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絶縁抵抗測定(メガー)のやり方と基準値0.1・0.2・0.4MΩ|測定電圧の選び方と、低い値の原因の切り分け

・ 読了目安: 12分 ・ 編集: 電材サーチ編集部(編集・出典ポリシー)

この記事の結論

低圧電路の絶縁抵抗は、電気設備技術基準の省令第58条で、使用電圧300V以下のうち対地電圧150V以下は0.1MΩ以上、それ以外の300V以下は0.2MΩ以上、300V超は0.4MΩ以上と定められている。停電できない電路は、解釈第14条により漏えい電流1mA以下でも可とされる。測定電圧は回路の電圧と接続中の機器で選び、測定前に短絡・開放で計器を確かめ、静電容量の大きい回路は指示の安定を待って読み、測定後は放電を確認する。

絶縁抵抗計の液晶に「0.15MΩ」と出た。対地電圧100Vの回路なら基準は0.1MΩ以上だから、数字の上では合格である。ここで「よし、次」と進める人と、「この0.15はこの先どちらへ動くだろう」と一拍止まる人がいる。同じ数字を読んでいるのに、そこから先の仕事の中身は違ってくる。

絶縁抵抗値は湿気でも下がるし、表面の汚れでも、絶縁物そのものの劣化でも下がる。気温が上がっただけで下がることもある。そもそも0.1MΩという線は、何を基準に引かれたのか。

合格ラインは「使用電圧」と「対地電圧」の二段で決まる

低圧電路の絶縁抵抗は、電気設備に関する技術基準を定める省令第58条が定めている。対象は電気使用場所の電路で、電線相互間と電路・大地間の両方を、開閉器か過電流遮断器で区切ることのできる電路ごとに測る。

使用電圧の区分対地電圧の区分絶縁抵抗値
300V以下150V以下0.1MΩ以上
300V以下150V超0.2MΩ以上
300V超(区分なし)0.4MΩ以上

区分は二段構えになっている。まず使用電圧が300Vを超えるかどうかで分かれ、超えれば一律0.4MΩ以上。使用電圧300V以下のときだけ、対地電圧150Vの境目で0.1と0.2に分かれる。対地電圧だけの3段階として覚えていると、使用電圧400V級(中性点接地なら対地電圧は約230V)に0.2MΩを当ててしまう。

対地電圧は、条文の中で「接地式電路においては電線と大地との間の電圧、非接地式電路においては電線間の電圧」と定義されている。単相3線式100/200Vの200V回路は、線間は200Vでも対地電圧は100Vなので0.1MΩの区分に入る。条文の細部は絶縁抵抗測定の方法と基準値にまとめている。

停電できない電路のための逃げ道もある。電気設備の技術基準の解釈第14条第1項第2号は、絶縁抵抗測定が困難な場合に「当該電路の使用電圧が加わった状態における漏えい電流が、1mA以下であること」を認めている。24時間動く設備や営業中の店舗では、絶縁抵抗計を漏れ電流が測れるクランプメータに持ち替えればよい。測り方は漏れ電流の測定と1mAの原則で扱っている。

測定電圧は「回路の電圧」と「いまつながっている機器」で選ぶ

絶縁抵抗計には、25V・50V・125V・250V・500V・1000Vと測定電圧を切り替えられる機種が多い。JIS C 1302:2018の解説(共立電気計器のガイドブックに掲載)が挙げる使用例は次のとおりだ。

測定電圧主な使用例
25V/50V電話回線用機器、電話回線の電路
100V/125V100V系の低電圧配電路・機器の維持管理、制御機器
250V200V系の低圧電路・機器の維持管理
500V600V以下の配電路・機器の維持管理、600V以下の配電路の竣工時の検査
1000V600Vを超える回路・機器、高圧ケーブルなど常時使用電圧の高い設備

2018年の改正では、発電中の太陽電池アレイを測るための「PV絶縁抵抗計」が種別に加わった(共立のガイドブックによる改正点の説明)。発電中のアレイは止められないので、専用の計器が要るわけだ。

なぜ回路ごとに電圧を変えるのか。答えは絶縁抵抗計の生い立ちにある。英Megger社によると、1889年にSydney Evershedが絶縁抵抗計を発明する前は、低い電圧をかけて流れる電流を検流計で見る方法で絶縁を調べていた。それでは、通常の使用電圧がかかったときに初めて現れる絶縁不良を見つけられない。Evershedの手回し発電機式のメガオーム計は、被測定物の使用電圧に近い電圧で測ることでこれを解決した。

1903年に登録された商標が「Megger」で、日本の現場で絶縁抵抗計を「メガー」と呼ぶのはこの商標名から来ている。

使用電圧に近い電圧で測るという発想は、裏返すと「つながっている機器の耐圧を超えてはいけない」という制約にもなる。新設の幹線で負荷がまだつながっていなければ500Vで竣工検査ができる。一方、インバータについて東芝産業機器システムのFAQは、500Vメガで主回路端子台だけを対象にし、配線をすべて外して主回路端子を一括短絡してから測るよう求めている。一括短絡を省くと、内部部品に電気的ストレスが加わる場合がある。

数字を信用できる形で取る手順

手順そのものは単純だが、一つ飛ばすだけで数値の意味が崩れる。共立電気計器のガイドブックと日本電気技術者協会の解説をもとに並べると次のようになる。

順やること理由・根拠
1電池残量を確かめ、測定電圧を選ぶ残量が少なければ全て新しい電池に替える(共立の手順)
2リード線の先を短絡して約0MΩ、開放してオーバー表示(アナログは∞)になるか見る本体とリード線の断線・異常を先に見つける(開放時も先端には高電圧が出ている)
3対象回路の開閉器を切り、検電器で無電圧を確かめる絶縁抵抗計は停電した回路に使う測定器である
4半導体を含む機器は外すか、メーカー指定の短絡処理をする機器の耐圧を超えないため
5E(アース)側を接地端子へ、L(ライン)側を測定対象へつなぎ、測定するE端子は直流電源の+極で、大地側を+にすると値が小さく出る(厳しい方向の試験になる)
6静電容量の大きい回路は、指示が安定してから読む測定開始時は充電電流で短絡と同じ値を示す
7値と一緒に、天候・気温・湿度・測定器を記録する沿面の漏れ電流は湿度の影響を強く受ける
8測定スイッチを切って放電させ、完了を確かめてからリード線を外す測定電圧がほとんどそのまま残り、感電の危険がある

5のE端子の向きは、なんとなく黒をアースへ、で済ませがちな箇所である。共立のガイドブックによると、大地に対する絶縁測定では大地側に+極をつなぐ方が抵抗値が小さく出るのが普通で、絶縁不良の検知に向くとされている。E端子が+極につながっているのは、このためだ。

低い値が出たら、まず「表面」か「中身」かを分ける

日本電気技術者協会の解説によると、測定される絶縁抵抗は、絶縁体を貫いて流れる漏れ電流による「貫通絶縁抵抗」と、絶縁体の表面を伝う漏れ電流による「沿面絶縁抵抗」を合わせたものだ。一般に沿面の漏れ電流のほうが大きく、湿度などの影響を強く受ける。表面にほこりが付いていれば、絶縁抵抗は小さく測定される。

だから、低い値が出たときに最初に確かめるのは「表面の問題か、絶縁物そのものの問題か」である。乾いた布で清掃して測り直し、値が戻れば表面の汚れが効いていた。清掃しても戻らないが、雨の後や湿度の高い日だけ低いなら湿気の影響が疑わしい。天候にかかわらず低いままなら、絶縁物そのものの劣化を疑う段階に入る。開閉器や過電流遮断器で区切れる単位ごとに測り分ければ、悪い区間も絞り込める。

高圧ケーブルや変圧器のように本体の絶縁抵抗が大きい機器では、この切り分けを測定器でやる方法がある。Megger社は、ガード端子という3本目の接続で表面漏れ電流の逃げ道をつくり、ガードありとなしで測り比べて値が大きく違えば汚損が原因と判断できる、と説明している。携帯用の絶縁抵抗計にガード端子のない機種が多いのは、一般の回路ではガード回路を組めない場合が多く、まとめて測る前提だからだと日本電気技術者協会は書いている。

現場で間違いやすい点

静電容量の大きい回路の「最初の数字」を読む

電力ケーブルや進相コンデンサのように静電容量の大きい回路では、測定を始めた瞬間は充電電流が流れ、指示は短絡と同じ値から始まる(日本電気技術者協会)。ここで「絶縁不良だ」と判断すると誤る。読むのは、充電が済んで指示が落ち着いた後の値だ。ケーブルの絶縁診断では、この時間変化そのものを使う指標もある。共立のガイドブックによると、PIは10分後の値を1分後の値で割ったもの、DARは1分後の値を15秒後の値で割ったもので、漏れ電流が時間とともに増えていないかを見る。

線間の測定は、ふだんは省かれている

省令第58条は電線相互間と大地間の両方を求めているが、共立のガイドブックによると、屋内配線の線間測定は表示灯や小型変圧器がつながっているため、多くは竣工時だけ行われている。既設回路で線間を測るなら、負荷側の機器を外したかどうかを記録に残しておかないと、次に測った人が比べられない。

計器とリード線を疑う順番

測定前の短絡・開放の確認は、本体とリード線の断線を見つけるための工程である。これを飛ばすと、壊れたリード線で「合格」の数値を出し続けることになりかねない。計器そのものの精度は校正で確かめる。共立電気計器は校正周期に定めはないとしたうえで、1年に1回の定期校正を勧めており、精度内かを試験した試験成績書、国家標準とのつながりを証明する校正証明書、校正経路を示す校正系統図の3種類を有償で発行している。

一段深い理解①:0.1・0.2・0.4MΩは、どれも「1mA」でそろう

基準値に、その区分の代表的な電圧をかけてみる。100V÷0.1MΩ=1mA、200V÷0.2MΩ=1mA、400V÷0.4MΩ=1mA。3つの区分は、漏れ電流に直すとどれも1mAになる(省令の値からの計算)。停電できない電路の代替基準が「漏えい電流1mA以下」なのは、偶然ではない。解釈の解説も、対地静電容量による電流を含めて1mA以下なら、省令第58条の絶縁抵抗値と同等以上の絶縁性能とみなせる、としている。

では1mAとは何の数字か。経済産業省の「電気設備の技術基準の解釈の解説」は、この値を、低圧電路に1mA程度の漏えい電流があっても人体に感電の危険はなく(人体に流れる電流を0から少しずつ増やすと、1mA前後で初めて感じる)、この程度なら仮に1か所に集中しても過去の経験に照らして火災の発生はほとんど考えられない、という理由で定めたと説明している。

同じ解説は、1mAの代替基準を置いた理由を「一般家庭では停電して行う屋内配線等の絶縁抵抗測定が困難になってきたため」としている。家庭の屋内配線が測られる場面としては、電気事業法施行規則第96条が定める一般用電気工作物の調査がある。頻度は4年に1回以上(登録点検業務受託法人が点検を受託している場合は5年に1回以上)で、測定器や目視で行うとされている。

ちなみに、電気使用場所の外の低圧電線路(電気使用場所と変電所などを結ぶ電線)には別の決め方がある。省令第22条は、低圧電線路の絶縁抵抗を「使用電圧に対する漏えい電流が最大供給電流の二千分の一を超えない」ように求めており、抵抗値ではなく電流の比で決めている。

一段深い理解②:同じ絶縁でも、夏と冬で数字が4倍違うことがある

冒頭の「0.15はこの先どちらへ動くか」の答えの半分は、温度である。Megger社は、温度が10℃上がるごとに絶縁抵抗はおよそ半分、10℃下がると2倍になるという目安を示し、20℃で2MΩの絶縁が40℃では約0.5MΩになる例を挙げている。絶縁材料の種類で変化の仕方は違うので、正確に比べるなら20℃などの基準温度に換算する、とも書いている。

この目安どおりなら、冬に0.4MΩだった回路が、20℃暑い夏の日に測ると0.1MΩ前後まで下がって見える計算になる。劣化していなくても、だ。測定記録に気温を書く理由はここにある。季節や湿度による変動は絶縁抵抗測定値が季節・湿度で変動する理由で詳しく扱っている。

温度はもう一つ、別の効き方もする。こちらは測った瞬間の数字ではなく、絶縁物の寿命への効き方だ。JIS C 8108(蛍光灯安定器)の解説には「絶縁物は、その温度が8~10℃高くなると寿命が半分になるといわれている」という記述がある。高温の場所を長年通ってきた配線ほど、同じ年数でも劣化が進んでいる可能性がある。一度の値で合否を決めるより、前回・前々回からの下がり方を、温度をそろえて追うほうが、絶縁破壊の前に手を打てる。

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よくある質問

絶縁抵抗計の測定電圧(125V/250V/500V/1000V)はどう選べばいいですか?

回路の使用電圧と、いま回路に何がつながっているかで選びます。JIS C 1302:2018の解説(共立電気計器のガイドブックに掲載)では、100V系の維持管理と制御機器は100V/125V、200V系は250V、600V以下の配電路の竣工時検査は500V、600Vを超える回路は1000Vが使用例です。既設回路で電子機器がつながったままなら、外せる機器は外し、外せないものは機器メーカーの指定に従います。

対地電圧200Vの回路で絶縁抵抗値が0.25MΩでした。これは合格ですか?

省令第58条では、使用電圧300V以下で対地電圧が150Vを超える区分は0.2MΩ以上なので、数値の上では基準を満たしています。ただし絶縁抵抗は温度でも変わり、Meggerは10℃上がるごとにおよそ半分になる目安を示しています。前回の値と比べるときは、測定日の気温・湿度もそろえて見てください。

停電できない回路は、どうやって絶縁を確認すればいいですか?

電気設備の技術基準の解釈第14条第1項第2号により、絶縁抵抗測定が困難な場合は、使用電圧が加わった状態での漏えい電流が1mA以下であれば基準を満たすとされています。漏れ電流を測れるクランプメータで、開閉器や過電流遮断器で区切れる電路ごとに測ります。

インバータがつながった回路に、そのままメガーを当ててもいいですか?

避けてください。東芝産業機器システムのFAQは、インバータのメガテストは500Vメガで主回路端子台だけを対象にし、配線をすべて外して主回路端子を一括短絡してから主回路端子とアースの間に電圧をかけるよう求めています。一括短絡しないと内部部品に電気的ストレスが加わる場合があり、判定の目安は5MΩ以上(ノイズフィルタ内蔵機種は低め)です。モータやその先の配線を測るときも、インバータの配線を外してから行います。

測定後、すぐにリード線を外して機器に触れてもいいですか?

いけません。日本電気技術者協会の解説によれば、静電容量の大きい機器や電路を測ると、測定電圧がほとんどそのまま残って感電の危険があります。放電回路を備えた絶縁抵抗計は、リード線をつないだまま測定スイッチを切ると自動で放電するので、放電の完了を確かめてからリード線を外します。

絶縁抵抗計の校正は、どのくらいの頻度で受ければいいですか?

共立電気計器の案内では、校正周期に定めはなく使用環境や頻度に応じて社内規定で決めるものとしたうえで、同社は1年に1回の定期校正を勧めています。校正の書類は、精度内かを試験した試験成績書、国家標準とのつながりを証明する校正証明書、校正経路を示す校正系統図の3種類(有償)です。

参考文献・出典

  • 電気設備に関する技術基準を定める省令 第58条・第22条(e-Gov法令検索) (第58条:電気使用場所の低圧電路の絶縁抵抗は、開閉器又は過電流遮断器で区切ることのできる電路ごとに、使用電圧300V以下で対地電圧150V以下は0.1MΩ、その他の場合0.2MΩ、300V超は0.4MΩ以上。対地電圧の定義(接地式は電線と大地間、非接地式は電線間)。第22条:低圧電線路は漏えい電流が最大供給電流の2000分の1を超えないこと) 確認日: 2026-10-13
  • 電気設備の技術基準の解釈 第14条(経済産業省) (第14条第1項第2号。絶縁抵抗測定が困難な場合は、使用電圧が加わった状態における漏えい電流が1mA以下であること) 確認日: 2026-10-13
  • 電気設備の技術基準の解釈の解説 第14条(経済産業省) (絶縁抵抗試験は簡単で漏電火災防止の目安として採られていること、第二号は一般家庭で停電して行う絶縁抵抗測定が困難になってきたため定めたこと、対地静電容量の電流を含めて1mA以下なら省令第58条と同等以上とみなせること、1mAは人体が初めて感じる程度の電流で火災の発生もほとんど考えられないという理由で定めたこと) 確認日: 2026-10-13
  • 電気事業法施行規則 第96条(e-Gov法令検索) (一般用電気工作物の調査は4年に1回以上(登録点検業務受託法人が点検を受託している場合は5年に1回以上)、測定器又は目視による方法その他の適切な方法で行う) 確認日: 2026-10-13
  • 絶縁抵抗計ガイドブック(共立電気計器株式会社) (絶縁抵抗計の主な使用例(JIS C 1302:2018解説より、25V/50V=電話回線、100V/125V=100V系と制御機器、250V=200V系、500V=600V以下の維持管理と竣工時検査、1000V=600V超)、E端子が直流電源の+極・L端子が-極で、大地側に+極をつなぐ方が抵抗値が小さく出て厳しい方向の試験になること、線間測定は表示灯や小型変圧器が接続されているため多くは竣工時のみ、測定手順(短絡で約0MΩ・開放でオーバー表示の確認、停電確認、測定後の放電)、PI(10分値/1分値)・DAR(1分値/15秒値)、JIS C 1302:2018でPV絶縁抵抗計が追加されたこと) 確認日: 2026-10-13
  • 絶縁抵抗測定の要領(公益社団法人 日本電気技術者協会) (絶縁抵抗は貫通絶縁抵抗と沿面絶縁抵抗の合成で、沿面漏れ電流のほうが一般に大きく湿度の影響を強く受けるため、天候・気温・湿度・測定器の仕様・ガード回路の有無を記録すること、表面の埃で小さく測定されるため清掃すること、静電容量の大きい電路は測定開始時に短絡と同じ値を示すため指示の安定を待つこと、測定後の残留電荷の放電) 確認日: 2026-10-13
  • The importance of the guard terminal in insulation testing(Megger) (ほこりや薄い水分の膜で表面漏れ電流が増え測定を左右すること、ガード端子は表面漏れ電流の戻り道となる3本目の接続であること、ガードあり・なしで値が大きく違えば汚損が原因と判断できること) 確認日: 2026-10-13
  • Can we beat the heat?(Megger) (温度が10℃上がるごとに絶縁抵抗はおよそ半分、10℃下がると2倍になるという目安(20℃で2MΩが40℃で約0.5MΩ)。比較は20℃などの基準温度に換算して行う。絶縁材料の種類で温度による変化は異なる) 確認日: 2026-10-13
  • Megger History(Megger) (1889年にSydney Evershedが絶縁抵抗計(Megger)を発明、1903年にMeggerが商標登録された) 確認日: 2026-10-13
  • The Man Behind the Insulation Tester(Megger) (それ以前の、低い電圧をかけて流れる電流を検流計で見る測定は、通常の使用電圧で現れる絶縁不良を見つけられなかったこと、Evershedの手回し発電機式メガオーム計は被測定物の使用電圧に近い電圧で測定したこと) 確認日: 2026-10-13
  • JIS C 8108:2008 蛍光灯安定器 解説 訂正票(日本規格協会) (解説6『安定器の寿命』の『絶縁物は、その温度が8~10℃高くなると寿命が半分になるといわれている』という記述(安定器の絶縁物についての解説を、熱劣化の目安として引用)) 確認日: 2026-10-13
  • メガテスト(絶縁試験)(東芝産業機器システム株式会社 FAQ) (インバータのメガテストは500Vメガで主回路端子台だけを対象にし、配線をすべて外して各端子を一括短絡してから主回路端子-アース間に印加する(一括短絡しないと内部部品に電気的ストレスが加わる場合がある)。5MΩ以上なら問題ない(ノイズフィルタ内蔵機種は低め)) 確認日: 2026-10-13
  • 校正についてのご案内(共立電気計器株式会社) (校正書類3種(有償):試験成績書=計測器が精度内かを作業用標準器で試験した記録、校正証明書=国家標準と作業用標準器のつながりの証明、校正系統図=校正経路の体系図。校正周期に定めはなく、同社は1年に1回の定期校正を勧めている) 確認日: 2026-10-13

確認・変更の記録

出典照合日: (AIによる照合補助)

出典13件すべてに到達(e-Govは法令APIで第58条・第22条・施行規則第96条の本文を確認、経産省のPDFとMeggerはcurlがWAFや403で弾かれるためブラウザで本文を確認)。今回追加した事実: 解釈の解説第14条の1mAの根拠(人体が初めて感じる電流・火災がほとんど考えられない)と家庭の停電測定が困難になった経緯、施行規則第96条の調査頻度、省令第22条の2000分の1、共立のE端子=+極の理由と線間測定が竣工時中心である点、JEEAの貫通・沿面絶縁抵抗と記録項目、Meggerのガード端子・温度10℃で約半分の目安・1889年の発明と1903年の商標登録・使用電圧に近い電圧で測る発想、JIS C 8108解説の8〜10℃で寿命半分、東芝FAQの500V・5MΩ、共立の校正周期。0.1MΩ×100V等が1mAになる関係は省令の値からの計算で、本文に計算である旨を書いた。旧出典のうち個人ブログ・販売代理店のコラム・個人サイト(電気工事ノウハウ大全集、PROTRAD、hayushi.com、製品設計知識)は外し、それらだけに依っていた記述は一次情報で確認できたものに置き換えた。HIOKIサポート記事は前回同様アクセスできず、内容が省令第58条と重複するため外した。湿気・汚れ・劣化の切り分け手順(清掃で戻るか、天候で変わるか)はJEEAとMeggerの記述から組み立てた考え方で、手順そのものを定めた規格は確認していない

個別設備の適合判定・技術者による承認を示すものではありません。

この内容は、第二種電気工事士ではこう問われる

対地電圧の区分ごとの基準値(0.1/0.2/0.4MΩ)と、停電できない電路のための代替基準(漏えい電流1mA以下)は、そのまま第二種電気工事士の学科試験の出題範囲です。本記事の実務的な数値の読み方は、条文の根拠と合わせて理解しておくと現場でも試験でも同じ土台で対応できます。

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