この科目で問われること
第4科目は正式名称が長い。「電気機器、蓄電池、配線器具、電気工事用の材料及び工具並びに受電設備」——電気機器・蓄電池・配線器具の構造や性能、電気工事の材料の材質や用途、工具の用途、そして受電設備の設計・維持及び運用までをまとめて扱う科目だ。
第二種電気工事士にも近い科目があるが、その名称は「電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」で、蓄電池と受電設備の2つが含まれていない。 第一種で加わるこの2つが、この科目のいちばんの違いになる。
- 蓄電池: 非常用電源や自家用設備のバックアップとして使われる蓄電池の構造・特性が対象に加わる
- 受電設備: キュービクル式高圧受電設備など、電力会社から高圧で受電し構内で低圧に変換する設備の設計・維持・運用が対象に加わる
住宅の配線器具・工具の見分け方という土台部分は第二種と共通するが、そこに「ビルや工場が高圧をどう受け入れ、どう分配するか」という設備の知識が上乗せされる、というのがこの科目の位置づけだ。
この科目のトピック別解説は、21本を公開している。 高圧配電線から変圧器の二次側まで電気がどこを通るのかという全体像に始まり、断路器・遮断器・負荷開閉器の切り分け、主遮断装置の形式、計器用変成器、地絡保護と波及事故、避雷器、進相コンデンサと直列リアクトル、そして停電・復電作業と短絡接地までを順に扱う。
蓄電池と、第二種と共通する配線器具・材料・工具のトピックは、これから追加していく。