PLEX26PA6、Φ26×150mm/リンク、難燃UL94-HB
グリップバンドホルダRP-SP-GBH2650Φ50〜80mm用
グリップバンドホルダRP-SP-GBH2680Φ80〜140mm用、本体PA6、難燃UL94-HB
クランプゴムRP-SP-CLP26φ6穴×2、φ8穴×2、NBR
スパイラルプロテクタRP-SP-PT26PA6、難燃UL94-HB
シリコンパッドSIPAD-W25-L1000グリップバンドホルダと併用
延長用バンド(オプション)RP-B50-L200有効長200mm
延長用バンド(オプション)RP-B80-L400有効長400mm

ロボプロテクタフレックスは、独自の回転機構付きクランプで配線を守る。ビス2本で、FLEXをグリップバンドホルダで挟む。

部品型式仕様・材質
フレックス22サイズPAR-22内径21.7、外径28.5、曲げ半径45±10%、50m/巻
フレックス28サイズPAR-28内径27.8、外径34.5、曲げ半径55±10%、50m/巻
グリップバンドホルダ(22用)RP-GBH2250、RP-GBH2280取付径Φ50〜80mm、Φ80〜140mm、PA6
グリップバンドホルダ(28用)RP-GBH2850、RP-GBH2880取付径Φ50〜80mm、Φ80〜140mm、PA6
プロテクタRKTP-22、RKTP-28PA6、難燃UL94-HB
クランプゴムRP-CLP22(22用)、28用NBR。28用の型式は、公式の表でも「RP-CLP22」と重複して書かれている
シリコンパッドSIPAD-W25-L1000グリップバンドホルダと併用
延長用バンドRP-B50-L200、RP-B80-L400有効長200mm、400mm

難燃表記は食い違っている。PAR-22・PAR-28について、公式サイトのページが「PA12、UL94-HB」と書き、同じ製品の公式PDFが「UL94-V2、ハロゲンフリー」と書く。理由は書かれていないので、難燃を条件にするなら、発注前にメーカーへ確認する。シリコンパッドは、ロボプロテクタ系の表がSIPAD-W25-L1000、ROBO-BAND KITのPDFがSIPAD-W15-L1000と、製品ごとに型式が違う。同じ部品かどうかは資料にない。

公式資料の注記から、読み違えやすい点

  • TBやLSには、端子台が付かない。 端子台を使うなら、TBは取付板付き(端子台は別に用意)、LSは取付板なし。端子台付きで届くのはTBTCとTBTH。
  • TBTHは、コンネなしで届く。 ケーブル用コンネやフレキ用コンネが別に要る。側面のねじ加工は面ごとの指定で、6Pと10PはC面・D面、10WはA面に加工できない。
  • TBのノックアウト穴は、シールワッシャーで取り付ける。 公式は、平ワッシャーやスプリングワッシャーを併用すると防水が損なわれるおそれがあると書いている。LS-4の図には、ブッシングBC-16が2個と書かれているが、用途の説明は公式にない(TBTCは穴を使わないときのキャップが2個付くと書かれている)。
  • 金属製ダクトは、全て受注生産。 端面にWを指示しても、ジョイントHDJWは付いてこない。公式は、型式に加えて本数と塗装色の指示を求めていて、全長を指示するのはHDSのみ。
  • ROBO-WAYの固定長Fは、目安。 公式が、稼働を保証するものではないと明記している。
  • ジャケットの面ファスナー仕様は、条件を伝えて確認する。 材質表に面ファスナーはナイロン(耐熱130℃)とある。面ファスナーの位置は資料にないので、グラフの表面温度と比べても公式の根拠にはならない。この仕様を選ぶなら、成形温度と断熱材の厚さをメーカーに伝える。

生産終了・仕様変更のお知らせは出ているか

公式サイトの電装品メニューの10項目(TB・LS・TBTC・TBTH・GAN-3、SQ、Han、ダクト、ZMT、ロボット用3種、ジャケット)に当たる品目で、生産終了の件名に出ているのは、分岐ボックスVT-90・YT-90(2015年4月、「生産終了のご案内 過去一覧」の中の記載)だけだった。過去一覧にはフットスイッチFKD・FNFシリーズなどもあるが、電装品に当たるかどうかは公式から分からない。

10項目の品目の仕様変更のお知らせも、新着情報の件名に見当たらない(2026年10月22日の確認)。ただし、お知らせの案内PDFの本文は確認できていないので、VT-90・YT-90の後継の記載の有無は分からない。生産終了品の探し方は、廃番型番の代替品の探し方で整理している。

電装品の取扱説明書は、公式の一覧では「アルミボックス TB-_(N)」の1件(端子ボックス取付方法)だけ。SQ、Han、ダクト、ZMT、ロボット用、ジャケットの取扱説明書は、一覧にない。

見積前に揃えておく情報

  1. 設置場所の環境。水・切削油・粉塵の有無と、IP65・IP67のどちらが要るか。
  2. ボックスは、端子台の要否、極数、電流、ケーブル外径。TBTHは加工する面とねじ。
  3. スパークケンチャーは、電圧(AC・DC)、負荷の種類、入れる位置((a)〜(d))。
  4. ダクトは、設置場所(盤内か盤外か)、サイズ、本数、全長、端面仕様、塗装色。
  5. ロボットは、機種、アームの寸法(バンドの径範囲、ブラケットの取付面R)、ケーブル・ホースの本数と外径、必要な可動長。
  6. ジャケットは、シリンダの外径と長さ、成形温度、エアカプラの有無。ZMTは、保護する対象の外径、長さ、溶接の方式。

取扱可否・価格・納期は公式資料に載っていないので、見積の段階で確認する。見積フォームには、分かっている型式と、上の情報を分かる範囲で添えて送る。

資料はどこで入手できるか

  • カタログ請求、CAD図面請求、該非判定書請求は、大和電業の公式サイトのフォームから。カタログ請求、CAD図面請求、該非判定書請求。
  • アルミボックスTB・TB-Nの取扱説明書(取付方法)は、公式の取扱説明書ダウンロードにある。
  • FLEXのサイズ選定は、公式のCPS-FLEX選定ページで、外径と本数を入れて可動部32%・固定部48%の判定ができる。
  • 公式サイトのお問い合わせは、営業日の9:00〜17:30。2営業日以内に返信がなければ、再度の連絡を求める案内がある。

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よくある質問

端子ボックスのIP65とIP67は、どちらを選べばよいですか?

公式は機種ごとにIP65かIP67を書いている。TB・TB-NとLS-2・LS-4はIP65、TBTC・TBTH・GAN-3はIP67。等級の定義は規格(IEC 60529、国内はJIS)にあり、公式の資料には載っていない。洗浄水が当たるのか、水没するのかを分けて、メーカーに確認する。TB・LS・GAN-3には端子台が付かず、端子台付きが要るならTBTCかTBTHなので、等級だけでは選べない。

配線ダクトの金属製と樹脂製は、何が違いますか?

公式資料の範囲では、金属製(HDS系)は磨鉄板の受注生産品で、塵埃・汚れ・油から配電線を守る用途。サイズは60×60と60×120が標準。樹脂製(RD・ED)は、公式が制御盤の配線では定番と書き、23呼称を箱単位で注文する。難燃はUL94V-0と公式が書いているのは樹脂製側。

シリンダージャケットで、シリンダーはどのくらい冷えますか?

公式のエアカプラ付きの降温試験は、射出成形機850t、エアー圧0.2MPa、カプラー6箇所で、シリンダー温度が260℃から40分後に233℃になった(初期温度は260℃から230℃へ、と書かれている)。約27℃の降下で、最初の5分はシリンダー温度が動いていない。条件が違えば結果も変わる。

ロボットアームの配線は、ロボドレスとロボプロテクタのどちらを選びますか?

公式は、溶接・産業用ロボットで配線が多くFLEX径が大きい場合や、ROBO-WAYでの伸縮が要る場合をロボドレスのROBO-WAY KITに、協働ロボットで小型のFLEXで足りる場合をROBO-BAND KITに充てている。公式が既設の配線やコネクタ付き配線への導入に触れているのはロボプロテクタ。3製品どうしの比較は公式にない。

FLEXのサイズは何を基準に選びますか?

公式資料は、収容するケーブルの断面積の合計をFLEXの内断面積で割った収容率で選ぶとしている。目安は可動部で32%以内、固定部で48%以内。内断面積の列は、内径から筆者が計算した値(公式の例は#56=2,488mm²)。

ストロングプロテクターは何℃まで使えますか?

公式が書いている温度は、素材のPBO繊維の耐熱性650℃だけ。連続使用温度や、溶接スパッタに対する試験値は資料にない。溶接の方式と飛散の状況を伝えて、メーカーに確認する。

参考文献・出典

  • 電装品の一覧(大和電業 公式サイト) (電装品10項目の構成、各項目の公式説明) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • アルミボックス(大和電業 公式サイト) (TB・LS・TBTC・TBTH・GAN-3の特長、保護等級、材質の表記) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • ボックス選定(公式PDF) (ボックス機種構成の分岐図、ボックス使用例) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 265 / 確認日: 2026-10-22
  • 端子ボックス TB TB-N(公式PDF) (TB・TB-Nの特長、寸法・質量表、端子台取付板、取付方法の注記) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 266 / 確認日: 2026-10-22
  • 角形分岐ボックス LS(公式PDF) (LS-2・LS-4の特長、材質、質量、ねじ穴、IP65の注記) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 267 / 確認日: 2026-10-22
  • 端子台付分岐ボックス TBTC(公式PDF) (TBTCの端子台・ケーブルコンネA/B・材質・質量、取付方法、発注指示) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 268 / 確認日: 2026-10-22
  • 端子台付分岐ボックス TBTH(公式PDF) (TBTH-4〜14・10Wの端子台、質量、側面ねじ加工の発注指示) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 269〜272 / 確認日: 2026-10-22
  • 分岐ボックス GAN-3(公式PDF) (GAN-3の特長、材質、質量、外形寸法図) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 273 / 確認日: 2026-10-22
  • スパークケンチャー(大和電業 公式サイト) (SQシリーズの用途説明(日伸制御器工業製)) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • スパークケンチャー SQ(公式PDF) (使用例(a)〜(d)、15型式の仕様表、呼称の表示方法、備考) 大和電業株式会社(日伸制御器工業株式会社製) / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 276 / 確認日: 2026-10-22
  • ハーティングコネクタ Han(公式PDF) (Han E・Dの説明、仕様表(極数・定格・耐電圧・接触抵抗)、寸法表) 大和電業株式会社(ハーティング株式会社製) / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 278〜279 / 確認日: 2026-10-22
  • 金属製配線ダクト(公式PDF) (HDS・HDL・HDT・HDJWの形式表示、発注例、寸法表、受注生産の注記) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 280〜281 / 確認日: 2026-10-22
  • 樹脂製配線ダクト RD・ED(公式PDF) (標準ダクト・エコダクトの特長、材質、23呼称の寸法・電線収容本数・入数) 大和電業株式会社(株式会社サンデン製) / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 282 / 確認日: 2026-10-22
  • 射出成形機・押出成形機用 ECO シリンダージャケット(公式PDF) (材質(標準仕様)、表面温度のグラフ、電気代・CO2の記載、エアカプラによる降温試験) 大和電業株式会社 / 版: リーフレット(右下の印字 20121116、2頁) / 発行・改訂: 2012年11月(印字) / 該当ページ: 1〜2頁 / 確認日: 2026-10-22
  • シリンダージャケット(大和電業 公式サイト) (特徴とメリット(電気代・作業環境・品質・冷房費・CO2)) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • ストロングプロテクター ZMT(公式PDF) (PBO繊維の耐熱650℃、ZMT-40〜100の標準仕様、裁断位置、専用ハサミ) 大和電業株式会社 / 版: 総合カタログの掲載頁(版名・発行年の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 印字頁 283 / 確認日: 2026-10-22
  • ロボドレス ROBO DRESS(公式PDF) (ROBO-WAYのRW-36〜95の寸法、ROBO-WAY KIT・ROBO-BAND KITの推奨部品構成、CPS-FLEXの寸法、サイズ選定基準(32%・48%)) 大和電業株式会社(製造元 CP SYSTEM CO., LTD.) / 版: リーフレット(8頁) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 1〜8頁 / 確認日: 2026-10-22
  • ロボドレス(大和電業 公式サイト) (ロボドレスキットとロボバンドキットの適用場面) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • ロボプロテクタ(公式PDF) (ロボプロテクタの特徴、スパイラル形状、Φ26・150mm) 大和電業株式会社(製造元 FIMATECH CO.,LTD) / 版: リーフレット(2頁) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 1〜2頁 / 確認日: 2026-10-22
  • ロボプロテクタ(大和電業 公式サイト) (ロボプロテクタの部品・型式・材質・難燃表記) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • ロボプロテクタフレックス(公式PDF) (FLEX(PAR-22・28)のデータ、グリップバンドホルダの使い方) 大和電業株式会社(製造元 FIMATECH CO.,LTD) / 版: リーフレット(2頁) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 1〜2頁 / 確認日: 2026-10-22
  • ロボプロテクタフレックス(大和電業 公式サイト) (ロボプロテクタフレックスの部品・型式・材質・難燃表記) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • 生産終了のご案内・仕様変更のご案内(大和電業 公式サイト) (直近10件の生産終了の件名(電装品の件名はない)。仕様変更の直近10件は productinfo2.php で、同じく電装品の件名はない) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • 生産終了のご案内 過去一覧(大和電業 お知らせ) (分岐ボックスVT-90・YT-90の生産終了の件名) 大和電業株式会社 / 版: お知らせの投稿(件名のみ、案内PDFなし) / 発行・改訂: 2015年4月23日付の件名 / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • お問い合わせ(大和電業 公式サイト) (営業時間(9:00〜17:30)、カタログ請求・CAD図面請求・該非判定書請求の窓口) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • CPS-FLEX選定サービス(大和電業 公式サイト) (内断面積から算出・選定すること、適合保証ではない旨の注意、可動部32%・固定部48%の判定) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22
  • 各種 取扱説明書ダウンロード(大和電業) (電装品の取扱説明書がアルミボックスTB・TB-Nの1件だけであること) 大和電業株式会社 / 版: 公式サイトのページ(版の記載なし) / 発行・改訂: 記載なし / 該当ページ: 公式サイトのページ / 確認日: 2026-10-22

確認・変更の記録

出典照合日: (AIによる照合補助)

大和電業の公式サイトの電装品ページと、そこからリンクされる公式PDF(アルミボックス5機種とボックス選定、スパークケンチャー、Han、金属製・樹脂製ダクト、シリンダージャケット、ストロングプロテクター、ロボドレス、ロボプロテクタ、ロボプロテクタフレックス)の表を画像にして読み取り、出典付きの台帳に起こして採用した。本文に頁番号は載せず、根拠は出典欄に記載。FLEXの内断面積(#56以外)と許容面積、ZMTの生地幅と円周の差、公式の計算例の収容率は、公式の式から筆者が計算した値で、そう書いた。確認できなかった点・食い違い: ロボプロテクタフレックスのFLEXの難燃表記は、公式サイトのページがUL94-HB(PA12)、公式PDFがUL94-V2・ハロゲンフリーで食い違う。TBTCの発注例の最初の数字、TB・TBTHの寸法図の記号(P1〜P4など)、ロボドレスのクランプゴムリングの穴径の割当は、公式の図に説明がない。LSのブッシング(BC)の寸法表は、PDFの文字層と画像で食い違うため載せていない(LS-4の図にBC-16が2個の記載)。シリコンパッドの型式は製品ごとに違い、同じ部品かは不明。公式の比較がない項目(協働ロボット3製品の使い分け)は、公式の記述だけを並べた。Han の寸法表にある32Eは、仕様表の極数欄にない。シリンダージャケットの表面温度グラフは数表がなく、目視の読み取り。TB・TBTCなどの耐切削油は、試験条件や油の種類の記載がない。公式サイトのお知らせ(新着情報)で、電装品の生産終了は分岐ボックスVT-90・YT-90の件名だけを確認し、各案内PDFの本文は取得できていない。32%・48%の根拠は公式資料に書かれておらず、他の規程との関係は本文で断定していない。IP65・IP67の定義は公式資料になく、別記事への案内にとどめた。価格・在庫・標準納期・取扱可否は公式資料にない。技術者・業界関係者による確認は未実施

個別設備の適合判定・技術者による承認を示すものではありません。

型番不明でもOK

この記事の内容で、製品選定から相談できます

「大和電業の電装品の選び方|端子ボックス・配線ダクト・ロボット配線・断熱ジャケット」に関連する製品を、用途・仕様・写真からお探しします。リンク先には相談内容を入れた状態で用意するため、型番が分からなくてもそのまま進められます。 手書きメモや型番リストの写真・PDFでも依頼できます。

AIと状況を整理してから相談する

普段お使いのChatGPT・Gemini・Perplexity等に貼り付けられる質問文をコピーできます。 自分の状況を伝えて相談すると、最後に電材サーチへの見積依頼文もまとめてもらえます。