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メーカー確認ガイド

旧ABB変圧器は現在どこが扱う?
日立エナジーへの移管後の確認先

更新日 2026-09-09・一次資料の確認日 2026-09-09

ABBの変圧器を含むパワーグリッド事業は2020年に日立との統合へ移り、現在は日立エナジーが引き継いでいます。 旧ABB製変圧器の更新、保守、後継品を調べる場合は、銘板の型番、容量、一次電圧、二次電圧、製造番号、写真を確認してください。 国内の一般的な配電用変圧器は日立産機システムが担当しており、同じ日立グループでも製品領域と問い合わせ先が異なります。

ABBパワーグリッド事業から日立エナジーへの移管経緯

日立エナジー公式サイトの沿革ページによれば、ABBの変圧器・送配電機器を扱うパワーグリッド事業は、次の段階を経て日立グループへ引き継がれました。

  1. 2020年7月:ABBと日立のパワーグリッド事業が合弁会社として統合され、「日立ABBパワーグリッド」が設立
  2. 2021年6月30日:日立エナジー株式会社が正式に設立され、同年7月に社名が「日立エナジー」へ変更
  3. 2022年12月28日:ABBが合弁の残り持分を売却し、日立エナジーは日立製作所の傘下へ完全に移行

つまり「ABBの変圧器が日立に移った」のは一時点の出来事ではなく、2020年の統合開始から2022年末の完全移行まで、段階的に進んだプロセスです。旧ABB製変圧器の銘板や資料が発行された時期によって、当時の運営主体(ABB/日立ABBパワーグリッド/日立エナジー)の表記が異なる場合があります。

「現在のABB」「日立エナジー」「日立産機システム」の違い

会社・ブランド主な扱い変圧器との関係
ABB株式会社(現在) 低圧遮断器(Tmax等)、ACドライブ(ACSシリーズ)、産業用ロボット(IRBシリーズ) 変圧器・送配電機器は2022年末までに事業ごと日立エナジーへ移行済みで、現在のABBは扱っていません
日立エナジー株式会社 変圧器、送配電用機器、系統安定化ソリューションなど、旧ABBパワーグリッド事業を引き継いだグローバル製品群 旧ABB製変圧器の技術的な系譜を直接引き継ぐ会社
日立産機システム株式会社 国内向けの配電用変圧器・モータ等、日立グループの産業機器 日立エナジーとは別法人。国内の一般的な配電用変圧器の窓口はこちらになるケースが多い

「日立グループだから同じ窓口」とは限らない点に注意してください。旧ABB製の大型変圧器・送配電用機器は日立エナジー、国内向けの配電用変圧器は日立産機システムというように、製品領域によって確認先が分かれます。

旧ABB製品を確認するときに必要な銘板情報

後継品・部品の確認を依頼する際は、次の情報を控えておくと確認がスムーズです。

  • 型番・形式(銘板に記載)
  • 定格容量(kVA)
  • 一次電圧・二次電圧
  • 製造番号(シリアルナンバー)
  • 製造年(分かれば)
  • 銘板全体が写った写真

銘板の表記だけでは現在の担当法人(日立エナジー/日立産機システムのどちら)まで判別できないことが多いため、上記の情報を添えて両社、または電材サーチの見積フォームへご相談ください。

型番不明でもOK

旧ABB変圧器の後継品・更新を相談する

銘板の型番・容量・電圧・製造番号が分かる範囲で構いません。写真の添付にも対応しています。 手書きメモや型番リストの写真・PDFでも依頼できます。

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このページの根拠

一次資料の確認日: 2026-09-09

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