三相3線式
よみがな:サンソウサンセンシキ
言葉の定義
R・S・Tの3本の電線だけで三相交流を送る配電方式。低圧では線間電圧200Vが標準で、大容量では400V級も使われ、産業用機械・大型エアコン・工場の動力設備のモーターを動かすために用いられる。
現場実務での意味・解説
一般的に低圧200Vや高圧6600Vなどの系統で用いられる。同じ電力量を送電する場合、単相に比べて電線重量を少なく抑えることができ、送電効率に優れる。回転磁界を容易に作れるため、大型モーターの駆動に不可欠である。中性線を持たないため、この方式から単相100Vを直接取り出すことはできない。線間電圧が同じ200Vでも、中性線を接地する単相3線式の対地電圧が100Vなのに対し、国内の低圧動力で一般的なΔ(三角)結線の1線接地または非接地の三相3線式200Vでは対地電圧が200Vになる(電気設備に関する技術基準を定める省令 第58条は対地電圧を「接地式電路においては電線と大地との間の電圧、非接地式電路においては電線間の電圧」と定義している)。この差により、絶縁抵抗の基準値は単相3線式の0.1MΩ以上に対し、三相3線式200Vでは0.2MΩ以上となる。
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