保守・点検 の記事一覧
「保守・点検」に関連する記事を6件掲載しています。絶縁抵抗測定でも直流漏れ電流法でも異常が出ないのに、内部の劣化だけが進んでいる高圧機器がある。通常の絶縁抵抗測定(メガー)で『良好』の数値が出ていた高圧ケーブルが、その後まもなく地絡事故を起こすことがある。インバータで駆動したモーターの軸受が、グリスアップしても異音や早期損傷を繰り返す──その正体は機械摩耗ではなく電食であることが多い。実務で判断に迷いやすいポイントを中心にまとめています。
6件
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高圧機器のtanδ(誘電正接)測定とは何か|絶縁体に流れる『無駄な電流』の割合で劣化を数値化する仕組み
絶縁抵抗測定でも直流漏れ電流法でも異常が出ないのに、内部の劣化だけが進んでいる高圧機器がある。tanδ(誘電正接)測定は、絶縁体に流れる電流のうち『熱として無駄になっている成分』の割合を数値化する試験だ。充電電流と損失電流の位相関係から、原理と読み方を一次情報に基づいて整理する。
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高圧ケーブルの直流漏れ電流法とは|メガー測定だけでは見えない劣化を電圧を上げながら見抜く仕組み
通常の絶縁抵抗測定(メガー)で『良好』の数値が出ていた高圧ケーブルが、その後まもなく地絡事故を起こすことがある。直流高電圧を段階的に印加し、漏れ電流の変化パターンから劣化を読む『直流漏れ電流法』の原理・弱点比と成極比の読み方・適用場面を一次情報に基づいて整理する。
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インバータ駆動モーターの軸受(ベアリング)はなぜ電食するのか|PWM出力が生む軸電圧と、絶縁軸受・シャフトアース対策
インバータで駆動したモーターの軸受が、グリスアップしても異音や早期損傷を繰り返す──その正体は機械摩耗ではなく電食であることが多い。PWM出力の高速スイッチングがなぜ軸に電圧を誘起するのか、オリエンタルモーター・NTN・ジェイテクト(Koyo)の技術情報をもとに、絶縁軸受とシャフトアースという電気的対策の必要性を整理する。
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OTDR測定とは何か|光ファイバの断線位置・損失を切らずに調べる仕組みと『デッドゾーン』の落とし穴
光ファイバの故障箇所は、掘り返さなくても片端からの測定だけで特定できる。OTDR(光パルス試験器)が後方散乱光と反射から距離と損失を割り出す原理と、コネクタ・融着点の直後に生まれる『デッドゾーン』という盲点、それを知らずに波形を鵜呑みにする危険を、計測器メーカーの一次資料に基づいて整理する。
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部分放電試験・部分放電測定とは何か|停電して課電する試験と、TEV法・UHF法・超音波法の違い、GISのpC管理値
「部分放電試験」と「部分放電測定」は現場で混ざって使われるが、停電して交流電圧を印加し放電開始電圧・放電電荷量を測る課電試験と、活線のまま外から拾う検査とでは、段取りも得られる数値も違う。TEV法・UHF法・超音波法(AE法)・HFCT法の守備範囲と、GISで示されてきたpCの管理値を、一次情報に基づいて整理する。
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絶縁抵抗測定値はなぜ季節・湿度で変動するのか|同じ設備なのに数値が違う理由と判定を誤らないための考え方
同じ設備・同じ測定器で測っているのに、梅雨や夏場は数値が下がり、冬は高く出る――絶縁抵抗値が季節・湿度・気温で変動する理由を、湿気による沿面リークと絶縁体温度の両面から整理する。単発の変動と経年劣化によるトレンドの見分け方、測定前の対策、判定基準への実務的な向き合い方まで一次情報に基づいて解説する。