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配電方式

三相4線式

よみがな:サンソウヨンセンシキ

言葉の定義

R・S・Tの3本に中性線を加えた4本の電線で三相交流を送る配電方式。中性線があるため、同じ配電系統から動力用の線間電圧と、電灯・コンセント・OA機器用の低い相電圧(線間電圧÷√3)を同時に取り出せる。

現場実務での意味・解説

代表的な組み合わせは線間電圧415V・相電圧240V(415÷√3≒240)で、線間400V・相電圧230V(400÷√3≒231)の系統もある。日東工業の三相4線式電灯分電盤ENA形は「230/400Vまたは100/173Vの電路にご使用ください」と適用電路を仕様表で明記しており、どちらの系統かは分電盤・電力量計の選定に関わるため機器手配の前に図面で確認する。中性線を持たない三相3線式との違いは、単相負荷(電灯・OA機器)をこの中性線経由で直接取り出せる点にある。3つの相電圧は大きさが同じで位相が120度ずつずれており、線間電圧はその2つの相電圧ベクトルの差になるため、大きさが元の√3(約1.732)倍になる。この関係から相電圧×√3=線間電圧という換算ができる。

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