インバータ の記事一覧
「インバータ」に関連する記事を10件掲載しています。銘板には『ACS880-01-025A-5』のような型式が刻まれている。銘板の型式は「FRN0.1E2S-2J」。銘板の『P1-004LFF』を見て、0.4kW用のインバータだと判断していいのか。実務で判断に迷いやすいポイントを中心にまとめています。
10件
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ABB ACS880シリーズインバータの型番はどう読むのか|『05A2-5』という1つの型式が2つの出力(kW)を持つ理由
銘板には『ACS880-01-025A-5』のような型式が刻まれている。ハイフンで区切れば、フレームサイズも電圧クラスもおおよそ読み取れる。ところがABB公式のACS880-01ハードウェアマニュアル(文書番号3AUA0000078093 Rev V、EFFECTIVE: 2026-02-26)の電気定格表を最初から最後まで突き合わせると、電圧レンジコード『5』に属する型式は『Un=400V』の表と『Un=500V』の表の両方に、同じ型式・同じ定格電流のまま、異なる出力(kW)で二重に掲載されていた。型式の構成に加えて、なぜ電流を基準にした表記になっているのか、オプションコードに部品とソフトウェアライセンスが混在している実態まで、一次資料から追う。
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富士電機のインバータFRENICの型番はどう読むのか|G2・C2・E2の記号とHHD/HND仕様が示す適用モータ容量の規則
銘板の型式は「FRN0.1E2S-2J」。カタログの適用モータ容量表を開くと、この一つの型式に0.1kWと0.2kWという二つの数字が並んでいる。誤植ではない。富士電機公式の「形式の見方」図とFRENIC-MEGA(G2)・FRENIC-Mini(C2)・FRENIC-Ace(E2)の形式一覧に基づいて、型式の記号とHHD/HND仕様という別軸が、それぞれ何を確定させ何を確定させないのかを分解する。
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日立産機システムの高機能インバータSJシリーズP1の型番はどう読むのか|『P1-004LFF』の『004』は0.4kWなのに0.75kWモータまで回せる理由
銘板の『P1-004LFF』を見て、0.4kW用のインバータだと判断していいのか。日立産機システムの高機能インバータSJシリーズP1総合カタログ(SM-494Z、2025年11月発行)の『定格別インバータ選定表』を確認すると、型式に埋め込まれた容量コードは標準負荷(ND定格)を基準にした値にすぎず、同じ型式でも過負荷電流定格の設定を変えれば適用モータ容量が変わることが明記されていた。機種略号図『P1-055LFF』の分解に加えて、この定格の重なりがなぜ現場で読み違いを生むのかを一次資料から追う。
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日立産機システムのインバータWJ-C1シリーズの型番はどう読むのか|『C1-022LF2』が銘板を変えずにWJ200にもなる理由
銘板には「C1-022LF2」とある。ハイフンの後ろの数字と文字を読めば容量と電圧クラスは特定できる。ところがこの型式、実は本体を分解しなくても『WJ200』を名乗ったり『WJ-C1』を名乗ったりする。日立産機システムのWJシリーズC1総合カタログ(SM-497Q)を確認すると、その正体はパラメータひとつで切り替わる『基本モード/拡張モード』という仕組みで、パソコン設定ソフトが同じハードウェアを別の型式として認識すると明記されていた。型式の構成に加えて、この二面性がなぜ生まれ、現場で何に注意すべきかを一次資料から追う。
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三菱電機FREQROL-A800インバータの型番はどう読むのか|FR-A840-7.5K(00250)という『二重の容量表記』の正体
型式ラベルに「FR-A840-7.5K(00250)-1」とある。7.5Kはキロワット表示だとすぐ分かるが、カッコの中の00250は何なのか。三菱電機公式カタログ(FREQROL-A800総合カタログL06074)の形名構成図と定格表を突き合わせると、この5桁が「SLD定格時の定格出力電流をアンペアの10倍で表した値」であり、同じ本体1台に対してキロワット表記と電流表記という2つの正式な型式が併存している構造が見えてくる。多重定格(SLD/LD/ND/HD)という三菱電機独自の設計思想が、なぜ型式を二重化させたのかを一次資料から検証する。
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Rockwell Automation PowerFlex 525インバータの型番はどう読むのか|『25B-D010N104』の『010』が実際には10.5Aである理由
銘板には『25B-D010N104』のような型番が刻まれている。Rockwell Automation公式のPowerFlex 520-seriesユーザーマニュアル(Publication 520-UM001O-EN-E、2025年9月版)のCatalog Number Explanationとプロダクト選定表を突き合わせると、10A未満の型番では『P』が小数点として実電流をそのまま表しているのに対し、10A以上になった途端に規則が変わり、『010』という表記のドライブが実際には10.5Aとして、小数第一位を切り捨てたまま製品選定表に掲載されていることが分かる。同じ現象は『032』(実際は32.2A)『048』(同48.3A)『062』(同62.1A)でも確認できる。型番の末尾に刻まれた数字が、常に定格電流そのものとは限らない理由を、一次資料の数字を突き合わせて追う。
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東芝産業機器システムのインバータTOSVERT VF-AS3の型番はどう読むのか|同じ『160K』が二つの容量を指す『4重定格』の正体
銘板の『VFAS3-4160KPC-A』を分解すれば、機種名・入力電圧・容量コード・追加機能まで読める――はずだった。ところが東芝産業機器システムの公式カタログにある型式構成図を確認すると、容量コード『160K』は『132kW(160kW)』と『160kW(220kW)』という異なる2組の適用モータ容量に、同じカタログの中で二重に割り当てられていた。原因は『4重定格』という注記にある。VF-AS3JとVF-AS3という二つの型式体系の違い、容量コードの規則、そしてこの二重表記が現場で何を意味するかを一次資料から追う。
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安川電機A1000インバータの型番はどう読むのか|CIMR-AAの電流クラスが「四捨五入した値」である理由
銘板の型式は「CIMR-AA4A0088AA」。末尾から2つ手前の4桁0088を見て、反射的に「電流88A」と読んでしまう。だいたい合っているが、常にではない。安川電機公式の「形式の見方」図と200V級・400V級の形式一覧に基づいて、電流クラス・保護構造・耐環境仕様という3つの記号が、それぞれどこまでを確定させ、どこから先を丸めたり公開しなかったりしているのかを分解する。
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安川電機GA700インバータの型番はどう読むのか|『CIMR-』ではなく『CIPR-』から始まる理由
銘板に「CIPR-GA70A2004ABAA-CAAAAA」とある。安川電機のインバータならCIMR-のはずだ、と思って読み始めると出だしでつまずく型式だ。GA700シリーズの接頭辞は姉妹機種A1000・V1000のCIMR-ではなくCIPR-であり、記号の数も8個から14個に増えている。安川電機公式の「形式の見方・カタログコードの見方」ページと2025年12月発行のGA700カタログ(資料番号KAJP C710617 1TI<8>-0)に基づいて、増えた6桁が何を確定させ、電流クラスの表記がなぜ大容量帯だけ数字からアルファベットに変わるのかを分解する。
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安川電機V1000インバータの型番はどう読むのか|CIMR-VABAの「単相」がモータの相を意味しない理由
銘板の型式に「CIMR-VABA0010BAA」とある。単相仕様だから単相モータ用だろう、と読みたくなる。だが安川電機公式の仕様書には、単相電源入力のインバータでも出力側は三相であり単相モータには使用できないという注記がある。V1000シリーズの「形式の見方」と200V級・400V級の形式一覧に基づいて、電圧クラス・電流クラス・保護構造という記号が、姉妹機種A1000とは異なるルールでどこまでを確定させているのかを分解する。