接地棒や避雷器という、ふだん目立たない製品を専門に作るこのメーカーが、実は戦後まもない1948年の時点で独自の避雷技術を開発していたと知ったら、意外に思われるかもしれません。 株式会社サンコーシヤは、接地材・避雷器・SPD(サージ防護デバイス)を中心とした電気設備用保護機器の専門メーカーです。 接地棒・銅製接地板・導電性コンクリートなど多様な接地材ラインアップを揃え、信頼性の高い接地工事を支援します。 低圧用・通信用を問わず幅広いSPD製品を展開し、雷サージや過電圧から設備を守るソリューションを提供しています。 長年の技術蓄積をもとに、公共インフラから産業設備まで幅広い分野で採用実績を持つ信頼のブランドです。
サンコーシヤの主力製品は接地棒・銅製接地板・接地抵抗低減材(バイオサンアース)などの接地材と、低圧用・通信用SPD(避雷器)です。 当サービスでは豊富な品種のお取り寄せ・お見積りに対応しています。
サンコーシヤの強みと主要製品の特長
前身「光伸社」が1955年、東芝ブランドの自動式電気釜(日本初の家庭用自動炊飯器)を開発
サンコーシヤの公式沿革ページには「台所革命の源となった電気釜(自動式)の開発に成功、同年10月に東芝 電気自動炊飯器として納入」(1955年5月)と記載がある。当時「光伸社」という社名だったこの前身企業は、 1985年に山光通信機とともにサンコーシヤへ合併された。避雷器・接地材の専業メーカーになる前、戦後の 家電史に名を残す製品を送り出していたことになる。
2005年、回転球体法に基づく新型避雷針「パラキャッチ」を開発
公式沿革(90周年記念サイト)によると、2005年に「回転球体法に基づいた新型避雷針パラキャッチを開発」 したとある。回転球体法は国際的な雷保護規格(IEC等)で採用される保護範囲の算定手法で、単純な角度法 よりも実態に近い保護範囲を評価できるとされる。
1963年、東海道新幹線の建設に伴い信号保安器等を規格化
公式沿革(90周年記念サイト)には「東海道新幹線建設に伴い信号保安器などを規格化」(1963年9月)との 記載があり、開業前年にあたる時期から鉄道インフラ向けの保安機器整備に関わってきたことがわかる。
雷・気象情報の収集・解析・予報サービスも自社で展開
会社概要ページには「電気通信機械製造販売業」に加えて「雷、気象情報の収集、解析、予報サービス」を 提供している旨が記載されている。避雷器・SPDなどのハードウェア納入だけでなく、雷の観測・予報を含めた サービスまで手掛けている点は同業他社と比較しても珍しい。
選定ポイント
- 1930年に山光社として創業し、1948年に自復形バイメタル付き避雷管を開発するなど、早くから避雷・接地分野の技術を蓄積してきた専業メーカーである。
- ISO9001(品質管理)・ISO14001(環境管理)・ISO/IEC27001(情報セキュリティ)の3規格を取得しており、公共インフラ向け調達で求められる管理体制を備えている。
- 海外11社の拠点(米国・中国・タイ・ベトナム・韓国等)を展開しており、海外案件を含む対応余地がある。
- 前身企業の一つ「光伸社」(1985年にサンコーシヤへ合併)は、東芝からの相談を受けて1955年に日本初の家庭用自動式電気釜を開発し、東芝ブランドで納入した実績を持つ。避雷器・接地材専業に落ち着く前は、家電・精密機器の設計技術を核にした企業だったという経緯がある。
- 航空障害灯(低光度・LED式のOM-3C型を含む)や、配電線敷設が困難な現場向けの静電誘導電源式・太陽光発電式給電システムも扱っており、高さ60m超の鉄塔・煙突・風力発電設備の航空法対応まで一括で相談できる。
- 雷・気象情報の収集・解析・予報サービスも自社で行っており、機器の納入だけでなく観測・予報を含めた雷害対策を総合的に提供している。
取扱品種一覧
| 品種名 | 代表型番 | 用途 | カテゴリ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 接地棒 | 羽根付きアース・サントイアース | A種・B種・C種・D種接地工事、建築・電気設備工事における埋設接地極 | 接地材 | 詳細を見る → |
| バイオサンアースBC1 | バイオサンアースBC1 | 難接地地盤での接地抵抗低減、省スペース接地工事 | 接地材 | 詳細を見る → |
| 銅製接地板 | - | 岩盤・硬質地盤での接地工事、接地棒打込みが困難な現場、浅層埋設接地 | 接地材 | 詳細を見る → |
| 低圧SPD | MZG-200・MZS-200AV 他 | 低圧電力系統の雷サージ・開閉サージ保護、分電盤・制御盤への組み込み、住宅・ビル・工場の設備保護 | SPD | 詳細を見る → |
| 避雷器 | HLP-S形・N-JP-8 他 | 通信線路・電力線路の雷サージ保護、屋内外の分電盤・制御盤、インフラ設備・産業施設 | 避雷器 | 詳細を見る → |
| 航空障害灯 | OM-3B・SI電源式システム 他 | 航空法で灯火設置が義務付けられる高さ60m以上の鉄塔・煙突・風力発電設備等への設置 | 航空障害灯 | 詳細を見る → |
会社概要
| メーカー名 | 株式会社サンコーシヤ(Sankosha) |
|---|---|
| 略称 | サンコーシヤ |
| 主力品種カテゴリ | 接地材、避雷器、SPD、航空障害灯 |
参考資料・出典
メーカー様へ:掲載内容のご指摘・お取引のご相談はこちらから承ります。
サンコーシヤ製品の見積・納期はお気軽にお問い合わせください
型番と数量を入力するか、手書きメモや型番リストの写真・PDFを送れます。 日程を決めて相談したい場合は、打ち合わせの枠をその場で押さえられます。
FAX 03-3833-6434 平日 9:00〜17:00
法人・施工業者向け / 1本〜大量ロット対応
よくある質問
サンコーシヤはなぜ1948年という早い時期に独自の避雷管を開発できたのですか?
サンコーシヤは1930年に山光社として創業し、避雷・接地分野の技術を早くから蓄積してきた専業メーカーです。 その成果として1948年には自復形バイメタル付き避雷管を開発しました。 現在もISO9001・ISO14001・ISO/IEC27001の3規格を取得し、公共インフラ向け調達で求められる管理体制のもと、接地棒・SPD・避雷器の開発を続けています。 各種品番のお取り寄せ・お見積りは電材サーチの見積フォームまでお気軽にご相談ください。
見積フォームへ進む →サンコーシヤの製品を購入するにはどうすればよいですか?
松本電業株式会社が運営する電材サーチでは、サンコーシヤの接地材・避雷器・SPD全品種のお取り寄せ・お見積りに対応しています。 見積フォームでWebサイト(denzaisearch.com)よりお問い合わせいただければ、 法人・施工業者様向けにお見積りに対応いたします。
見積フォームへ進む →サンコーシヤ製品の選定相談は可能ですか?
はい、接地工事の種別・現場の土壌条件・系統電圧などをお知らせいただければ、最適な製品をご提案します。 松本電業株式会社の見積フォームにお気軽にご相談ください。
見積フォームへ進む →接地材と避雷器を合わせて手配することはできますか?
もちろんです。電材サーチでは接地棒・バイオサンアース・銅製接地板などの接地材から、 SPD・避雷器まで一括してお手配が可能です。まとめてご発注いただける法人・施工業者様は ぜひ松本電業株式会社の見積フォームまでご連絡ください。
見積フォームへ進む →サンコーシヤは避雷器・接地材の専業メーカーですが、他にどんな事業をしていますか?
航空法で設置が義務付けられる航空障害灯(鉄塔・煙突・風力発電設備向け)や、雷・気象情報の収集・解析・ 予報サービスも手掛けています。前身の一つ「光伸社」は1955年に東芝ブランドで発売された日本初の家庭用 自動式電気釜の開発元でもあり、家電の歴史にも名前が残る企業です。航空障害灯を含む選定のご相談は 電材サーチの見積フォームまでお気軽にどうぞ。
見積フォームへ進む →サンコーシヤの接地棒はどのような接地工事に使用できますか?
A種からD種まですべての接地工事に対応しています。用途に応じた長さ・径をお選びください。 ご不明な点はお気軽に電材サーチの見積フォームまでお問い合わせください。
見積フォームへ進む →バイオサンアースの詳しい仕様を教えてください。
製品仕様・施工方法の詳細はメーカーカタログをもとにご案内します。 見積フォームまでお問い合わせください。
見積フォームへ進む →銅製接地板の施工深さはどのくらいが適切ですか?
一般的には地表から75cm以上の深さに埋設することが推奨されています。 現場条件に応じた施工方法については、電材サーチの見積フォームにご相談ください。
見積フォームへ進む →サンコーシヤの低圧SPDはどの電圧系統に対応していますか?
単相2線式(100V)・三相3線式(200V)・三相4線式(200/100V)など主要な低圧系統に対応した ラインアップを揃えています。系統に合わせた選定は見積フォームまでご相談ください。
見積フォームへ進む →避雷器の設置場所はどこが適切ですか?
電源系統の場合は建物引込口(タイプ1)と分電盤(タイプ2)の組み合わせ設置が基本です。 設置場所の選定や施工方法についてはお気軽に見積フォームまでご相談ください。
見積フォームへ進む →航空障害灯はどのような構造物に設置が必要ですか?
航空法により、高さ60mを超える鉄塔・煙突・風力発電設備等の高構造物には航空障害灯の設置が義務付けられています。 対象物件の高さ・形状等により必要な種類・設置個所・個数が異なりますので、詳細は見積フォームまでご相談ください。
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