直列リアクトル
よみがな:ちょくれつリアクトル
言葉の定義
高圧の進相コンデンサに直列に接続するコイル(SR)。コンデンサと系統側インダクタンスによる共振点を意図的にずらし、高調波による異常な電流・電圧の増幅を防ぐ。
現場実務での意味・解説
進相コンデンサを設置すると、配電系統側や変圧器が持つインダクタンス成分との組み合わせでRLC回路ができ、電源側に含まれる高調波がその共振周波数に近いと共振で電流・電圧が異常増幅されることがある。直列リアクトルはこの共振点をずらすとともに、コンデンサへ流れ込む高調波電流の拡大を防ぐ役割を持つ。JIS C 4902-2は「%リアクタンス」(リアクトルのリアクタンスの、コンデンサのリアクタンスに対する比)として6%と13%の2種類を規定しており、第5次高調波が主体になる一般的な回路では6%、第3次高調波が有意に含まれる回路では13%を選ぶ、という使い分けになっている。
一次情報
- JIS C 4902-2 / 日本産業標準調査会
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