この科目で問われること
「電気工事の施工方法」は、配線工事の方法、電気機器・蓄電池・配線器具の設置工事の方法、コード及びキャブタイヤケーブルの取付方法、接地工事の方法という4分野を扱う。第二種電気工事士にも同名の科目があり、金属管工事・合成樹脂管工事・ケーブル工事の使い分けや、A種〜D種の接地工事の使い分けといった土台の考え方は共通している。
第一種で範囲が広がるのは、高圧・自家用設備の施工方法の部分だ。第二種が低圧配線の施工方法にとどまるのに対し、第一種は高圧で受電した設備の施工方法まで問われる。接地工事ひとつをとっても、住宅の低圧設備で使うA種〜D種の考え方に加えて、自家用電気工作物の規模を前提にした接地の設計・施工が対象に加わる。
第二種で身につけた「工事の種類ごとに使い分ける」感覚はそのまま活きるが、対象になる設備の電圧・規模が一段上がる、という点を意識して読み進めるとよい。
このサイトでは、第二種で扱った低圧側の施工方法に加えて、キュービクルの設置、高圧引込工事、高圧ケーブルの敷設、接地工事の施工、特殊場所の工事、高圧屋内・屋側配線、ネオン工事と小勢力回路、電線の接続方法という高圧側8トピックでこの科目を解説している。